熱田町
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あつたちょう 熱田町 | |
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宮宿(歌川広重作『東海道五十三次(狂歌入東海道)宮』 | |
廃止日 | 1907年6月1日 |
廃止理由 |
編入 |
現在の自治体 | 名古屋市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 愛知郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
26,034人 (1903年) |
熱田町役場 | |
所在地 | 愛知県愛知郡熱田町 |
ウィキプロジェクト |
熱田町(あつたちょう)は、かつて愛知県愛知郡にあった町。現在の名古屋市熱田区の一部に該当する。
東海道の宮宿(熱田宿)の宿場町、及び熱田神宮の門前町として栄えた町である。また、名古屋市はこの熱田町の編入により、港を得ることになった。
沿革
[編集]- 江戸時代初期、宮宿などは尾張藩領、熱田村は熱田神宮領であった。
- 1876年(明治9年) - 古渡村が東古渡村と西古渡村[注釈 1]に分立する。
- 1878年(明治11年) -
- 熱田村が東熱田村と西熱田村に分立する。
- 西熱田村と熱田仁右衛門新田が合併し、西熱田村となる。
- 1889年(明治22年)10月1日 -
- 熱田木ノ免町、熱田内田町、熱田須賀町、熱田市場町、熱田中瀬町、熱田新宮坂町、熱田富江町、熱田伝馬町、熱田神戸町、熱田大瀬子町、熱田白鳥町、熱田田中町、熱田旗屋町、熱田新尾頭町、熱田尾頭町、熱田羽城町、西熱田村が合併し、熱田町となる。
- 東熱田村と東古渡村が合併し、古沢村となる。
- 1898年(明治31年)8月22日 - 古沢村が分割され、旧・東熱田村は熱田町に、旧・東古渡村は名古屋市に編入される。
- 1907年(明治40年)6月1日 - 名古屋市に編入される。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 名古屋市が区制実施。旧・熱田町は名古屋市南区の一部となる[注釈 2] 。
- 1937年(昭和12年)- 南区から分離して熱田区の一部となる。
交通機関
[編集]1907年当時の鉄道は以下のとおりである[注釈 3]。