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リュツォー=ホルム湾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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リュツォー=ホルム湾(リュツォー=ホルムわん、ノルウェー語: Lützow-Holmbukta英語: Lützow-holm bay)は、南極大陸東経37.5°付近を中心に南緯70°まで南入する三角形。日本の国立極地研究所南極地名委員会では、「リュツォ・ホルム湾」を標準カナ文字表記として採用している[1][2]

昭和基地オングル島)はこの湾の東岸(宗谷海岸)にあり、西岸はプリンス・ハラルド海岸Prins Harald Coast)を経てリーセン・ラルセン半島Riiser-Larsen Peninsula)が北へ延びる。湾の奥に白瀬氷河が注ぐ。湾内には多年性海氷があり、昭和基地への航行は困難が多い。1931年2月21日ノルウェー隊の水上機がこの湾を望見し、前年度隊の飛行士フィン・リュツォ・ホルムFinn Lützow-Holm)の名にちなんでつけた。

脚注

  1. ^ 国立極地研究所「新たに命名された南極地名」『南極資料』第60号、国立極地研究所、158頁、1977年11月。ISSN 2432-079XNAID 110000206269http://id.nii.ac.jp/1291/00007971/ 
  2. ^ 国立極地研究所「新たに命名された南極地名および観測拠点名」『南極資料』第86号、国立極地研究所、130頁、1985年9月。ISSN 2432-079XNAID 110000205747http://id.nii.ac.jp/1291/00008476/ 

関連項目