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『'''さよならソルシエ'''』(''bon au revoir, Sorcier'')は、[[穂積 (漫画家)|穂積]]による[[日本]]の[[漫画]]。『[[月刊フラワーズ]]』([[小学館]])にて[[2012年]]10月号から<ref>{{Cite web |url=http://natalie.mu/comic/news/75498 |title=flowersの俊英・穂積が、実在したパリの画商描く新連載 |accessdate=2013-05-18}}</ref>[[2013年]]10月号まで連載された。単行本は全2巻が[[小学館]]([[フラワーコミックス|フラワーコミックスα]])から刊行されている<ref name="kikan">{{Cite web |url=http://www.shogakukan.co.jp/search_result/?q=%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%AA%E3%82%89%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A8&qf=1&qt=book |title=「すべて」「さよならソルシエ」|小学館 |accessdate=2013-05-18}}</ref>。[[19世紀]]末の[[パリ]]を舞台に、[[美術商|画商]]の[[テオドルス・ファン・ゴッホ]]を主人公に、その兄で無名だった頃の画家[[フィンセント・ファン・ゴッホ]]との関係を交えながらテオドルスが時代を切り開いていく様を描いた作品。 |
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[[宝島社]]「[[このマンガがすごい!]]」2014年オンナ編1位<ref>{{Cite web |url=http://natalie.mu/comic/news/105304 |title=「このマンガがすごい!」1位は暗殺教室&さよならソルシエ |date=2013-12-09 |accessdate=2013-12-09}}</ref>。 |
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ミュージカル |
2016年にミュージカル、また音楽朗読劇として上演された(後述)。 |
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同2016年に音楽朗読劇の舞台も上演(後述)。 |
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== あらすじ == |
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*#2013年[[11月8日]]発売、ISBN 978-4-09-135579-9<ref>{{Cite web |url=http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784091355799 |title=小学館:コミック 『さよならソルシエ2』 |accessdate=2013-12-09}}</ref> |
*#2013年[[11月8日]]発売、ISBN 978-4-09-135579-9<ref>{{Cite web |url=http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784091355799 |title=小学館:コミック 『さよならソルシエ2』 |accessdate=2013-12-09}}</ref> |
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== 舞台 == |
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=== ミュージカル === |
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同名 |
同名でミュージカル化され、2016年3月17日から3月21日に[[Zeppブルーシアター六本木]]にて上演された<ref>{{cite web|url=http://natalie.mu/comic/news/158344|title=「さよならソルシエ」ミュージカル化!画家ゴッホと実弟の関係描いた伝記作品|publisher=コミックナタリー|date=2015-08-28|accessdate=2015-08-28}}</ref><ref name=natary151028>{{cite web|url=http://natalie.mu/comic/news/164164|title=ミュージカル「さよならソルシエ」良知真次×平野良W主演!公演詳細も|publisher=コミックナタリー|date=2015-10-28|accessdate=2015-10-28}}</ref>。 |
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=== キャスト === |
==== キャスト ==== |
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キャストは「登場人物」の項を参照。 |
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* エミール・ベルナール - [[小野健斗]]<ref name=natary151202/> |
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* ポール・ゴーギャン - [[Kimeru]]<ref name=natary151202/> |
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* ジャン・サントロ [[合田雅吏]] |
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=== スタッフ === |
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* 脚本・演出:[[西田大輔]] |
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* 音楽:[[かみむら周平]] |
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== 音楽朗読劇 == |
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[[サウンドシアター|SOUND THEATRE(サウンドシアター)]]による音楽朗読劇が2016年12月3日、4日に市川市文化会館 |
[[サウンドシアター|SOUND THEATRE(サウンドシアター)]]による音楽朗読劇が2016年12月3日、4日に市川市文化会館大ホールにて上演された<ref>{{Cite web |url=http://sorcier.soundtheatre.jp/category/news/ |title=SOUND THEATRE さよならソルシエ News |accessdate=2016-11-27}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://sorcier.soundtheatre.jp/category/cast/ |title=SOUND THEATRE さよならソルシエ Cast |accessdate=2016-11-27}}</ref>。 |
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=== キャスト === |
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*朗読 |
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** テオドルス・ファン・ゴッホ - [[諏訪部順一]] |
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** ライブペイント - [[さとうたけし]] |
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=== スタッフ === |
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* 脚本:[[三浦香]] |
* 脚本:[[三浦香]] |
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* 脚色・演出:[[平光琢也]] |
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{{このマンガがすごい!オンナ編1位}} |
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2017年2月17日 (金) 10:27時点における版
さよならソルシエ | |
---|---|
漫画 | |
作者 | 穂積 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 月刊フラワーズ |
レーベル | フラワーコミックスα |
発表号 | 2012年10月号 - 2013年10月号 |
巻数 | 全2巻 |
その他 | 2013年3月号休載 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『さよならソルシエ』(bon au revoir, Sorcier)は、穂積による日本の漫画。『月刊フラワーズ』(小学館)にて2012年10月号から[1]2013年10月号まで連載された。単行本は全2巻が小学館(フラワーコミックスα)から刊行されている[2]。19世紀末のパリを舞台に、画商のテオドルス・ファン・ゴッホを主人公に、その兄で無名だった頃の画家フィンセント・ファン・ゴッホとの関係を交えながらテオドルスが時代を切り開いていく様を描いた作品。
宝島社「このマンガがすごい!」2014年オンナ編1位[3]。
2016年にミュージカル、また音楽朗読劇として上演された(後述)。
あらすじ
19世紀末のパリ。ブルジョワばかりを顧客に抱える一流画廊「グーピル商会」の支店長で、パリ一の画商と名高いテオドルス・ファン・ゴッホは、新しい才能と芸術の開放を求めていた。しかし、時は権威と保守に満ち、芸術とは上流階級のためのもの、平民は芸術を理解できないとされている時代。
「体制は内側から壊すほうが面白い」、テオドルスは、アカデミーに認められない、人々のありのままの日常を描いた作品を世に出すため、高い壁を打ち壊さんと奮闘する。
登場人物
- テオドルス・ファン・ゴッホ
- 演 - 良知真次[4]
- モンマルトル通り19番街にある、顧客はブルジョワばかりの一流画廊「グーピル商会」の支店長。
- 顧客の好みや習慣を記憶しており、時にはその行動を先読みし、「ソルシエ(魔法使い)のようだ」と驚かれるが、芸術を一般に広めようとする行動は品格がないと非難される。
- 兄の絵は人の人生を変える才能がある、100年愛される画家になれると確信しているが、一方で愛憎入り混じった複雑な感情を抱く。
- フィンセント・ファン・ゴッホ
- 演 - 平野良[4]
- テオドルスの兄。無名の画家。テオドルスいわく「生まれつき怒りという感情が欠如しているらしい」。
- マルクス
- 「グーピル商会」社員。支店長としての責任感に欠け、自由気ままに行動するテオドルスに振り回される。
- ボドリアール
- 演 - 窪寺昭[5]
- フランス学士院お抱えの美術評論家。粗末な身なりで市井に紛れ、浮浪者たちにチェスの勝負を挑んでは金を巻き上げている。
- テオドルスに「(評論が)駄文の極み」「特権階級に媚びへつらった礼賛記事」とこき下ろされる。
- サリス
- テオドルスが常連の酒場「シャノワール」の店主。店には、日の目を見ないモンマルトル中の芸術家の卵たちが集う。
- アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
- 演 - 土屋シオン[5]
- シャノワールの常連客。主にムーラン・ド・ラ・ギャレットの娼婦を描く22歳の画家。来店していたテオドルスに気が付き、権威の犬は出て行けと凄むが、彼が保守側の人間ではないと知り、考えを改める。
- ジェローム
- 演 - 泉見洋平[5]
- アカデミーの重鎮。芸術の格式高さを守るためには、目障りなものは排除すればよいと考えており、アカデミーに抗議に訪れた売れない画家の利き手を折らせるなど容赦がない。
書誌情報
舞台化
ミュージカル
同名でミュージカル化され、2016年3月17日から3月21日にZeppブルーシアター六本木にて上演された[8][4]。
キャスト
キャストは「登場人物」の項を参照。
スタッフ
音楽朗読劇
SOUND THEATRE(サウンドシアター)による音楽朗読劇が2016年12月3日、4日に市川市文化会館大ホールにて上演された[9][10]。
キャスト
- 朗読
- 演奏・ライブペイント
スタッフ
出典
- ^ “flowersの俊英・穂積が、実在したパリの画商描く新連載”. 2013年5月18日閲覧。
- ^ a b “「すべて」「さよならソルシエ」|小学館”. 2013年5月18日閲覧。
- ^ “「このマンガがすごい!」1位は暗殺教室&さよならソルシエ” (2013年12月9日). 2013年12月9日閲覧。
- ^ a b c “ミュージカル「さよならソルシエ」良知真次×平野良W主演!公演詳細も”. コミックナタリー (2015年10月28日). 2015年10月28日閲覧。
- ^ a b c d e “ミュージカル「さよならソルシエ」追加キャストに土屋シオン、Kimeruら”. コミックナタリー (2015年12月2日). 2015年12月2日閲覧。
- ^ “小学館:コミック 『さよならソルシエ1』”. 2013年5月18日閲覧。
- ^ “小学館:コミック 『さよならソルシエ2』”. 2013年12月9日閲覧。
- ^ “「さよならソルシエ」ミュージカル化!画家ゴッホと実弟の関係描いた伝記作品”. コミックナタリー (2015年8月28日). 2015年8月28日閲覧。
- ^ “SOUND THEATRE さよならソルシエ News”. 2016年11月27日閲覧。
- ^ “SOUND THEATRE さよならソルシエ Cast”. 2016年11月27日閲覧。