宮本雄一郎
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宮本 雄一郎(みやもと ゆういちろう、1877年(明治10年)9月12日[1] - 1945年(昭和20年)5月7日[2])は、大正から昭和時代戦前の政治家。衆議院議員。静岡県会議長。静岡県小笠郡朝比奈村長。前名は熊太郎[3]。
経歴
[編集]静岡県城東郡、のちの朝比奈村(小笠郡朝比奈村、浜岡町を経て現御前崎市)に生まれる[3]。1898年(明治31年)宮本庄平の婿養子となり熊太郎から雄一郎に改名した[3]。
1907年(明治40年)朝比奈村会議員に選ばれ、以後同村助役、村長と1942年(昭和17年)まで33年間に渡り村政を担当し、河川改修、砂防、郡道、県道の新設などに尽くした[3]。
1901年(明治34年)小笠郡農会農事巡回教師、小笠郡農会長、1924年(大正13年)静岡茶業組合理事を歴任し茶業を振興した[3]。また、1919年(大正8年)静岡県会議員に当選し、同議長も務めた[3]。
1932年(昭和7年)2月の第18回衆議院議員総選挙では静岡県第1区から出馬し当選[2]。つづく第19回、第20回総選挙でも当選し、衆議院議員を3期務めた[2]。
脚注
[編集]- ^ 衆議院事務局 1936, 15頁.
- ^ a b c 衆議院、参議院 1962, 494頁.
- ^ a b c d e f 静岡新聞社出版局 1991, 459頁.
参考文献
[編集]- 『第六十九回帝国議会 衆議院議員名簿 昭和十一年四月二十五日現在』衆議院事務局〈衆議院公報附録〉、1936年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年 。
- 静岡新聞社出版局 編『静岡県歴史人物事典』静岡新聞社、1991年。ISBN 4783804249。