烏帽子島 (福岡県)
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烏帽子島(えぼしじま)は唐津湾の沖合、福岡県糸島市に所属する無人島。面積約1ヘクタール、海抜約42メートル。周囲は約800メートルで、切り立った崖になっている。糸島半島と壱岐島のほぼ中間点、小呂島と呼子港のほぼ中間点にある孤島。
カンムリウミスズメの貴重な繁殖地として福岡県鳥獣保護区特別保護地域に指定されているが、釣り人の上陸に伴いドブネズミが侵入することが危惧されている。
烏帽子島灯台
[編集]烏帽子島灯台 | |
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航路標識番号 [国際標識番号] | 5859 [M5262] |
位置 | 北緯33度41分23秒 東経129度58分57秒 / 北緯33.68972度 東経129.98250度座標: 北緯33度41分23秒 東経129度58分57秒 / 北緯33.68972度 東経129.98250度 |
所在地 | 福岡県糸島市(烏帽子島) |
塗色・構造 | 白塔形 |
灯質 | 単閃白光 毎15秒に1閃光 |
光達距離 | 20海里 |
塔高 | 15.8 m (地上 - 塔頂) |
灯火標高 | 56 m (平均海面 - 灯火) |
初点灯 | 1875年(明治8年)8月1日 |
烏帽子島灯台(えぼししまとうだい)は、イギリス人のリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により、1873年に建設が開始された。波の荒い玄界灘に立つ断崖絶壁の島での灯台建設は困難を極めたが、1875年8月1日点灯した[1]。翌1876年灯台職員を乗せた舟が転覆し、9人が遭難する悲劇も起きたが、その後100年の間、灯台職員が交代で滞在し管理を続けた。
1976年4月1日、管理体制が滞在管理から巡回管理に変わった。2013年現在は唐津海上保安部航行援助センターが管理している。
晴れて見渡しの良い日には、鏡山や唐津城の展望台からも灯台の影が見える。
位置情報
[編集]脚注
[編集]- ^ 明治8年7月10日工部省布達第18号(『法令全書 明治8年』内閣官報局、pp.1702-1703.)
外部リンク
[編集]- 初点灯から130年を迎えた「烏帽子島灯台」 (唐津海上保安部、2014年8月時点のarchive版)
- 無人灯台の光守る 唐津海保が巡回点検 佐賀・烏帽子島 - YouTube(朝日新聞社提供、2012年9月12日公開)