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2016年11月12日 (土) 14:33時点における版

サニー
基本情報
出生名 イ・スンギュ (李順圭[1]
生誕 (1989-05-15) 1989年5月15日(35歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カルフォルニア州オレンジ
出身地 大韓民国の旗 韓国
ジャンル K-POP
職業 歌手MC
活動期間 2007年 -
事務所 SMエンターテインメント
共同作業者 少女時代
公式サイト 少女時代公式サイト
サニー
各種表記
ハングル 써니
発音: ッソニ
ローマ字 Sunny
各種表記(本名)
ハングル 이순규
漢字 李順圭[1]
発音: イ・スンギュ
ローマ字 Lee Soon-Kyu
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サニー (2015年)

サニー써니、Sunny、本名:イ・スンギュ이순규、Lee Soon-Kyu、李順圭[1])、1989年5月15日 - )は、韓国の歌手。アイドルグループ「少女時代」のメンバー。ポジションはリードボーカル。アメリカ・カリフォルニア州オレンジ郡出身[2][3]

なお韓国語での名前の発音は「サニー」ではなく「ソニ」に近い。

来歴

  • 1998年から父が経営する芸能事務所「スターワールド」に所属。5年間練習生として通い、女性デュオとしてデビューする予定だったが、事務所の経営悪化により叶わなかった。
  • 2007年、同じ事務所に所属していたICONIQの勧めでSMエンターテインメントのオーディションを受けて合格し、その年に少女時代のメンバーとしてデビュー。
  • 2009年から2010年にかけて、韓国KBSのバラエティ番組「青春不敗」に少女時代メンバーのユリと共にレギュラー出演し、愛嬌のあるキャラクターで人気を集める。
  • 2011年から、ヒョヨンと共にKBS「青春不敗2」に出演。2012年7月に途中降板した。
  • 2012年2月から、SBS MTV「ミュージック・アイランド」のMCを務める[4]
  • 2012年3月から5月にかけて、ミュージカル「Catch Me If You Can」にブレンダ役で出演。

人物

  • 本名は「イ・スンギュ」だが、韓国では古臭い名前であるため本人は気に入っておらず、「サニー」という芸名でデビューすることにした。しかし親しい人やファンからはしばしば「スンギュ」と呼ばれる。またデビュー当時のキャッチフレーズは「活力素」(元気の源という意味)。
  • 身長は154cmで少女時代メンバーの中で最も低い[5]
  • 特技は運動。体もかなり柔らかく、前後開脚で腰を床につけた状態で頭が足につく。身長は低いが力持ちで、「青春不敗」の中では自分より10cm位背の高い中学生を抱き上げて振り回したこともあった。
  • 読書が好きで、分厚いミステリー小説を一日で読み切るという。
  • 食事中の癖は、テーブルの料理に向かって、自身の首を必ず左に傾ける癖が目撃されている。
  • テレビ番組などで幼児やぶりっ子の真似を披露することが多く、少女時代の愛嬌担当と言われている。ソロパートで可愛く映るためにアヒル口や表情の研究を常にしているという。あまりにもぶりっ子なので、周囲の人がいらいらして思わず殴りたくなるという意味で「拳を呼ぶ愛嬌」とも呼ばれる。
  • 生まれたのはアメリカで、親の仕事の都合で幼少期はクウェートに住んでいたが、湾岸戦争に巻き込まれて家族と共に韓国へ帰国した。その時のトラウマのため今でも爆竹などの大きな音を聞くと怖くて足がすくんでしまうという。またアメリカ生まれだがすぐに帰国したため英語は話せないと公言している。
  • 好きな言葉は、「どの瞬間にもベストを!」[6]
  • スーパージュニアのソンミンと仲が良い。

親族

  • 叔父のイ・スマンは少女時代の所属事務所SMエンターテインメントの創設者であり現理事である。父のイ・スヨンはかつてロックバンド「滑走路」のシンガーとして活動し、芸能事務所「スターワールド」代表を務めていた。姉はSMエンターテイメントでICONIQのマネージャーをしていた[7]。親族が事務所関係者であることから「コネで少女時代に入ったのではないか」という噂も立ったが、サニーは「もともと所属していた事務所が経営困難になったのでSMのオーディションを受けた。私をキャスティングした人は私がイ・スマンの姪であることを全く知らなかった」と否定している[8]
  • 姉二人(11歳と15歳違い)と末っ子のサニー全員の誕生日が5月15日である。この発生確率は13万3000分の1だという。

エピソード

  • 2009年からKBSのリアル・バラエティ番組「青春不敗」に出演し、韓国の農村で自給自足生活を体験した。都会育ちにも関わらず、暴れる鶏を素手で捕まえたり、部屋に現れたゲジゲジを一人で捕獲するなどのたくましい姿を見せた。また番組中では大工仕事から赤ん坊の世話、トラクターの運転まで万能にこなし、茶目っ気のあるキャラクターで視聴者の人気を集めた。共演していたヒョミンには「サニーと一緒にいれば編集でカットされない」といって慕われていた。少女時代の日本進出に備えるため、ユリと共に番組の途中で降板したが、2011年から始まった「青春不敗2」ではヒョヨンと共に再度出演を果たした。
  • 韓国のポータルサイトbugsで、「純真でけがれのない子供のような心を持った歌手は誰?」というアンケートでサニーが1位になった。また「エイプリルフールで一番騙されそうな歌手は誰?」というアンケートでは「子供のように純粋なので簡単に騙されてしまいそう」という理由で1位になった。
  • 2011年4月17日、ソウルのロッテワールド・アイスリンク特設舞台でのライブ中に男が乱入し、テヨンを誘拐しようとしたが、サニーがテヨンの手をつかんで引きとめたことから、その勇気を称賛された[9]
  • 日本ツアー中の2011年6月5日、体調不良だったサニーはコンサート会場のさいたまスーパーアリーナで倒れた。近くの病院に運ばれて点滴治療を受け、アンコール前にはステージに戻り、「もう大丈夫です」と涙ながらに挨拶した。
  • 2015年3月1日、三一節を迎え、自身のインスタグラムに「歴史を忘れた民族に未来はない」という文と共に太極旗を掲載した。これを見た日本のネットユーザーは「日本で活動する少女時代として反日感情って...二度と日本に来るな」とコメントを入れて批判。するとそのコメントを見た韓国のネットユーザーが反応し、サニーのSNSと各種オンラインコミュニティのコメント欄には両国の激しい批判意見が飛び交う状態となった。[10]

主な活動 

音楽活動

  • 今になって - "이제서야" (Finally Now) (2009年、映画「ストーリーオブワイン」主題歌)
  • 愛なのよ(2009年9月23日「地面にヘディング」OSC)同じ少時時代のテヨンとのデュエット曲
  • Your Doll(あなたの人形)(2010年オー!マイレディ」のサウンドトラック収録)
  • 愛してる、愛してる - "사랑해 사랑해" (I Love You, I Love You) (2012年、ブラウンアイドガールズのミリョのソロアルバム『MIRYO aka JOHONEY』に客演)
  • 私だよ - "나야" (It's Me) (2012年、SBSドラマ「花ざかりの君たちへ(韓国版)」挿入歌、f(x)のルナとのデュエット曲)
  • 2番目の引き出し (2013年、MBCドラマ「女王の教室(韓国版)」挿入歌)[11]

MC

  • The M (MTV、2009年-2010年)
  • ミュージック・アイランド(SBS MTV、2012年- )[4]

バラエティ番組

  • 青春不敗 (KBS 2TV、2009年-2010年)第32回まで[12]
  • 青春不敗2 (KBS、2011年-2012年)第31回まで
  • 1 VS 100 (KBS2、2012年)
  • リアルマン (MBC、2013年)
  • 花よりおじいさん (tvN、2013年)エピソード9-11、14
  • ルームメイト2 (SBS、2014年-2015年)

ミュージックビデオ

声優

  • アニメ映画「コアラキッド:英雄の誕生(코알라 키드 : 영웅의 탄생)」 - ミランダ役 (2012年)

ミュージカル

  • Catch Me If You Can - ブレンダ役 (2012年)

ラジオDJ

  • サニーのFMデート(MBC FM4U、2014年〜)

脚注

  1. ^ a b c (中国語) 少女時代サニーの実名、「李順圭」”. 蘋果日報 (2012年8月27日). 2013年11月22日閲覧。
  2. ^ Ahn, Woorim (November 17, 2014). “[Past And Present Small But Cutest Girl, Sunny]”. BNT News. July 11, 2015閲覧。
  3. ^ Person details for Susan Soonkyu Lee, 'California, Birth Index, 1905-1995'”. FamilySearch. February 26, 2015閲覧。
  4. ^ a b 「少女時代」サニー、音楽番組で単独MCに Wow!Korea 2012年2月10日
  5. ^ 少女時代のサニー「私の身長は155センチ」告白 中央日報 2010年5月15日
  6. ^ NHK「MUSIC JAPAN 少女時代スペシャル」2011年6月8日
  7. ^ 「少女時代」ソニ、なんと所属事務所社長の姪 Innolife.net 2007年12月1日、2010年1月16日閲覧
  8. ^ 「少女時代」が明らかにした噂と真実…「キャスティングからスキャンダルまで」 innnolife.net 2009年3月8日
  9. ^ 소녀시대 태연, 공연 중 남성 관객난입으로 끌려가 `충격`韓国経済(韓国語)2011年4月17日
  10. ^ サニーによる「3.1節大戦」、韓国vs日本の「歴史を忘れた民族なのか?」イートゥデイ 2015年3月1日
  11. ^ 少女時代 サニー、ドラマ「女王の教室」の劇中歌を歌う…本日(13日)配信スタート kstyle 2013年6月13日
  12. ^ 海外活動でスケジュールが合わなくなり降板。第37、38、51回にゲスト出演

参考文献

  • 『少女時代見聞録』少女時代研究会:編、蒼竜社、2010年
  • 『最高K-POP GIRLS vol.2』オークラ出版、2011年

関連項目

外部リンク