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2016年11月11日 (金) 02:34時点における版
梶 光夫(かじ みつお、本名:梶 芳道。1945年3月7日 - )は、日本の歌手・ジュエリーデザイナー・宝石鑑定士である。
経歴
遠藤実門下に入り、1963年12月に日本コロムビアより「黒髪」にてデビュー。舟木一夫の後輩として華々しくデビューし、3作目となる「青春の城下町」が大ヒット。TVドラマでは江田島海軍兵学校の青年将校の物語・菊田一夫作「若いいのち」の主人公を好演、大ブレイクした。その後も「可愛いあの娘」「わが愛を星に祈りて」「アキとマキ」など数々のヒット曲を出した。1965年には高田美和とのデュエット曲「わが愛を星に祈りて」のヒットは、ふたりで歌う青春純愛路線の作品のきっかけとなり、次々と注目を集めていった。月間のテレビ出演は40本を越え、多くのグラビアを飾るスターとなった。、テレビを中心に映画にも出演した。
実家は宝石商で、父親は梶が長男であり、家業を継いで欲しいという思いもあって芸能界入りを反対していたが、梶は5年で辞めると約束。その約束を守って、1970年に人気絶頂の頃に歌手を引退。家業を継いで現在はジュエリーデザイナー、宝石鑑定士として活躍しているが、後年、本業に支障のない範囲に限定して歌手活動を再開し、時折ステージに立ち歌を披露している。
2010年10月26日、「NHK歌謡コンサート」(NHK総合)に生出演し、「青春の城下町」を歌唱した。その際に共演した千昌夫が「梶さんに憧れていました」とコメントした。
2011年8月13日、「第43回思い出のメロディー」(NHK総合)に生出演し、高田と「わが愛を星に祈りて」を歌唱した。
2014年12月6日、「NHK歌謡コンサート」(NHK総合)「遠藤実・不滅の名曲集」に生出演し、「青春の城下町」を歌唱。
ディスコグラフィー
- 黒髪
- あヽ純愛
- 夕陽に叫ぼう
- 花散る金閣寺
- 青春の城下町
- 赤い草の実
- 涙のむこう明日がある
- つばさの若人
- 夢のやまなみハイウェー
- 逢いたいな
- 野菊の君
- 幼なじみ
- 星になった妹よ
- 湖城の歌
- いつも二人で歩く街 - with 広瀬みさ
- 涙なんかほしくない(明星募集歌)
- 可愛いあの娘(東映映画主題歌)
- 青春讃歌
- 青春ひとり旅
- 東京の若い星
- 俺はやるんだこの街で(兵庫県尼崎市民公募で選ばれた尼崎の歌)
- 若いいのち(テレビ映画主題歌)
- 大空にひとり
- 走っておいで
- ふたりなら
- あの娘の面影
- 君を恋して
- 青い山脈
- 伊豆の踊り子
- ぼくの心が燃えたのは
- こころの瞳
- 啄木のふるさと
- あの人のロック
- あの道もこの道も
- わが愛を星に祈りて - with 高田美和
- いつだっけ
- アキとマキ - with 高田美和(雑誌「女性明星」連載、平岩弓枝原作、「アキとマキの愛の交換日記」より)
- 空と海と白い船
- 愛の手紙
- 愛の手紙は幾歳月 - with 高田美和
- 野菊の墓 - with 高田美和(伊藤左千夫原作「野菊の墓」より)
- 嫁ぎゆくひと
- 幸せをあなたにあげたい - with 高田美和
- 星空のささやき
- ふりそで
- 竹馬の友
- 星降る湖
- 白い雲のはてに
- 雨の大阪
- 愛の潮騒
- さよならお嫁さん
- さよならなんていわないで
- 太陽をつかもう
- サン・サン・サン
- 世界の友よ札幌で逢いましょう
- 復活
- ひとつぶの愛
出演作品
映画
- 太陽に突っ走れ (1966年、東映) - 本人
テレビドラマ
- 青い山脈 第10話「夏雲に誓う」(1966年、日本テレビ)