濤々園
表示
濤々園(とうとうえん)は、かつて石川県石川郡金石町(現在の金沢市金石北四丁目付近)に存在した遊園地[1]。
金石電気鉄道(現在の北陸鉄道)が運営していた[2]。同時期、粟崎遊園が近くにあり、競い合うように拡張を行っていた[3]。
沿革
[編集]- 1925年(大正14年)10月25日 - 金石電気鉄道が涛々園を開設[2][1]。
- 1926年(大正15年)- 高等学校相撲金沢大会の開催会場となる(閉園後も1951年まで開催)。
- 1931年(昭和6年)8月7日 - 金石電気鉄道松原 - 涛々園前間が開業[2]。涛々園付近に涛々園前駅が設置される。
- 1938年(昭和13年)9月 - 休園[2]。
- 1943年(昭和18年)- 閉園。
その他
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “大正末期から昭和初期の遊園地「涛々園」の図面発見 金沢・金石会館の文書から”. 北國新聞 (2009年8月5日). 2009年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月12日閲覧。
- ^ a b c d 寺田 2008, p. 54.
- ^ 粟崎遊園(遊園の誕生) - 内灘町
参考文献
[編集]- 寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編』JTBパブリッシング、2008年5月1日。ISBN 978-4-533-07145-4。