牧野信也
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人物情報 | |
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生誕 |
1930年??月??日 日本千葉県千葉市 |
死没 | 2014年9月6日 (84歳没) |
出身校 | 慶應義塾大学 |
学問 | |
研究分野 | イスラム学 |
研究機関 | 東京外国語大学、杏林大学 |
学位 | 文学博士 |
牧野 信也(まきの しんや、1930年 - 2014年9月6日[1])は、日本のイスラム学者、井筒俊彦の直弟子。イスラム教の重要な聖典、ハディースの日本語完訳を成し遂げた。
経歴
[編集]1930年、千葉県千葉市で生まれた。慶應義塾大学、慶応大学大学院文学研究科で学び、1960年に博士課程を修了。
1961年、東京外国語大学専任講師に就任。1969年、学位論文『創造と終末 : コーラン的世界像の構造』を慶應義塾大学に提出して文学博士号を取得した[2]。東京外国語大学助教授、教授に昇格し、1993年に退官。東京外国語大学名誉教授となった。その後は19934月より杏林大学教授として教鞭をとった(2001年まで)。2014年に死去した。
著作
[編集]- 著書
- 『コーランの世界観 イスラーム研究序説』講談社学術文庫、1991年
- 『イスラームの原点 〈コーラン〉と〈ハディース〉』中央公論社、1996年
- 『イスラームの根源をさぐる-現実世界のより深い理解のために』中央公論新社、2005年[3]
- 訳書
- 『アラブ古詩抄』筑摩書房[4]
- 『ムハンマド 預言者と政治家』モンゴメリー・ワット著、久保儀明共訳、みすず書房、1970年
- 新版 2002年
- 『意味の構造 コーランにおける宗教道徳概念の分析』T・イヅツ(井筒俊彦)著
- 新泉社、1972年
- 中央公論社「著作集4」、1992年
- 慶應義塾大学出版会「全集 第11巻」、2015年
- 『ハディース:イスラーム伝承集成』中央公論社、1994年
- 文庫化:中公文庫 2001年
脚注
[編集]- ^ イスラム学教授の牧野信也さん死去 聖典を初めて邦訳 朝日新聞 2014年9月12日閲覧
- ^ CiNii(学位論文)
- ^ 大川玲子書評(doi)
- ^ 「世界文学大系」等に収録。