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2016年11月13日 (日) 04:16時点における版

WEST SIDE
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
活動期間 2001年 - 2003年
レーベル R&C Japan
共同作業者 島田紳助
布川敏和(元シブがき隊)
メンバー ランディーズ高井俊彦中川貴志
ロザン宇治原史規菅広文
キングコング西野亮廣梶原雄太
旧メンバー ライセンス井本貴史藤原一裕
SMAP

WEST SIDE(ウエストサイド)は、日本ダンスユニット。 吉本興業所属のお笑いコンビであるランディーズロザンキングコングの3組で結成された。 島田紳助が初めてプロデュースしたユニットである。

概要

関西テレビで放送されていた「紳助の人間マンダラ」の企画で、吉本興業所属の若手芸人の中から「男前」を基本とし、「歌って踊れる芸人を発掘しよう」という島田紳助の発案のもとオーディションを行った。合格コンビは、ランディーズ、ロザン、ライセンスの3組。

しかし、WEST SIDEのロケ中、ライセンスの井本貴史が、このグループへの加入に不満を爆発させ、2人とも脱退。その空き枠に、当時吉本総合芸能学院(NSC)に在学中で、早くも人気を誇っていたキングコングが加入。結成当初は、ランディーズの2人は24歳、ロザン菅が23歳、宇治原は24歳、キングコングの2人は19歳であった。当初の名前は「男前組」。その後、沖縄アクターズスクール大阪校でダンスレッスン、沖縄での公演参加。CDデビュー時に作曲を担当したブラザー・コーンとの初対面の際に、彼が直感でひらめいたポーズ(両手を顔の前で広げ、薬指と中指を交差させ、片手でアルファベットのWの形を作る)の名前を取り、グループ名を“WEST SIDE”と決定する。初代プロデュースは、元シブがき隊の布川敏和が行なった。

2001年1月に、シングル「WEST LOVE SHINE」(東芝EMI)でデビュー。プロモーションビデオの監督は、井筒和幸が務めた。このシングルが、関西オリコンで初登場2位を記録する。その人気は。関西圏ではジャニーズ事務所のタレント達を上回る勢いであった。その後2ndシングル「Right Here,Right Now」、アルバム『WS』(ともにR&C Japan)、写真集(角川書店)、DVDなどを発売し、Zepp Osakaでのライブも行った。2001年11月23日には、ルミネtheよしもとでもライブを行った。

テレビでは「- 人間マンダラ」のほか、「大阪発元気ダッシュ!DOYAH」(NHK衛星第二)や「ゲンキ王国 〜GENKING〜」(関西テレビ)などにレギュラー出演。2002年8月には主演ドラマが放映された。

2003年9月12月に特別公演「〜ゲンキ王国外伝〜ウエストサイド・コメディ」を開催。 base SUMMER SMILEで2002年、2003年に「WEST LOVE SHINE」を歌っている。

2003年10月9日放送の「アリ×アリ」(関西テレビ)内で「WEST SIDEの同窓会」を開催している。

それ以降は“WEST SIDE”としての活動は無く、3組それぞれの仕事に専念している。なお、「笑っていいとも!増刊号」でキングコング西野が、「月刊コント増刊号」でランディーズとロザンがダンスを披露している。

2010年4月で結成10周年となり、12月30日に行われた、ランディーズ高井とテンダラー白川らが主催する音楽イベント「ミュージックアワー音人〜年末スペシャルinBIGCAT〜」で、1夜限りの復活を果たした。

お笑いとアイドル

当時のグループ内でも、ランディーズ高井のように積極的なメンバーがいた中で、キングコングのような乗り気ではなかったメンバーがいたのも事実であった。梶原に関しては、グループ内では断トツのダンススキルにも関わらず、このグループの活動に対して積極的ではなかった。メンバー達は、baseよしもとやほとんどの関西ローカルに出演し、しかも漫才やコント、トークの実力も十分にあったが、ここで活動中の時はファンから芸人ではなくジャニーズ同様アイドル目線で見られており、当時の梶原は「ファン(当時)は今まで(WEST SIDE加入前)は真剣に漫才を聴いていたのにもかかわらず、WEST SIDE加入後、俺らが漫才をする為にステージに立った瞬間、キャーキャーと声援をし、(梶原は)一旦は注意するが、漫才を開始しても一向に声援を止めないので『うるさい!』と注意し、静かになってから漫才を始めていた」と証言している。つまり、この当時のキングコングのファンは、「漫才・コントが面白いから劇場に行く」のではなく、「かっこいいWEST SIDEのメンバーであるキングコングを見る為に行く」という客が大半を占めていた。

また、デビューした2001年には、ちょうどM-1グランプリが始まり、ストイックなまでに漫才の完成度を高める芸人が評価される傾向が強くなり、舞台に上がったと同時にブーイングを受けることも珍しくなかった。その傾向は当時ほどではないとはいえ、現在も変わっていない。

周囲の先輩芸人や後輩芸人も、あまりWEST SIDEの活動を良く思っていなかった。オフィス北野所属(当時)の東京ダイナマイトは「もし麒麟や千鳥、笑い飯がいなければ(アイドル化する一方の)大阪の笑いは終わっていた。」と語っており、東京でも決して好意的には受け止められていなかった。逆に、同じbaseよしもとのメンバーだったフットボールアワーブラックマヨネーズは「羨ましかった」と言っている。

しかし時間が経つにつれ、キングコングの2人は、大阪の冠ラジオ番組にて、「今やったらもう1回してもいい」とWEST SIDE復活を示唆するような発言をした事がある。特に、WEST SIDEを嫌がっていた西野は、「やってもいい(やりたい)」と積極的になり、梶原も「今やったらキャーキャー言われたい」と発言しており、両者ともキャーキャー言われるのが芸人人気が分かる一つの手段だった、と話している。

メンバー(解散後)

詳細は各メンバーの項目などを参照。

ランディーズ

吉本新喜劇で活動中。本業以外でもテレビドラマや映画にそれぞれが出演。高井は、THE★RED STARというバンドに所属している。

高井俊彦

リーダーとして活躍していた。解散後も、WEST SIDE復活を狙っている。吉本のイベントでは「ウエッサ〜イ!」と叫んで笑いをとる事がある。

中川貴志

ダンスは下手ながらも、おじさんキャラで愛されていた。WEST SIDE時代はモテた、とのこと。しかし現在は、見る影が無くなるほど太り、本当のおじさんようなルックスで、色々な番組でネタにされている。

ロザン

関西を中心に活動し、「ちちんぷいぷい」など関西の人気番組などに出演中。2008年頃からは頭の良さを生かし、東京のクイズ番組等にも出演。

宇治原史規
顔は悪いと残念がられながらも、歌や踊りもしっかりとこなしていた。
菅広文
イケメンキャラとして人気を集めつつも、多少不器用なため、苦手なダンスを何度も練習していた。

キングコング

いち早く東京進出を果たし、「はねるのトびら」を中心に若者の人気者に。

西野亮廣
菅と並びイケメンキャラとして扱われていたが、ダンスと歌唱力は良くなく、特にダンスに関しては、ロザン菅やランディーズ中川のように、「ダンスが追いつけなくて、苦手のように見える」ではなく、練習中はあまりにも特徴的なダンスを披露していたため、「彼のダンスはおかしい」と言われていた。解散後、自身のブログで「WEST SIDEが吐き気がするほど嫌いだった」と語っているが、ラジオ等では、「もう一度やりたい」と発言する事も多々ある。他メンバーとの仲は良い様子。
梶原雄太
持ち前の運動神経で、見事なダンスを披露。また、メンバー最高の歌唱力も兼ね備え、特にラップを中心に歌っている。

ディスコグラフィ

シングル

WEST LOVE SHINE
2001年1月24日発売のデビューシングル。
Right Here, Right Now
2001年11月7日発売の2ndシングル。

アルバム

W・S
2001年12月12日に発売された唯一のアルバム。シングル表題となった2曲の他、アルバムオリジナル曲8曲を収録。

DVD・ビデオ

関連商品

グッズ

  • WEST SIDE(写真集)
  • ビニールバッグ
  • ポストカード(10枚セット)
  • カンバッジ(54mm)
  • カンバッジ(31mm)(高井、中川、菅、宇治原、梶原、西野)
  • ファスナーアクセサリー(高井、中川、菅、宇治原、梶原、西野)
  • 爆笑オンエアバトル2(WEST SIDEのインタビューあり)

WEST SIDEとして出演した番組

テレビ

ラジオ

  • WEST SIDEのヒミツの穴
  • AM808。マジッすよ!