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==略歴==
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[[上智大学]]文学部哲学科卒業。上智大学3年の春、映画研究会を立ち上げ<ref>映画はどこにある(2014年2月1日発行)フィルムアート社</ref>、独学で処女作『あの娘が海辺で踊ってる』を撮影する<ref name="cinra">{{Cite web|url=http://www.cinra.net/interview/201501-otogibanashi|title=ポップカルチャーにしか救えないこと おとぎ話・有馬和樹×山戸結希|accessdate=2015-03-21|author=金子厚武|coauthors=永峰拓也|date=2015-01-13|publisher=[http://www.cinra.net/ CINRA.NET]|archiveurl=http://megalodon.jp/2015-0321-1553-42/www.cinra.net/interview/201501-otogibanashi|archivedate=2015-03-21]}}</ref>。


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2015年11月9日 (月) 04:24時点における版

山戸 結希(やまと ゆうき)は愛知県出身[1]映画監督

略歴

上智大学文学部哲学科卒業。上智大学3年の春、映画研究会を立ち上げ[2]、独学で処女作『あの娘が海辺で踊ってる』を撮影する[3]

同作が第24回東京学生映画祭で審査員を務めた井土紀州の絶賛を受け、審査員特別賞を受賞[4][5]。2作目となる『Her Res 〜出会いをめぐる三分間の試問3本立て〜』が同じ年のぴあフィルムフェスティバルに入選した[3]

2012年11月10日からポレポレ東中野で『あの娘が海辺で踊ってる』を自主配給にて上映し、当時無名の新人ながら同館のレイトショー動員を記録する爆発的ヒットとなり注目を集めた[3]

2013年初春、週刊誌『フライデー』の「今年くる顔16人の武器」に選出され[6]、松本シネマセレクトアワード「恐るべき子ども賞」を受賞[7]。第13回東京フィルメックスでは学生審査員を務めた[8]

2013年4月にはMOOSIC LAB 2013にて『おとぎ話みたい』が公開され、グランプリほか3冠を獲得した[9]

2014年3月、商業デビュー作となる『5つ数えれば君の夢』が渋谷シネマライズの監督最年少記録で公開を果たした[10]。同年6月に開催されたテアトル新宿での「観ずに死ねるか!傑作青春シネマ」特集で、『おとぎ話みたい』が10 年代を代表する最新作として選出された[11]。また本作は12月に劇場公開された際には連日満員御礼となり、テアトル新宿の実写・レイトショー作品の初週動員記録を13年ぶりに更新した[12]

2015年、第24回日本映画プロフェッショナル大賞の新人監督賞を受賞した。[13]

作品

映画

ミュージックビデオ

寄稿

  • 「映画のためには生きられない」(『キネマ旬報』2013年1月下旬号掲載)
  • 「私が月に帰るまで」(『もっと!』vol.2掲載)[19]
  • 「惹かるる理由を話したならば」(『すばる』2013年7月号掲載)
  • 「番格ロックのかつて鳴る部屋」(『ジャズ批評』2013年7月号掲載)
  • 「この始まり直すことの許されなさ」(『観ずに死ねるか!傑作青春シネマ』掲載)[20]
  • 「君を得る(きみをうる)」(『文藝』2014年秋号掲載)
  • 「どのように物語ることができるだろうか」(『キネマ旬報』2014年10月上旬号掲載)

脚注

  1. ^ クライマックスは母校…映画監督・山戸さん”. http://www.yomiuri.co.jp/ 読売新聞 (2013年3月). 2013年6月時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月閲覧。
  2. ^ 映画はどこにある(2014年2月1日発行)フィルムアート社
  3. ^ a b c 金子厚武; 永峰拓也 (2015年1月13日). “ポップカルチャーにしか救えないこと おとぎ話・有馬和樹×山戸結希”. CINRA.NET. 2015-03-21]時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月21日閲覧。
  4. ^ SPOTTED701 vol.20(2012年8月21日発行)ASIN: B008QSVO4Y
  5. ^ 井土紀州 (@eigagumin) Twitter 2012年5月27日
  6. ^ FRIDAY 2013年1月25日号 雑誌JAN :4910222140131
  7. ^ 松本CINEMAセレクト 山戸結希 監督”. NPO法人 コミュニティシネマ 松本CINEMAセレクト (2013年1月20日). 2013年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
  8. ^ 山戸結希. “「第13回東京フィルメックス」「学生審査員賞」審査を終えて”. 第13回東京フィルメックス. 2013年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
  9. ^ [速報]MOOSIC LAB 2013グランプリ他各賞決定&4.26(金)最終日上映スケジュール発表!”. MOOSIC LAB (2013年4月25日). 2013年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
  10. ^ 山戸結希監督作品『おとぎ話みたい』”. LOAD SHOW (2014年10月24日). 2015年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月21日閲覧。
  11. ^ 出版記念特集上映会”. 観ずに死ねるか!傑作青春シネマ邦画編 (2014年). 2015年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月21日閲覧。
  12. ^ 映画『おとぎ話みたい』【テアトル新宿】公開1週目・レイトショー作品の動員記録歴代1位を樹立!”. CINEMA TOPICS ONLINE (2014年12月14日). 2015年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月21日閲覧。
  13. ^ 日本映画プロフェッショナル大賞”. [1] (2015年3月27日). 2015年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月29日閲覧。
  14. ^ 映画「あの娘が海辺で踊ってる」[山戸結希初期作品集]”. 2015年4月4日閲覧。
  15. ^ TOWER RECORDS 注目アイテム詳細
  16. ^ 神聖かまってちゃん-ズッ友/ Shinsei Kamattechan-Zuttomo - YouTube
  17. ^ おとぎ話 "COSMOS" (Official Music Video) - YouTube
  18. ^ 乃木坂46 『ごめんね ずっと…』 - YouTube
  19. ^ もっと!
  20. ^ 書籍情報

外部リンク