澄豪 (平安時代)
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澄豪(ちょうごう、長承4年(1049年)-長承2年8月21日(1133年9月21日))は、平安時代後期の天台宗の僧侶。恵光房流の祖。
経歴
[編集]比叡山の清朝・隆範の下で学び、北谷の慧光坊に住んで、『総持抄』『理界印義』『智界印義』など、多くの著書を著す。永久元年(1113年)に北京二会(円宗寺法華会・法勝寺大乗会)の講師を務め、大治4年(1129年)には権律師に任ぜられるが、翌年には辞任する。長耀・弁覚・永弁・智海など多くの門人を育てた。
参考文献
[編集]- 西口順子「澄豪」(『日本史大事典 4』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13104-8)
- 五島邦治「澄豪」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-040-31700-7)