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「2015 K-POP済州フェスティバル」にて(2015年10月25日)。左からビクトリア、クリスタル、アンバー、ルナ。 | |
基本情報 | |
出身地 | 大韓民国 ソウル特別市 |
ジャンル | |
活動期間 | 2009年9月 - |
レーベル | |
事務所 | SMエンタテインメント |
公式サイト |
韓国公式サイト 日本公式サイト |
メンバー | |
旧メンバー |
f(x) | |
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各種表記 | |
ハングル: | 에프엑스 |
発音: | エプエクス |
日本語読み: | エフエックス |
英語表記: | f(x) |
f(x)(朝: 에프엑스、エフエックス[2])は、韓国の4人組女性アイドルグループ。2009年9月5日に所属事務所のSMエンタテインメントからデビューした。グループ名 f(x) は数学の関数に由来し、x の値により結果が変わる関数 f(x) のように、メンバーの多様な才能と魅力により多彩な活動を広げるという意味が込められている。またfが花を意味する英語の「flower」、xが女性染色体のXを表している。独特の音楽性を持つ楽曲と奇抜なファッションが特徴。グループカラーはパールライトペリウィンクル(紫)。
来歴
[編集]2009年:デビュー
[編集]2009年9月1日に、デジタル・シングル「LA chA TA」を発売してデビュー。「LA chA TA」はガオン・デジタル総合チャートで117位を記録した。
10月には先輩グループである少女時代と共にLG電子の携帯電話のCMに起用され、デジタル・シングル「Chocolate Love」を発売。
10月20日にはビヨンセの来韓コンサートにゲスト出演した[3]。
11月4日には初のシングル・アルバム『Chu~♡』を発売し、ガオンチャートで28位を記録。この時期にはクリスタル、ソルリ、エンバが新型インフルエンザにかかって活動をしばらく中断したが、11月30日の第17回大韓民国文化演芸大賞で新人賞を受賞し、活動を再開した。
2010年:『NU ABO』
[編集]2010年1月、フランス・カンヌにて国際音楽展示会に参加し、公演を行った。
5月3日、初のミニアルバム『NU ABO』を発売。いくつかのアルバム販売量集計チャート、デジタル音源チャートで週間1位を獲得し[4]、ガオン・オンライン・ストリーミング・チャートでは5位を記録、2万7000枚を売り上げた。
この頃からメンバー個人での活動も始まった。クリスタルはMBCのドラマ「見るほど愛嬌満点」で女優デビューを果たした。ビクトリアは2PMのニックンと共にMBCのバラエティ「私たち結婚しました」に出演し、またKBSのバラエティ「青春不敗」にもレギュラー出演した。ソルリはSBSの音楽番組「SBS人気歌謡」にてMCを担当した。
2011年:『ピノキオ』『Hot Summer』
[編集]2011年4月20日、初のフルアルバム『ピノキオ』を発売。タイトル曲「ピノキオ (Danger)」はガオン・デジタル総合チャートで初の1位を獲得し、KBS「ミュージックバンク」、SBS「人気歌謡」といった音楽番組でも初の1位を獲得した[5][6]。
6月14日にはリパッケージ・アルバム『Hot Summer』を発売。ドイツのポップ・グループMonroseの曲「Hot Summer」を朝鮮語でカバーした。『ピノキオ』は5万8000枚、『Hot Summer』は3万2000枚を売り上げ、総計9万枚の売り上げを記録した。
2012年:『Electric Shock』
[編集]2012年6月12日、2枚目のミニアルバム『Electric Shock』を発売。タイトル曲「Electric Shock」は各種音楽配信サイトのリアルタイム、デイリー、週間チャートで軒並み1位を獲得して反響を呼んだ。米・カナダ iTunesのエレクトロニック・レコード・チャートでも1位を獲得し、YouTubeに公開されたミュージック・ビデオは公開から6日で1000万回再生を超えた。また、Mnet「M! Countdown」での3週連続1位のトリプルクラウン達成を始めとして各種音楽番組で計9回の1位を獲得し、大きな成功を収めた[7][8][9][10]。また2012年中に日本デビューが予定されていたが、中止となった。
2013年:『Pink Tape』
[編集]2013年7月、2枚目のフルアルバム『Pink Tape』を発売。タイトル曲「첫사랑니(初めての親知らず)」で活動。
2014年:『Red Light』
[編集]2014年7月、3枚目のフルアルバム『Red Light』を発売。発売前に発表された今までと全く異なったビジュアルで世間を驚かせた。7月25日にソルリが精神的肉体的疲労を理由に活動休止。同時にRed Lightカムバック活動終了。
2015年:『4 Walls』
[編集]2015年2月、メンバーのエンバがアルバム『Beautiful』でソロデビュー。タイトル曲「SHAKE THAT BRASS」で、少女時代のテヨンがフィーチャリングに参加。MVにはエンバの多数の友人が友情出演している。7月、日本初パッケージ作品である「SUMMER SPECIAL Pinocchio / Hot Summer」を発売。兵庫県西宮市にある大型ショッピングセンター阪急西宮ガーデンズにてリリースイベントが開催された。8月7日、所属事務所であるSMエンタテインメントからソルリの脱退が発表された[11]。
8月29日、a-nationに出演。
10月27日に4人で初となる『4 Walls』を発売。
翌年1月にデビュー後初となる単独コンサートを開催すると発表。
2016年
[編集]2016年1月、単独コンサートを開催。会場はオリンピック公園のオリンピックホール。
2016年2月20日〜28日まで、韓国デビュー以来、初のJAPAN TOUR"f(x)the 1st concert DIMENSION 4-Docking Station in JAPAN "を東京、福岡、大阪、愛知で開催した。さらに11月2日、3日に横浜アリーナでアンコールコンサートを開催する予定。
11月2日に日本初オリジナルシングル「4 Walls / COWBOY」をリリース。
2019年
[編集]2019年9月1日、アンバーが、自身のInstagramを通じて、所属事務所であるSMエンタテインメントとの専属契約が終了となったことを発表した[12]。9月5日、ルナの契約終了も発表された[13]。
2019年10月14日午後3時21分頃、元メンバーのソルリが京畿道城南市寿井区にある自宅でマネージャーに遺体で発見された。享年25。
2020年
[編集]2020年8月、クリスタルとの専属契約が終了[14]。
2021年
[編集]2021年4月、ビクトリアとの専属契約が終了し、これでメンバー全員がSMエンタテインメントから離れることとなった[15]。
現在事実上の解散となっている。
メンバー
[編集]現メンバー
[編集]詳細は各メンバーの個別ページを参照。
画像 | 名前 | ハングル表記 | ローマ字表記 | 生年月日(満年齢) | 身長 | 体重 | 血液型 | 兄弟姉妹 | 出身地 | 担当 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビクトリア | 빅토리아 | Victoria | 1987年2月2日(37歳) | 168 | 47 | A | 一人っ子 | 中国 |
リーダー メインダンサー サブボーカル |
- | |
アンバー (エンバ[12]) |
엠버 | Amber | 1992年9月18日(32歳) | 165 | 56 | B | 姉 | アメリカ |
メインラッパー サブボーカル |
- | |
ルナ | 루나 | Luna | 1993年8月12日(31歳) | 160 | 44 | A | 兄、双子の姉 | 韓国 |
メインボーカル メインダンサー |
- | |
クリスタル | 크리스탈 | Krystal | 1994年10月24日(30歳) | 165 | 48 | A | 姉(ジェシカ) | アメリカ |
センター リードボーカル ビジュアル |
少女時代の元メンバージェシカの実妹 |
元メンバー
[編集]画像 | 名前 | ハングル表記 | ローマ字表記 | 生年月日(満年齢) | 身長 | 体重 | 血液型 | 兄弟姉妹 | 出身地 | 担当 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソルリ | 설리 | Sulli | 1994年3月29日(25歳没) | 170 | 56 | O | 兄2人、弟 | 韓国 |
サブラッパー サブボーカル ビジュアル |
2019年10月14日逝去 |
作品
[編集]デジタルシングル
[編集]タイトル | 発売日 | 備考 | |
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1st | ラチャタ - "라차타" (LA chA TA) | 2009年9月1日 | |
2nd | Chocolate Love | 2009年10月8日 | LG電子のCMタイアップ |
3rd | All Mine | 2016年7月22日 | SM STATION Season 1 |
シングルアルバム
[編集]タイトル | 発売日 | 活動曲 | |
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1st | Chu〜♡ | 2009年11月9日 | Chu〜♡ |
ミニアルバム
[編集]タイトル | 発売日 | 活動曲 | |
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1st | NU ABO | 2010年5月3日 | NU 예삐오 (NU ABO) |
2nd | Electric Shock | 2012年6月13日 | Electric Shock |
フルアルバム
[編集]タイトル | 発売日 | 活動曲 | |
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1st | 피노키오(Pinocchio) | 2011年4月20日 | ピノキオ - "피노키오" (Danger) |
1st:Re[※ 1] | HOT SUMMER | 2011年6月14日 | Hot Summer |
2nd | Pink Tape | 2013年7月29日 | 初めての親知らず - "첫사랑니" (Rum Pum Pum Pum) |
3rd | Red Light | 2014年7月7日 | Red Light |
4th | 4 Walls | 2015年10月27日 | 4 Walls |
日本での作品
[編集]シングル
[編集]タイトル | 発売日 | |
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1st | SUMMER SPECIAL Pinocchio / Hot Summer | 2015年7月22日 |
2nd | 4 Walls/COWBOY | 2016年11月2日 |
- ^ 「Re」=「リパッケージアルバム」(装丁を変えたり新たな曲を追加して再発売するアルバム。)
ミュージックビデオ
[編集]- LA chA TA (2009年)
- chocolate love (2009年)
- Chu~♡ (2009年)
- NU ABO (2010年)
- ピノキオ(Danger) (2011年)
- Hot Summer (2011年)
- Electric Shock (2012年)
- Hot Summer (Japanese ver.) (2012年)
- 初めての親知らず (Rum Pum Pum Pum) (2013年)
- Red Light(2014年)
- 4 Walls (2015年)
受賞歴
[編集]年 | 受賞内容 |
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2009年 |
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2010年 |
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2011年 |
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2012年 |
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2013年 |
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2014年 |
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2015年 |
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2016年 |
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c Collar, Matt. f(x) | Biography & History - オールミュージック. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “f(x) | S.M. entertainment JAPAN”. S.M. entertainment JAPAN. 2021年8月12日閲覧。
- ^ デビュー1カ月のf(x)、ビヨンセのコンサートのオープニングゲストに innolife.net 2009年10月14日
- ^ f(x)新曲『NU ABO』、アルバム売上げ&音源ウィークリーチャート1位 Kstarニュース 2010年5月10日
- ^ f(x)デビュー後初の1位 、「隠しカメラでは…実感が湧かない」感激の所感 innnolife.net 2011年5月1日
- ^ f(x)、『ピノキオ』で‘トリプルクラウン’達成・・・記念写真を公開 Kstarニュース 2011年5月24日
- ^ f(x)、北米iTunesアルバムランキング1位を獲得“大ブーム” Kstyle 2012年6月13日
- ^ f(x)「人気歌謡」で1位に輝く!“地上波3冠” Kstyle 2012年7月1日
- ^ f(x)、各種音楽番組で記録を打ち立て活動終了…1位獲得数は“9回”! Kstyle 2012年7月16日
- ^ f(x)、「Electric Shock」の活動終わり…音楽放送1位だけで9回 innolife.net 2012年7月16日
- ^ ソルリ、f(x)を脱退…SMが公式発表 TV REPORT 2015年8月7日付記事
- ^ a b “f(x) エンバ、SMと契約終了…直筆手紙で発表「ファンを永遠に愛しています」”. Kstyle (2019年9月1日). 2019年9月2日閲覧。
- ^ “f(x) ルナ、エンバに続いて契約終了…SMが発表「今後の活動はメンバーたちと話し合う」”. Kstyle (2019年9月5日). 2021年5月19日閲覧。
- ^ “f(x) クリスタル、8月末でSMエンタテインメントとの専属契約が終了「再契約について議論中」”. Kstyle (2020年8月18日). 2021年5月19日閲覧。
- ^ “f(x)ビクトリア SMエンタテインメントとの契約終了”. KBS WORLD (2021年4月9日). 2021年5月19日閲覧。