「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」の版間の差分
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これまでの[[トランスフォーマー]]シリーズが放送されていた毎週[[金曜日]]18時00分スタートの時間枠から、トランスフォーマーシリーズ初の朝放送となる毎週[[土曜日]]8時00分スタートへと時間枠を移動しての放送となる(ただし、一部地域では放送時間が異なる)。また、今までのテレビ東京のネット枠から、テレビ愛知のネット枠へと変更された。1980年代後半より[[アニメ]]・[[実写]]を問わず児童層向けのTV番組の時間枠は休日の朝が中心になっていたが、トランスフォーマーシリーズがそのような時間帯にオンエアされるのは、夏休みだったため土曜日9時30分から放送されていた、日本テレビによる1作目の放送の初期以来である。 |
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なお、本作は国内では新規シリーズ、海外では前作『スーパーリンク』の後日談と、設定などがこれまで以上に大幅に異なっている。いわゆる『マイクロン[[三部作]]』<ref>{{citeweb|url=http://web.archive.org/web/20120329200545/http://www.takarahobby.com/kaihatsu/0601happy_new_year/004.html|title=幸ヒサシインタビュー|publisher=[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]]|accessdate=2013年12月9日}}(2012年3月29日時点の[[インターネット |
なお、本作は国内では新規シリーズ、海外では前作『スーパーリンク』の後日談と、設定などがこれまで以上に大幅に異なっている。いわゆる『マイクロン[[三部作]]』<ref>{{citeweb|url=http://web.archive.org/web/20120329200545/http://www.takarahobby.com/kaihatsu/0601happy_new_year/004.html|title=幸ヒサシインタビュー|publisher=[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]]|accessdate=2013年12月9日}}(2012年3月29日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref><ref>{{citeweb|url=http://tf.takaratomy.co.jp/toy/search/movie/lineup.html#ad15|title=アニメーションアーカイブ|publisher=[[タカラトミー]]|accessdate=2015年12月27日}}</ref>(『[[超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説]]』、『[[トランスフォーマー スーパーリンク]]』、『ギャラクシーフォース』)の第3作(最終作)である{{refnest|『ユニクロン三部作』<ref>Transformers: Universe(2008) Vector Prime with Mini-Con Safeguard!のパッケージの記載など。</ref>、『平成三部作』と呼称する場合もある(ただし、本作『ギャラクシーフォース』の日本語版の劇中には「ユニクロン」という単語は一切登場せず、設定上存在するのみである。また、本作以前に放送された『[[トランスフォーマー カーロボット]]』を加えて『平成[[四部作]]』と呼称する場合もある。}}。 |
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[[戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー|G1]]系統のオマージュが中心だった『マイクロン伝説』『スーパーリンク』に比べ、今作では人間キャラやトランスフォーマーとの交流の模写や演出の重点化や『[[勇者シリーズ]]』のオマージュ、太古に地球に訪れているTFや動物系TFなど『[[トランスフォーマー 超神マスターフォース|超神マスターフォース]]』や『[[戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV|トランスフォーマーV]]』の和製シリーズのオマージュや影響を受けた設定が多い。一方、複数のコンボイや[[トランスフォーマー (2007年の映画)|実写版]]に先駆けて明確に米軍との交流、『[[ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー|ビーストウォーズ]]』の設定を汲み取ったセイバートロンの設定、プライマスの本格登場など意欲的な要素やこれまでのシリーズの総括したものも多い。 |
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* [http://web.archive.org/web/20060911144206/http://www.takaratomy.co.jp/products/galaxyforce/ タカラ公式] - 閉鎖。(2006年9月11日時点の[[インターネット |
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* [http://www.tv-aichi.co.jp/TF/ テレビ愛知公式] |
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* [http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/transformer_gf/ テレビ東京公式] |
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2017年9月4日 (月) 14:41時点における版
トランスフォーマー ギャラクシーフォース | |
---|---|
ジャンル | ロボットアニメ |
アニメ | |
原作 | 岩本佳浩 |
総監督 | 角銅博之 |
監督 | 小野学 |
シリーズ構成 | まさきひろ |
キャラクターデザイン | 熊膳貴志 |
メカニックデザイン | 大輪充 |
音楽 | 大橋恵 |
アニメーション制作 | GONZO |
製作 | テレビ愛知、we've、東急エージェンシー |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | 2005年1月8日 - 12月31日 2005年7月2日 - 2006年10月2日 |
話数 | 全52話 |
漫画 | |
作者 | 岩本佳浩 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | コミックボンボン |
レーベル | ボンボンKC |
発表期間 | 2005年2月号 - 10月号 |
巻数 | 全1巻 |
話数 | 全9話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』は、トランスフォーマーシリーズのテレビアニメ作品。ロボットのみ3DCGで製作されている。2005年1月8日から同年12月31日まで、テレビ愛知製作・テレビ東京系列にて放送[1]。米国では『TRANSFORMERS ENERGON(トランスフォーマー スーパーリンク)』の続編に当たり、2005年7月2日から2006年10月2日まで『TRANSFORMERS CYBERTRON』というタイトルでカートゥーン ネットワークで放送された。略称は「ギャラフォ」、もしくは「GF」。
概要
これまでのトランスフォーマーシリーズが放送されていた毎週金曜日18時00分スタートの時間枠から、トランスフォーマーシリーズ初の朝放送となる毎週土曜日8時00分スタートへと時間枠を移動しての放送となる(ただし、一部地域では放送時間が異なる)。また、今までのテレビ東京のネット枠から、テレビ愛知のネット枠へと変更された。1980年代後半よりアニメ・実写を問わず児童層向けのTV番組の時間枠は休日の朝が中心になっていたが、トランスフォーマーシリーズがそのような時間帯にオンエアされるのは、夏休みだったため土曜日9時30分から放送されていた、日本テレビによる1作目の放送の初期以来である。
なお、本作は国内では新規シリーズ、海外では前作『スーパーリンク』の後日談と、設定などがこれまで以上に大幅に異なっている。いわゆる『マイクロン三部作』[2][3](『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説』、『トランスフォーマー スーパーリンク』、『ギャラクシーフォース』)の第3作(最終作)である[5]。
G1系統のオマージュが中心だった『マイクロン伝説』『スーパーリンク』に比べ、今作では人間キャラやトランスフォーマーとの交流の模写や演出の重点化や『勇者シリーズ』のオマージュ、太古に地球に訪れているTFや動物系TFなど『超神マスターフォース』や『トランスフォーマーV』の和製シリーズのオマージュや影響を受けた設定が多い。一方、複数のコンボイや実写版に先駆けて明確に米軍との交流、『ビーストウォーズ』の設定を汲み取ったセイバートロンの設定、プライマスの本格登場など意欲的な要素やこれまでのシリーズの総括したものも多い。
過去のシリーズ出演者が多かった『スーパーリンク』に比べ、今作ではギャラクシーコンボイやベクタープライムなど一部の重要役を除いてこれ以前や以降の作品と比べても過去シリーズの未出演者の声優が多く参加している。
これ以降、この種のタイプのトランスフォーマー作品のテレビシリーズ(和製トランスフォーマー路線のテレビシリーズ)は、本作が最後となっている[6]。
なお、『マイクロン伝説』放送当時に発売されたユニクロンに引き続き、セイバートロン星が変形するプライマスが初の玩具化を果たし、本作終了後に発売された。
ストーリー
突如出現したグランドブラックホール。セイバートロン星は飲み込まれる危機に陥っていた。リーダーであるギャラクシーコンボイは地球への避難を決意。しかしその事は地球には極秘のため、地球の乗り物をスキャンして紛れ込む事にした。
そこに突然表れた時空の番人ベクタープライム。この宇宙を救うには、創造主プライマスのスパーク(魂)から創られた4つのプラネットフォースと、それを収めるチップスクエアが必要と説く。突然の事態に困惑する中、デストロン破壊大帝マスターメガトロンが現れ、プラネットフォースのありかを示したマップを強奪。またその部下スタースクリームの攻撃により、仲間のガードシェルがグランドブラックホールに飲み込まれてしまう。
一方地球では、ガードシェルが山奥に激突。彼はベクタープライムの手により地球にワープさせられた。地球の少年コビー達に修理されるガードシェル。そして次々と合流するサイバトロン。彼らはコビー達と協力し地球に避難、親睦を深める。
戦いの最中、フォースチップを自分の身体のチップスロットにイグニッション(挿入)することにより新たな力を発揮できる事を知った両軍、宇宙を舞台にプラネットフォースを巡り、サイバトロンとデストロンの戦いは更に激化してゆく。
キャラクター
サイバトロン / Autobots
- GC-01 総司令官ギャラクシーコンボイ / Optimus Prime
- 声 - 楠大典 / 英 - ゲイリー・チョーク
- サイバトロン総司令官。消防車と飛行用のフライトモードに変形する。誠実で責任感が強い性格だが、仲間の笑いの渦には積極的に入り、ごくたまに自分から冗談を言う事もある。また、ドレッドロックの「我々の事はコスプレだという事にすれば良いのでは」というジョークを真に受けるなど、少々天然ボケ気味な一面も見せた(特に次回予告では本編の外ということもあり半ばやりたい放題であった)。当初、他の星の生命体と関わることはトラブルの元と考えていたが、コビーやニトロコンボイたちとの出会いによってその考えを改める。
- 消防車だけあって吸水も可能であり、タンクは水を酸素と水素に分解できるので、吸水できる水の量に際限はない。また、胸部にはマトリクスが収納されている。
- 後部のビークルは単体で砲台に変形、合体によりスーパーモードへのパワーアップが可能である。フォースチップをイグニッションする事で「ギャラクシーブラストレーザー」が発動。また、ギャラクシーロックレーザーとローラーキャノンの併用により、フルパワー攻撃である「ギャラクシーキャノン・フルバースト」を放つ。さらに、メガロコンボイからメガロアックスを借りる事で、「ギャラクシーギガクラッシュ」を繰り出す。なお、最終決戦ではベクタープライムのスパークから託されたベクターソードを使い、激闘の末マスターガルバトロンを撃破した。
- 最終決戦後は「新・スペースブリッジ計画」を立案し、そのリーダーとして旅立っていった。コビーとローリの結婚式にも参列し、写真に顔のアップが写っている。
- 玩具はDX版と『トランスフォーマー ハイブリッドスタイル(THS)』版が発売された。なお、THS版は何故かフライトモード形態において後部ビークルの2問の砲塔が正しい位置に収まらないという設計ミスがあり、THS版玩具のラインナップが一度無かった事にされる等の影響が出る事態となった。
- なお、海外版の設定では『マイクロン伝説』の(アルマダ)コンボイ及び『スーパーリンク』のグランドコンボイと同一人物であると設定されている。
- 漫画版では天然気味の発言はなく、クールだが熱い闘志を抱えた性格。だが作者曰く「美味しいところを持っていく中々の策士」。
- ライガーコンボイ / Optimus Prime Savage Claw Mode
- 第17話から登場。ギャラクシーコンボイとライガージャックがリンクアップ(合体)した姿。ライガージャックが巨大な片腕に変形し、ギャラクシーコンボイの右腕部あるいは左腕部に合体する。必殺技は、フォースチップを腕部にイグニッションする事によりプラティナムクローを展開、そのまま相手に目掛けて突撃する「ライガーグランドブレイク」。ソニックコンボイの登場後は出番が無くなっている。
- 玩具では劇中の手が再現されていない(試作段階では存在した)。ちなみにバランスが悪く関節を調整しなければならない。
- 高速機動総司令官ソニックコンボイ / Optimus Prime Sonic Wing Mode
- 第31話から登場。ギャラクシーコンボイとソニックボンバーがリンクアップ(合体)した姿。ソニックボンバーがウイングパーツに変形し、ギャラクシーコンボイの背部に合体する。必殺技は2本のフラップソードによる「ソニックダブルインパクト」。また、フォースチップを背部にイグニッションする事で「ギャラクシーキャリバー」を発射する。
- GC-04 副司令官ドレッドロック / Jetfire
- 声 - 石川英郎 / 英 - ブライアン・ドラモンド
- サイバトロン副指令。輸送機に変形。冷静で現実的な性格でギャラクシーコンボイの信頼も厚いが時には異を唱えることもある。そのためか、コビー達の無茶な行動に頭を悩ませる事が多い心配性で突込みも多い。中盤ではギャラクシーコンボイ達を助けるために取り乱してしまったこともあった。また、予防プログラムのインストール(注射のような物)が嫌いという意外な一面も。フォースチップを背部にイグニッションする事で「ドレッドキャノンバーストアタック」を放てる。また、肩のエンジンから強力な竜巻である「ジェットストリーム」を発動させることが出来る。
- 初期のサイバトロンメンバーの中ではガードシェル同様転生などのパワーアップをしておらず、次々とパワーアップしていく仲間達の中では少し影が薄くなってしまったが、最終決戦の終結後、その冷静で堅実な性格を買われて、ギャラクシーコンボイに代わって宇宙連合の議長を務める事になった。しかし、ライガージャックから「少し頼りない」と言われてしまっているが本心では応援している(その際ライガージャックはエクシゲイザーに小突かれている)。
- なお、海外版の設定では、『マイクロン伝説』のジェットファイヤーや『スーパーリンク』のスカイファイヤーと同一人物であると設定されているがビークルは「違うテーマのものを」ということでシャトルから輸送機に変更されている。
- GC-05 環境保安員ジャックショット / Overhaul
- 声 - 江川央生 / 英 - ブライアン・ドブソン
- パワータイプの戦士。4WDジープに変形する。粗野な性格だが、同時に戦士としてのプライドを併せ持つ。ガードシェルと共に惑星アニマトロスに派遣されるはずが、アクシデントにより単独で送られてしまう。フォースチップを背部にイグニッションする事で、「アンカーショット」を放てる。
- GC-16 獣神ライガージャック / Leobreaker
- 第16話から登場。惑星アニマトロスでジャックショットが転生した姿。ライガーに変形。転生前に比べると性格はやや丸くなっており、仲間の事を第一に考え、自分一人での勝利への執着を捨てるなど精神的にも成長を遂げている。アニメ版ではファングウルフがきっかけだったが漫画版ではコビー達に変更されている。
- フォースチップを腕部にイグニッションする事により「プラティナムクロー」が発動。また、ギャラクシーコンボイとリンクアップ(合体)する事でライガーコンボイが誕生する。最終決戦後はまるでタイガーマスクのような出で立ちでフレイムコンボイとプロレス対決をした(ホップの実況もタイガーマスクの主題歌のパロディ)。両者互角に戦いあうも、結果はフレイムコンボイのカウンターのアッパーカットで敗退。しかし全力を出し切ったという事もあり、その表情は終止満足げだった。
- なお、海外名に全く共通要素が無いのは、Overhaul→Overcast、Trailbreaker→Leobreakerという2つの仮名が用意されていたため。
- GC-09 極地戦闘士ガードシェル / Landmine
- 声 - 志村知幸 / 英 - ポール・ドブソン
- 古参の戦士。ブルドーザーに変形する。堅実な性格をしており、スタースクリームとも互角に渡り合う事のできる実力者である。物語の冒頭でグランドブラックホールに飲み込まれそうになった際にベクタープライムによって地球に流れ着き、TFとして地球人の子供であるコビー達と最初の邂逅を果たし、友情を育ませた。フォースチップを後部タイヤにイグニッションする事で、「トルネードカッター」を起こせる。後にギガロニアのプラネットフォースの影響で一時的に巨大化し、スーパースタースクリームを退けプラネットフォースを守り抜いたがドレッドロック同様、彼も初期メンバーで転生などのパワーアップをしていない。
- 最終決戦後は「新・スペースブリッジ計画」に参加する予定だったが、スタースクリームが生存しているという報を受け、決着をつけるべくデモリッシャーと共にスタースクリーム討伐に向かった。
- なお、海外版の設定では、『スーパーリンク』のライドマインと同一人物であると設定されている。
- GC-02 戦士エクシリオン / Hot Shot
- 声 - 平川大輔 / 英 - カービー・モロウ
- サイバトロンNo.1のスピードを誇る若き戦士。キャディラック・シエン風のスポーツカーに変形する。勇猛果敢な性格で、自分の速さに対し大きな自信を持っている。ゆえに無謀な行動に陥りがちだが、ギャラクシーコンボイからは将来の司令官として期待されている。惑星スピーディアのグレートレースにおいて最速のニトロコンボイに苦戦を強いられるが、コビーや仲間達の協力で勝利を収める。フォースチップをビークルモード後部にイグニッションする事で「アクセルウイング」を展開。超高速での走行が可能となるが操作が非常に難しくなる。
- なお、海外版の設定では、『マイクロン伝説』のホットロッドや『スーパーリンク』のホットショットと同一人物であると設定されている。
- 漫画版では口とガラは悪いものの正義感の強い青年として描かれ、精神面もアニメ版と比べてしっかりしている。ファストエイドとも嗜好が正反対なだけでさほど意見は衝突していない。
- GC-06 基地警備員バックパック / Scattorshot
- 声 - 新垣樽助 / 英 - リチャード・イアン・コックス
- 主に基地の警備や、雑務を担当。バギータイプの小型武装ミサイルAPC半軌道車に変形。その理由はオフロードでの戦闘や現場急行のためである。基本的に穏やかな性格だが、物事を悲観的に捉える事が多い。しかし、とっさにギャラクシーキャノンでサンダークラッカーを攻撃するなど機転が利く性格である。フォースチップを背中にイグニッションする事で「ラウンドショット」を繰り出せる。
- GC-11 技術者ファストエイド / Red Alert
- 声 - 加瀬康之 / 英 - ブライアン・ドブソン
- 第4話から登場。サイバトロンの科学者兼医者。救急車に変形。慎重派で、行動派で無茶をするエクシリオンとは意見が対立する事が多い。特に初めの頃は、ギャラクシーコンボイの「異星人と極力関わるな」という命令をそのまま解釈し、ランドバレットらに襲われているスキッズ達を見捨てようとするなどサイバトロンらしからぬ行動をしてしまった事もあった。左手のハンドビームは武器だけでなく、溶接や作業用の「ファストハンマー」に変換できる。フォースチップを背部にイグニッションする事で「フォトンビーム」を発射する。
- なお、海外版の設定では、『マイクロン伝説』のラチェットと同一人物であると設定されているが、その間にある『スーパーリンク』において彼(ラチェット)にあたるTFは登場していないため、『マイクロン伝説』終了後から今作までの間何をしていたかなどは不明である。
バンガードチーム / Cybertron Defense Team
- GC-19 武装戦士エクシゲイザー / Cybertron Defense Hot Shot
- 第28話から登場。マスターメガトロンとの戦いで深手を負ったエクシリオンが、今まで自分達を助けてくれた人々を守りたいと思う意思とプライマスの力により、転生を遂げた姿。空軍基地で再スキャンした、装甲機動戦車に変形する。スピードは少し落ちたが、悪路でもバランス良く走れるようになった。
- 同じように転生したファストガンナー、バックギルドと「バンガードチーム」を結成し、そのリーダーとなる。第27話の次回予告では、ギャラクシーコンボイに「つまり天声トリオか」とボケられていた。最終決戦後は、新スペースブリッジ建設計画に加わるニトロコンボイに代わってスピーディアの新たなリーダーとなった。
- フォースチップをイグニッションする事で、ミサイル攻撃「ダブルエクスショット」を繰り出す。短剣であるバトルダガーも装備している。本編では登場しなかったが、両肩両脚のミサイルポッドを展開したフルバーストモードにも変形可能。両肩ミサイルポッドを開いた状態は1カットだけある。
- GC-20 基地防衛官バックギルド / Cybertron Defense Scattorshot
- 第28話から登場。エクシリオンと同じく、自らの意思とプライマスの力で転生した新生バックパック。
- 再スキャニングした際に空軍にあった、ミサイルを大量装備した大型自走砲に変形する。ロボット形態でも迫力あるフォルムを持ち、以前よりも一回り以上大きくなり、性格と戦闘力の両面で格段に逞しくなった。機転が利く点も変わらず、話術でサウンドウェーブを引っ掛け罠を破っている。最終決戦後は新スペースブリッジ建設計画に加わった。
- 必殺技はフォースチップをミサイルコンテナ(クラスターランチャー)にイグニッションする事で発動する、「ツインサーチミサイル」。
- GC-21 高度技術士ファストガンナー / Cybertron Defense Red Alert
- 第28話から登場。エクシリオン、バックギルドと「バンガードチーム」を構成するファストエイドの新たな姿。
- エクシリオンらと共に命の危機に瀕したとき、医者として冷静な判断を下し、生きることを諦めかけていた彼だが、ローリの必死の呼びかけで自分の意思を強く持ち、結果転生に成功した。最終決戦後は新スペースブリッジ建設計画に加わった。
- 空軍基地にあった巨大な大陸間弾道ミサイルを装備した大型装甲車に変形。このミサイルはレーザー砲としてロボットモードでのメインウェポンにもなる。フォースチップをミサイル後部にイグニッションする事で、その名に恥じない破壊力を持つレーザー砲「ギガバニッシャー」を発射する。
彼ら「バンガードチーム」の戦闘力は凄まじく、その初陣ではマスターメガトロンとフレイムコンボイを同時に相手にして互角以上の戦いを繰り広げられるほどであった。
- GC-03 次元監視官ベクタープライム / Vector Prime
- 声 - 速水奨 / 英 - リチャード・ニューマン
- 時空の番人と呼ばれ、時を操る力を持つTF。宇宙母艦に変形。ベクターソードを武器としている。サイバトロンに4つのプラネットフォースを集める事で、グランドブラックホールから宇宙を救う事ができると教えマップを作り出すものの、マスターメガトロンに奪われてしまう。以後、サイバトロンに積極的に手を貸し、フォースチップの存在を伝えた。ベクターソードやマイクロンのルーツを装備しているが、戦闘能力はそれほど高くない。各惑星へのワープや、時間を巻き戻す「タイムリバース」を使用できるが、エネルギーの消耗が激しい為多用できない。フォースチップを胸部にイグニッションする事でバリアを発生させる「タキオンフィールド」を発動する事ができる。惑星ギガロニアでの戦いでスペースブリッジが破壊された際、サイバトロンをセイバートロン星側の宇宙に帰還させるべく、自らの命と引き換えにタイムリバースを敢行。スペースブリッジが破壊される前の時間帯へサイバトロン戦士達を送り、次世代への希望をバド達に託して消滅した。
- しかし、スパークだけは存在しており、その後もバドに託したマップを仲介にして、有形無形問わずギャラクシーコンボイ達を支援した。
- 現在の設定では創造神プライマス によって生み出された「最初の13人のトランスフォーマー / Original Thirteen Transformers」の1人であり、プライマスによってあらゆる時空を監視する役割を与えられたとされる。そのため『トランスフォーマー オルタニティ』など三部作とは異なる世界を舞台にした作品にも時空を越えて現れている。
- ルーツ / Safeguard
- 第10話から登場。惑星ギガロニア出身のマイクロン。戦闘機に変形。普段は銃に変形し、ベクタープライムの左腕に装着されている。総じて子供っぽい性格のマイクロンの中では年長者らしく、性格は沈着冷静。主に探査などに活躍する。また、敵に取り付いてその居場所を示したりと、体を張った行動も見せた。大戦終結後、新スペースブリッジ開発計画にホリブル達と参加する。ベクタープライムからの信頼は厚く、発射台を寂しそうに見上げるなど信頼の厚さが伺える。
- 玩具はベクタープライムに同封されていたが、食玩『マイクロンギャラクシー』では単品で販売された。
- 『トランスフォーマー キスぷれ』ラジオドラマ第二部にも出演。ベクタープライム(台詞は無し)と共にシャオシャオを助けた。
- GC-07 巡視員マイクロンチーム
-
- ホップ / Jolt
- 声 - 桑島法子 / 英 - ブライアン・ドラモンド
- ベクタープライムとともに旅をしていた巡視員マイクロンチーム。惑星ギガロニア出身。コビーが持っていた雑誌から選択したヘリコプターに変形する。柔軟な発想を持った礼儀正しい少年のような性格であり、人に「〜さま」と付けて呼ぶ。ただしバド達は本人達の意向で普通に呼んでいる。ベクタープライムと共に旅をしてきたため、短時間ではあるもののワープを使える。主にコンピュータの操作や、コビー達を乗せての活動が任務。また、プライマスの言葉を聞き入れる事ができる。この時のホップは体が金色に輝く。その姿はキャンペーン商品である「プラティナムファクター」を意図したものと推測される。ピンチになるとうろたえやすいのが玉にキズ。大戦終結後は地球に残り、コビー達と暮らしている。
- 玩具はマイクロンチームとしてブリット、バンパーとセット販売、食玩『マイクロンギャラクシー』ではよりアニメに近い彩色のものが単品販売された。
- バンパー / Reverb
- ベクタープライムとともに旅をしていたマイクロン。ホップ同様コビーが持っていた雑誌から選択したトラックに変形。惑星ギガロニア出身。映画に興味を持っており、バドと気が合う。
- ブリット / Six-Speed
- ベクタープライムとともに旅をしていたマイクロン。惑星ギガロニア出身。コビーが持っていた雑誌から選択したル・マンカーに変形。地球の文化、特に本に興味を持っている。なお、彼ら2人は言葉を話せないので、ホップが通訳に回る。
- GC-22 重装航空官ソニックボンバー / Wing Saber
- 声 - うすいたかやす / 英 - サムエル・ビンセント
- 第29話から登場。宇宙を放浪していた荒くれ者。ドレッドロックのスキャニングデータから選択した、A-10サンダーボルトIIに似た大型爆撃機に変形する。かつて数々の命令違反を起こし、その上ギャラクシーコンボイに殴りかかり謹慎処分を受けたなど、荒っぽく熱くなりやすい性格ではあるが、女の子には少々弱い一面も。腕のバルカンや翼のミサイル、翼の一部が変形した「フラップソード」などさまざまな武装を持ち、フォースチップを背部にイグニッションする事で「ギャラクシーキャリバー」を発動する。ギャラクシーコンボイとリンクアップすることで「ソニックコンボイ」となる。
- 決戦後は再び旅に出たが、生存していたスタースクリームを目撃する。
- 玩具は初期出荷版はゴーグルの位置がずれており、後期出荷版と限定版では直されている。一部の玩具の紹介誌ではドレッドロックのパワーアップバージョンと間違って紹介された事があった。
- なお、海外版の設定では、『スーパーリンク』のウイングセイバーと同一人物であると設定されているが、そのウイングセイバーもまた総司令官とのリンクアップに対応している。
- EX-02 コビー専用ランブル(コビーランブル) / Cobybot
- 第42話から登場。セイバートロン星を襲ったランブルの一体を捕獲し、コビーがガードシェルたちを修理した経験を生かして修復し、バックギルドと共に改装したTF。頭部とエンブレムを改修しただけで、それ以外は変化なし。武装は殆ど取り外されたが、コビーの天才的な操縦テクニックはそれを補って余りある。また、バドのアイデアでホバー走行機能が追加された。なお、乗っているコビーが会話するとランブルも口を動かす様になっている。
- 玩具はトイザらス限定発売のソニックコンボイセットに同梱。地球のフォースチップが付属する。
移民トランスフォーマー
セイバートロン星がグランドブラックホールに呑み込まれる際に、多くのトランスフォーマーが地球へ避難した。普段は、地球の乗り物や道具に姿を変えて密かに潜伏している。基本的にはサイバトロンに協力するが、デモリッシャーのようにデストロンに寝返るものも居た(デストロンの項参照)。最終回以降ではセイバートロン星に戻った者、新スペースブリッジ計画に加わった者、そのまま地球に残った者とそれぞれ違った道を歩んでいる。
- GS-01 情報員ブラー / Blurr
- 第4話から登場。セイバートロン星から地球に避難したトランスフォーマーの一人。スーパーカーに変形。地球に来た当初は、コビーが人々に見せびらかしてしまったために警察に押収されそうになった事があるが、高性能ラジコンという事で難を逃れている。同型(赤、白)が存在する。
- 玩具はバズソーとセット販売。『マイクロン伝説』のシルバーボルトの仕様変更品で、スピーディアのフォースチップが付属する。
- GS-02 惑星開拓員ロングラック / Longrack
- 第37話から登場。セイバートロン星から地球に避難したトランスフォーマーの一人。ショベルカーに変形。他の仲間と共にデモリッシャーを仲間として出迎えた。
- 玩具はラナバウトとセット販売。『マイクロン伝説』のグラップ・スーパーモードの仕様変更品で、セイバートロンのフォースチップが付属する。名前および頭部や巨大な右腕などのデザイン、慎重だが優柔不断といった性格設定は『ビーストウォーズネオ』に登場する同名のキャラクターの影響が見られる。
- シグナルランサー
- 声 - うすいたかやす
- 第4話から登場。セイバートロン星から地球に避難したトランスフォーマーの一人。信号機に変形。地球に来た当初は、勝手に会話しローリに叱られていた。
- ロボットモードは当初設定画のみの存在だったが、最終回で変形シーンごと登場。玩具の無いキャラクターでは珍しい事態である。またその名の通りランサー状の武器を有している。
この他にも潜水艦型、電話ボックス型、オートバイ型等、様々なトランスフォーマーが登場する。
デストロン / Decepticons
- GD-01 破壊大帝マスターメガトロン / Megatron
- 声 - 中田譲治 / 英 - デビッド・ケイ、トレバー・デュバル(第1話のみ)
- デストロンの破壊大帝。地球のメカはスキャンしておらず、戦闘機と新世紀GPXサイバーフォーミュラのアスラーダGSXに似たビークルに変形。プラネットフォースの力で新たな宇宙の創造者になろうとしており、目的のためなら自分の部下を平気で切り捨てる残忍かつ冷酷な策士である。雷撃を放つ攻撃を得意としている。フォースチップを左ウイングにイグニッションする事で、左腕に「デスクロー」を装着(アニマトロスのプラネットフォースの影響で発現)。また、右ウイングにイグニッションすると「デスマシンガン」が出現(地球のプラネットフォースの影響で発現)。なお、ビークルモードではジェットエンジンへのイグニッションにより、超加速能力が発動する(スピーディアのプラネットフォースの影響で発現)。
- セイバートロン星での戦いにおいて、ソニックコンボイの手によりファイヤースペース(デストロンの本拠地)ごと初期化されてしまうが、謎の黒い闇を纏い、まさかの復活を遂げた。この闇は、海外版の設定ではグランドブラックホール内のユニクロンの残留スパークとされている。
- 一人称はアニメ版では「俺」だが、漫画版では「ワシ」となっている。
- なお、海外版の設定では『マイクロン伝説』の(アルマダ)メガトロン及び『スーパーリンク』のガルバトロンと同一人物であると設定されている。
- ライガーメガトロン / Megatron Dark Claw Mode
- マスターメガトロンとダークライガージャックがリンクアップした姿。ダークライガージャックが巨大な片腕に変形し、マスターメガトロンの左腕部に合体する。フォースチップを腕部にイグニッションする事により、ダーククローを展開。そのまま相手に目掛けて突撃する、「ライガーデスブレイク」が必殺技。
- GD-14 真破壊大帝マスターガルバトロン / Galvatron
- 第41話から登場。メガロコンボイに敗れたマスターメガトロンが、その憎悪と怨念、力への執着により、ギガロニアのプラネットフォースの一部を得てパワーアップした姿。外見上の変化は体色が銀になっただけだが、戦闘能力は段違いとなっており、サイバトロンの誰もがまったく歯が立たない強さを持つ。「デスクロー」、「デスマシンガン」の他に、切り札的な隠し武器「デスキャノン」を持つ(玩具でも再現可能)。
- 最終局面では部下を顧みない本性を表したため、グランドブラックホール消滅後にはサンダークラッカー達の離反を招いてしまい一度は野望を諦めかけるが、突如垣間見たスタースクリームのビジョンに刺激されギャラクシーコンボイと一騎討ちを敢行。「デスキャノン」や暗黒の剣を駆使し互角以上に渡り合うが、最後はベクタープライムから剣を託されたギャラクシーコンボイの突撃により敗北し、消滅する。だが、それでもスパークのみは存在し続けており、別次元の世界(TFにとっての「あの世」とも言うべき場所)でベクタープライムと交戦を繰り広げている。
- 日本では数量限定で販売された。カラーリング以外はマスターメガトロンと同一仕様のため、ダークライガージャック/ライガージャックとの合体も可能。
- GD-03 航空参謀スタースクリーム / Starscream
- 声 - 黒田崇矢 / 英 - マイケル・ドブソン
- デストロンのNo.2。やはり地球のメカはスキャンしておらず、独特の形状をした戦闘機に変形。己の力に絶大な信頼を置き、真っ向勝負の戦いを好むが、目的のためにコビーを二度も殺そうとするなど、マスターメガトロン同様に手段を選ばない非道な一面も見せた。表面上はマスターメガトロンの右腕として振る舞っているが、心の奥底では彼に取って代わって宇宙の支配者になろうと企てている。フォースチップを背部にイグニッションすることで、両肩から「バーテックスブレード」が出現。
- 中盤においてマスターメガトロンたちを宇宙空間に幽閉すると同時に復活した地球に封印されていたデストロンのリーダーとなる。ライガージャックに左のパーテックスブレードを折られ、サイバトロンの総攻撃に満身創痍になりながらも、恐るべき執念でプラネットフォースとチップスクエアを強奪した。
- なお、海外版の設定では『マイクロン伝説』の(アルマダ)スタースクリーム及び『スーパーリンク』のナイトスクリームと同一人物であると設定されている。
- スーパースタースクリーム / Supreme Starscream
- 第30話から登場。チップスクエアから放出されたプライマスのスパークを吸収し、スタースクリームが転生した姿。他のトランスフォーマーの数倍以上はあろうかという巨大なボディと、ホップ曰く、地球の大陸一つを破壊できるほどのパワーを手に入れており、頭部に、『トランスフォーマー ザ・ムービー』において初代スタースクリームが被っていたものと酷似したデザインの王冠を被っている。フォースチップをイグニッションすることで、左腕には折れたバーテックスブレードに代わって、新たに「バーテックスキャノン」が発現した。また、強固なバリアや超能力を手に入れている。
- 強大な力を手に入れたものの完璧にコントロールするのに時間が掛かり、プライマス並みに大きくなったり、逆に小さくなったりすることがよくあった。惑星ギガロニアにてマスターガルバトロンと直接対決。終始優位に戦いを進めたが、互いに全力を込めた一撃のぶつかり合いの末敗北する。しかし偶然にもセイバートロン星側の宇宙に飛ばされて一命を取りとめていたようで、その存在が目撃された。それ以前にもマスターガルバトロンの見た幻影に現れて彼の奮起を促すような言葉を投げかけている。
- 漫画版では地球での決戦にてソニックコンボイに倒された。
- 日本ではトイザらス限定USAエディションとして発売。
- 初代から登場する、いわゆる初代スタースクリームとは違い、悪役として正々堂々と潔い。
- なお、海外版の設定では、『マイクロン伝説』のスタースクリームや『スーパーリンク』のナイトスクリームと同一人物であると設定されている。
- GD-02 航空兵サンダークラッカー / Thundercracker
- 声 - 田中一成 / 英 - マーク・オリバー
- 後からマスターメガトロンたちに合流した、好戦的かつお調子者のデストロン兵士。Su-35に変形。実力はそれなりにあり、その気になればギャラクシーコンボイに手傷を負わせるほどの攻撃力を持つ。フォースチップをイグニッションすることで「サンダーヘル」を放つ他、翼にミサイルを備える。主にそれらの武器を使った様々な技を編み出すがどれも名前がやたらと長い(「大回転サンダーヘル乱れ花火」・「サンダーヘル・スーパー地獄スペシャル・デラックス」などで、それぞれ強さは様々だがかなり強力な場合も)。大戦終了後は正義に目覚め、サイバトロンの仲間入りを果たした。しかし、独立愚連隊に旅の道連れとして引き込まれてしまった。
- GD-09 破壊兵デモリッシャー / Mudflap
- 声 - 武虎 / 英 - デイル・ウィルソン
- 第15話から登場。セイバートロン星から地球に避難した元サイバトロン。クレーン車に変形。ガードシェルとは親友の間柄だった。秩序のない地球人に嫌気が差し、スタースクリームの入れ知恵によりデストロンに加入する。後にデストロンのやり方に不信感を持ち脱退するも、自分が一番勝手だったと落ち込んでしまう。しかし、ガードシェルの説得により仲間たちと共に地球に残留。最終決戦にも参戦し、終戦後は地球の復興活動に参加する。後にガードシェルと共に、スーパースタースクリームの捜索に加わった。フォースチップを左腕部のクレーンにイグニッションすることで、「メガクレーンブレード」が出現する。劇中ではこれで斬りかかり、避けられても棒高跳びの要領で相手に跳び蹴りを繰り出していた。また、右腕部にイグニッションすることで、「シールドランチャー」が出現するが、劇中未使用。
- EX-01 闇獣神ダークライガージャック / Nemesis Breaker
- 第34話から登場。ライガージャックの心の闇が、マスターメガトロンの黒い霧によって具現化し誕生したTF。その姿はまさに、黒いライガージャックである。マスターメガトロンとリンクアップすることでライガーメガトロンが誕生する。惑星ギガロニアにおいて、メガロコンボイに潰され消滅する。
惑星スピーディア(Speed Planet / Velocitron)のトランスフォーマー
スピーディアの海外名は、玩具ではSpeed Planet、アニメではVelocitronの名称が与えられている。トランスフォーマー達は皆走ることに特化しており、道路を整備する巨大なトランスフォーマーも存在する。
- GC-10 音速司令官ニトロコンボイ / Override
- 声 - 土門仁 / 英 - リサ・アン・ベレー
- 第5話から登場。惑星スピーディアのリーダーで最速スピードの持ち主。フォーミュラ1に変形。長い間トップに君臨し過ぎていたため、やや傲慢で独善的な考えの持ち主になってしまっていた。しかし、エクシリオンとレースの中で正義に目覚め、サイバトロンの考えに賛同し入隊する。フォースチップを武器にイグニッションすることにより「マッハショット」を放てる。決戦後はスピーディアをエクシゲイザーに任せ、「新スペース・ブリッジ計画」に加わった。
- 海外版では女性として設定されているが、これは『ビーストウォーズ』のエアラザーの事例(元々女性だったキャラクターを、日本で男性に変更した)とは逆に、元々は男性として設定されていたキャラクターを海外版では女性に変更したものである。理由は、海外の放送局から「もっと女性の登場人物を増やして欲しい」と要望されたためで、既存のキャラクターの中から女性に変更しても違和感の少ないニトロコンボイが選ばれた。
- 海外版では女性という設定もあって、ローリとはまるで兄妹(姉妹)のように仲が良い。
- コンボイの名のつくキャラクターとしては珍しく一人称が「俺」(他には『ビーストウォーズネオ』のビッグコンボイがいる)。
- GC-12 交通管制官スキッズ / Clocker
- 声 - 加藤奈々絵 / 英 - ブライアン・ドブソン
- 第6話から登場。惑星スピーディアに住むトランスフォーマー。オープンカーに変形。まだ幼い少年のような戦士。オートランダーと一緒に行動している。凶悪コンビに襲われているところをエクシリオンたちに助けられ、その後はオートランダーと共に彼らの事情を知り協力。エクシリオンに助けられたことから、彼に憧れを抱いている。グレートレース後はニトロコンボイのムー発掘に協力し、マスターガルバトロンとの最終決戦に駆けつけた。フォースチップを武器にイグニッションすることにより、「スマリッシュバーナー」を放てる。
- GC-13 速度計測員オートランダー / Brakedown
- 声 - 望月健一 / 英 - マイケル・ドブソン
- 第6話から登場。惑星スピーディアに住むトランスフォーマー。ドラッグカーに変形。高齢ではあるが、「まだ若い者に負けん」と息巻いている。凶悪コンビに襲われているところをエクシリオンに助けられ、ファストエイドに修理してもらった事で二人に協力する。グレートレースではエクシリオンに宇宙の未来を託しリタイア。その後はニトロコンボイのムー発掘に協力し、マスターガルバトロンとの最終決戦に駆けつけた。フォースチップをイグニッションすることにより、武器から「モーターブレード」が出現する。
- GD-04 三輪強襲兵ランドバレット / Crumplezone
- 声 - 中嶋聡彦 / 英 - マーク・アシュソン
- 第5話から登場。惑星スピーディアの自称凶悪コンビの一人でボケ担当。三輪型バギーに変形。大柄な体格なせいか、やや鈍重。フォースチップを背部にイグニッションすることで「ランドバズーカ」を放てる。セイバートロン星での戦いの際、ランブルに襲われて瀕死の重傷を負うが…。
- アームバレット / Dark Crumplezone
- 第34話から登場。ランブルの群れに襲われ重傷を負ったランドバレットが、マスターメガトロンの黒い霧により転生した姿。三輪型装甲バギーに変形。体当たりや火力がパワーアップしているが、結局、役回りは変わらなかった。フォースチップを背部にイグニッションすることで「アームバズーカ」を放てる。戦後、独立愚連隊として当てもない旅へ出る。
- 玩具は日本では発売されていない。
- GD-05 二輪奇襲兵ガスケット / Ransack
- 声 - 平田広明 / 英 - ルイス・チリロ
- 第5話から登場。惑星スピーディアの自称凶悪コンビ(鼻摘まみコンビとも呼ばれる)の一人でツッコミ担当。バイクに変形。成り行きでマスターメガトロンに(無理矢理)部下にされる。暴走行為が得意で、言動もやや常識を逸脱気味。フォースチップを武器にイグニッションすることで「エグゾーストショット」を放てる。また、ビークルモード時のイグニッションにより、「エクゾースドブースト」が発動する。最終戦後、クロミアにアプローチしたようだがふられたようだ。その後、独立愚連隊として当てもない旅に出る。「パ〜ラパラパラパラー!」が口癖。
- GD-06 四輪攻撃兵インチアップ / Dirt Boss
- 声 - うすいたかやす / 英 - マイケル・ドノヴァン
- 第6話から登場。惑星スピーディアに住むトランスフォーマー。モンスタートラックに変形。ニトロコンボイに勝ちたいあまりガスケットとランドバレットに協力。また、流砂に落ちたエクシリオンとそれを助けようとしたオートランダーを攻撃しかけたこともあったが、根は卑怯ではなく、自分の力で勝利しようとする正々堂々とした性格のようである。ビークルモードの体当たりやプレス攻撃を得意とする。グレートレース後はニトロコンボイのムー発掘に協力し、マスターガルバトロンとの最終決戦に駆けつけた。フォースチップを背部にイグニッションすることで「ショルダーバルカン」を発射。また、ビークルモードの状態でイグニッションすることでタイヤが展開して高速移動モードに変形する。なお、マスターメガトロンとは直接の主従関係にはない。
- GS-01 空中攻撃員バズソー / Buzzsaw
- 声 - 武虎
- 第19話から登場。惑星スピーディアの実況担当トランスフォーマー。ヘリコプターに変形。
- 玩具はブラーとセット販売。デストロンとして位置づけられているが作中では実況のみの登場で特に触れられてはいない。『マイクロン伝説』のサンドストームの仕様変更品で、セイバートロン星のフォースチップが付属する。サンドストームとはギアの位置が反転していて、「マイクロンブースターVer.3トリガー」と組み合わせるには問題はないが、デストラクション系・アドベンチャー系のマイクロンと連動させるには分解しギアを組み直す必要がある。
- 名前は元を辿ればカセットロンの一員と同名だが、デザインは『ビーストウォーズ』の同名のキャラ(玩具のみでアニメには登場しない)を強く意識したものとなっている。
惑星アニマトロス(Jungle Planet)のトランスフォーマー
アニマトロスのトランスフォーマーは過酷な環境に適応するため、動物の姿をしている。
- GD-07 暗黒司令官フレイムコンボイ / Scourge
- 声 - 若本規夫 / 英 - トレバー・デュバル、コリン・マードック(第27話)
- 第11話から登場。惑星アニマトロスを力で支配するリーダー。竜に変形。フォースチップを背部にイグニッションすることにより、2つの竜の首が出現(ビーストモードでイグニッションした場合三ツ首竜になる)。必殺技の「デスフレイム」・「ヘルストライク」を放つ。
- 「力こそ全て」の考えを持っており、マスターメガトロンと手を組む。過去、サイドスの弟子(ファングウルフの兄弟子)の一人だったが、当時のリーダーに統治力がなかったがために荒廃した星の未来を案じており、惑星アニマトロスの統治を巡りサイドスと対立、その後支配者となった。ローリの説得及びライガーコンボイに敗北したことによりプラネットフォースを渡すが、一時期手を組んだマスターメガトロンへの義理立ても忘れておらず、アニマトロスでの最終決戦では中立を貫き、後にスタースクリームの罠にはまったマスターメガトロンを救出するためデストロンに合流。そのままギガロニアまで行動を共にすることになる。
- 統治の方法こそ乱暴ではあったが力に溺れて悪に染まっている訳ではなく、本来の彼は礼儀正しく、思いやりもある優しい性格。自分さえ良ければいいと考えるマスターメガトロンとは違って民の平和を願う心に偽りはない(力で統治する道を選んだのも悩んだ末の苦渋の決断だった)。弱きを助けて強きを挫く姿勢であり、弱い者を痛めつけたり苦しませるようなことは絶対にしなかった。実際彼がリーダーとなってからはアニマトロスの秩序は保たれていた。
- その一方でリーダーの資質やそのあり方について悩んでもいたが、ギガロニアで偶然遭遇したバドとの交流の中で自身の考えを見つめ直し、さらにファングウルフの説得を受けデストロンと決別。最終決戦ではサイバトロンに協力し、指導者として立派に成長した。
- 危険を顧みずに自分を説得したローリを「お嬢さん」と呼んで妹、または娘、さらには母のように慕い、彼女の前でだけは一歩下がった姿勢になっており、彼女にだけは頭が上がらない(特に、ギガロニアでの対ニトロコンボイ戦において自分の攻撃の流れ弾がローリに当たりそうになった際には本気で謝っている)。さらに、ギガロニアでは自身の毒々しいカラーリングにダメ出しをされてしまっていた。
- GC-14 猛獣指揮官ファングウルフ / Snarl
- 声 - 風間勇刀 / 英 - スコット・マクニール
- 第11話から登場。惑星アニマトロスに住むTFの一人。オオカミに変形。自分の力をアニマトロスの民に役立てようとフレイムコンボイに付いていたが、ジャックショットやギャラクシーコンボイからグランドブラックホールによる宇宙の危機を知り、サイバトロンに全面的に協力する事になる。事件を通じジャックショット(ライガージャック)の親友になる。プラネットフォース争奪戦後もサイバトロンの仲間として参加。フォースチップをビーストモード後頭部にイグニッションする事により、口から「パワーファング」が出現。
- GC-15 自然保護官サイドス / Backstop
- 声 - 田中正彦 / 英 - スコット・マクニール
- 第12話から登場。ファングウルフの師匠。サイに変形する。暴力を嫌い、平和的な解決方法を常に模索している。ジャックショットやギャラクシーコンボイからグランドブラックホールによる宇宙の危機を知り、サイバトロンに協力する。フォースチップをビーストモードの後頭部にイグニッションする事により、頭部の「ブラッディホーン」が発動。かつて荒廃した星の未来を危惧し、星の若者を集め武芸に励みながら星の未来を説いてきた。フレイムコンボイは当時の弟子の一人だったが、思想の違いから彼とは決別している。後にフレイムコンボイの民を真剣に思う心を見て、彼をリーダーと認める。決戦後はスペースブリッジ建設計画に参加し、ライブコンボイと意気投合していた。
- GD-08 強襲戦闘員ダイノシャウト / Undermine
- 声 - 木村雅史 / 英 - マーク・オリバー
- 第11話から登場。フレイムコンボイの部下の一人。スピノザウルスに変形する。好戦的な性格の持ち主。過去に盗賊トランスフォーマーに襲われた事がある。その際サイドスの元に逃れてきたが、このことが原因でフレイムコンボイとサイドスが対立する原因となる。フォースチップを後頭部にイグニッションする事により、頭部から「クレストソード」を展開する。最終決戦後はフレイムコンボイによってテラシェーバーと共にスペースブリッジ建設に指名された。
- GD-10 空中諜報兵テラシェーバー / Brimstone
- 声 - 加瀬康之 / 英 - テリー・クラーセン
- 第12話から登場。フレイムコンボイの部下の一人。プテラノドンに変形。惑星アニマトロスが崩壊に見舞われた際、ダイノシャウトを助けた。フォースチップを背部にイグニッションする事により、翼から「スラッシュナイフ」を展開する。
地球 (Earth Planet)のトランスフォーマー
- GC-18 航空司令官ライブコンボイ / Evac
- 声 - 平田広明 / 英 - アルヴィン・サンダース
- 第25話から登場。古代に地球に移り住んできたトランスフォーマー。救助用ヘリコプターに変形。穏やかかつ冷静な性格をしている。一人称は「僕」で、次回予告にてコビー達に驚かれていた。地球で岩山に隠された秘密基地を本拠地とし、モンスターハンターをしている傍ら、陰ながら地球人を守っていた。プラネットフォースの事も知っており、長年北極に封印し続けていた。決戦後は地球平和守備隊を結成し、オートボルトに地球を任せ、新スペースブリッジ計画に加わった。フォースチップを背部にイグニッションする事により、「ジェットミサイル」を発射。また、ビークルモードでフォースチップをイグニッションすることにより、「ジェットブースター」を展開する。空を飛ぶビークルをモチーフにした司令官は、『トランスフォーマーV』のスターセイバーに次いで2人目。
- GC-17 戦闘攻略員オートボルト / Crosswise
- 声 - 望月健一 / 英 - マイケル・デインジャーフィールド
- 第23話から登場。北極で目覚めたトランスフォーマー。ブガッティ・ヴェイロン風のスポーツカーに変形。ライブコンボイのパートナーであり、性格は彼と対照的なタイプの行動派。後に仲間達と共に地球に残留する。その後改心した一部のモンスタートランスフォーマーたちと共にマスターガルバトロンとの最終決戦に駆けつけた。フォースチップを背部にイグニッションする事により「フォースミサイル」を発射。
- GD-11 海洋戦闘兵クロミア / Thunderblast
- 声 - 桑谷夏子 / 英 - マリキー・ヘンドリクス
- 第27話から登場。地球に封印されていたデストロンの一人。工作船に変形。劇中初の女性トランスフォーマーで、ローレライの化身と呼ばれていた。高飛車な性格をしており、当初はスタースクリームについていたが、後にマスターメガトロンについていく方が幸せになれると判断し陣営を変えたりと根は悪人ではないものの、かなり調子が良い。当初はクールな一面も持っていたが、惑星ギガロニアにおいてローリと低レベルな口ゲンカをするなど、段々ギャグ面が濃くなってしまった(だがそれでも、ローリに発砲するようなマネだけはしなかった)。
- フォースチップをランチャーにイグニッションすることにより、「ファントムウェーブ」を発射する。大戦終了後、スピーディア・アニマトロスで最強(最速)であるエクシゲイザーとフレイムコンボイに「結婚してあげる」とアプローチするも失敗。マスターガルバトロンより強い男を見つけるべく、ガスケット、アームバレットらと共に愚連隊として長い旅に出た。
- 漫画版ではロードストーム共々未登場。
- GD-12 陸上暴走兵ロードストーム / Lugnutz
- 声 - 木村雅史
- 第28話から登場。地球に封印されていたデストロンの一人。バイクに変形。乱暴な運転で相手をかく乱する戦法を得意とする。元来自由を愛する性格であり、その自由を乱すマスターガルバトロンを倒すため、同じく自由を愛する仲間達と共に最終決戦に参戦した。フォースチップをビークルモードの後部にイグニッションする事により、「サイドマシンガン」を展開させる。密かにクロミアの事が好きだったらしい。また、主であるスタースクリームに対しては、それなりに忠誠心を持っていた模様(多くのトランスフォーマーが宇宙に出た後、地球でスタースクリームの事を気遣うようなシーンがある)。
- モンスタートランスフォーマー / Ancient Decepticons
- 声 - なし
- 第24話から登場。かつてライブコンボイたちとともに地球へやって来たトランスフォーマーの一派。しかし問題を起こしたためにライブコンボイとオートボルトにデストロンとして封印され、こう呼ばれるようになった。スーパースタースクリームの覚醒に伴って復活し、以降は彼に従うようになる。大勢で合体することで巨大空中戦艦になることもできる。殆どはライブコンボイたちに再び封印されたが、一部の者たちは改心してオートボルトやロードストームらに引き連れられ最終決戦に参加した。
- その姿はモスマンやヴァンパイアなどの怪物の起源になったと言われている。
- 漫画版ではスーパースタースクリームが倒されると全員が機能停止に陥った。
- 「かつて地球に来たトランスフォーマー」、「封印された」、「怪物の起源になった」など『超神マスターフォース』のプリテンダーを意識した設定になっている。
惑星ギガロニア(Giant Planet / Gigantion)のトランスフォーマー
ギガロニアの海外名には、玩具ではGiant Planet、アニメではGigantionの名称が与えられている。建設作業に特化した巨大ビークルに変形し、パートナーのマイクロンが細かい作業を担当する。
- GC-23 巨神司令官メガロコンボイ / Metroplex
- 声 - 木村雅史 / 英 - ロン・ヘイルダー
- 第40話から登場。惑星ギガロニアのリーダー。バケットホイールエクスカベーター(を中心とした巨大複合重機)に変形する。威勢が良く親分肌の性格で、「安全第一」をモットーとする。ギャラクシーコンボイすら掌に乗るほど巨大。最初は「一度捨てた町に入ってはならない」という掟を守って、サイバトロンがギガロニアの最下層に行くことを認めなかったが、ギガロニアを守る為、サイバトロンに協力する。ロボットモードでは胴体と脚を縮めた中間形態にも変形でき、玩具でも再現可能[7]。
- フォースチップを武器のメガロアックスにイグニッションすることにより、必殺技の「メガロクラッシュ」及び「メガロブーメラン」が発動する。
- なお、彼以下ギガロニアのトランスフォーマーは全員漫画版には登場しない。
- ホリブル / Drillbit
- 第40話から登場。メガロコンボイのパートナーマイクロン。削岩車に変形。ブリットとは親友の間柄。主に細かい作業を担当する。
- 玩具はメガロコンボイに同梱されている。
- ブレンダル / Quickmix
- 声 - 望月健一 / 英 - マイケル・デインジャーフィールド
- 第40話から登場。メガロコンボイの片腕。トラックミキサに変形。博学な物知りである。ギガロニアを守るため、ギャラクシーコンボイに協力する。フォースチップをミキサーにイグニッションすることにより「ミキシングキャノン」を発射。また、ミキサーの中からは強力なセメントを放出する。
- 玩具はe-HOBBY SHOP限定USAエディションとして発売。
- キリブル / Stripmine
- 第42話から登場。ブレンダルのパートナーマイクロン。ドリル掘削機に変形。
- 玩具はブレンダルに同梱されている。
- モールダイブ / Menasor
- 声 - 風間勇刀/英 - サムエル・ビンセント
- 第40話から登場。惑星ギガロニアに住む若いトランスフォーマー。ドリル戦車に変形。マスターメガトロンにたぶらかされ、デストロンに加担した。しかし、後にメガロコンボイとブルブルの説得により改心し、サイバトロンに協力する。フォースチップを左腕のディーゼルエンジンにイグニッションすることにより、「ジャイアントドリル」が発動。
- 玩具は『マイクロン伝説』以降となるエボリューションギミックを内蔵。e-HOBBY SHOP限定USAエディションとして発売された。
- ブルブル / Heavy Load
- 第46話から登場。モールダイブのパートナーマイクロン。ショベルダンプに変形。普段はモールダイブの胸部に格納されている。
- 玩具はモールダイブに同梱されている。
プラネットXのトランスフォーマー
- GX-01 スパイ ノイズメイズ / Sideways
- 声 - 千葉進歩 / 英 - テッド・コール
- 第12話から登場。両軍に味方(あるいは敵対)する謎のトランスフォーマー。 スペースファイターに変形。一時期スタースクリームに協力していたが、その真の目的はギガロニアへの復讐である。フォースチップを武器にイグニッションすることで「ブラインドアロー」が展開。また、エンブレムがサイバトロンからデストロンに変化し、性格が凶暴になる。自らを特命刑事と名乗ったり、メカに弱かったり、コビーたちのしかけた罠に簡単に引っかかるなどと意外とマヌケな部分もある。また、結構ものぐさで、ヒマつぶしにテレビを見ようとしたり、G1のサウンドウェーブに似たラジカセで音楽(番組のオープニングテーマ)を聴いて鼻歌を唄っていたりもしていたが、その直後にスーパースタースクリームに叱られた。ギガロニアの記録映像では、プラネットXを侵攻した際に白いボディのノイズメイズが多数登場しているが、彼らとの関係は不明(本編中では「我々の祖先」と呼んでいた)。
- なお、海外版でのプラネットXはユニクロンのスペアの肉体とされており、ノイズメイズ(海外名から分かる通り彼は海外版において『ARMADA(マイクロン伝説)』のダブルフェイス/Sidewaysと同一人物である)やサウンドウェーブはギガロニアを新たなユニクロンのボディにしようと目論むユニクロンの眷属として設定されている。
- GX-02 情報参謀サウンドウェーブ / Soundwave
- 声 - 武虎 / 英 - ロバート・O・スミス、ゲイリー・チョーク(第40話のみ)
- 第38話から登場。ギガロニアを探すマスターメガトロンたちの前に現れたトランスフォーマー。ステルス機に変形する。ノイズメイズとは異なり、登場した当初からデストロンに加わっている。胸部にヘキサゴンと呼ばれる六角形の物体を収納しており、それは様々な武器等になる。ヘキサゴンのキラーコンドルを使って情報を収集し、バンガードチームとの戦いではエクシゲイザーやバックギルドたちの声を再現して彼らを翻弄した(初登場した際、クロミアに「特技は声真似」と紹介されていた)。その背後事情ゆえか仲間意識が強く、ノイズメイズとは親友同士。サウンドに関しては少しうるさいようだ。また、マイクを持つ際に小指を立てる癖がある。ギガロニアへの復讐に固執し、最後にはチップスクウェアを強奪しようとした際にマスターガルバトロンとスーパースタースクリームとの戦闘に巻き込まれ、ノイズメイズもろとも生死不明となる(なお、彼ら二人はセリフはないが、マスターメガトロンを刺激したビジョンに登場している)。
- 漫画版ではキラーコンドル共々未登場。
- G1に登場した同名のキャラをかなり意識しているためか、声にはエフェクトを大きめに掛けられている。また、最終回のエンディングではG1のサウンドウェーブに似たラジカセを肩に担いでいる姿が描かれている。
- キラーコンドル / Laserbeak
- 第38話から登場。サウンドウェーブの相棒であるコンドル型のトランスフォーマー。通常はヘキサゴンとなり、サウンドウェーブの胸部に収納されているというG1キャラを意識した設定になっている。
謎のトランスフォーマー
- GD-13 索敵兵ランブル / Scrapmetal
- 第30話から登場。グランドブラックホールに飲み込まれたセイバートロン星に巣食っていた正体不明のTF(後に他の惑星からやって来た宇宙の星々を荒らし回るTFと判断された)で無数に存在する。クモ型戦車に変形する。赤、青、黄色の三種類が存在。海外版では、前作に登場したテラーコンの一種という設定になっている。
セイバートロン星
- C-00 創造神プライマス / Primus
- 声 - 玄田哲章[8] / 英 - マイケル・ドノヴァン
- 第32話から登場。プラネットフォースを創り出した宇宙の創造主。その正体はセイバートロン星が変形した惑星型TFだった。当初はホップを通じてしか会話が出来なかったが、プラネットフォースの力により復活する。初起動時はプラネットフォース三つだけの不完全な復活だったが、それでも襲い掛かってきたスーパースタースクリームを遥かに圧倒するパワーを誇る。そして4枚のプラネットフォースの力で完全起動した時は、四大遺跡を合体させた超戦艦ノアでグランドブラックホールを消滅させた。その後はセイバートロン星の姿に戻り、プラネットフォースの力により有機物と無機物がバランス良く一体となった、地球に近い美しい惑星となる。
- 玩具は放送終了後発売された。創造主に相応しくナンバーは「00」、パッケージも初代TFを意識したデザインとなっている。海外初期出荷分にはユニクロンの傷ついた頭部が付属し、これは国内ではe-HOBBY SHOP限定発売。
アニメ未登場キャラクター
- GS-02 軌道破壊兵ラナバウト / Runamuck
- セダンに変形。玩具はロングラックとセット販売。『マイクロン伝説』のステッパーの仕様変更品で、地球のフォースチップが付属する。新規の銃の代わりにマイクロンブースターVer.3ゲージが問題なく搭載できる。
- GC-08 追跡員オートマイクロン / Street Speed Mini-Con Team
- 『マイクロン伝説』のストリートスピードマイクロン(オート、ニトロ、ジーク)の仕様変更品。順にスロー/BackTrack、シアーナ/Oval、ガゼンダ/Spiralの3人。マイクロン伝説版の色を塗り替えただけにしか見えないが、パーツはほぼ全て新規造形である。
地球人
- コビー / Coby Hansen
- 声 - 玉木有紀子 / 英 - サムエル・ビンセント
- 本作の地球人側の主人公。コロラド州ロッキー山脈の麓の町で暮らす少年。14歳[9]。慎重かつクールな性格で、機械は生き物と思っている。腕っ節は良い方ではないが、ここ一番という時では危険を省みない男らしい一面も見せる。当初は優秀な兄に対してコンプレックスを抱いていたが、徐々に兄と打ち解けていった。
- 学校の成績は散々だがトランスフォーマーシリーズに登場する少年の中でも特にメカニックの知識が豊富であり、地球に流れ着いたガードシェルを治療。惑星スピーディアの最終レースではエクシリオンに乗り込み、勝利に導いた。そのため、サイバトロンの中でも特にエクシリオン(エクシゲイザー)とガードシェルとは深い友情で結ばれている。また、惑星ギガロニアでは破壊されたランブルを修復し、自分専用の搭乗機(コビーランブル)にする等才能を発揮し、前線に出向いていたファストガンナーに代わって仲間の治療、修理等を一手に引き受けたなど、天才ぶりを見せている。同じ頃にローリとも殆ど婚約に近い約束をする程親密になり、大戦終結から数年後、宇宙飛行士の夢と約束を叶えてローリと結ばれた。
- ローリ / Lori
- 声 - 森永理科 / 英 - サラ・エドモンドソン、キアラ・ザニ(第25話、26話、52話のみ)
- コビーとバドの幼馴染みの少女。コビーとは同級生の13歳[10]。田舎の生活に退屈しており、自然の中で遊ぶのもあまり好きな方ではない。気の強いしっかり者で、自分の勘に自信を持っており、コビーやバドの行動をたしなめる事も多い。サイバトロンすら圧倒させる気迫を持ち、サイバトロン基地建設の際、指揮を執ったことがある(内装などは彼女の趣味がかなり入っている)。惑星アニマトロスでは地球代表として話し合いに参加しフレイムコンボイを説得した。惑星ギガロニアではクロミアをライバル視し、ソニックボンバーと協力し(こき使い?)見事撃破した。
- トランスフォーマーに対しても自然体で接することから、ニトロコンボイやフレイムコンボイからは家族同然に慕われている(『マイクロン伝説』でスタースクリームに対して初恋にも似た感情を持っていたアレクサとは微妙に異なる)。典型的なツンデレ系の女の子であり、コビーとはストーリーを重ねる毎に徐々に惹かれ合い、人間側の登場人物では指折りのカップルになり、10年後に夫婦となった。二人の恋の経緯についてはこちらを参照。
- バド / Bud Hansen
- 声 - 黒川万由美 / 英 - ライアン・ヒラキダ
- コビーの弟。11歳[11]。腕白な性格で宇宙に行きたいと言い出したり、ギャラクシーコンボイ達に水泳を教えた事もある、ムードメーカー的な存在。かなりの映画おたくで、特にB級映画について詳しい。3人の中で一番柔軟な頭の持ち主で、故にマイクロンの言葉も分かる。第36話ではアトランティスのワープに巻き込まれてホップ、バンパーとともに連れ去られてしまったが、その間は非常食でしのいでいたらしい(バドが持っていたのか、アトランティスに備えられていたのかは不明)。惑星ギガロニアではフレイムコンボイに「真のリーダー」について講義し、彼を改心させた。大戦終結後、自分の夢だった映画監督を成就させ、オスカー賞を受賞。
- ティム / Tim Hansen
- 声 - 諏訪部順一 / 千葉進歩(26話以降) / 英 - テリー・クラーセン
- コビーとバドの兄である大学生。普段は図書館でアルバイトしており、たまに家に帰ってくる。何故か愛車がよく故障するのが悩みの種。宇宙に旅立ちたいというコビーの話でTFを認識。頼って電話を掛けてくれた事が結果としてコビーを受け解けるきっかけになったといえる。数年後には彼女と結ばれ、二人の間に女の子が生まれる。
- ルーシー・スズキ / Lucy Suzuki
- 声 - 豊嶋真千子 / 英 - タバサ・セント・ジェルマン
- 女性考古学教授。名古屋出身の日系アメリカ人。ギャラクシーコンボイに輪を掛けて天然ボケ気味でのんびりとした性格。ローリ達よりTFの事を知るが、もともと異星人については肯定的だった為、あっさりと受け入れた。
- 掃除が苦手で、自身の研究室はかなり散らかっているのが玉にキズ。大戦終結後、地球代表として外惑星探査に参加。その後は地球に帰還した際にフランクリンと結婚し、一児を授かった(DVD最終巻のジャケットイラストを見る限りでは男の子のようである)。
- マイク・フランクリン / Mike Franklin
- 声 - 西凛太朗 / 英 - マイケル・ドブソン
- アメリカ軍大佐。TFの存在を確かめる為、コビー達を監視していた。少々行動が強引だった為、コビー達からはサイバトロンの敵になる存在と疑われたが、その理由は少年時代、ヘリに変形するTF(ライブコンボイ)に救われた事の真実を確認する為だった。自分の真意を打ち明けてからは協力するようになる。
- サイバトロンに協力する様になってからは、政府とサイバトロンを秘密裏に結ぶ架け橋的な存在となる(後に、サイバトロンが公認の存在となり、地球人と共存するきっかけにもなったと言える)。大戦終結後、地球代表者としてセイバートロンに派遣、プラネットフォースの今後のあり方を提示。そして秘密を共有したルーシーに新スペースブリッジ開発計画前に不器用な言葉ながらもプロポーズし、良い返事がもらえた。
- コビーの父
- 声 - 望月健一
- コビーの母
- 声 - 小林希唯 / 豊嶋真千子
- ローリの父 / Ernesto
- 声 - 平田広明
- ローリの母
- 声 - 平田絵里子
- 大統領
- 声 - 多岐川まり子
- スタントン
- 声 - うすいたかやす
- アナウンサー
- 声 - 平田絵里子
- 消防署長
- 声 - 黒田崇矢
- 老人
- 声 - 望月健一
- 保安官
- 声 - 望月健一
その他
戦艦
- アトランティス
- 太古の昔地球に飛来したサイバトロンの宇宙船。チップスクエアを積んだまま、大西洋のバミューダ海域に沈んでいた。スーパースタースクリームによって占拠され、彼の牙城と化してしまう。
- ムー
- 惑星スピーディアに飛来していた宇宙船。惑星ギガロニアに行く際のサイバトロンの旗艦となった。
- レムリア
- 惑星アニマトロスに飛来していた宇宙船。神殿の真下に封印されていた。
- パンゲア
- 惑星ギガロニアに飛来していた宇宙船。ギガロニアの最下層に封印され、プラネットフォースが積まれていた。
- ノア
- 四つの戦艦が合体して誕生したサイバトロン史上最大、最強の宇宙戦艦。ノアキャノンというプライマスの唯一にして最強の武器としても使用され、グランドブラックホールを完全に消滅させた。後にメインエンジンは惑星アニマトロスを元の星域に戻すのに用いられた。
その他
今回は従来のトランスフォーマーのアニメシリーズとは一線を画す要素が多数盛り込まれた。
- 『TRANSFORMERS CYBERTRON』(海外版)
- 本作は海外では前作である『スーパーリンク』の続編として放送された。そのため日本版とは異なり、以下のキャラクターは『マイクロン伝説』や『スーパーリンク』のキャラクターと同一人物とされている。ただし、海外で吹き替えをした際に日本語の原文をそのまま訳してしまったため、ギャラクシーコンボイの「トランスフォーマー同士の合体を初めて見た」などのように、設定上、おかしくなってしまっている台詞も少なくない。
- ギャラクシーコンボイ=グランドコンボイ(=(アルマダ)コンボイ):Optimus Prime(『スーパーリンク』)
- エクシリオン=ホットショット(=ホットロッド):Hot Shot(『スーパーリンク』)
- ドレッドロック=スカイファイヤー(=ジェットファイヤー):Jetfire(『スーパーリンク』)
- ガードシェル=ランドマイン:Landmine(『スーパーリンク』)
- ファストエイド=ラチェット:Red Alert(『マイクロン伝説』)
- ソニックボンバー=ウイングセイバー:Wing Saber(『スーパーリンク』)
- マスターメガトロン=ガルバトロン(=メガトロン):Megatron(『スーパーリンク』)
- スタースクリーム=ナイトスクリーム(=スタースクリーム):Starscream(『スーパーリンク』)
- ノイズメイズ=ダブルフェイス:Sideways(『マイクロン伝説』)
- なお、海外では日本版の第1話と第2話を1話分に再編集し、第1話として放送。後にその内容を補完するため、日本版の第2話が最終回として放送された。また、実質的な最終回となる第51話では、「新スペースブリッジ計画」に旅立つトランスフォーマー達を見送るラッド、アレクサ、カルロス、キッカーの姿が追加映像で描かれている。
- 作品の主な流れ、コメディーパート
- 今作品は日本版としては現在の時点でシリーズ中唯一トランスフォーマー全員の声にエフェクトが掛かった作品である。また、先に放送した二作品(『マイクロン伝説』・『スーパーリンク』)に比べるとテーマが重く、全体的に暗い感じになっている。だが、3DCGの多様化で前作よりもトランスフォーマー達の表情は豊かになり、それを利用したはじけた場面も、ドレッドロックの「魂が抜ける」インストールを警戒する場面、ノイズメイズの「缶が頭の上に落っこちる」場面など数多い。こういった演出は敵方のデストロン側にも多く、サンダークラッカー、ガスケット、ランドバレット、クロミア、フレイムコンボイなどマスターメガトロンとスタースクリーム以外のデストロンはほとんどコミカルなキャラとして描かれている。その中でもサンダークラッカーがやられて飛んでいく際の「キラ〜ン☆」「キラリン☆」は特徴的で、最終話では独立愚連隊全員でやっている。こういったギャグ面は『ビーストウォーズ』に近く、コビーとローリのラブコメ描写と合わせて陰鬱な展開に進む事を上手く避けている。
- その一方、次回予告では声優達がアドリブを展開している。ギャラクシーコンボイがツッコミに回っている事が多い。また、第2話から番組終了後のジャンクションにも、1クール毎(4クール目から毎週変更)に個性的な台詞が入るようになった。
- また、初期トランスフォーマーで多くの主要キャラを勤めた速水奨と初代コンボイの声を演じた玄田哲章を起用するなど、『マイクロン三部作(ユニクロン三部作)』では、初期トランスフォーマーに出演していた声優を起用したことも特徴的である。
- ラブコメディー要素の強化
- 今作においては人間側の主人公・コビーと、ヒロイン・ローリのラブコメディーも本編に平行して展開されていった。当初コビーとローリは友達以上、恋人未満と言ったところで口論が絶えなかったが、第26話においてローリが泣き崩れた際にはコビーは彼女を抱き締めて慰める。それ以来ローリは恋心を自覚したのかコビーへの態度が変わり始め、それからは双方急速に惹かれ合い、両親もサイバトロンも公認の恋人同士になった[12]。バドもギガロニアにて合流してから、二人の間の空気に感づいている[13]。以降二人は口喧嘩をする事は完全になくなり、特にローリは彼にかなり甘えるようになり、コビーがいる時といない時とでは態度が全然違う程になってしまうという露骨な変化ぶりで熱々ぶりを見せつけた。
- 最終話では宇宙飛行士という共通の夢を見出し、共に叶える事を約束する。そしてギャラクシーコンボイ達が「新・スペースブリッジ計画」で旅立って以後も二人は交際を続け、見事に約束と夢を叶え、地球に帰還後は晴れて二人は結婚した。キャラクターデザインの熊膳貴志は自身のサイト上で10年後と明かしている事から、コビーが24歳、ローリが23歳である。
- こういった地球人キャラのラブコメ描写が明確に描かれたのは今作が初の試みである。今までのシリーズでは、いつの間にか結婚していたスパイクとカーリーなど、かなり曖昧で、前作の『スーパーリンク』でもキッカーとミーシャの恋愛模様もあったが、ほんの僅かだった。
- 特異な最終話
- 最終話は完全な後日談、エピローグ的な話となっており、フレイムコンボイVSライガージャックのプロレス対決、インタビュー形式の進行、玩具発売のないシグナルランサーのトランスフォームをするシーン、ギャラクシーコンボイの発した初代コンボイの台詞「私にいい考えがある」(第一作では初代コンボイがこの台詞を漏らすと、作戦が失敗に終わってしまうというジンクスがある)、独立愚連隊での最後の「キラ〜ン☆(サンダークラッカーのみ泣いている)」等と言ったファンサービス溢れる内容になっており、キャラクターによって差はあるものの、後腐れのない終わり方となっている。
- 冒頭のフランクリン大佐と大統領が握手を交わしているシーンで、アレクサらしき人物の姿が見られる。
- また、最終話のオープニングとエンディングは通常とは異なるバージョンが用意され、エンディングでは最終話スタッフロールに加え、番組の全キャスト&スタッフロールも流れた。
スタッフ
- 企画 - 仁村満里、平雄一郎、SAMANTHA LOMOW、山田昇
- 原案 - 東宏幸、スティーブ・ドラッカー
- 総監督 - 角銅博之
- 監督 - 小野学
- シリーズ構成 - まさきひろ
- 設定 - タカラ
- キャラクターデザイン - 熊膳貴志
- メカニック・小物設定 - 大輪充
- 美術設定 - 佐藤正浩、田口栄司、杉山裕子
- 美術監督 - 木下和宏
- 色彩設計 - 梅崎ひろこ
- 撮影監督 - 牛島あゆみ
- 編集 - 三嶋章紀、堀内隆
- 音響監督 - 鶴岡陽太
- 音楽 - 大橋恵
- 3D総監督 - 金田貞徳
- 3D副監督 - たなかかずひら
- モデリングディレクター - 今義和
- ビジュアルディレクター - 瀬藤健嗣
- 変形アニメーションアドバイザー - 渡辺哲也、安彦守
- デジタル美術監督 - 河野玲
- プロデューサー - 原直司、泉智也、山崎正彦、宮崎武洋、梶田浩司
- アニメーションプロデューサー - 斎藤史
- アニメーション制作 - GONZO
- 製作 - テレビ愛知、we've、東急エージェンシー
英語版スタッフ
- 製作総指揮 - スティーブ・ドラッカー
- 音声演出 - テリー・クラッセン
- ストーリー - アーロン・アーチャー
- 台本 - デヴィッド・マックダーモット、ジェームズ・W・ベイツ、マーク・ハンドラー、セス・ワルサー、ステファニー・シェー
- 製作著作 - ハズブロ
主題歌
オープニングテーマ
- 「CALL YOU... 君と僕の未来」(第1話 - 第27話)
- 作詞 - 清水しょうこ / 作曲・歌 - 柿島伸次 / 編曲 - 水島康貴
- 最終話では挿入歌としても使用された。
- 「IGNITION-イグニッション!」(第28話 - 第52話)
- 作詞 - 清水しょうこ / 作曲 - 富樫則彦 / 編曲 - 水島康貴 / 歌 - CHINO
エンディングテーマ
- 「いつも」(第1話 - 第27話)
- 作詞 - 三重野瞳 / 作曲・編曲 - 水島康貴 / 歌 - いっせいともか
- 「GROWING UP!!」(第28話 - 第52話)
- 作詞 - 三重野瞳 / 作曲・歌 - 柿島伸次 / 編曲 - 水島康貴
各話リスト
話数 | サブタイトル | 英題 | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 聖なる故郷 セイバートロン星崩壊!? | Fallen | まさきひろ | 小野学 | 薮野浩二 | 2005年 1月8日 | |
2 | トランスフォーマーとの遭遇 | Inferno | 小寺勝之 | 井草かほる | 崎山知明 | 1月15日 | |
3 | 秘密基地を守れ! | Haven | 大和屋暁 | 長尾粛 | 小林冬至生 | 1月22日 | |
4 | 地球での暮らし方教えます | Hidden | 石川学 | 千葉道徳 | わたなべぢゅんいち | 村上龍一 | 1月29日 |
5 | チップスクエアを探せ! | Landmine | 吉村元希 | 中山正恵 | 岡嶋国敏 | 高橋成世 | 2月5日 |
6 | 驚異の惑星スピーディア | Space | まさきひろ | 森本正木 | 鎌仲史陽 | 輿石暁 | 2月12日 |
7 | 最速の勇者ニトロコンボイ | Rush | 阪口和久 | 川崎満 | 薮野浩二 | 2月19日 | |
8 | 激闘!スタースクリーム | Speed | まさきひろ | 永村伸二 | 武山篤 | 崎山知明 | 2月26日 |
9 | 人間の街を救え! | Collapse | 相馬和彦 | 長尾粛 | 小林冬至生 | 3月5日 | |
10 | ベクタープライムの決断 | Time | まさきひろ | 浅見松雄 | 桝井剛 | 杉本光司 | 3月12日 |
11 | 魔獣惑星アニマトロス | Search | 上原秀明 | 岡嶋国敏 | 高橋成世 | 3月19日 | |
12 | 怪竜王フレイムコンボイ | Deep | 石川学 | 森本正木 | 鎌仲史陽 | 輿石暁 | 3月26日 |
13 | アトランティスの攻防 | Ship | 大和屋暁 | 高山功 | ファン・ヨン・シク | 4月2日 | |
14 | グレートレース開始! | Hero | 相馬和彦 | 麦野アイス | 中山敦史 | ソン・キルヨン | 4月9日 |
15 | バドとホップの都会旅行 | Race | 阪口和久 | 長尾粛 | 井上善勝 | 4月16日 | |
16 | 野獣転生!ライガージャック | Detour | まさきひろ | みなみやすひろ | 川崎満 | 崎山知明 | 4月23日 |
17 | リンクアップ!ライガーコンボイ | Savage | 浅見松雄 | 杉本光司 | 4月30日 | ||
18 | 灼熱のデッドヒート | Sand | 阪口和久 | 森本正木 | 鎌仲史陽 | 興石暁 | 5月7日 |
19 | 栄光のプラネットカップ | Champion | 相馬和彦 | 川口敬一郎 | 鈴木雄大 | 5月14日 | |
20 | オーロラの彼方の死闘 | Ice | 大和屋暁 | 高田淳 | 中山敦史 | RADIX | 5月21日 |
21 | 戦え!ライガージャック | Honor | 石川学 | 麦野アイス | 川崎満 | 崎山知明 | 5月28日 |
22 | ローリ、魔獣の星へ | Primal | 長尾粛 | 井上善勝 | 6月4日 | ||
23 | 決戦!アニマトロス | Trust | まさきひろ | 新留俊哉 | おゆなむ | 永田正美 | 6月11日 |
24 | 怪物たちの復活 | Trap | 相馬和彦 | 杉本光司 | 6月18日 | ||
25 | 地球の守護神ライブコンボイ | Invasion | 相馬和彦 | 森本正木 | 酒井恵 | 興石暁 | 6月25日 |
26 | 3つ目のプラネットフォース | Retreat | まさきひろ | 川崎満 小野学 |
土屋圭 | 7月2日 | |
27 | 宇宙滅亡へのカウントダウン | Revelation | 高田淳 | 中山淳史 | RADIX | 7月9日 | |
28 | 転生!バンガードチーム | Critical | 杉原研二 | 浅見松雄 | 崎山知明 | 7月16日 | |
29 | 宇宙から来たスゴい奴 | Assault | まさきひろ | 長尾粛 | 井上善勝 | 7月23日 | |
30 | 野望の王!邪心全開 | Starscream | みなみやすひろ | 林直孝 | 鈴木雄大 | 7月30日 | |
31 | 高速機動合体ソニックコンボイ | United | 大和屋暁 | 森本正木 | 鎌仲史陽 酒井恵 |
興石暁 | 8月6日 |
32 | 超絶変形!解放される力 | Cybertron | 石川学 | 濁川敦 | 杉本光司 | 8月13日 | |
33 | よみがえった巨大神 | Balance | まさきひろ | 麦野アイス | 川崎満 | 永田正美 | 8月20日 |
34 | 暗黒からの逆襲 | Darkness | 阪口和久 | 高田淳 | 中山敦史 | RADIX | 8月27日 |
35 | アトランティスの迷路 | Memory | 相馬和彦 | 浅見松雄 | 9月3日 | ||
36 | それゆけ!脱出大作戦 | Escape | 杉原研二 | 長尾粛 | 井上善勝 | 9月10日 | |
37 | そして、旅立ちの時 | Family | 阪口和久 | 森本正木 | 林直孝 | 鈴木雄大 | 9月17日 |
38 | 激突!砕け散る野望 | Titans | 大和屋暁 | 小野学 瀬藤健嗣 |
酒井恵 | 興石暁 | 9月24日 |
39 | 超時空トンネル突破 | Warp | 石川学 | 濁川敦 | 浅見松雄 | 杉本光司 | 10月1日 |
40 | ギガロニアのメガロコンボイ | Giant | まさきひろ | 永田正美 | 川崎満 | 永田正美 | 10月8日 |
41 | マスターガルバトロン降臨 | Fury | 杉原研二 | 川口敬一郎 | 鈴木雄大 | 10月15日 | |
42 | 地下世界へGO!! | City | 相馬和彦 | 川口敬一郎 | 武山篤 | 土屋圭 | 10月22日 |
43 | 対決!ローリVSクロミア | Ambush | 大和屋暁 | 高岡淳一 | 中山敦史 | RADIX | 10月29日 |
44 | プラネットXの秘密 | Challenge | 石川学 | 森本正木 | 酒井恵 | 興石暁 | 11月5日 |
45 | 大きな星の小さな町 | Scourge | 杉原研二 | 南康宏 | 浅見松雄 | 杉本光司 | 11月12日 |
46 | 最後のプラネットフォース | Optimus | 阪口和久 | 林直孝 | 長尾粛 | 井上善勝 | 11月19日 |
47 | 大いなる野望の果て | Showdown | 大和屋暁 | 林直孝 | 鈴木雄大 | 11月26日 | |
48 | 永遠の時空監視者 | Guardian | まさきひろ | 川口敬一郎 | 瀬藤健嗣 | 12月3日 | |
49 | サイバトロン大集結! | Homecoming | 相馬和彦 | 森本正木 | 工藤寛顕 | 小林利充 | 12月10日 |
50 | 終末の時、希望の光を | End | 杉原研二 | みなみやすひろ | 武山篤 | 久嶋浩徳 | 12月17日 |
51 | ギャラクシーコンボイVSマスターガルバトロン 最終決戦! | Unfinished | 大和屋暁 | 小野学 | 鈴木雄大 | 12月24日 | |
52 | 新たなる旅立ち | Beginning | 石川学 | 角銅博之 | 川崎満 | 土屋圭 | 12月31日 |
放送局
この節の加筆が望まれています。 |
放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|
テレビ愛知 | 2005年1月8日 - 12月31日 | 土曜 8:00 - 8:30[14] | 番組制作局 |
テレビ北海道 | 同時ネット | ||
テレビ東京 | |||
テレビ大阪 | |||
テレビせとうち | |||
TVQ九州放送 | |||
青森朝日放送 | 水曜 16:00 - 16:30 | ||
岩手朝日テレビ | 日曜 6:30 - 7:00 | ||
東日本放送 | 水曜 16:30 - 17:00 | ||
福島中央テレビ | 火曜 16:00 - 16:27 | ||
テレビ新潟 | 水曜 16:29 - 16:58 | ||
長野朝日放送 | 日曜 6:30 - 7:00 | ||
テレビ静岡 | 金曜 16:56 - 17:24 | ||
KBS京都 | 土曜 11:30 - 11:59 | ||
広島ホームテレビ | 月曜 15:50 - 16:20 | ||
愛媛朝日テレビ | 土曜 7:15 - 7:45 | ||
長崎文化放送 | 土曜 7:00 - 7:30 | ||
熊本朝日放送 | 日曜 6:30 - 7:00 | ||
鹿児島読売テレビ | 月曜 15:55 - 16:25 | ||
びわ湖放送 | 2011年6月11日 - 2012年6月2日 | 土曜 6:00 - 6:30 | 約6年遅れ |
DVD
ビクターエンタテインメント(現・JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)より発売。各4話収録。全13巻。
限定版にはオリジナル玩具が同梱している。
レンタル版は各2話収録。全26巻。
2016年7月22日に全話収録のDVD-SET(9枚組)がNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンより発売。なお、日本国内での「トランスフォーマー」シリーズにおけるテレビ愛知で、日本法人が発売元として務めるのは『トランスフォーマー アニメイテッド』以来となる。
玩具展開
サイバトロン
- GC-01 ギャラクシーコンボイ
- GC-02 エクシリオン
- GC-03 ベクタープライム
- GC-04 ドレッドロック
- GC-05 ジャックショット
- GC-06 バックパック
- GC-07 マイクロンチーム
- GC-08 オートマイクロン
- GC-09 ガードシェル
- GC-10 ニトロコンボイ
- GC-11 ファストエイド
- GC-12 スキッズ
- GC-13 オートランダー
- GC-14 ファングウルフ
- GC-15 サイドス
- GC-16 ライガージャック
- GC-17 オートボルト
- GC-18 ライブコンボイ
- GC-19 エクシゲイザー
- GC-20 バックギルド
- GC-21 ファストガンナー
- GC-22 ソニックボンバー
- GC-23 メガロコンボイ
デストロン
- GD-01 マスターメガトロン
- GD-02 サンダークラッカー
- GD-03 スタースクリーム
- GD-04 ランドバレット
- GD-05 ガスケット
- GD-06 インチアップ
- GD-07 フレイムコンボイ
- GD-08 ダイノシャウト
- GD-09 デモリッシャー
- GD-10 テラシェーバー
- GD-11 クロミア
- GD-12 ロードストーム
- GD-13 ランブル (赤、青、黄の3色が発売)
- GD-14 マスターガルバトロン
日本限定品
アニメ未登場、かつ正規販売されなかった玩具。
- エクシリオン・レッドバージョン
- DVD1巻の初回特典として付属。海外の赤いエクシリオンとはカラーパターンが異なる。
- クロミア・ホワイトバージョン
- DVD5巻の初回特典として付属。『マスターフォース』のミネルバをイメージしたカラーリングになっているが、プリントされているエンブレムはデストロンのまま。
- ノイズメイズ量産型
- DVD最終巻の初回特典として付属。劇中の回想でギガロニアを攻撃するシーンに登場したものをモチーフに色が塗り替えられている。
- プラティナムマイクロン
- マイクロンチームのリペイント。プラティナムファクター(ホップ)、プラティナムエレメント(ブリット)、プラティナムマテリアル(バンパー)の3体。トイザらスで一部の関連商品を購入した人に、時期ごとで一体ずつ無料配布された限定品。金色やクリアが基調とされた。アニメには未登場だが、プラティナムファクターは、アニメ本編でホップがプライマスに憑依され光り輝く姿のイメージと似ている。
- ヘルフレイムマイクロン
- 『マイクロン伝説』の「エマージェンシーマイクロン」の一部改修、塗装変更品。クェーサー(プロール)がイトーヨーカドーとエスパにて、グラビトン(ドラフト)がジャスコにてフレイムコンボイ購入者に、バルジ(ツイスト)がTFステーションにてライブコンボイ購入者に無料配布。武器として持たせられるように、5ミリのジョイントが追加されている。
- ジャスコでは色を白く塗り替えた、「ホワイトヘルフレイムマイクロン」も配布された。
- キャリバーマイクロン
- 『マイクロン伝説』の「エアミリタリーマイクロン」の塗装変更品。ヒャクライ(グライド)、イチビ(フレイム)、ムゲン(リーコン)。イトーヨーカドー、TFステーション契約店、ハローマック、ジョーシンの各店舗で無料配布。
- メガロマイクロン
- 『マイクロン伝説』の「デストラクションマイクロン」の色替え。ハローマックにてグリットビット(クラッシュ)、ジョーシンにてザップマップ(ダスター)、別のキャンペーンではジグザグ(ホイール)が無料で配布された。
- ガスケットポリスタイプ
- ガスケットのリペイント。設定は存在しないが、「フィギュア王」等の雑誌ではガスケットが更生したとして一応サイバトロン扱いとなっている。トイザらスで関連商品を4000円以上購入した人に無料配布された限定品。
- ファングウルフ・ダークウルフバージョン
- トイズドリーム限定発売。
- サウンドブラスター
- アニメ終了後、トイズドリーム限定発売されたサウンドウェーブの色替え。付属しているヘキサゴンはヘルバズソー。名称、カラーリングは『ザ☆ヘッドマスターズ』に登場した同名のキャラクターをイメージしたものとなっている。「フィギュア王」の連載小説『ビーストウォーズリボーン』に登場した。玩具ではプラネットXのフォースチップが付属(劇中ではベクタープライムのものに似ている)。
- ダークニトロコンボイ
- ニトロコンボイの色替え。テレビマガジンの全員サービスの限定品。
- フレイムコンボイ・スカイリンクスバージョン
- フレイムコンボイの色替え。その名の通り初代シリーズに登場するスカイリンクスをイメージしたカラーリングになっている。テレビマガジンの懸賞の限定品。
海外
アニメ未登場、かつ国内正規販売の無かった玩具。
Cybertron / セイバートロン星
- ダウンシフト / Downshift
- クラシックカーに変形するサイバトロン。
- コンボイ / Optimus Prime
- 『マイクロン伝説』STD版コンボイの色替え。日本ではe-HOBBY SHOP限定発売。
- ギャラクシーフォース・ベクタープライム / Glaxy Force Vector Prime
- ベクタープライムの色替え。
- シャドウレコンチーム / Shadow Recon Mini-Con Team
- バンパー、ブリット、ルーツの色替え。各キャラの海外版での名称は同じ。
Speed Planet / スピーディア
- スウェーブ / Swerve
- スキッズの色替え。
- エクセリオン / Excellion
- エクシリオンのロディマスカラー版。エクシリオン・レッドバージョンとは細部が異なる。
- オーバーライドGTS / Override GTS
- ニトロコンボイの色替え。
- ランサックGTS / Ransack GTS
- ガスケットの色替え。
Jungle Planet / アニマトロス
- ダークスコルポノック / Dark Scorponok
- 『スーパーリンク』メガザラックの塗装変更品。イグニッションギミック対応に仕様変更。デストロン所属。
- レックルース / Wreckloose
- トカゲに変形。デストロン所属。
- リパグナス / Repugnus
- ダイノシャウトの色替え。サイバトロン所属。旧シリーズの同名キャラに近い配色になっている。
- クライオスカージ / Cryo Scourge
- フレイムコンボイの色替え。『RID(海外版カーロボット)』で販売されたキャラクター・クライオテック風にリペイントされている。
- オプティマスプライム / Optimus Prime
- 『TRANSFORMERS BEAST WARS 10th Anniversary』オプティマスプライムの塗装変更品。
- メガトロン / Megatron
- 『TRANSFORMERS BEAST WARS 10th Anniversary』で発売されたメガトロンの色替え。
Earth Planet / 地球
- ハードトップ / Hardtop
- コンバットバギーに変形するデストロン。日本ではe-HOBBY SHOP限定発売。
- アーマーハイド / Armorhide
- クレーントラックに変形するサイバトロン。
- ブラッシュガード / Brushguard
- ジャックショットの色替え。デストロン所属。
- スウィンドル / Swindle
- ハードトップの色替え。
- ショートラウンド / Shortround
- ホバークラフトに変形するデストロン。
- スカイワープ / Skywarp
- サンダークラッカーの色替え。
- キャノンボール / Cannonball
- ファストエイドの色替え。所属はデストロンで、宇宙海賊という設定。
- スカイシャドウ / Sky Shadow
- ドレッドロックの色替え。デストロン所属。
- ハイテイル / Hightail
- ロードストームの色替え。サイバトロン所属。
GiantPlanet / ギガロニア
- ジャイアントプラネット・ミニコンチーム / Giant Planet Mini-Con Team
- 潜水艦ディープダイブ/Deep Dive、クレーン車ロングアーム/Longarm、戦闘機オーバーキャスト/Overcastの幾分スケールが大きめな新造マイクロンチーム。デストロン所属。
Planet X / プラネットX
- ユニクロン / Unicron
- 未来風戦車に変形。サイズはDeluxeクラス(2000円ライン)。
- オプティマス・プライム&ウルトラマグナス
- 『トランスフォーマーカーロボット』のスーパーファイヤーコンボイとゴッドマグナスの色を塗り替えたもののセット。色以外の仕様は全く同じである。
マイクロン / Mini-Con: 2-Pack
サイバトロン、デストロン所属のマイクロン2体セット。カッコ内は元になったマイクロン。
- 第一弾:元は「ランドミリタリー」、「エアミリタリー」。
- Thunderblast(ボム)VSSky Lynx(グライド)
- Steamhammer(クラック)VSRazorclaw(フレイム)
- Tankor(ショット)VSShockave(リーコン)
- 第二弾:Strike Mini-Con TeamVSExploration Mini-Con Team。元は「アドヴェンチャー」、「デストラクション」。
- Scattorbrain(クラッシュ)VSMonocle(ジャンク)
- Payload(ウインチ)VSAscentor(ダスター)
- Kobushi(スパイク)VSLandslide(ホイール)
- 第三弾:Sky Terror Mini-Con TeamVSCybertron SWAT Mini-Con Team。元は「エマージェンシー」、「エネルゴンセイバー」。
- Scythe(ツイスト)VSRamjet(ビーム)
- Checkpoint(プロール)VSSunstorm(レーザー)
- Anti-Blaze(ドラフト)VSThrust(パルス)
- 第四弾:Street Action Mini-Con Team:PerceptorVSDeep Space Mini-Con Team:Umbral Blaster。元は「クリフジャンパー」、「スペースマイクロン」。
- Sureshock(チャージ)VSBackblast(アポロ)
- High Wire(ホッパー)VSBlastcharge(ムーブ)
- Grindor(ランウェイ)VSScrap Iron(ミール)
漫画版
岩本佳浩によるコミカライズ。コミックボンボン2005年2月号~10月号。打ち切りのせいもありコミックスのページの都合上、最終回が収録されていない。 グランドブラックホールの消滅のためにチップスクエアとプラネットフォースを探す流れは一緒だが、ストーリー展開やキャラクターの性格は独自となっている。
相違点
- ガードシェルの怪我はベクタープライムが治した(地球の技術では治せないという設定に変更されている)。
- ステルスコーティングはコビーが狭い区画へ入って修理した。
- スピーディアの任務はエクシリオンとファストエイドのみ。また二人の仲も特に反りが合わないわけではなく嗜好が正反対程度にとどまっている。
- スキッズがプラネットフォースのことを知っている(アニメ版ではニトロコンボイが「プラネットカップがそれでは?」と察した程度)。
- 最初にアニマトロスへ向かったのはライガージャック・コビー・ローリ・バド。ライガージャック転生のきっかけが子供たちとなっている。
- スタースクリームの口調が総じて荒っぽく、一人称は「俺」。また、最期は地球での決戦にてスーパースタースクリームに転生後、ソニックコンボイに倒されている。
- エクシリオンはアニメ版と違い未熟な一面は描かれず、作者いわく「口は悪いが正統派ヒーロー」。
- スキッズは気弱な少年に変更されている。
- コビーとローリは殆ど喧嘩をしていない。
- 圧倒的な強さを見せていたマスターメガトロンは、登場するたびにギャラクシーコンボイ(通常の形態)のパンチ一撃で倒されている。
- ストーリーがライブコンボイ&ソニックボンバー・ノイズメイズが登場した地球決戦の段階で終了している。そのため、先述するスーパースタースクリーム戦が本作のラストバトルとなっている。
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
- ^ トランスフォーマー ギャラクシーフォースコトバンク
- ^ “幸ヒサシインタビュー”. タカラ. 2013年12月9日閲覧。(2012年3月29日時点のアーカイブ)
- ^ “アニメーションアーカイブ”. タカラトミー. 2015年12月27日閲覧。
- ^ Transformers: Universe(2008) Vector Prime with Mini-Con Safeguard!のパッケージの記載など。
- ^ 『ユニクロン三部作』[4]、『平成三部作』と呼称する場合もある(ただし、本作『ギャラクシーフォース』の日本語版の劇中には「ユニクロン」という単語は一切登場せず、設定上存在するのみである。また、本作以前に放送された『トランスフォーマー カーロボット』を加えて『平成四部作』と呼称する場合もある。
- ^ OVAとしては2013年の『参乗合体 トランスフォーマーGo!』で8年ぶりに復活している。
- ^ 玩具の開発段階では、本来はこの中間形態がノーマルモードで、胴体と脚を伸ばした状態がスーパーモードという設定であった。
- ^ 第49話から。
- ^ テレビ愛知版公式サイト・キャラクター
- ^ テレビ愛知版公式サイト・キャラクター
- ^ テレビ愛知版公式サイト・キャラクター
- ^ 第2期オープニング映像ではうつむきつつ手をつなぐ描写も見られた。
- ^ 第2期オープニング映像の背景がロマンティックなピンク色になっている。
- ^ 最終話のみ土曜7:30 - 8:00の放送
外部リンク
テレビ東京系(テレビ愛知制作) 土曜朝8:00 - 8:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
マーメイドメロディー
ぴちぴちピッチ (2003年4月5日 - 2004年12月25日) |
トランスフォーマー
ギャラクシーフォース (2005年1月8日 - 12月31日) |
ワンワンセレプー
それゆけ!徹之進 (2006年1月7日 - 12月30日) |