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2016年11月13日 (日) 03:36時点における版
馬場 伸幸 ばば のぶゆき | |
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生年月日 | 1965年1月27日(59歳) |
出生地 | 大阪府堺市鳳(現西区鳳) |
出身校 | 大阪府立鳳高等学校 |
前職 |
オージーロイヤル従業員 中山太郎参議院議員秘書 |
所属政党 |
(自由民主党[1]→) (大阪維新の会→) (旧日本維新の会→) (維新の党→) (おおさか維新の会→) 日本維新の会 |
公式サイト | 維新の党・馬場伸幸 |
選挙区 | 大阪17区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2012年12月17日[2] - 現職 |
在任期間 | 2011年 - 2012年 |
当選回数 | 6回 |
在任期間 | 1993年 - 2012年 |
馬場 伸幸(ばば のぶゆき、1965年1月27日 - )は、日本の政治家。日本維新の会所属の衆議院議員(2期)、日本維新の会幹事長・選挙対策本部長・国会議員団幹事長、大阪維新の会副代表。
堺市議会議長(第76代)・副議長(第76代)、堺市議会議員(6期)を務めた。
来歴
大阪府堺市鳳(現西区鳳)生まれ。大阪府立鳳高等学校卒業。高校卒業後、オージーロイヤル(現ロイヤルホスト)勤務を経て、1986年2月から中山太郎参議院議員の秘書を務める。
1993年、堺市議会議員補欠選挙に出馬し、初当選。以後2012年まで6期21年にわたり堺市議を務め、2006年から2007年まで副議長、2011年から2012年まで議長をそれぞれ務めた。市議時代は長らく自由民主党に所属していたが、2010年に離党し、大阪維新の会の結成に参加した。2011年より大阪維新の会副代表を務める。
2012年、堺市議を辞職。同年の第46回衆議院議員総選挙に旧日本維新の会公認で大阪17区から出馬し、自由民主党元職の岡下信子、民主党から日本未来の党へ鞍替えした前職の辻恵らを破り初当選した[2]。なお大阪17区は、太陽の党から日本維新の会へ合流した元職の西村眞悟のかつての選出選挙区であったが、西村は選挙区調整により比例近畿ブロック単独2位に回り、当選した。
2014年7月、日本維新の会の分党に際しては橋下徹大阪市長による新党結成を目指すグループに参加[3]。分党後の日本維新の会では、国会議員団総務会長代理及び組織委員長に起用された。同年9月、結いの党・日本維新の会の合流により維新の党の結党に参加し、国会議員団党紀委員長及び組織局長に就任[4][5]。同年12月の第47回衆議院議員総選挙では、大阪17区で自民党新人の岡下昌平を約7千票差で破り、再選。選挙後の執行役員会で国会議員団制が廃止され、新たに維新の党国会対策委員長に起用された。
2015年8月、維新の党の分裂に際し、橋下の新党への参加を表明し、9月8日に国会対策委員長を解任された[6]。
10月14日付で、維新の党を除籍処分となった[7][8]。しかし馬場ら除籍された162人と、既に離党した橋下らは、松野頼久執行部の任期は9月で切れているため処分は無効と主張。10月24日、独自に臨時党大会を開き、馬場が代表に選出された[9][10]。松野側はこの決定を認めていなかったが、最終的に次の野党再編まで大阪側が維新を名乗る事を認め、政党交付金を議員数に応じて配分することで合意した[11]。
12月13日、おおさか維新の会の幹事長に内定[12]、同25日に正式に入党したことにより就任した[13]。
政策
- 日本国憲法の改正に賛成[14]。
- 集団的自衛権の行使を禁じた内閣法制局の憲法解釈の見直しに賛成[14]。
- 日本の核武装について「今後の国際情勢によっては検討すべきだ」としている[14]。
- 原子力規制委員会の新基準を満たした原子力発電所の再稼働に賛成[14]。
- 女性宮家の創設に反対[14]。
- 日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加に賛成[14]。
- 2014年の調査では、選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらとも言えない」としている[15]。一方、2010年に堺市議会において、選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書を提出している[16]。
主張
人物
橋下徹と関係が深く[18]、側近の一人とされる[19]。橋下が一度引退を表明した際、「(橋下代表が)政界を去って、この日本になんのプラスもない。特に大阪は橋下代表抜きでやっていけるのか」と述べた[20]。「橋下徹というのは逆境に追い込まれれば追い込まれるほど力を発揮する。今回の維新の党の分裂騒動もそういう意味では、彼のファイティングスピリッツに火を付けていると思う」「橋下徹さんが一度引退するということは動かしようのない事実だ。そのあとどうなるか。大阪都構想をリニューアルして、新大阪都構想を作り、それを実現して日本を大阪から変えていきたいという思いは、最近ふつふつと沸き立っているふうに私からは見える。来年の参院選、同時に行われるかもしれないが、参院選の後に行われる衆院選挙、どちらかの国政選挙で政界に復帰してくれると固く信じている。」と福岡市内の講演で述べた[21]。
不祥事
- 迂回献金
- 堺市議会議員を務めていた2009年当時、自身が支部長を務めていた「自由民主党大阪府堺市第12支部」を迂回させる形で自身の資金管理団体に373万円を還流させて所得税の控除を受けていた[22]。
- 暴力団関係企業からの献金
- 堺市議会議員を務めていた2007年当時、自身が支部長を務めていた「自由民主党大阪府堺市第12支部」が、大阪府警により暴力団関連企業に指定されている大阪府内の警備会社から12万円の献金を受けていた[23][24][25]。
- 「太った豚」発言
- 2013年の堺市長選挙において、8月26日に南海電気鉄道堺東駅前で行われた街頭演説で、竹山修身市政を批判し「あの市役所(堺市役所)にはみなさまがたの税金をむしゃむしゃ食べまくった太った豚がいます」「この太った豚を追い出し、自分たちのことは自分で考える堺をみなさまの手で作っていただきたいと思う」と竹山を揶揄した[26]。なおこの発言の後、堺市議時代の迂回献金が報道され、産経新聞から「実は自身も税金むしゃむしゃ…」と批判を受けた[27]。
所属団体・議員連盟
- 日本会議国会議員懇談会[28]
- パチンコチェーンストア協会(政治分野アドバイザー[29])
脚注
- ^ 朝日新聞デジタル:第46回総選挙
- ^ a b 平成24年(2012年)12月17日大阪府選挙管理委員会告示第119号(衆議院小選挙区選出議員選挙における当選人の決定)
- ^ “日本維新の会分党 「石原新党」に23人”. ハフィントンポスト. (2014年6月6日) 2015年4月26日閲覧。
- ^ 国会議員団役員|役員・議員|維新の党
- ^ 維新の党 衆議院議員・馬場伸幸 | 略歴・役職
- ^ “維新が柿沢幹事長を解任、後任に今井氏 馬場・片山氏も更迭”. 日本経済新聞. (2015年9月8日) 2015年9月8日閲覧。
- ^ “【2015.10.15】 松野頼久代表 定例会見”. YouTube/維新の党. (2015年10月15日) 2015年10月24日閲覧。
- ^ “維新:議員162人除籍 大阪側「処分無効」と反発”. 毎日jp (毎日新聞社). (2015年10月15日) 2015年10月24日閲覧。
- ^ 維新の党 衆議院議員 馬場伸幸 - Facebook 馬場伸幸
- ^ “維新の党 除籍処分の議員らが解党を決議 10月24日 19時31分”. 日本放送協会. (2015年10月24日) 2015年10月24日閲覧。
- ^ “維新、「円満解散」で決着 政党交付金は議員数で配分”. 朝日新聞. (2015年12月8日). オリジナルの2015年12月11日時点におけるアーカイブ。 2015年12月11日閲覧。
- ^ おおさか維新の会 後任の代表に松井知事NHK2015年12月13日閲覧
- ^ おおさか維新に馬場氏ら3議員正式入党 産経新聞
- ^ a b c d e f “2012衆院選 大阪17区 馬場 伸幸”. 毎日jp (毎日新聞社) 2014年4月3日閲覧。
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
- ^ 夫婦別姓制度導入に反対する意見書、堺市議会、2010年6月18日。
- ^ “衆院憲法審査会が再開 「天皇」と「戦争の放棄」で各党が意見”. 日本経済新聞. (2014年3月14日) 2015年5月15日閲覧。
- ^ “維新・松野代表 安保法制で結束が焦点”. NHK. (2015年5月20日). オリジナルの2015年5月22日時点におけるアーカイブ。 2015年5月24日閲覧。
- ^ “国対委員長は馬場氏留任=21日に新執行部発足-維新”. 時事ドットコム(時事通信). (2015年5月20日) 2015年5月24日閲覧。
- ^ “橋下氏 “政界引退”表明の余波”. TBS News. (2015年5月18日). オリジナルの2015年5月19日時点におけるアーカイブ。 2015年5月24日閲覧。
- ^ “「橋下氏、追い込まれるほど力発揮」 維新・馬場氏”. 朝日新聞. (2015年10月9日) 2015年10月11日閲覧。
- ^ “【政治家迂回寄付】「深刻に考えてなかった」…維新の衆院2議員が迂回寄付 税控除目的で”. 産経新聞. (2013年4月10日) 2015年5月15日閲覧。
- ^ 「政治献金:暴力団交友社が自民支部に 「返金を検討」--大阪」、毎日新聞、2009年1月12日
- ^ 「暴力団関連企業から献金228万円、大阪の自民3支部」、読売新聞、2009年1月12日
- ^ “暴力団関連企業から献金/自民・中山元外務政務官/大阪府も“親交ある”と入札排除”. しんぶん赤旗. (2009年1月19日) 2015年5月15日閲覧。
- ^ “【堺市長選】市長は「税金むしゃむしゃ食べながら太ったブタ」 維新・馬場氏が発言”. 産経新聞. (2013年8月26日) 2015年5月15日閲覧。
- ^ “実は自身も税金むしゃむしゃ…馬場議員が“脱法的”迂回寄付 所得税控除目的”. 産経新聞. (2013年4月10日) 2015年5月15日閲覧。
- ^ 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
- ^ 理事・会員リスト・会員ホームページ パチンコチェーンストア協会
外部リンク
- 維新の党・馬場伸幸(公式サイト)
- 維新の党 衆議院議員 馬場伸幸 (baba.ishin) - Facebook
議会 | ||
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先代 松本光治 |
堺市議会議長 第76代:2011年 - 2012年 |
次代 吉川敏文 |
党職 | ||
先代 名称変更 |
日本維新の会幹事長 初代:2016年 - |
次代 現職 |
先代 名称変更 |
日本維新の会選挙対策本部長 初代:2016年 - |
次代 現職 |
先代 名称変更 |
日本維新の会国会議員団幹事長 初代:2016年 - |
次代 現職 |
先代 松井一郎 |
おおさか維新の会幹事長 第2代:2015年 - 2016年 |
次代 日本維新の会へ |
先代 新設 |
おおさか維新の会選挙対策本部長 初代:2016年 |
次代 日本維新の会へ |
先代 結成 |
おおさか維新の会国会議員団幹事長 初代:2015年 - 2016年 |
次代 日本維新の会へ |
先代 新設 |
維新の党国会対策委員長 初代:2014年 - 2015年 |
次代 牧義夫 |
先代 結成 |
大阪維新の会副代表 今井豊・坂井良和と共同 2011年 - |
次代 現職 |