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	2013年モスクワ世界選手権 (右)
選手情報
ラテン文字	Idrissa Adam
国籍	カメルーン
競技	陸上競技 (短距離走)
種目	60m, 100m, 200m
生年月日	1984年12月28日（40歳）
出身地	北部州ガルア
身長	178cm
体重	79kg
成績
オリンピック	100m 予選途中棄権 (2012年)
世界選手権	100m 予選3組8着 (2013年)
地域大会決勝	アフリカ競技大会; 100m 6位 (2011年); 200m 優勝 (2011年)
自己ベスト
60m	6秒96 (2012年)
100m	10秒14 (2011年)
200m	20秒56 (2011年)
400m	49秒28 (2014年)
獲得メダル
陸上競技
カメルーン
アフリカ競技大会
アフリカ選手権
フランス語圏競技大会
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2016年10月18日 (火) 13:26時点における版

イドリッサ・アダム（Idrissa Adam、1984年 12月28日 ‐ ）は、カメルーンの陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒14、200mで20秒56の自己ベストを持つ、100mのカメルーン記録保持者。2011年アフリカ競技大会男子200mの金メダリストである。

経歴

2011年9月にマプトで開催されたアフリカ競技大会に出場すると、男子100m準決勝で10秒14（+1.8）のカメルーン記録を樹立し、2002年にジョゼフ・バタンドンがマークした10秒19を9年ぶりに塗り替えて決勝に進出したが、決勝では10秒32（-0.4）とタイムを落とし6位に終わった。男子200mは決勝で20秒66（+1.7）をマークし、ベン＝ユスフ・メイテ（20秒76）らを破り金メダルを獲得した^[1]。この金メダル獲得は、アフリカ競技大会の陸上競技においてカメルーン男子選手が獲得した初の金メダルという快挙であり、アフリカ競技大会短距離種目においてカメルーン選手（女子も含め）が獲得した初の金メダルという快挙でもあった^[2]。

2012年3月にイスタンブールで開催された世界室内選手権に出場すると、男子60m予選で6秒96の自己ベストをマークしたが、着順で準決勝に進出できた組2着とは0秒22差、タイムで拾われた最後の枠の選手とは0秒05差で準決勝進出を逃した^[3]。

自己ベスト

記録欄の（　）内の数字は風速（m/s）で、+は追い風を意味する。

種目	記録	年月日	場所	備考
屋外
100m	10秒14 (+1.8)	2011年9月12日	マプト	カメルーン記録
200m	20秒56	2011年4月26日	バマコ
400m	49秒28	2014年4月22日	バマコ
室内
60m	6秒96	2012年3月9日	イスタンブール

主要大会成績

年	大会	場所	種目	結果	記録	備考
2008	アフリカ選手権	アディスアベバ	100m	予選	10秒76 (-1.2)	2組5着
			200m	予選	22秒02 (-1.8)	5組6着
			4x100mR	3位	40秒60 (1走)
			4x400mR	予選	DNF (3走)
2009	フランス語圏競技大会	ベイルート	100m	4位	10秒32 (+4.6)
			200m	準決勝	DQ	予選21秒11 (-1.9)
			4x100mR	5位	40秒07 (2走)
			4x400mR	6位	3分14秒49 (4走)
2010	アフリカ選手権	ナイロビ	100m	予選	10秒86 (-1.0)	2組4着
2010	アフリカ選手権	ナイロビ	200m	予選	21秒66 (-1.6)	7組3着
2010	コモンウェルスゲームズ	デリー	100m	2次予選	10秒68	1組6着
2010	コモンウェルスゲームズ	デリー	200m	2次予選	21秒69	4組8着
2011	アフリカ競技大会	マプト	100m	6位	10秒32 (-0.4)	準決勝10秒14 (+1.8)：カメルーン記録
2011	アフリカ競技大会	マプト	200m	優勝	20秒66 (+1.7)
2012	世界室内選手権	イスタンブール	60m	予選	6秒96	2組3着自己ベスト
2012	アフリカ選手権	ポルトノボ	100m	予選	10秒71 (-2.1)	2組3着
			200m	6位	21秒09 (-1.4)
			4x100mR	5位	40秒16 (4走)
2012	オリンピック	ロンドン	100m	予選	DNF
2013	世界選手権	モスクワ	100m	予選	10秒70 (-0.3)	3組8着
2013	フランス語圏競技大会	ニース	100m	5位	10秒69 (-1.4)
2013	フランス語圏競技大会	ニース	200m	2位	21秒21 (-1.3)
2013	イスラム諸国連合競技大会（英語版）	パレンバン	200m	4位	21秒03
2014	コモンウェルスゲームズ	グラスゴー	100m	予選	DNS
2014	コモンウェルスゲームズ	グラスゴー	200m	予選	DNS
2014	アフリカ選手権	マラケシュ	100m	準決勝	10秒50 (+1.6)	2組6着
			200m	7位	20秒84 (-0.8)
			4x100mR	6位	40秒42 (4走)
2015	アフリカ競技大会	ブラザヴィル	100m	準決勝	10秒58 (+0.3)	1組6着
2015	アフリカ競技大会	ブラザヴィル	200m	8位	21秒26 (-1.2)

脚注

^ “2011年アフリカ競技大会リザルト”. アフリカ陸上競技連盟 (2011年9月). 2016年8月27日閲覧。
^ “World Championships Beijing 2015 Athletics Statistics Handbook (ebook) （RESULTS FROM PAST MAJOR CHAMPIONSHIPSのAFRICAN GAMES参照）”. 国際陸上競技連盟 (2015年). 2016年8月27日閲覧。
^ “2012年世界室内選手権男子60m予選サマリー”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月8日閲覧。

外部リンク

イドリッサ・アダム - ワールドアスレティックスのプロフィール（英語）
イドリッサ・アダム - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)（英語）
イドリッサ・アダム - All-Athletics.comのプロフィール（英語）

記録
先代ジョゼフ・バタンドン（10秒19） 2002年6月12日	男子100m カメルーン記録保持者（10秒14） 2011年9月12日 -	次代未定

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[1] “2011年アフリカ競技大会リザルト”. アフリカ陸上競技連盟 (2011年9月). 2016年8月27日閲覧。

[2] “World Championships Beijing 2015 Athletics Statistics Handbook (ebook) （RESULTS FROM PAST MAJOR CHAMPIONSHIPSのAFRICAN GAMES参照）”. 国際陸上競技連盟 (2015年). 2016年8月27日閲覧。

[3] “2012年世界室内選手権男子60m予選サマリー”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月8日閲覧。

[1]

[2]

[3]

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 年9月に[[マプト]]で開催された[[アフリカ競技大会]]に出場すると、男子100m準決勝で10秒14（+1.8）のカメルーン記録を樹立し、2002年に[[ジョゼフ・バタンドン]]がマークした10秒19を9年ぶりに塗り替えて決勝に進出したが、決勝では10秒32（-0.4）とタイムを落とし6位に終わった。男子200mは決勝で20秒66（+1.7）をマークし、[[ベン＝ユスフ・メイテ]]（20秒76）らを破り金メダルを獲得した<ref>{{cite web|url=http://www.webcaa.org/save/eng/index.php?option=com_content&task=blogcategory&id=17&Itemid=35&limit=9&limitstart=234 |title=2011年アフリカ競技大会リザルト |publisher=[[アフリカ陸上競技連盟]] |date=2011-09 |accessdate=2016-08-27 }}</ref>。この金メダル獲得は、アフリカ競技大会の陸上競技においてカメルーン男子選手が獲得した初の金メダルという快挙であり、アフリカ競技大会短距離種目においてカメルーン選手（女子も含め）が獲得した初の金メダルという快挙でもあった<ref>{{cite web|url=http://iaaf-ebooks.s3.amazonaws.com/2015/Beijing-2015-Statistics-Handbook/index.htm |title=World Championships Beijing 2015 Athletics Statistics Handbook (ebook) （RESULTS FROM PAST MAJOR CHAMPIONSHIPSのAFRICAN GAMES参照） |publisher=[[国際陸上競技連盟]] |date=2015 |accessdate=2016-08-27 }}</ref>。
-年3月に[[イスタンブル]]で開催された[[2012年世界室内陸上競技選手権大会|世界室内選手権]]に出場すると、男子60m予選で6秒96の自己ベストをマークしたが、着順で準決勝に進出できた組2着とは0秒22差、タイムで拾われた最後の枠の選手とは0秒05差で準決勝進出を逃した<ref>{{cite web|url=http://www.iaaf.org/results/iaaf-world-indoor-championships/2012/iaaf-world-indoor-championships-2012-4665/men/60-metres/heats/summary |title=2012年世界室内選手権男子60m予選サマリー |publisher=[[国際陸上競技連盟]] |date= |accessdate=2016-03-08 }}</ref>。
+年3月に[[イスタンブール]]で開催された[[2012年世界室内陸上競技選手権大会|世界室内選手権]]に出場すると、男子60m予選で6秒96の自己ベストをマークしたが、着順で準決勝に進出できた組2着とは0秒22差、タイムで拾われた最後の枠の選手とは0秒05差で準決勝進出を逃した<ref>{{cite web|url=http://www.iaaf.org/results/iaaf-world-indoor-championships/2012/iaaf-world-indoor-championships-2012-4665/men/60-metres/heats/summary |title=2012年世界室内選手権男子60m予選サマリー |publisher=[[国際陸上競技連盟]] |date= |accessdate=2016-03-08 }}</ref>。
 == 自己ベスト ==
@@ 68行目: / 68行目: @@
 ! colspan="5" | 室内
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-| 60m || 6秒96 || 2012年3月9日 || {{Flagicon|TUR}} [[イスタンブル]] ||
+| 60m || 6秒96 || 2012年3月9日 || {{Flagicon|TUR}} [[イスタンブール]] ||
 |}
@@ 168行目: / 168行目: @@
 | 2012
 | [[2012年世界室内陸上競技選手権大会|世界室内選手権]]
-| {{Flagicon|TUR}} [[イスタンブル]]
+| {{Flagicon|TUR}} [[イスタンブール]]
 | 60m
 | style="text-align: center;" | 予選