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「澤勇智和」の版間の差分

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2016年6月8日 (水) 05:34時点における版

桃智桜 五郎丸
基礎情報
四股名 澤原 → 式乃川 → 桃智桜
本名 澤原 知和
生年月日 (1977-02-07) 1977年2月7日(47歳)
出身 東京都品川区
身長 169cm
体重 106kg
BMI 37.11
所属部屋 式秀部屋
成績
現在の番付 西序二段100枚目
最高位序二段53枚目
生涯戦歴 318勝579敗18休(135場所)
データ
初土俵 1992年7月場所
備考
2016年5月22日現在

桃智桜 五郎丸(ももちざくら ごろうまる、1977年2月7日 - )は、東京都品川区出身で式秀部屋に所属する現役大相撲力士。本名は澤原 知和(さわはら ともかず)。身長169cm、体重106kg。最高位は東序二段53枚目(2014年7月場所)。

人物

1992年7月場所、本名の「澤原」の四股名で初土俵を踏む。序ノ口は2場所で通過したが、初めて序二段で相撲を取った1993年1月場所で7戦全敗。序ノ口に降下した翌3月場所は全休で番付外となり、さらに9場所連続で全休した。1994年11月場所で11場所ぶりに土俵に復帰し、番付に復帰した1995年1月場所で式秀部屋と出身地の品川にちなみ、四股名を「式乃川」(しきのかわ)に改めた。

その後は全休は1度もなく現役を続けているが現役生活は序ノ口と序二段の往復に終始しており、30歳を過ぎてからは序二段に復帰しても1、2場所で序ノ口に降下することがほとんどである。また、初土俵だった1992年が7勝7敗だったのを除いて年間勝率が5割に達したことが1度もない。初土俵から11年あまりが経過した2003年5月場所で初めて序ノ口力士の中では最年長・最古参となり、その後何度もこれを経験している[1]

2011年1月場所で2年ぶりに勝ち越し、続く5月技量審査場所では大相撲八百長問題で力士が大量に引退したこともあり7年ぶりに自己最高位を更新したが、この場所は7戦全敗に終わった。

2013年、この年から師匠となった9代式秀(元幕内・北桜)に、自身が嗣永桃子のファンであることを話したところ、嗣永の愛称である「ももち」を四股名に入れることとなり、同年9月場所から「ももち」と師匠の現役時代の四股名にちなんだ「桃智桜」(ももちざくら)に改名した。また下の名前は入門以来本名の知和としていたが、これに合わせて「五郎丸」に改めている[2]。北桜が式秀部屋を継承して以降はこういった珍四股名が命名される傾向にあり、これは女将の趣向によるところが大きい。この改名を行った時期は負け越しが長く続いていたが、改名3場所目の2014年1月場所は4勝3敗として、3年ぶりの勝ち越しとなり、翌3月場所では37歳にして3年ぶりの自己最高位更新を記録した。この年は7月場所でも最高位を更新している。

主な成績

2016年5月場所終了現在

通算成績

  • 通算成績:318勝589敗18休(135場所)
 
桃智桜 五郎丸
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1992年
(平成4年)
x x x (前相撲) 東序ノ口60枚目
3–4 
東序ノ口41枚目
4–3 
1993年
(平成5年)
東序二段155枚目
0–7 
西序ノ口39枚目
0–0–7 
(番付外) (番付外) (番付外) (番付外)
1994年
(平成6年)
(番付外) (番付外) (番付外) (番付外) (番付外) (前相撲)
1995年
(平成7年)
東序ノ口48枚目
3–4 
西序ノ口36枚目
1–6 
西序ノ口17枚目
4–3 
西序二段179枚目
3–4 
西序ノ口15枚目
2–5 
東序ノ口27枚目
4–3 
1996年
(平成8年)
西序二段174枚目
4–3 
東序二段139枚目
1–6 
西序二段178枚目
4–3 
西序二段139枚目
2–5 
西序二段170枚目
1–6 
東序ノ口25枚目
3–4 
1997年
(平成9年)
西序ノ口28枚目
3–4 
東序ノ口27枚目
3–4 
西序ノ口11枚目
3–4 
西序ノ口25枚目
3–4 
東序ノ口30枚目
3–4 
東序ノ口27枚目
5–2 
1998年
(平成10年)
東序二段156枚目
2–5 
西序ノ口9枚目
4–3 
東序二段144枚目
0–7 
東序ノ口31枚目
5–2 
西序二段150枚目
3–4 
西序ノ口5枚目
4–3 
1999年
(平成11年)
西序二段129枚目
3–4 
西序二段137枚目
3–4 
東序二段153枚目
3–4 
西序二段166枚目
3–4 
東序ノ口19枚目
4–3 
西序二段144枚目
3–4 
2000年
(平成12年)
西序ノ口8枚目
4–3 
西序二段119枚目
4–3 
東序二段92枚目
1–6 
東序二段121枚目
2–5 
西序ノ口5枚目
3–4 
西序ノ口13枚目
4–3 
2001年
(平成13年)
東序二段110枚目
3–4 
東序二段121枚目
1–6 
西序二段130枚目
4–3 
東序二段96枚目
2–5 
東序ノ口3枚目
2–5 
西序ノ口17枚目
3–4 
2002年
(平成14年)
東序ノ口12枚目
1–6 
東序ノ口27枚目
3–4 
東序ノ口14枚目
3–4 
西序ノ口16枚目
3–4 
東序ノ口19枚目
1–6 
西序ノ口28枚目
3–4 
2003年
(平成15年)
東序ノ口20枚目
2–5 
東序ノ口19枚目
2–5 
西序ノ口6枚目
3–4 
西序ノ口5枚目
4–3 
西序ノ口19枚目
2–5 
東序二段106枚目
1–6 
2004年
(平成16年)
東序ノ口14枚目
3–4 
東序ノ口9枚目
3–4 
東序二段121枚目
4–3 
西序二段91枚目
1–6 
西序ノ口5枚目
0–7 
東序ノ口39枚目
3–4 
2005年
(平成17年)
東序ノ口31枚目
4–3 
東序二段107枚目
1–6 
東序二段128枚目
4–3 
西序二段98枚目
1–6 
西序ノ口7枚目
1–2–4 
東序ノ口23枚目
4–3 
2006年
(平成18年)
東序二段115枚目
2–5 
東序ノ口29枚目
4–3 
西序ノ口2枚目
0–7 
東序二段101枚目
5–2 
西序ノ口9枚目
3–4 
東序ノ口28枚目
4–3 
2007年
(平成19年)
東序二段110枚目
0–7 
東序ノ口30枚目
0–2–5 
東序ノ口43枚目
4–3 
西序二段126枚目
3–4 
東序ノ口8枚目
2–5 
東序ノ口18枚目
2–5 
2008年
(平成20年)
西序ノ口23枚目
2–5 
東序ノ口19枚目
4–4 
東序二段101枚目
1–6 
東序ノ口5枚目
1–6 
東序ノ口30枚目
4–3 
西序二段106枚目
1–6 
2009年
(平成21年)
西序ノ口9枚目
1–4–2 
東序ノ口15枚目
2–5 
東序ノ口10枚目
2–5 
東序ノ口18枚目
4–3 
西序二段105枚目
0–7 
東序ノ口23枚目
2–5 
2010年
(平成22年)
西序ノ口19枚目
2–5 
西序ノ口15枚目
3–4 
東序二段121枚目
2–5 
東序ノ口9枚目
3–4 
東序ノ口11枚目
2–5 
東序ノ口19枚目
2–5 
2011年
(平成23年)
西序ノ口18枚目
4–3 
八百長問題
により中止
西序二段87枚目
0–7 
東序ノ口2枚目
2–5 
東序ノ口9枚目
2–5 
東序ノ口9枚目
3–4 
2012年
(平成24年)
東序ノ口4枚目
2–5 
西序ノ口8枚目
2–5 
西序二段104枚目
3–4 
西序二段106枚目
2–5 
東序ノ口10枚目
2–5 
東序ノ口7枚目
3–4 
2013年
(平成25年)
東序ノ口5枚目
0–7 
東序ノ口13枚目
3–4 
西序二段96枚目
2–5 
東序ノ口7枚目
2–5 
東序ノ口10枚目
3–4 
東序ノ口10枚目
2–5 
2014年
(平成26年)
西序ノ口13枚目
4–3 
東序二段61枚目
1–6 
東序二段90枚目
4–3 
東序二段53枚目
1–6 
東序二段93枚目
1–6 
東序ノ口12枚目
2–5 
2015年
(平成27年)
東序ノ口11枚目
3–4 
西序ノ口5枚目
2–5 
東序二段100枚目
2–5 
東序ノ口2枚目
3–4 
西序ノ口6枚目
2–5 
東序ノ口9枚目
0–7 
2016年
(平成28年)
東序ノ口22枚目
3–4 
東序ノ口8枚目
3–4 
西序二段100枚目
2–5 
x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)


改名歴

  • 澤原 知和(さわはら ともかず)1992年7月場所 - 1994年11月場所
  • 式乃川 知和(しきのかわ ともかず)1995年1月場所 - 2013年7月場所
  • 桃智桜 五郎丸(ももちざくら ごろうまる)2013年9月場所 -

脚注

  1. ^ なお序二段は一ノ矢充華吹大作など現役生活が20年を超える力士の存在があるため、桃智桜が序二段の最年長・最古参力士になったことはない。
  2. ^ ももち “改名力士”桃智桜に歓喜「ごっつぁんです!!!」 ORICON STYLE 2013年9月6日

関連項目

外部リンク