「高出力レーザシステム」の版間の差分
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* [http://www.mod.go.jp/atla/research/dts2012/R5-4p.pdf レーザ技術 〜物理学が生んだ未来の兵器〜] - 防衛装備庁公式サイト(PDF)。2012年、2015年8月4日閲覧。 |
* [http://www.mod.go.jp/atla/research/dts2012/R5-4p.pdf レーザ技術 〜物理学が生んだ未来の兵器〜] - 防衛装備庁公式サイト(PDF)。2012年、2015年8月4日閲覧。 |
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* [http://www.mod.go.jp/j/approach/others/service/kanshi_koritsu/h25/r-sheet/0424.pdf 0424 高出力レーザシステム構成要素の研究試作改250611] - 防衛省公式サイト(PDF)。2013年、2015年8月4日閲覧。 |
* [http://www.mod.go.jp/j/approach/others/service/kanshi_koritsu/h25/r-sheet/0424.pdf 0424 高出力レーザシステム構成要素の研究試作改250611] - 防衛省公式サイト(PDF)。2013年、2015年8月4日閲覧。 |
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* [https://web.archive.org/web/20150808094410/http://www.mod.go.jp/trdi/research/gaibuhyouka/gaiyo-bunya.html 研究開発:研究開発報告関連 外部評価委員会 評価結果概論] - 防衛省技術研究本部公式サイト([[インターネット |
* [https://web.archive.org/web/20150808094410/http://www.mod.go.jp/trdi/research/gaibuhyouka/gaiyo-bunya.html 研究開発:研究開発報告関連 外部評価委員会 評価結果概論] - 防衛省技術研究本部公式サイト([[インターネットアーカイブ]])。2015年8月4日閲覧。 |
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* [https://www.khi.co.jp/rd/tech/171/nj171tr06.html 川崎重工技報 第171号航空宇宙特集号 高出力レーザシステム] - 川崎重工業公式サイト。2011年、2015年8月4日閲覧。 |
* [https://www.khi.co.jp/rd/tech/171/nj171tr06.html 川崎重工技報 第171号航空宇宙特集号 高出力レーザシステム] - 川崎重工業公式サイト。2011年、2015年8月4日閲覧。 |
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* [http://www.mod.go.jp/atla/densouken.html 電子装備研究所] - 防衛装備庁公式サイト。2017年4月25日閲覧。 |
* [http://www.mod.go.jp/atla/densouken.html 電子装備研究所] - 防衛装備庁公式サイト。2017年4月25日閲覧。 |
2017年9月5日 (火) 04:28時点における版
高出力レーザシステム(こうしゅつりょくレーザーシステム)は、日本の防衛装備庁(旧・防衛省技術研究本部)電子装備研究所によって研究開発が進められているレーザー兵器。防空用高出力レーザ兵器(ぼうくうようこうしゅつりょくレーザーへいき)とも呼ばれる[1]。
概要
技術研究本部における破壊用レーザー兵器の研究は、1975年(昭和50年)から1976年(昭和51年)にかけて研究試作が行われた、最大出力10 kWのガスダイナミックレーザーである「励起実験装置(熱方式)」と最大出力215 WのHFレーザー「励起実験装置(化学方式)」に始まり、1989年(平成1年)から1990年(平成2年)にかけて研究試作が行われた、最大出力10 kWの放電励起CO2レーザーを使用する「高出力レーザ集光実験装置」などが存在した[2]が、ステルス機や高速化・低高度飛翔化などが進んだミサイルが登場したことによって、より短時間で目標に対処可能な防空システムとして、改めて高出力レーザーの研究が行われることになった[3][4]。
研究は2010年(平成22年)から「高出力レーザシステム構成要素の研究試作」として開始され[5]、2012年(平成24年)に基礎設計が完了[6]。2013年(平成25年)から2015年(平成27年)にかけて技術研究本部および防衛装備庁内での所内試験が行われる予定とされている[5]。実用化後には自衛隊の護衛艦や地上基地などの防空に用いることが計画されている[5]。
これによって研究試作されたのはカセグレン集光装置を用いた化学励起ヨウ素レーザー兵器であり[7][8]、プロトタイプシステムは2台のトレーラーと複数の外部装置から構成される。トレーラーのうち1台には本体およびビーム指向装置、増幅部、赤外線カメラによる追尾照準装置の計測部が、もう1台には気体燃料供給部と吸着排気部が納められており、そのほかレーザ補機部、高出力レーザ発生モジュールおよび発生装置、ビーム指向装置、追尾照準装置の制御部計4基、射撃管制装置が試験装置とともに外部に配置される[8]。これによる迎撃の流れは、ミサイルなどの高速目標を赤外線カメラによって追跡した後に目標に向かってレーザーを集光させるというプロセスを、目標の撃破に至るまで繰り返すというものである[9]。プロトタイプの製造は川崎重工業によって行われた[10]。
脚注
出典
- 外部評価報告書 「高出力レーザ技術」 - 防衛装備庁公式サイト(PDF)。2012年、2015年8月4日閲覧。
- レーザ技術 〜物理学が生んだ未来の兵器〜 - 防衛装備庁公式サイト(PDF)。2012年、2015年8月4日閲覧。
- 0424 高出力レーザシステム構成要素の研究試作改250611 - 防衛省公式サイト(PDF)。2013年、2015年8月4日閲覧。
- 研究開発:研究開発報告関連 外部評価委員会 評価結果概論 - 防衛省技術研究本部公式サイト(インターネットアーカイブ)。2015年8月4日閲覧。
- 川崎重工技報 第171号航空宇宙特集号 高出力レーザシステム - 川崎重工業公式サイト。2011年、2015年8月4日閲覧。
- 電子装備研究所 - 防衛装備庁公式サイト。2017年4月25日閲覧。