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「宮崎公立大学」の版間の差分

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2009年7月、50代後半の教授が1年生の女子学生にメールアドレスを教え「毎日顔を見せてほしい」とメールを送りつけたり、「弁当を作ってほしい」と話しかけられたりし、研究室で2人きりになると教授が手や太ももを触るといったセクハラが発生し同年10月に女子学生が学校側に通報。この学生以外にもセクハラによる被害者が1人いたが、学校側は同年12月に対策として男性教授に口頭で厳重注意したのみだった。ただし、学生は「処分は望まない」としている<ref>[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=24251 宮崎公立大でセクハラ 教授に口頭注意]{{リンク切れ|date=2013年1月}} 宮崎日日新聞、2010年3月8日配信。</ref>。
2009年7月、50代後半の教授が1年生の女子学生にメールアドレスを教え「毎日顔を見せてほしい」とメールを送りつけたり、「弁当を作ってほしい」と話しかけられたりし、研究室で2人きりになると教授が手や太ももを触るといったセクハラが発生し同年10月に女子学生が学校側に通報。この学生以外にもセクハラによる被害者が1人いたが、学校側は同年12月に対策として男性教授に口頭で厳重注意したのみだった。ただし、学生は「処分は望まない」としている<ref>[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=24251 宮崎公立大でセクハラ 教授に口頭注意]{{リンク切れ|date=2013年1月}} 宮崎日日新聞、2010年3月8日配信。</ref>。


学生は防止対策が不十分だとして調査会設置を求めたが、「学生は当初、行為の停止を求め、外部に公表しないでほしいと言っていた」と大学側が述べ、理事長の判断で調査会を開かなかった<ref>[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=24267 再発防止策怠る 宮崎公立大セクハラ]{{リンク切れ|date=2013年1月}} 宮崎日日新聞、2010年3月9日。</ref><ref>[http://web-beta.archive.org/web/20100311172602/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100308-OYT1T00971.htm セクハラ教授に口頭厳重注意のみ…宮崎公立大 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)](2010年3月11日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>が、報道後の2010年3月15日に調査委員会の設置、へと方針転換<ref>[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=24474 内部調査会設置へ 宮崎公立大セクハラ] {{リンク切れ|date=2013年1月}}宮崎日日新聞、2010年3月16日社会面。</ref>、同年8月に調査が終了し、12月に教授から准教授への降格処分がなされた<ref>[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=34091 50代教授、准教授降任 宮崎公立大セクハラ]{{リンク切れ|date=2013年1月}}『宮崎日日新聞』2010年12月23日。</ref><ref>「[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=34110 相談から処分に14カ月 宮崎公立大セクハラ問題]」{{リンク切れ|date=2013年1月}}『宮崎日日新聞』2010年12月24日。</ref>。2009年7月のセクハラ事件は、2015年12月15日付で、最高裁がセクハラを不認定。教員処分無効の判決を下した。「宮崎公立大(宮崎市)の准教授の男性が、女子学生へのセクハラを理由に受けた停職と降格処分の無効と損害賠償を求めた訴訟は、いずれの処分も無効とし、減給分の給与などの支払いを大学に命じた二審福岡高裁宮崎支部判決が17日までに確定した。最高裁第3小法廷(山崎敏充裁判長)が15日付で大学の上告を退ける決定をした<ref>{{Cite web |url=http://www.sankei.com/west/news/151217/wst1512170086-n1.html |title=宮崎公立大セクハラ訴訟(産経west 2015年12月17日)|accessdate=2016-11-17}}</ref>。
学生は防止対策が不十分だとして調査会設置を求めたが、「学生は当初、行為の停止を求め、外部に公表しないでほしいと言っていた」と大学側が述べ、理事長の判断で調査会を開かなかった<ref>[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=24267 再発防止策怠る 宮崎公立大セクハラ]{{リンク切れ|date=2013年1月}} 宮崎日日新聞、2010年3月9日。</ref><ref>[http://web-beta.archive.org/web/20100311172602/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100308-OYT1T00971.htm セクハラ教授に口頭厳重注意のみ…宮崎公立大 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)](2010年3月11日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>が、報道後の2010年3月15日に調査委員会の設置、へと方針転換<ref>[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=24474 内部調査会設置へ 宮崎公立大セクハラ] {{リンク切れ|date=2013年1月}}宮崎日日新聞、2010年3月16日社会面。</ref>、同年8月に調査が終了し、12月に教授から准教授への降格処分がなされた<ref>[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=34091 50代教授、准教授降任 宮崎公立大セクハラ]{{リンク切れ|date=2013年1月}}『宮崎日日新聞』2010年12月23日。</ref><ref>「[http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=34110 相談から処分に14カ月 宮崎公立大セクハラ問題]」{{リンク切れ|date=2013年1月}}『宮崎日日新聞』2010年12月24日。</ref>。2009年7月のセクハラ事件は、2015年12月15日付で、最高裁がセクハラを不認定。教員処分無効の判決を下した。「宮崎公立大(宮崎市)の准教授の男性が、女子学生へのセクハラを理由に受けた停職と降格処分の無効と損害賠償を求めた訴訟は、いずれの処分も無効とし、減給分の給与などの支払いを大学に命じた二審福岡高裁宮崎支部判決が17日までに確定した。最高裁第3小法廷(山崎敏充裁判長)が15日付で大学の上告を退ける決定をした<ref>{{Cite web |url=http://www.sankei.com/west/news/151217/wst1512170086-n1.html |title=宮崎公立大セクハラ訴訟(産経west 2015年12月17日)|accessdate=2016-11-17}}</ref>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2017年9月4日 (月) 17:24時点における版

宮崎公立大学
大学設置/創立 1993年
学校種別 公立
設置者 公立大学法人宮崎公立大学
本部所在地 宮崎県宮崎市船塚1丁目1-2
学部 人文学部
研究科 なし
ウェブサイト http://www.miyazaki-mu.ac.jp/
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宮崎公立大学(みやざきこうりつだいがく、英語: MIYAZAKI Municipal University)は、宮崎県宮崎市船塚1丁目1-2に本部を置く日本公立大学1993年創立、1993年大学設置。大学の略称はMMU。

概要

1993年4月に、宮崎県内7市町(当時)が設立した宮崎公立大学事務組合によって、宮崎大学教育学部(現・教育文化学部)の跡地に開学した。2013年現在では、宮崎市が単独で運営する公立大学法人によって設置されている。日本では数少ないリベラル・アーツ教育を行っている大学のひとつである。

沿革

学部・大学院等

大学関係者

教員

対外関係

他大学との協定

国内大学

  • 放送大学学園 - 単位互換協定を結んでおり、放送大学で取得した単位を卒業に要する単位として認定することができる[4]

海外の大学

海外協定校[5]

中華人民共和国の旗 中国

大韓民国の旗 韓国

ニュージーランドの旗 ニュージーランド

カナダの旗 カナダ

イギリスの旗 イギリス

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

不祥事

教授によるセクハラ問題

2004年、2008年に教授によるセクハラ裁判が発生し宮崎地裁がセクハラを認めている、と報道された。2012年には4件目の事例が発覚し、中別府学長が引責辞任に追い込まれた[6]。しかし、2008年の事件に関しては、その後、男性教授が「セクハラ虚偽公表で苦痛」訴訟を起こし、2012年11月2日に和解している。内容は、「裁判所から(男性教授への)処分は正当と認められ、セクハラも認定された」と公表したことについて、裁判所がセクハラと認定した事実はなく、公表内容は同大学の論評であったということを双方が確認。また、来年度から男性教授が7講義を開講し、同大学が受講生を募集することなども決めた、というもの(『宮崎日日新聞』2012年11月17日)。『朝日新聞』宮崎版(2012年11月20日)では、「セクハラ認定ない 教授と公立大が和解 損害賠償訴訟」の見出しで掲載されている。 2009年7月、50代後半の教授が1年生の女子学生にメールアドレスを教え「毎日顔を見せてほしい」とメールを送りつけたり、「弁当を作ってほしい」と話しかけられたりし、研究室で2人きりになると教授が手や太ももを触るといったセクハラが発生し同年10月に女子学生が学校側に通報。この学生以外にもセクハラによる被害者が1人いたが、学校側は同年12月に対策として男性教授に口頭で厳重注意したのみだった。ただし、学生は「処分は望まない」としている[7]

学生は防止対策が不十分だとして調査会設置を求めたが、「学生は当初、行為の停止を求め、外部に公表しないでほしいと言っていた」と大学側が述べ、理事長の判断で調査会を開かなかった[8][9]が、報道後の2010年3月15日に調査委員会の設置、へと方針転換[10]、同年8月に調査が終了し、12月に教授から准教授への降格処分がなされた[11][12]。2009年7月のセクハラ事件は、2015年12月15日付で、最高裁がセクハラを不認定。教員処分無効の判決を下した。「宮崎公立大(宮崎市)の准教授の男性が、女子学生へのセクハラを理由に受けた停職と降格処分の無効と損害賠償を求めた訴訟は、いずれの処分も無効とし、減給分の給与などの支払いを大学に命じた二審福岡高裁宮崎支部判決が17日までに確定した。最高裁第3小法廷(山崎敏充裁判長)が15日付で大学の上告を退ける決定をした[13]

脚注

外部リンク

座標: 北緯31度55分32.7秒 東経131度25分6.1秒 / 北緯31.925750度 東経131.418361度 / 31.925750; 131.418361