牧原源一郎
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牧原 源一郎(まきはら げんいちろう、1897年(明治30年)4月14日[1] - 1986年(昭和61年)8月3日[1][2])は、大正から昭和期の農業経営者、実業家、政治家。衆議院議員、福島県北会津郡荒舘村長、同郡北会津村長。
経歴
[編集]福島県出身[1][2][3]。旧会津藩士の家系、牧原長英の長男として生まれる[4]。1917年(大正6年)福島県立会津中学校(現福島県立会津高等学校)を卒業した[1][2][3]。
農業を営む[2]。会津銀行監査役、東邦銀行監査役、保証責任福島県信用販売購買利用組合連合会監事、福島県信用組合連合会幹事、農村協同体建設同盟福島県支部本部長、大政翼賛会福島県支部事務局長、福島県翼賛壮年団副団長などを務めた[2][3][4]。
1942年(昭和17年)4月、第21回衆議院議員総選挙に翼賛政治体制協議会の推薦を受け福島県第2区から出馬して当選し[1][3]、衆議院議員に1期在任した[1][2]。この間、翼政会政調内務・農林兼務委員などを務めた[3]。戦後、日本進歩党に所属し[2]、福島県農地委員会委員、司法保護委員、福島県地代家賃審査委員などを務めたが[2]、その後、公職追放となった[5]。
公職追放解除後、初代荒舘村長、初代北会津村長、東北商事取締役などを務めた[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『翼賛議員銘鑑』議会新聞社、1943年。
- 『大衆人事録 第14版 北海道・奥羽・関東・中部篇』帝国秘密探偵社、1943年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。