洞爺中継局
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洞爺中継局(とうやちゅうけいきょく)は、北海道虻田郡洞爺湖町旭浦にあるテレビ中継局である。なお、エフエム北海道(AIR-G')も洞爺中継局を置いているが、併設されていない(該当項を参照)。ここでは洞爺町地区にある北洞爺中継局についても記述する。なお、偏波面はすべて水平偏波となっている。
洞爺中継局
デジタル放送
リモコン キーID |
放送局名 | 物理 チャンネル |
空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
開局日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | HBC 北海道放送 |
47 | 1W | 5.9W | 北海道 | 約1,100世帯 | 2008年 12月24日 |
2 | NHK 室蘭教育 |
43 | 6W | 全国放送 | 2008年 7月1日 | ||
3 | NHK 室蘭総合 |
41 | 胆振・日高 | ||||
5 | STV 札幌テレビ放送 |
49 | 5.9W | 北海道 | 2008年 12月24日 | ||
6 | HTB 北海道テレビ放送 |
35 | |||||
7 | TVh テレビ北海道 |
17 | |||||
8 | UHB 北海道文化放送 |
27 |
- 2008年5月15日に予備免許交付、6月4日から試験放送開始で、NHK室蘭で7月1日に本免許交付及び本放送開始、民放で12月24日に本免許交付及び本放送開始
- HTB・UHB・TVh各局のデジタル中継局の物理チャンネルは、各局の札幌アナログ送信所のチャンネルと同だった。
アナログ放送
チャンネル | 放送局名 | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|
28 | TVh テレビ北海道 |
映像10W 音声2.5W |
映像170W 音声42W |
北海道 | 不明 |
31 | UHB 北海道文化放送 | ||||
33 | HTB 北海道テレビ放送 |
映像210W 音声53W | |||
45 | NHK 室蘭教育 |
映像74W 音声18.5W |
全国放送 | ||
48 | NHK 室蘭総合 |
胆振・日高・ 後志管内黒松内町 | |||
51 | STV 札幌テレビ放送 |
映像58W 音声14.5W |
北海道 | ||
54 | HBC 北海道放送 |
- HTB、UHB、TVhの最大実効輻射電力(ERP)はNHK総合・教育、HBC、STVと比べて高くなっている。位置がさほど離れていない北洞爺中継局(後述)には、これらが置局されていない。
北洞爺中継局
デジタル放送
リモコン キーID |
放送局名 | 物理 チャンネル |
空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
開局日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | HBC 北海道放送 |
34 | 50mW | 390mW | 北海道 | 約500世帯 | 2010年 12月10日 |
2 | NHK 室蘭教育 |
44 | 380mW | 全国放送 | |||
3 | NHK 室蘭総合 |
46 | 胆振・日高 | ||||
5 | STV 札幌テレビ放送 |
32 | 390mW | 北海道 | |||
6 | HTB 北海道テレビ放送 |
50 | 380mW | ||||
7 | TVh テレビ北海道 |
42 | |||||
8 | UHB 北海道文化放送 |
52 | 370mW |
- 2010年9月9日に予備免許交付、10月26日から12月9日まで試験放送実施、12月10日に本免許交付され、同日から本放送開始。[1]
- HTB・UHB・TVhは当初開局する予定がなかったが、低電界難視聴が広範囲で多数に及んだため、難視聴対策によりデジタル新局で開局することになった。[2][3][4][5]
アナログ放送
チャンネル | 放送局名 | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
55 | NHK 室蘭教育 |
映像1W 音声250mW |
映像15W 音声3.8W |
全国放送 | 不明 | |
57 | NHK 室蘭総合 |
胆振・日高・ 後志管内黒松内町 | ||||
59 | HBC 北海道放送 |
映像14.5W 音声3.7W |
北海道 | |||
61 | STV 札幌テレビ放送 | |||||
未割当 | HTB 北海道テレビ放送 |
未開局 (事実上廃局) | ||||
UHB 北海道文化放送 | ||||||
TVh テレビ北海道 |
開局の経緯
洞爺湖町洞爺湖温泉地区がメインサービスエリアとなるこの中継局は、もともと測量山にある室蘭送信所からの電波を反射板で受信(場所は不明)、その受信した電波をそのまま各家庭のアンテナで受信してもらう形式を取っていたが、受信状況が悪くなったため、1966年に中継局が設けられることとなった。
放送局の管轄
- NHK・HBC・STVは室蘭放送局の管轄(デジタルのみ音声多重放送実施。NHKはアナログも実施)。
- HTB・UHB・TVhのアナログはニセコ中継局経由で札幌送信所の管轄下にある。
- デジタル放送開始にあたって室蘭送信所を親局とする北洞爺固定局を新設し、そこから洞爺中継局→北洞爺中継局へリレーする方式に改めた。
放送エリア
洞爺湖温泉のホテルなどでアナログ放送を視聴するとHBC・STVのみモノラル音声なのは前述の理由がある。