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Wikipedia:影響が特に大きいテンプレート

これはこのページの過去の版です。Tsukamoto (会話 | 投稿記録) による 2007年12月2日 (日) 10:31個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (translation from en:Wikipedia:High-risk templates 19:27, 13 November 2007 (UTC))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

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ガイドライン

コミュニティによって、ウィキペディアにとって高いリスクを伴うと判断された全てのテンプレートは、Wikipedia:保護の方針のもとで永久にページの保護が適用されます。 全保護されている場合は、テンプレートの編集は管理者のみが実行できます。よって、テンプレートを改変するにはテンプレートのノートページで編集内容に関する議論や合意形成を図った上で、管理者にテンプレートの編集を依頼する必要があります。半保護されている場合は、登録ユーザーならば誰でも編集することが可能ですが、編集合戦が起こらないよう合意形成を図ることを常に心掛けてください。編集合戦は回避しなければなりません。

高いリスクが伴う為保護されるべきとされる最も一般的なテンプレートは以下のとおりです

  • メインページのような、非常に目立つまた人目につき易い場所で使用されるテンプレート
  • 使用率の非常に高いテンプレート(=非常に多くのページから呼び出されているテンプレート)
  • 進行の度合いに応じて非常に頻繁に変更される様なテンプレート(不適切な編集を行うユーザーに対して注意/警告を行う為のテンプレートなど)

ただ、テンプレートの保護に対する一定の基準(どの程度の数の呼び出し数のテンプレートを保護対象とするかなど)は定められていません。各々テンプレートの保護は、個々に考慮されます。

保護しなければならない理由

高いリスクを伴うテンプレートを保護するのには、荒らし行為とサーバー負荷という2つの理由があります。

荒らし — 何千もの項目から呼び出されているテンプレートの、荒らしによる損傷/破壊行為へのリスクは明らかです。この種の損傷/破壊行為が行われた版は殆どの場合早期に(大抵の場合1分もしないうちに)差し戻されますが、荒らしによる版がそれ以前の版に差し戻されるまでの間に何千人もの目にさらされるかもしれません。使用/呼び出し率の高いテンプレートの保護は、こういったリスクを回避します。

サーバー負荷 — ウィキソフトウェアはテンプレートが編集されるたびにテンプレートを更新するだけでなく、テンプレートが適用されている全てのページに編集結果を反映します。例えば、仮にAというテンプレートが1000の項目から呼び出されている場合、Aの編集後、テンプレートA本体だけでなく、事実上1000ものテンプレート適用項目をも同時に更新します。Mediawikiソフトウェアは、この方法によりDoS攻撃を不可能にするよう書かれています。

再コンパイルする必要のあるページは即座に再コンパイルされるのではなく、まずジョブ・キュー(Job queue)にリストされます。そしてその他の編集が行われる毎に徐々に再コンパイルしていくことで、サーバー負荷を分散しています。特定の使用率の非常に高いテンプレートを繰り返し編集することでジョブ・キュー(Job queue)を非常に大きくすることは可能ですが、これにより多少不便になることはあっても、サイトがダウンすることはありません。

ジョブ・キュー(Job queue)の欠点は、テンプレートが使用されている全てのページでテンプレートに対する編集結果が反映されるまでにある程度の時間がかかる場合があるという点です。これにより、ウィキペディアでの活動歴の短い初心者ユーザーは、自らの編集によりテンプレートが破損したと考え、編集結果がジョブ・キューで処理・反映されるのを待たずにこれを幾度となく修正しようと試みます。使用/呼び出し率の高いテンプレートの保護は、テンプレートの編集による影響を熟知したユーザーのみにしか編集を行えないようにするという点で有効です。

関連の議論

関連項目