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草野マサムネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
草野正宗から転送)
草野 マサムネ
出生名 草野 正宗(くさの まさむね)
別名 草野 正宗(作詞名義)
生誕 (1967-12-21) 1967年12月21日(56歳)
出身地 日本の旗 日本福岡県福岡市早良区(旧・西区
学歴
ジャンル
職業 ミュージシャン
担当楽器
活動期間 1987年 -
レーベル
事務所 Road & Sky
共同作業者 スピッツ

草野 マサムネ(くさの マサムネ、本名:草野 正宗〈くさの まさむね〉、1967年〈昭和42年〉12月21日[1] - )は、日本ミュージシャンシンガーソングライターロックバンドスピッツボーカリストギタリスト福岡県福岡市早良区(旧・西区)出身。

人物

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概要

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  • 身長167.5cm、体重53kg、血液型はO型である。
  • 弟と妹がいる長男である。スピッツのメンバーは全員が長男である(但し三輪と田村には姉がいる)。草野家の長男は代々名前に「正」の字がつく。祖父は正実、父親は正典である。
  • 10代の頃から花粉症で、アレルギー性鼻炎持ち。
  • コンタクトレンズメガネを使用している。
  • 自身の性格について本人は、「あまのじゃくでひがみっぽい子分肌」と語っている。

来歴

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趣味・嗜好など

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  • 好きな食物は貝類全般
  • 2021年11月の「大好物」リリース時のSNS企画で「お芋の天ぷら」が好物であることを明かしている。
  • タバコはPeaceを吸っていたが、デビュー前に禁煙している。
  • 好きな飲み物はジョルト・コーラ泡盛ビール
  • 福岡ソフトバンクホークスのファンである。地元福岡のライブではアンコール時にホークスのレプリカユニフォームを着用している。
  • 本人曰く昆虫博士、地図オタクである。
  • 好きな色はカーマインである。
  • 好きな作家は本多勝一、好きな詩人は山之口貘である。
  • 東日本大震災時は急性ストレス障害を経験した[4]
  • ベビースターラーメンも好き

音楽的影響

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音楽活動

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  • スピッツの楽曲の全ての作詞と、ほとんどの作曲を担当している。作詞、作曲の際の名義は本名の「草野正宗」を用いる。他アーティストへの楽曲提供もしている。聴き手自身でいろいろな解釈をしてもらいたいからと、自身で楽曲の解説をすることは少ない。
  • 作詞に関しては他のメンバーから全面的に信頼されており、外部プロデューサーの笹路正徳も一切口出しをしたことがない。
  • 歌手としても多くの作品に参加している。
  • 2024年11月20日に秦基博と草野のコラボ楽曲「ringo」がリリースされたが、草野がフィーチャリングでなく他アーティストと楽曲の共作を行うのは今作が史上初となった。リリース日と同時にMVも公開され、役者の山田杏奈が林檎の妖精役で出演している[6]

他アーティストへの提供曲

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※カバーは除く。

  • ファンタジー(トランジスターグラマー)
作詞のみ。アルバム『TRANSISTOR GLAMOUR』収録。
作詞のみ。アルバム『froggie』収録。
もともとはスピッツがアマチュア時代に演奏していた曲。2ndアルバム『名前をつけてやる』の時にレコーディングされたが収録には至らず、歌詞を一部変更して提供した(その後、『花鳥風月』にオリジナルを収録)。
  • テディベアに埋もれてrosy
1994年、スピッツとしてライブで一度だけ演奏され、1年後にrosyに提供となった。プロデュースは、後にスピッツの9thアルバム『ハヤブサ』を手がける石田ショーキチ
これももともとはスピッツがアマチュア時代に演奏していた曲(後に『花鳥風月』でセルフカバー,シングル『流れ星』になった)。ちなみに辺見えみりはスピッツの大ファンであり、この曲と同名のアルバムでは「夢じゃない」「ハニーハニー」「サンシャイン」もカバーしている。
これも後に『花鳥風月』でセルフカバー。メロディーはもともと『フェイクファー』の候補曲として書いていたもの。奥田民生から依頼を受けたため、同じく依頼を受けたトータス松本と電話で相談してお互いに提供することを決めたという(トータス松本は「ネホリーナ・ハホリーナ」を提供)。
作曲のみ。作詞は松本隆。後にイベントでセルフカバーした。2015年には松本隆のトリビュートアルバムで草野が歌う音源が発表された。(後述)
映画『害虫』主題歌。映画監督の塩田明彦から作詞作曲の依頼を受けた(ちなみに、塩田監督の『月光の囁き』に、スピッツの「運命の人」が主題歌に抜擢された経緯がある)。
作曲のみ。アルバム『Lady Miss Warp』収録。
  • 恋のエチュードPUFFY
アルバム『Splurge』収録。ダイハツのCMソングにもなった。
アルバム『宴 〜party〜』収録。編曲と演奏にはスピッツのメンバー全員が参加。よなは徹とは過去に、スピッツの「ナンプラー日和」(11thアルバム『スーベニア』収録)でコラボレーションしている。また、スピッツにもライブでのみ演奏された楽曲に「夜明け」というものがあるが、提供曲とは異なる楽曲である。
アルバム『Ken Hirai Singles Best Collection 歌バカ2』収録。後に『見っけ』(初回限定盤、アナログ盤、デラックスエディション Spitzbergen会員限定盤のみ収録)でセルフカバー。
秦基博のコラボレーションアルバム『HATA EXPO -The Collaboration Album-』に収録されたコラボ楽曲。2024年11月20日にリリース。ミュージックビデオには林檎の妖精役として役者の山田杏奈が出演している。

ソロでの参加作品

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※スピッツのメンバー4人での参加については、スピッツの項目を参照。

  • スナオになりたいね種ともこ(シングル/1993年2月21日)
カップリング曲「今さら I LOVE YOU」にバッキングボーカルで参加。
  • WHAT'S UP?森純太(2000年3月10日)
6曲目「18の夏」にアコースティック・ギターで参加。
亀pact discの1曲目「灰色の瞳」(加藤登紀子長谷川きよしのデュエット曲のカバー)で椎名林檎とデュエット。
スペシャルディスクの1曲目「Sleep John B」(ザ・ビーチ・ボーイズの「Sloop John B」のカバー)にコーラスで参加。
アコースティックギターとサビ部分の作詞、ボーカルで参加。アルバム『よろしくお願いします』ではアルバムバージョンで収録。
太田裕美の「木綿のハンカチーフ」をカバー。編曲はスキマスイッチ常田真太郎
11曲目「わかれうた」(中島みゆきのカバー)で平井堅とデュエット。
2曲目「水中メガネ」を歌っている[7]
  • 奥田民生 生誕50周年伝説“となりのベートーベン”奥田民生 ライブ・アルバム(2016年9月7日)
CD8曲目「スカイウォーカー」を歌っている。なおデジタル配信ではこの曲のみ収録されていない[8]
1曲目「正しい街」に亀田誠治プロデュースによるスペシャルバンド「theウラシマ’S」のボーカル&アコースティック・ギターで参加(他のメンバーはドラムス鈴木英哉 from Mr.Children、ギター:喜多建介 from ASIAN KUNG-FU GENERATIONベース:是永亮祐 from 雨のパレード[9]

出演

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ラジオ番組

脚注

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注釈

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  1. ^ インディーズアルバム『ヒバリのこころ』で担当。

出典

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参考文献

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  • 渋谷陽一『スピッツ』ロッキング・オン、1998年。ISBN 9784947599575 

関連項目

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外部リンク

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