瀬川昌世
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瀬川 昌世(せがわ まさよ、明治17年(1884年) - 昭和37年(1961年)12月)は、日本の医学者、小児科医、医学博士、瀬川小児病院 第2代院長、社団法人日本陶磁協会 理事。小児科の権威として知られる。
略歴
[編集]- 1884年(明治17年) - 医学博士・瀬川昌耆の子として東京に生まれる。
- 1905年(明治38年) - 第一高等学校卒業(同級に斎藤茂吉、高橋明がいた。)
- 1909年(明治42年) - 東京帝国大学医学部卒業
- ヨーロッパに留学。
- 古市公威の娘婿となる。
- 1920年(大正9年) - 家督相続
- 1923年(大正12年) - 古市公威邸(現・登録有形文化財)を譲り受ける。
- 1961年(昭和36年)12月 - 死去する。享年77
著作物
[編集]著書
[編集]- 1914年(大正3年) - 『実扶垤里及格魯布』 吐鳳堂書店
- 1921年(大正10年) - 『冬と子供』 内務省衛生局
- 1935年(昭和10年) - 『茶入考』 (『陶器講座・第7巻』 雄山閣 に収録)
- 1936年(昭和11年) - 『茶味雑話』 (『星岡 第六十四号』 星岡窯研究所 に収録)
編纂
[編集]- 1933年(昭和8年) - 『茶の湯釜』 瀬川昌耆(著)
写真集
[編集]- 『瀬川邸の四季』
家族親族
[編集]- 父:瀬川昌耆 - 医学博士、瀬川小児科病院初代院長
- 母 瀬川寿々 - 工学博士厚木勝基 叔母
- 義父:古市公威 - 男爵・工学博士
- 弟:瀬川昌邦 - 全国無線工事業連盟会長
- 妹:瀬川順子 - 小池正晁(男爵・医学博士)妻
- 娘婿:瀬川功 - 医学博士、瀬川小児科病院3代院長