牧大晃
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 2003年11月2日(21歳) | |||
出身地 | 香川県高松市 | |||
ラテン文字 | Hiroaki Maki | |||
身長 | 210cm | |||
体重 | 105kg | |||
選手情報 | ||||
所属 | 筑波大学 | |||
愛称 | まき | |||
ポジション | OH / OP | |||
指高 | 275cm | |||
利き手 | 右 | |||
スパイク | 350cm |
牧 大晃(まき ひろあき、2003年11月2日 - )は、日本の男子バレーボール選手。
来歴
[編集]香川県高松市出身[1]。高松市立香東中学校1年生の時にバレーボールを始めたが、香東中には男子部が無かったため、女子部で練習していた。2018年に顧問の教諭が高松市立桜町中学校に転任したため、牧も指導を受けるため桜町中に転校した[2]。香川県選抜チームで出場した全国都道府県対抗中学バレーボール大会でJVA・JOCカップを獲得。
香川県立高松工芸高等学校進学後、全日本バレーボール高等学校選手権大会に出場し、210cmの高身長で注目される[3]。同大会では2年連続ベスト8の成績を収めた。
高校卒業後の進路については、大学を経た上で海外でのプレーを視野に入れていたが、パナソニックパンサーズからV.LEAGUEと大学リーグの両立前提の入団オファーがあったため、高校卒業前の2022年2月、パナソニックに入団してチームの練習に加わった。大学進学予定の高校生が入団するのはV1男子では史上初のことである[4][5]。パナソニックの練習では所属選手の能力の高さを痛感し、特に、憧れのミハウ・クビアク(2021年までポーランド代表)のプレーを間近で見て刺激になったと言う[4]。監督のロラン・ティリは、「すべてのプレーにおいて動きが早くなるように強化したい」と話し、クビアクも牧のチャレンジに賛同した[4]。
同年4月、パナソニックに籍を置いたまま筑波大学に進学[4]。大学リーグの期間は筑波大学で活動し、12月-4月はパナソニックに合流する[5]。
また同月に日本代表の登録メンバーに選出された[6][7][8]。代表監督のフィリップ・ブランは、「(210cmの身長は)天から与えられたものだが、彼自身も努力を重ねている」とコメントした[9]。
所属チーム
[編集]- 香川県立高松工芸高等学校(2019-2022年)
- パナソニックパンサーズ (2022年)
- 筑波大学(2022年-)
球歴
[編集]- 日本代表 (2022年-)
脚注
[編集]- ^ “牧 大晃”. V.LEAGUE. 2022年4月4日閲覧。
- ^ 中学3年で207センチ 香川男子・牧大晃主将がチームを首位通過に導くスポーツ報知2018年12月27日
- ^ “210センチの高松工芸高・牧大晃がパナソニックへ 大学進学と並立、将来の海外挑戦支援も/バレー”. サンケイスポーツ (産経新聞社). (2021年1月8日) 2022年4月4日閲覧。
- ^ a b c d 米虫紀子「210cm牧大晃18歳が熟考して決めた「大学入学前にVリーグ」バレー界の“暗黙の了解”に踏み込んだパナソニックの一歩」『Number Web』、文藝春秋、2022年3月11日、2022年4月4日閲覧。
- ^ a b “2021-22シーズン 新入団選手について”. パナソニックパンサーズ (2022年2月9日). 2022年4月4日閲覧。
- ^ “2022年度男子日本代表チーム登録メンバー決定のお知らせ”. パナソニックパンサーズ (2022年4月4日). 2022年4月4日閲覧。
- ^ “2022年度バレーボール男子日本代表チーム・龍神NIPPON 登録メンバー決定”. 日本バレーボール協会 (2022年4月4日). 2022年4月4日閲覧。
- ^ “2022年度男子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2022年4月4日閲覧。
- ^ “日本史上最高210cm牧大晃が初選出「天から与えられ努力を重ねている」ブラン監督も期待の大器【バレーボール】”. 中日スポーツ (中日新聞社). (2022年4月4日) 2022年4月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- V.LEAGUEによる公式プロフィール - ウェイバックマシン(2022年4月4日アーカイブ分)