コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「イヴァン・ラキティッチ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:FCバイエルン・ミュンヘン関連 - log
44行目: 44行目:


==== シャルケ04 ====
==== シャルケ04 ====
2007年6月22日、[[サッカー・ブンデスリーガ (ドイツ)|ドイツ・ブンデスリーガ]]の[[シャルケ04]]に移籍し、[[ガラタサライSK]]に移籍したブラジル人MF[[リンコウン]]([[:en:Lincoln (footballer)|Lincoln Cássio de Souza Soares]])の代役を任された。7月21日の[[DFLリーガポカール]]・[[カールスルーエSC]]戦でデビューし、8月5日の[[DFBポカール]]1回戦・[[SVアイントラハト・トリーア]]戦(9-0)で移籍後初得点を挙げた。8月10日のリーグ開幕戦・[[VfBシュトゥットガルト]]戦では後半途中から出場し、その7分後にリーグ初得点を決めて前年度王者相手に2-2の引き分けに持ち込んでいる。9月15日、[[バイエルン・ミュンヘン]]戦(1-1)ではチーム唯一の得点を挙げて勝ち点獲得に貢献し、バイエルン戦の3日後の[[バレンシアCF]]戦(ホーム、1-0)で[[UEFAチャンピオンズリーグ]]初出場を果たすと、ホームでの[[チェルシーFC]]戦などで活躍を見せ、グループリーグ2位で決勝トーナメントに進出した。夜遊びして練習をすっぽかし、[[ローゼンボリBK]]戦の招集メンバーから外れたが、決勝トーナメント1回戦の[[FCポルト]]戦の勝利によるクラブ初のベスト8進出に貢献した。足首の怪我で準々決勝の[[FCバルセロナ]]戦は2戦とも欠場せざるを得ず、約1ヶ月の間戦線離脱した。復帰後の[[VfLボーフム]]戦(3-0)では1得点2アシストの活躍を見せ、2008-09シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られるリーグ戦3位以内を確定させた。翌週の[[アイントラハト・フランクフルト]]戦でも良好なコンディションを継続し、[[ムラデン・クルスタイッチ]]の決勝点をアシストした。移籍初年度の2007-08シーズンはリーグ戦29試合に出場して3得点10アシストを記録した。
2007年6月22日、[[サッカー・ブンデスリーガ (ドイツ)|ドイツ・ブンデスリーガ]]の[[シャルケ04]]に移籍し、[[ガラタサライSK]]に移籍したブラジル人MF[[リンコウン]]([[:en:Lincoln (footballer)|Lincoln Cássio de Souza Soares]])の代役を任された。7月21日の[[DFLリーガポカール]]・[[カールスルーエSC]]戦でデビューし、8月5日の[[DFBポカール]]1回戦・[[SVアイントラハト・トリーア]]戦(9-0)で移籍後初得点を挙げた。8月10日のリーグ開幕戦・[[VfBシュトゥットガルト]]戦では後半途中から出場し、その7分後にリーグ初得点を決めて前年度王者相手に2-2の引き分けに持ち込んでいる。9月15日、[[FCバイエルン・ミュンヘン|バイエルン・ミュンヘン]]戦(1-1)ではチーム唯一の得点を挙げて勝ち点獲得に貢献し、バイエルン戦の3日後の[[バレンシアCF]]戦(ホーム、1-0)で[[UEFAチャンピオンズリーグ]]初出場を果たすと、ホームでの[[チェルシーFC]]戦などで活躍を見せ、グループリーグ2位で決勝トーナメントに進出した。夜遊びして練習をすっぽかし、[[ローゼンボリBK]]戦の招集メンバーから外れたが、決勝トーナメント1回戦の[[FCポルト]]戦の勝利によるクラブ初のベスト8進出に貢献した。足首の怪我で準々決勝の[[FCバルセロナ]]戦は2戦とも欠場せざるを得ず、約1ヶ月の間戦線離脱した。復帰後の[[VfLボーフム]]戦(3-0)では1得点2アシストの活躍を見せ、2008-09シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られるリーグ戦3位以内を確定させた。翌週の[[アイントラハト・フランクフルト]]戦でも良好なコンディションを継続し、[[ムラデン・クルスタイッチ]]の決勝点をアシストした。移籍初年度の2007-08シーズンはリーグ戦29試合に出場して3得点10アシストを記録した。


==== セビージャFC ====
==== セビージャFC ====

2017年8月29日 (火) 09:57時点における版

イヴァン・ラキティッチ
バルセロナでのラキティッチ(2015年)
名前
ラテン文字 Ivan Rakitić
キリル文字 Иван Ракитић
基本情報
国籍 クロアチアの旗 クロアチア
スイスの旗 スイス
生年月日 (1988-03-10) 1988年3月10日(36歳)
出身地 スイスの旗 スイス ラインフェルデン
身長 184cm
体重 78kg
選手情報
在籍チーム スペインの旗 FCバルセロナ
ポジション MF (CMF/AMF/DMF)
背番号 4
利き足 右足
ユース
1992-1995 スイスの旗 ミョフリン=リブルグ
1995-2005 スイスの旗 バーゼル
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2005-2007 スイスの旗 バーゼル 34 (11)
2007-2011 ドイツの旗 シャルケ 97 (12)
2011-2014 スペインの旗 セビージャ 117 (27)
2014- スペインの旗 バルセロナ 100 (20)
代表歴2
2006-2007 スイスの旗 スイス U-21 4 (1)
2009 クロアチアの旗 クロアチア U-21 4 (2)
2007- クロアチアの旗 クロアチア 81 (13)
1. 国内リーグ戦に限る。2016年6月4日現在。
2. 2016年9月5日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

イヴァン・ラキティッチIvan Rakitić1988年3月10日 - )は、スイスアールガウ州ラインフェルデン出身のサッカー選手リーガ・エスパニョーラFCバルセロナ所属。クロアチア代表。ポジションはミッドフィールダー(MF)。10歳年上の兄のデヤン・ラキティッチ (Dejan Rakitić) もサッカー選手であり、FCブラック・スターズ・バーゼルなどでプレーしている。父親もサッカー選手であった。フランス語イタリア語は使う機会がなくほとんど忘れてしまったが、ドイツ語クロアチア語英語スペイン語の四カ国語を流暢に話すことできる[1]

経歴

生い立ち

父親はクロアチアブロド=ポサヴィナ郡・シキレヴツィ出身であり、母親はボスニア系クロアチア人である[2]。彼らは1990年代にクロアチア紛争が勃発する前にスイスに移住し、イヴァンはスイス・アールガウ州・ラインフェルデンに生まれた。7歳の時にFCバーゼルの下部組織に入団し、16歳の時に西欧のクラブから注目を集めた。

クラブ

FCバーゼル

2005年9月29日、UEFAカップNKシロキ・ブリイェグ戦(アウェー)でトップチームデビューし、2006年4月15日のヌーシャテル・ザマックス戦(アウェー)でスイス・スーパーリーグ初出場を果たした。2005-06シーズンはトップチームでこの2試合にしか出場しなかったが、2006-07シーズンにはレギュラーとしての地位を確立し、リーグ戦33試合に出場して11得点を挙げた。同シーズンのリーグ若手最優秀選手に選ばれ、FCザンクト・ガレン戦でのゴールが年間最優秀ゴールに選ばれた。

シャルケ04

2007年6月22日、ドイツ・ブンデスリーガシャルケ04に移籍し、ガラタサライSKに移籍したブラジル人MFリンコウン(Lincoln Cássio de Souza Soares)の代役を任された。7月21日のDFLリーガポカールカールスルーエSC戦でデビューし、8月5日のDFBポカール1回戦・SVアイントラハト・トリーア戦(9-0)で移籍後初得点を挙げた。8月10日のリーグ開幕戦・VfBシュトゥットガルト戦では後半途中から出場し、その7分後にリーグ初得点を決めて前年度王者相手に2-2の引き分けに持ち込んでいる。9月15日、バイエルン・ミュンヘン戦(1-1)ではチーム唯一の得点を挙げて勝ち点獲得に貢献し、バイエルン戦の3日後のバレンシアCF戦(ホーム、1-0)でUEFAチャンピオンズリーグ初出場を果たすと、ホームでのチェルシーFC戦などで活躍を見せ、グループリーグ2位で決勝トーナメントに進出した。夜遊びして練習をすっぽかし、ローゼンボリBK戦の招集メンバーから外れたが、決勝トーナメント1回戦のFCポルト戦の勝利によるクラブ初のベスト8進出に貢献した。足首の怪我で準々決勝のFCバルセロナ戦は2戦とも欠場せざるを得ず、約1ヶ月の間戦線離脱した。復帰後のVfLボーフム戦(3-0)では1得点2アシストの活躍を見せ、2008-09シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られるリーグ戦3位以内を確定させた。翌週のアイントラハト・フランクフルト戦でも良好なコンディションを継続し、ムラデン・クルスタイッチの決勝点をアシストした。移籍初年度の2007-08シーズンはリーグ戦29試合に出場して3得点10アシストを記録した。

セビージャFC

2011年1月28日、移籍金150万ユーロでリーガ・エスパニョーラセビージャFCと4年半の契約を交わした[3]。2月6日のマラガCF戦でデビュー。移籍3試合目のエルクレスCF戦でリーガ初ゴールをマークした[4]。以後も度々ゴールを重ね、12試合5得点を記録した。

2013-14シーズン開幕前に、キャプテンに任命された。シーズン序盤チームは、下位に低迷していたが、ラキティッチがボランチからトップ下へとポジションを上げて以降、チームの快進撃が始まり、前身のUEFAカップ以来7シーズンぶり3度目となるヨーロッパリーグ制覇に貢献した。リーグ戦においても、34試合に出場して自身最高となる12ゴールを記録した。

FCバルセロナ

2014年6月16日、FCバルセロナへ移籍することが発表された[5]。背番号はセスク・ファブレガスが着用していた4番。9月21日のレバンテ戦でミドルシュートを決め、移籍後初得点を記録。早い段階でチームに馴染み、後半戦においては欠くことの出来ない主力へと定着。チームのリーグ優勝に貢献した。さらにUEFAチャンピオンズリーグ決勝では先制点を決め、クラブ通算5度目の欧州制覇にも貢献した。またCL決勝史上4番目に早いゴールとなった[6]

代表

クロアチア代表でプレイするラキティッチ(2013年)

U-17スイス代表、U-19スイス代表、U-21スイス代表に選出されていたが、2007年に自らのルーツを持つクロアチア代表を選択することを発表し、同年9月のエストニア戦でクロアチア代表デビューを果たした。2008年にはクロアチア代表としてUEFA EURO 2008に出場した。

プレースタイル

水準以上のテクニック、優れたダイナミズム、豊富な運動量を持つミッドフィルダー。 セビージャ時代は絶対的な司令塔として君臨していたがバルセロナでは献身的なプレーをするバイプレーヤーとして高いパフォーマンスを見せる[7]。長い距離を単独で持ち運べるドリブルの推進力、30~40m先のスペースに鋭く差し込むロングスルーパスを得意とし、守備時には、ボディーコンタクトの強さやピッチの幅広い範囲をカバーできる運動量、走力を兼ね備えている[8]

個人成績

クラブ シーズン リーグ カップ戦 欧州カップ戦 合計
試合 ゴール 試合 ゴール 試合 ゴール 試合 ゴール
FCバーゼル 2005–06 1 0 1 0 1 0 2 0
2006–07 33 11 5 0 5 0 38 11
通算 34 11 6 0 6 0 40 11
シャルケ04 2007–08 29 3 6 1 7 0 42 4
2008–09 23 1 4 1 7 1 34 3
2009–10 29 7 4 0 33 7
2010–11 16 1 5 1 5 0 25 2
通算 97 12 19 3 19 1 134 16
セビージャFC 2010–11 13 5 1 0 2 0 16 5
2011–12 36 0 3 1 0 0 39 1
2012–13 34 8 8 3 0 0 42 11
2013–14 34 12 0 0 18 3 52 15
通算 117 25 12 4 20 3 149 32
FCバルセロナ 2014–15 32 5 7 1 12 2 51 7
2015–16 36 7 6 0 10 2 52 9
2016–17 32 8 8 1 9 0 49 9
通算 117 25 12 4 20 3 149 32
総通算 248 48 37 7 45 4 330 59

代表歴

出場大会

試合数

国際Aマッチ 82試合 13得点(2007年- )


クロアチア代表国際Aマッチ
出場得点
2007 5 1
2008 11 4
2009 8 2
2010 8 1
2011 6 0
2012 10 1
2013 11 0
2014 10 0
2015 6 1
2016 6 3
2017 1 0
通算 82 13

ゴール

タイトル

クラブ

FCバーゼル
セビージャFC
FCバルセロナ

個人

脚注

出典

  1. ^ ワールドサッカーダイジェスト No.456.2016.4.7
  2. ^ Ivan Rakitić: 'Bliži sam Švicarskoj jer sam ovdje rođen'”. Nacional (2007年5月8日). 2011年2月11日閲覧。
  3. ^ Rakitić and Medel sign on at Sevilla”. UEFA.com (2011年1月28日). 2011年2月11日閲覧。
  4. ^ 勝利とともに自信を取り戻したセビージャ”. Goal.com (2011年2月21日). 2011年5月18日閲覧。
  5. ^ バルサ、ラキティッチ獲得を正式発表”. Goal (2014年6月17日). 2014年10月18日閲覧。
  6. ^ ラキティッチ、貴重な先制弾はCL決勝史上4番目に早いゴールsoccerking 2015年6月7日
  7. ^ 『FCバルセロナ読本』平成28年1月1日発行 日本企画スポーツ企画出版社
  8. ^ ラキティッチ>セスクである理由。“エンリケバルサ”が描く未来図
  9. ^ UEFA Champions League squad of the season”. UEFA.com. Union of European Football Associations (9 June 2015). 9 June 2015閲覧。

外部リンク