「富士山における鉄道構想」の版間の差分
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* 富士山鉄道構想 麓から5合目まで([http://web.archive.org/web/20090129172342/http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090103/sty0901031858001-n1.htm 1/2ページ]〈[[インターネット |
* 富士山鉄道構想 麓から5合目まで([http://web.archive.org/web/20090129172342/http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090103/sty0901031858001-n1.htm 1/2ページ]〈[[インターネットアーカイブ]]の2009年1月29日のアーカイブ〉・[http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090103/sty0901031858001-n2.htm 2/2ページ]{{リンク切れ|date=2014年3月}}) - [[産経新聞|MSN産経ニュース]]、2009年1月3日 |
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* 小林朝夫『富士山99の謎』彩図社 2008年 |
* 小林朝夫『富士山99の謎』彩図社 2008年 |
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2017年9月5日 (火) 02:04時点における版
富士山における鉄道構想(ふじさんにおけるてつどうこうそう)では、富士山周辺で構想されている登山鉄道について記述する。
概要
富士山では過去、ケーブルカー計画などの構想[1]があったが断念され、1960年代にも本格的な構想がなされていたが同様に断念しており、構想が繰り返されている。
特に富士急行(本社:山梨県富士吉田市)が富士山における鉄道構想に意欲的であり、ほとんどの構想には関わりがある。
1960年代
富士急行が富士山鉄道構想を発表した。富士山に直接掘削機で穴を開け、五合目-八合目間(山麓線、定員175人)及び八合目-頂上間(山上線、定員120人)のケーブルカーを建設するというものであった。
そして1963年に「富士山地下鋼索鉄道」として申請された。ところが1974年には申請取下を発表した。富士急行社長によれば自然保護を重視し諸般の情勢を考慮してとのことであった[2]。
2000年代
富士山の麓から5合目までを結ぶ構想として2008年11月、富士山有料道路(富士スバルライン)に代わる富士山5合目へのアクセスとして富士五湖観光連盟(会長:富士急行社長堀内光一郎)が構想を打ち出した。
構想では、麓の有料道路ゲート付近に始発駅を設け、有料道路上に単線の線路を敷設し5合目ロータリーまでを結ぶものとなっている。また、観光客の散策のため、途中に4駅を設置する。なお、建設費は600億円から800億円程度を見込んでいる。
2013年6月、富士山の世界文化遺産登録を受けて、富士急社長の堀内は富士山駅付近から、現行の富士スバルラインの敷地などを通って、富士山5合目までを結ぶ約30キロの鉄道路線を観光用鉄道として新たに敷設し、鉄道の開設に伴い現行の道路は廃棄するという構想を発表した[3]。スバルラインは急斜面だが、鉄道の場合、通常車両で運行が可能という。これに対して、山梨県知事の横内正明も「道路よりも環境への負荷が少なく冬も5合目に行ける利点がある。長期戦略として検討の余地はある。道路にはこだわらない」と発言した[3]。
参考文献
- 富士山鉄道構想 麓から5合目まで(1/2ページ〈インターネットアーカイブの2009年1月29日のアーカイブ〉・2/2ページ[リンク切れ]) - MSN産経ニュース、2009年1月3日
- 小林朝夫『富士山99の謎』彩図社 2008年