瀬川功
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瀬川 功(せがわ こう、旧姓:加瀬、1905年(明治38年)3月26日 - 1984年(昭和59年)11月2日)は、日本の小児科医師、陶磁器研究家、医学博士、医療法人瀬川小児病院 第3代院長、社団法人日本陶磁協会 第4代理事長。常陸宮正仁親王と清宮貴子内親王の元主治医。
略歴
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- 1905年(明治38年)3月26日 - 誕生。
- 1931年(昭和6年)3月26日 - 東京帝国大学医学部卒業
- 東京大学医学部附属病院小児科助手
- 瀬川小児科病院第2代院長・瀬川昌世の婿養子となる。
- 1940年(昭和15年)8月1日 - 医学博士号(東京帝国大学)授与
- 宮内省侍医寮嘱託
- 東京大学医学部医学科 講師
- 1944年(昭和19年) - 同助教授 就任
- 同附属医専部 教授
- 1948年(昭和23年) - 同職退任
- 瀬川小児病院第3代院長
- 1959年(昭和34年) - この頃、瀬川邸(旧古市公威邸)の庭を苔庭に変え、茶室を建造。
- 1975年(昭和50年) - (社)日本陶磁協会 経理担当常任理事 就任
- 1976年(昭和51年) - 濱口雄彦の後を受けて(社)日本陶磁協会 第四代理事長 就任
- 1984年(昭和59年)11月2日 - 死去。
- (社)日本陶磁協会の後任理事長には大河内信威が就いた。
著作物
[編集]- 博士論文
- 1940年(昭和15年) - 『小児期血清の流行性脳炎病原体中和能力に就て』 東京帝国大学
家族親族
[編集]- 義祖父:瀬川昌耆 - 医学博士、瀬川小児科病院初代院長
- 義祖父:古市公威 - 男爵・工学博士
- 養父:瀬川昌世 - 医学博士、瀬川小児科病院2代院長
- 兄:加瀬恭治 - 医学博士
- 長男:瀬川昌也 - 医学博士、瀬川小児神経学クリニック院長
- 孫:瀬川祥子 - ヴァイオリニスト
- 三男:瀬川昌威 - (株)美味と健康 顧問
- 四男:瀬川昌輝 - (株)昌平不動産総合研究所 社長
参考資料
[編集]- 『昭和人名辞典』 日本図書センター
- 公益社団法人 日本陶磁協会