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2016年11月6日 (日) 13:27時点における版

蘭華
別名 Ranka
生誕 ????9月28日
出身地 日本の旗 大分県中津市
ジャンル ポピュラー音楽J-POP)、歌謡曲
職業 歌手シンガーソングライター
活動期間 2002年 -
レーベル ロックレコード(2002年)
avex trax(2015年)
ポニーキャニオン(2016年)ほか
事務所 Zerosta
公式サイト 蘭華 オフィシャルサイト

蘭華(らんか、Ranka、中国語兰华 ランホワ Lánhuá)は日本の女性シンガーソングライター大分県出身。

概要

楽曲は、家族や人間への愛を綴ったバラードを自ら作詞、作曲。自身のルーツである中国二胡和楽器を取り入れている。

名前は本名であり、由来は、日中友好のシンボルとして上野動物園にやってきたジャイアントパンダのランランが1979年9月に亡くなった際に日本中の人々が悲しんだことに両親が感銘を受け、ランランのように日中友好の懸け橋となるようにとの願いから、一字を取って「蘭華」と名付けられた[1][2]

大分県中津市生まれの中国系三世。(祖父母は1930年代に中国福建省から移住。)

趣味は温泉巡り、寄り道、俳句、アート鑑賞[1]、神社仏閣巡りなど。特技は書道[1]。俳句に関しては薬師川麻那子主宰の句会に長年参加しており[3]、2015年からは夕刊フジ公式ニュースサイトzakzakにてエッセー『蘭華の恋する俳句』を連載[1][4]

経歴

高校3年生の時に地元のカラオケ大会で入賞し、それまで志望していたアナウンサーから一転して歌手の道を志した。卒業後、上京し、音楽のレッスンを受けながら、日中学院で中国語を学び、北京市北京語言文化大学にも短期語学留学した[2]

2001年12月、クラリオンガール・スカラーシップおよびフジテレビ主催のオーディションで最終審査まで進んだのをきっかけとし、2002年にロックレコードからデビュー。デビュー曲は作詞も手がけたシングル『〜Roots』。その後、東京周辺のライブハウスなどで活動。 また、COTTON USAの年間キャラクターとして新聞雑誌等の広告に登場するなどモデルとしても活動。

中国深圳市に芸術留学。

2009年、カバーアルバム『SWEETS! MACARON POP featuring Ranka』を発表。J-POPの名曲をレゲエボサノバなどにアレンジしたカバーを中心にオリジナル曲も収録。

2011年、カバーアルバム『昭和を詠う〜大切なものへ〜』を発表。昭和の名曲に中国民族楽器二胡を使ってアレンジ。

2014年4月、シングルCD『花時』をリリース。収録曲は、2011年当時に母への感謝の気持ちを綴った「maama」と癌で亡くなった父への想いを込めた「花時」。「花時」は泣ける曲として全国各地のラジオ局のパワープレイ曲や推薦曲に選ばれた。

2014年5月、中国人向けの月刊雑誌『東京流行通訊』の表紙を飾るとともにインタビュー記事が掲載され[5]、8月には上海市新東紡大酒店で開催の「東京流行通訊 14周年紀念音楽会」コンサートに出演、自身初の中国での公演となり、上海のテレビ番組でも取り上げられた。

2014年10月から、ラジオ番組『MOZAIKU NIGHT』(bayfm)内にてレギュラーコーナーの「スナック蘭華」(第4水曜日の深夜3時)を担当。架空のスナックのママという想定で気に入った楽曲の紹介のほか、人生相談にも応じている[6]

2014年10月、福岡県筑紫女学園大学文学部の情報コミュニケーションの講義「声の文化論」に歌唱とスピーチで参加。

2014年10月、大分県中津市からあげフェスティバルのライブに出演。

2015年3月、長崎ランタンフェスティバルで連日のライブを行う。

2015年7月18日公開の映画『海のふた』のためにテーマ曲「はじまり色」[7]を手がけ、同じく自作の「ねがいうた」と両A面扱いのシングルCDがavex traxから発売[8]オリコン週間CDシングルランキング「演歌・歌謡」チャートで初登場19位にランクインした[9]。「はじまり色」は豊島圭介監督から浮遊感を出すように注文があり、脚本やロケ地の土肥温泉訪問でイメージを膨らませて作った[10]。 「ねがいうた」のミュージックビデオは青山真治が監修のもと、曲のイメージに合う石垣島での撮影を決め、甫木本空が監督を務めた[11][2]。「ねがいうた」は文化放送NOAS FMなど多くのラジオ局でパワープレーされ、また、有線放送キャンシステムの顧客からの楽曲についての問い合わせの数を集計した月間ランキングで、7月はJ-POP部門の10位、8月は歌謡・演歌部門で10位、9月は歌謡・演歌部門で9位と3ヶ月連続のベストテン入りし、前例のない2部門でのランクインとなった[9]

2015年8月9日、出身地の中津文化会館でのメジャーデビュー後初の凱旋ワンマンコンサートを開催、約900人の観客で満席となった。

2015年10月、八面山野外音楽堂でのライブに出演。

2016年2月14日、南青山MANDALAでワンマンライブ。

2016年9月21日、アルバム『東京恋文』発売[12]柿崎譲志プロデュースの下、蘭華が自ら作詞、作曲を行った初の自作フルアルバム。 本作では、二胡三線篠笛篳篥などの中国や日本の民族楽器に加え、ケーナを使ったアレンジや琉球音階の曲、ムード歌謡調の曲なども加え、幅広い作品が収録された。シンセサイザーでは松武秀樹も参加している。11月18日には中津市で、12月18日には代官山で本作の収録曲を中心としたワンマンライブも予定されている。

ディスコグラフィー

アルバム

  • 東京恋文(2016年9月21日発売。ポニーキャニオンPCCA-04431)
    1. 揺れる月(作詞、作曲:蘭華、編曲:安田信二
    2. あなた恋し〜故郷の春〜(作詞、作曲:蘭華、編曲:安田信二)
    3. 東京恋文(作詞、作曲:蘭華、編曲:安田信二)
    4. 花籠に月を入れて(作詞、作曲:蘭華、編曲:安田信二)
    5. 美しき人生(作詞、作曲:蘭華、編曲:安田信二)
    6. ねがいうた(アルバムバージョン)(作詞、作曲:蘭華、編曲:綾部健三郎)
    7. 愛が終わるまで(作詞、作曲:蘭華、編曲:安田信二)
    8. 楽園(作詞、作曲:蘭華、編曲:安田信二)
    9. 花時(作詞、作曲:蘭華、編曲:安田信二)
    10. ともしび(作詞、作曲、編曲:蘭華)

シングル

  • 夢の途中 (2008年12月17日発売。POSCA TEN-0057)[13]
    1. 夢の途中(作詞・作曲:蘭華)
    2. 愛しい涙(作詞・作曲:蘭華)
    3. cloudy night(作詞・作曲:蘭華)
    4. helpness(作詞・作曲:蘭華)
      • ボーナス・デモ・トラック。

参加作品

出演

TV

ラジオ

  • MOZAIKU NIGHT内コーナー「スナック蘭華」(bayfm、2014年10月- )第4水曜日深夜、レギュラー出演

脚注

  1. ^ a b c d 蘭華 profile”. 蘭華. 2016年9月22日閲覧。
  2. ^ a b 「蘭華さん7月17日CDデビュー」『華僑報』、2002年7月5日、東京
  3. ^ 俳句を歌に、安らぎ系シンガー蘭華 俳句と音楽のコラボライブ開催”. エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社(MUSICMAN-NET) (2012年1月10日). 2015年6月13日閲覧。
  4. ^ 【蘭華の恋する俳句】メジャーデビュー目前! 南の島でPV撮影”. 産経デジタル (2015年6月2日). 2015年6月13日閲覧。
  5. ^ 「花开无声顺其自然兰华访谈实录」『东京流行通讯』2014年5月pp4-7、三水传媒、东京
  6. ^ MOZAIKU NIGHT on Wednesday CinDy 浦野一美”. bayfm (2015年). 2015年10月20日閲覧。
  7. ^ よしもとばなな映画のヒロインに菊池亜希子”. 日刊スポーツ (2015年3月12日). 2015年6月13日閲覧。
  8. ^ 蘭華、映画「海のふた」の主題歌「はじまり色」のPV公開”. エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社(MUSICMAN-NET) (2015年6月12日). 2015年6月13日閲覧。
  9. ^ a b 「いい曲だ」と問い合わせ殺到の蘭華「ねがいうた」依然好調”. DWANGO Co.,Ltd. (2015年10月20日). 2015年10月20日閲覧。
  10. ^ 「主題歌はかき氷の味と色」『西日本新聞』2015年8月4日夕刊p3、西日本新聞社、福岡。
  11. ^ 「カンヌ受賞巨匠とコラボ 7・22メジャーデビュー「ねがいうた」で」『サンケイスポーツ』2015年6月16日p22、産經新聞社、東京。[1]
  12. ^ 蘭華が全作詞作曲を手がける1stアルバム『東京恋文』が9月にリリース”. music.jpニュース (2016年7月8日). 2016年7月8日閲覧。
  13. ^ 蘭華 夢の途中”. POSCA. 2015年6月13日閲覧。

外部リンク