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採決の際に自民党議員などが反対派議員の採決妨害を阻止するため議長席を囲んだ際、小西も議長席に飛び込んだが、自民党の[[佐藤正久]]に拳で払いのけられた。小西は顔を殴られたと主張している<ref>[http://www.j-cast.com/2015/09/18245725.html?p=all]</ref>。 |
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<ref>[https://twitter.com/konishihiroyuki/status/830238840077971456 小西ひろゆき (参議院議員)認証済みアカウント]2017年02月11日</ref> |
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== 年譜 == |
== 年譜 == |
2017年2月12日 (日) 03:05時点における版
小西 洋之 こにし ひろゆき | |
---|---|
生年月日 | 1972年1月28日(52歳) |
出生地 | 徳島県徳島市 |
出身校 |
徳島大学医学部(中退) 東京大学教養学部 コロンビア大学国際・公共政策大学院修士課程 |
前職 | 国家公務員(郵政省・総務省) |
所属政党 |
(民主党→) 民進党(野田グループ) |
称号 |
学士(教養) 修士 |
公式サイト | 小西ひろゆき公式サイト |
選挙区 | 千葉県選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2010年 - 現職 |
小西 洋之(こにし ひろゆき、1972年1月28日 - )は、日本の政治家、元郵政・総務官僚。民進党所属の参議院議員。2010年、2016年参議院選挙当選。2期目。
来歴
徳島県徳島市に生まれ、生後間もなく千葉県習志野市へ転居。10歳の時に父親が脳卒中を患い、以後家族で21年間介護を行った。徳島市立高等学校卒業後[1]、徳島大学医学部に入学するも2年で中退し、東京大学教養学部に入学した。東大在学中に国家公務員を志望し、4年次では受験を見送り、1年留年して翌年に合格[2]。1998年、大学を卒業。郵政省に入省し、通信政策局総務課に配属された。郵政官僚時代はITベンチャー支援をはじめ、情報通信政策を手掛けた他、農林水産省や経済産業省への出向も経験した。2002年、人事院の研修制度によりアメリカ合衆国のコロンビア大学国際・公共政策大学院修士課程に入学し、2004年に修士号を取得した。帰国後は総務省に復職し、併せて東京大学で医療政策人材養成講座を受講し、医療基本法制定プロジェクトのリーダーを務め、医療政策研究に従事した。2010年、総務省情報流通行政局衛星・地域放送課課長補佐を最後に退官[3]。
2010年7月、第22回参議院議員通常選挙に民主党公認で千葉県選挙区(定数3)から出馬、初当選。得票数535,632票でトップ当選。
2016年7月、第24回参議院議員通常選挙に民進党公認で千葉県選挙区(定数3)から出馬、二度目の当選。得票数472,219票で3番手の当選。
政策・主張
医療・社会保障政策
2012年民主党政権時代の「社会保障と税の一体改革」の際、都道府県の作成する医療計画、がん対策計画等に、PDCAサイクルを導入させる[4]。
子ども・教育政策
「いじめ防止対策推進法」を議員立法[5](2013年3月)。逐条解説本を出版「いじめ防止対策推進法の解説と具体策」[6]。
安保関連法案
- 2014年4月21日、元行政刷新担当大臣の蓮舫や社会民主党党首の吉田忠智と連名で、第2次安倍内閣が目指す憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認を支持しないようアメリカ大統領のバラク・オバマに求める文書を在日米大使館に提出した。
文書に賛同した19人は衆議院議員では民主党の篠原孝、生方幸夫 ・社民党の吉川元 、参議院議員では民主党の蓮舫、小川敏夫、藤田幸久、相原久美子、有田芳生、石橋通宏、小西洋之、難波奨二、野田国義、大島九州男 、田城郁、徳永エリ、森本真治・社民党の吉田忠智、福島瑞穂、又市征治だった。[7]
「昭和47年政府見解の読み替え」の解明
2015年3月、安倍内閣の行った「7.1閣議決定」(2014年7月1日)の根拠が、「昭和47年政府見解」であり、同見解内に記載されている「外国の武力攻撃によって」との文言を、「同盟国に対する」も含むと勝手に読み替えたものであることを、情報公開請求手続き等により、解明した[8]。2015年3月24日の委員会質疑では、(昭和47年政府見解の)「同盟国に対する外国の武力攻撃ということもここに概念的に含まれるというふうに考え出したのは、横畠長官、あなたが初めての法制局長官ということでよろしいですね」、と横畠内閣法制局長官に質問した。これに対し横畠長官は「同様に考えていた者がいるかは存じませんが、この昭和47年政府見解そのものの組み立てから、そのような解釈、理解ができる。」と答弁した[9]。なお、安保国会では濱田邦夫元最高裁判事、宮﨑礼壹元内閣法制局長官、伊藤真日弁連憲法問題対策本部長らが、この「昭和47年政府見解の読み替え」を「法匪」「黒を白と言いくるめる類」「あり得ない」などとして、安保法制を憲法違反だと断言した[10]。
日本放送協会
- NHK会長及び経営委員人事
- 2014年2月1日、自身のツイッターアカウントで「私の知り合いのNHK職員の方々(記者、番組制作)から、NHK籾井(勝人)会長を何とかして欲しいとの声が寄せられています。昨年の安倍総理の放送法違反の経営委員会委員の任命からこの異常な事態が生じていますが、NHKの経営の自律を守りつつ、国会議員として全力を尽くします」と記した[11]。
- NHK経営委員の交代を要求
- 2014年3月12日、参議院予算委員会の質疑において、日本国憲法を批判していたNHK経営委員の長谷川三千子について「こういう方がこの世にいるのかと驚いた」「NHK経営委員として適格ではない」と批判した。それに対し、安倍晋三首相は「居丈高にならず落ち着いて聞いてほしい」「自分と考え方の違う人の存在を許さないという狭量な考え方は、極めて危険と言わざるを得ない」と答弁した[12]。
- また上記の質疑において、安倍政権下で任命された経営委員の顔ぶれについて、戦後初めて経営委員会に東北地方の代表者がおらず、全国各地方の公平性の考慮を規定している放送法に違反するとして長谷川三千子、百田尚樹両経営委員の罷免を要求した[13]。これに対し、百田は自身のツイッターアカウントで「まあ、いろいろ理屈を付けるものだと感心する。ちなみに私が辞めたら関西代表の委員はいなくなる」「わざわざ指摘するほどのことでもないが、現在のNHK経営委員には、四国、中国、北陸、中部、東海の代表もいない」と反論した。
日本国憲法
- 参議院予算委員会における安倍首相への質疑
- 2013年3月29日、参議院予算委員会において安倍晋三首相に対し、日本国憲法の中で最も大切な条文を挙げるよう切り出し、「包括的な人権保障、包括的な人権規定と言われる条文は何条ですか」と質問した[14]。これに答えられなかった安倍から「クイズのような質問は生産的ではない」「そういう子供っぽいことはやめて」と言われたが[15][16]、小西は「私は知っています。今総理が答えられなかったことは、大学で憲法学を学ぶ学生が1学期でみんな知っていることですよ」「憲法13条が分からないというのは、これは驚愕の事実ですよ、総理。あきれます」と反論した[15]。
- また自由民主党が発表している憲法改正草案について「目的、内容で憲法十三条を公益及び公の秩序と変えるのか」と質問し、参考人質疑における参考人の説明の中で名前の出た芦部信喜に関し、安倍に「今述べられました芦部信喜さんという憲法学者、ご存知ですか」と尋ねた。安倍の「私は存じ上げておりません」という答弁に対し、「では、高橋和之さん、あるいは佐藤幸治さんという憲法学者はご存知ですか」と重ねて質問したが、安倍は「申し訳ありません、私は余り、憲法学の権威ではございませんので、学生であったこともございませんので、存じ上げておりません」と答弁した[15][17]。安倍の答弁に対し、「憲法学を勉強もされない方が憲法改正を唱えるというのは私には信じられないことなんですけれども。今私が聞いた3人は、憲法を学ぶ学生だったら誰でも知っている日本の戦後の憲法の通説的な学者です」と述べ、安倍の「認識不足」を批判した[15]
- 憲法9条にノーベル平和賞を
- 2014年5月22日、与野党7党及び無所属の国会議員計60名によって提出された、駐日ノルウェー大使館を通じてノーベル賞委員会に対し、日本国憲法第9条にノーベル平和賞を授与するよう求める文書に名前を連ねた[18]。
その他
人物
姉と妹2人の4人兄弟。既婚。趣味は空手[20]やテニス、サッカー等。ニックネームは「コニタン」[21]。
その他
- 告訴・訴訟
2015年4月23日、阿比留瑠比(産経新聞政治部編集委員)と当該議員(会合で話したという)の両者を刑事告訴と民事訴訟している[22]。訴状によれば小西が安倍首相の憲法への無理解を厳しく追及すると、3月29日当日のネット配信産経ニュースと翌30日の産経新聞朝刊に「子供っぽい」「あきれ顔」「クイズのような質問」等と書かれるなどした後、阿比留瑠比が4月1日付の自身のフェイスブックで「ある議員」から聞いた話として「意にそまぬ部署への異動を指示された際、1週間無断欠席し、さらに登庁するようになってもしばらく大幅遅刻の重役出勤だった」「偉そうな態度は昔からだった」等と書いたと言う[23][24][25] [26]。これを受けて小西はツイッターで「事実無根」と抗議し、告訴・訴訟した[27][28]。「ネット上の名誉毀損行為や落選運動行為(公選法違反)などの違法行為に対しては、必要な法的措置を講じて参ります」と述べている[29]。第一審裁判では、報道の事実はないとして、原告勝訴[30]、控訴され、現在も継続中。
- 参議院予算委員会における発言
産経新聞の報道によると、2015年3月20日の参議院予算委員会において、集団的自衛権の行使を容認する2014年7月の憲法解釈変更の閣議決定について、「安倍晋三首相が行ったことは法令解釈ではない。日本の法秩序を根底から覆すクーデターだ」「憲法を何も分からない首相とそれを支える外務官僚を中心とした狂信的な官僚集団」と発言した。直後に岸宏一予算委員長から「発言中に不適切な言質があるとの指摘があった。十分気をつけて発言をお願いしたい」と注意を受け、「日本の法の支配を思うあまり不適切な発言があったらおわびしたい」と述べた[31]が、「不適切な発言があったらおわびしたい」と謝罪したと報じた産経新聞の21日付の記事について「謝罪はしていない」「『後日の議事録の調査で不適切発言が確認されたのならおわびする』と述べただけ」と釈明した[32]。
- 平和安全法制の採決の際の行動
採決の際に自民党議員などが反対派議員の採決妨害を阻止するため議長席を囲んだ際、小西も議長席に飛び込んだが、自民党の佐藤正久に拳で払いのけられた。小西は顔を殴られたと主張している[33]。
- ドナルド・トランプ大統領と安倍晋三首相にtwitterで侮辱発言
2017年02月11日、twitter上のドナルド・トランプ大統領の公式アカウントに掲載された、安倍晋三首相との笑顔のツーショット画像が掲載された記事を引用する形で、自身のtwitterの公式アカウントから「品格のない顔。よく似た二人。」と、容姿に対する侮辱とも取れる発言を行った。twitterの機能上、引用リツイートを行った場合は引用元に通知が行くため、トランプ大統領の公式アカウントに対して公然と侮辱発言を送りつけたことになり、該当発言は炎上した。 [34]
年譜
- 1972年1月28日 - 徳島県徳島市で出生
- 1990年3月 - 徳島市立高等学校卒業
- 1992年 - 徳島大学医学部中退
- 1993年4月 - 東京大学入学
- 1998年3月 - 東京大学教養学部卒業
- 4月 - 郵政省入省
- 2004年 - コロンビア大学国際・公共政策大学院修士課程修了、総務省情報通信政策局放送政策課課長補佐
- 2006年 - 経済産業省商務情報政策局情報政策課課長補佐
- 2008年 - 総務省選挙部政治資金課課長補佐、東京大学医療政策人材養成講座修了
- 2010年 - 総務省情報流通行政局衛星・地域放送課課長補佐を最後に退官、第22回参議院議員通常選挙で当選
- 2016年 - 第24回参議院議員通常選挙で再当選。
脚注
- ^ 小西洋之さん(千葉選挙区トップ当選 民主党参院議員)
- ^ プロフィール - 参議院議員:小西ひろゆき(小西洋之)公式サイト
- ^ プロフィール - 参議院議員:小西ひろゆき(小西洋之)公式サイト
- ^ <meta />小西ひろゆきホームページ 政策実績
- ^ http://konishi-hiroyuki.jp/kodomo/(小西ひろゆきホームページ)
- ^ https://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E9%98%B2%E6%AD%A2%E5%AF%BE%E7%AD%96%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%B3%95%E3%81%AE%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%81%A8%E5%85%B7%E4%BD%93%E7%AD%96-%E5%B0%8F%E8%A5%BF-%E6%B4%8B%E4%B9%8B/dp/4872906551(AMAZON)
- ^ 米大統領宛に集団的自衛権行使容認「不支持」を要請 蓮舫氏ら 産経新聞 2014年4月21日 2014年4月29日閲覧。
- ^ http://konishi-hiroyuki.jp/annpo/小西ひろゆき公式ホームページ
- ^ http://konishi-hiroyuki.jp/wp-content/uploads/g0324.pdf小西ひろゆき公式ホームページ「平成27年3月24日参議院外交防衛委員会 議事録」
- ^ 2015年9月15日朝日新聞デジタル「「憲法の危機」思いは一つ 学生メンバーと元最高裁判事」
- ^ 小西ひろゆき(小西洋之)@konishihiroyuki 2014年2月1日2:24のツイート
- ^ “批判一辺倒の民主・小西氏を安倍首相諭す 「考え違う人を許さないのは狭量、危険」”. 産経新聞. (2014年3月12日) 2015年3月1日閲覧。
- ^ “東北代表不在は放送法違反=NHK経営委人選で民主議員指摘”. 時事通信. (2014年3月12日) 2015年3月1日閲覧。
- ^ 2013-03-29 第183回国会 参議院 予算委員会 8号 kokalog - 国会議事録検索 #kokalog
- ^ a b c d 参議院会議録 第183回国会 予算委員会 第8号 平成25年(2013年)3月29日
- ^ “「そういう子供っぽいことやめて」首相、民主・小西氏にあきれ顔”. 産経新聞. (2013年3月30日) 2015年3月1日閲覧。
- ^ “安倍首相「有名な憲法学者」の名にポカン「芦部信喜知らないって…」支持者もドン引き”. J-castニュース. (2010年3月30日) 2015年3月1日閲覧。
- ^ “憲法9条にノーベル平和賞を”. 時事通信. (2014年5月22日) 2015年3月1日閲覧。
- ^ 朝日新聞2016年参院選候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)、(2016年6月23日閲覧))
- ^ konishihiroyukiのツイート(14091998532)
- ^ “プロフィール-参議院議員:小西ひろゆき(小西洋之)公式サイト”. 小西ひろゆき 公式WEBサイト. 2015年10月7日閲覧。
- ^ 小西洋之参議院議員ホームページ「ともに生きる社会を」[1]
- ^ 訴状[2]
- ^ 弁護士事務所資料[3]
- ^ 小西洋之参議院議員ホームページ「ともに生きる社会を」[4]
- ^ 『日刊現代』「安倍首相“側近記者”が大ピンチ…国会議員が怒りの刑事告訴」[5]
- ^ 『日刊現代』「安倍首相“側近記者”が大ピンチ…国会議員が怒りの刑事告訴」[6]
- ^ 小西洋之参議院議員ホームページ「ともに生きる社会を」[7]
- ^ 小西洋之参議院議員ホームページ「ともに生きる社会を」[8]
- ^ 日本経済新聞
- ^ “「憲法を何も分からない首相とそれを支える外務官僚を中心とした狂信的な官僚集団…」民主・小西氏が発言し謝罪 参院予算委”. 産経新聞. (2015年3月20日) 2015年3月30日閲覧。
- ^ “民主・小西氏、謝罪報道に「謝罪していない」と反論 参院予算委での「狂信的な官僚集団」発言”. 産経新聞. (2015年3月21日) 2015年3月30日閲覧。
- ^ [9]
- ^ 小西ひろゆき (参議院議員)認証済みアカウント2017年02月11日
外部リンク
- 小西ひろゆき公式サイト
- 小西ひろゆき公式ブログ
- 小西洋之 - YouTubeチャンネル
- 小西洋之 (@konishihiroyuki) - X(旧Twitter)
- 小西洋之 (@sangiin.hiroyukikonishi) - Facebook