「金田一少年の事件簿 (アニメ)」の版間の差分
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2006年8月19日 (土) 01:33時点における版
アニメ
よみうりテレビ・日本テレビ系列で1997年4月7日から2000年9月11日まで毎週月曜夜7時(一部地域を除く)に放映。全148話。プロデューサーは諏訪道彦。東映動画制作(本放送中の1998年より東映アニメーションと社名変更)。
当時は1996年から既に放映されていた『名探偵コナン』と合わせ、『月曜7時のミステリーアワー』という触れ込みもあった(名探偵コナンは、2006年現在も放映中)。2004年上旬からファミリー劇場(衛星放送)で、2006年2月現在、テレビ北海道、チバテレビ、群馬テレビ、東京MXテレビ、中京テレビで放送(再放送)されている。
本放送時代は1998年~99年にかけては関西・関東どちらについても視聴率がよかったが、2000年に入り低迷し、同年9月で終了となった。
概要
- 放送時間帯を考慮してか、直接的な死体の描写を避け、近距離からシルエットのように見せる描写を行っている。
- アニメでは佐木竜太は殺害されそうになるも奇跡的に一命を取り留める。そのため、原作では佐木竜二が登場していた部分はすべて竜太に置き換わっている。但し、アニメ内での竜太の性格は、原作の竜二のものである。
- 「嘆きの鬼伝説殺人事件」「出雲神話殺人事件」の2タイトルだけアニメオリジナル作品である。これらは当時JR西日本が企画した『金田一少年の事件簿ミステリーツアー』が原作となっている。また、テレビ放映された「殺戮のディープブルー」は映画と似たような舞台背景でありながら、全くのオリジナルストーリーが展開されている。ちなみに『コナン』においても同様の事例がある。
- 原作漫画の「異人館村殺人事件」「首吊り学園殺人事件」はアニメ化されなかった(「金田一少年の決死行」に関しては、アニメ終了時点でまだ連載中、小説版「邪宗館殺人事件」は漫画・アニメ双方終了後に発行)。「異人館村~」は事件の中のあるトリックが、ミステリ界における金字塔ともいえる作品として名高い島田荘司作『占星術殺人事件』に登場するトリックとそっくりだと指摘された為。島田荘司のクレームもあったという。「首吊り学園~」は事件の真相に触れざるを得ないため詳細を避けるが、内容が親子の見る時間帯の放映に似つかわしくなかったため、という説がある。また時間展開がわかりづらいためともされている。
- とはいえトリックに関しては、「魔術列車殺人事件」でも島田荘司のある作品のトリックをそのまま使用している。
- 他にも、原作の内容が親子の見る時間帯の放映に似つかわしくないと判断されたのか、原作とストーリーが違う話(例「誰が女神を殺したか?」など)がいくつかあった。ストーリーの大筋は原作と同様なのに、何故か原作では殺された被害者が生きていた話(例「殺人レストラン」)もある。また、原作での話の設定ミスが修正されている事(例「オペラ座館殺人事件」のラスト(主に、原作版・ドラマ版の犯人が、アニメでは登場していないため、急遽原作で無実だった別の人物を犯人に設定。)など)もある。
- 「オペラ座館殺人事件」のラストでは、当時エンディング主題歌を唄っていた鈴木紗理奈がゲスト出演していた。
- 声優が本来の名前とは違う名前(他の声優の名前をもじった名等)を使っている例がいくつかある(例:辻親八→ザジ、小野健一→菅生六之進、成田剣→権ノ条勉、小杉十郎太→杉田鏡介、中嶋聡彦→OYAKATA、平田広明→山口負平、青野武→伊集院源一郎、森川智之→烏賊杉八郎太)。
スタッフ
- 原作
- 企画プロデューサー:諏訪道彦(よみうりテレビ)、渡辺哲也(dentsu)、工富保(講談社)、清水慎治(東映アニメーション)
- 原案協力:都丸尚史、三枝亮介(講談社「週刊少年マガジン」編集部)
- 製作担当:野田由紀夫
- キャラクターデザイン:荒木伸吾、姫野美智、窪秀巳
- 美術デザイン:渡辺佳人
- 美術設定:内川文広、奏秀信
- 色彩設計:辻田邦夫
- 撮影監督:佐伯英範(三晃プロダクション)
- 編集:福光伸一(タバック)
- 音楽:和田薫
- 音響監督:田中英行
- 音響効果:伊藤道廣(サウンドリング)
- 録音制作:AUDIO・タナカ
- キャスティング:有迫俊彦(タバック)、小浜匠(東映アカデミー)
- 音楽制作/協力:WARNER MUSIC JAPAN、読売テレビエンタープライズ
- プロデューサー:斎藤朋之(よみうりテレビ)、山西太平(dentsu)、風間厚徳(東映アニメーション)
- シリーズディレクター:西尾大介
- 製作協力:東映
- 製作:よみうりテレビ、dentsu、東映アニメーション
- 著作:©天樹征丸、金成陽三郎、さとうふみや/講談社、よみうりテレビ、dentsu、東映アニメーション
※ 放映当時、東映アニメーションは「東映(または東映動画)」、dentsuは「電通」の表記だった。
主題歌
OP,EDともに歌詞の内容はアニメ本編とあまり関係ない。
- オープニング
- 『CONFUSED MEMORIES』(作詞:MARC/作曲、編曲:久保こーじ/プロデュース:小室哲哉/歌:円谷憂子)
- 『meet again』(作詞、作曲:aki/編曲:Laputa、佐藤宣彦/歌:Laputa)
- 『君がいるから…』(作詞、作曲:西脇唯/編曲:水島康貴/歌:西脇唯)
- 『BRAVE』(作詞:早瀬圭志/作曲:上峰芹/編曲:古井弘人/歌:GRASS ARCADE)
- 『Justice~Future Mystery~』(作詞:永野椎菜/作曲:高山みなみ/編曲:TWO-MIX/歌:高山美瑠 with TWO-MIX)
- 『Why?(FUNKY VERSION)』(作詞:戸沢暢美/作曲:KIM・CHANGHWAN/編曲:KIM・WOOJIN/歌:COLOR)
- 『Never Say Why,Never Say No』(作詞:小室哲哉、前田たかひろ/作曲・編曲:小室哲哉/歌:566 feat. 中野さゆり)
- エンディング
- 『2人』(作詞:秋元康/作曲:松本俊明/編曲:京田誠一/歌:ともさかりえ)
- 『Boo Bee MAGIC』(作詞:NoB/作曲:MASAKI/編曲:M.N.R.G./歌:鈴木紗理奈)
- 『Mysterious night』(作詞:川名卓馬、中田あきこ/作曲、編曲:川名卓馬/歌:R-ORANGE)
- 『White page』(作詞、作曲:佐々木享/編曲:西平彰/歌:PLATINUM PEPPERS FAMILY)
- 『ジーンズ』(作詞:相田毅/作曲、編曲:朝本浩文/プロデュース:藤井丈司/歌:広末涼子)
- 『果てしなく青い空を見た』(作詞、作曲:西脇唯/編曲:柿崎洋一郎/歌:西脇唯)
- 『Believe Myself』(作詞:舩木基有/作曲:岩井勇一郎/編曲:New Cinema蜥蜴/歌:New Cinema蜥蜴)
- 『Sink』(作詞:Ryutaro/作曲:Tadashi/編曲:Plastic Tree、成田忍/歌:Plastic Tree)
- 『コングラッチェ』(作詞:CASCADE/作曲:MASASHI/編曲:CASCADE、西田マサラ/歌:CASCADE)
- 『ウルトライダー』(作詞、作曲:HAKUEI/編曲:PENICILLIN & 本田恭之/歌:PENICILLIN)
- 『君がいるから…』(最終回)(作詞、作曲:西脇唯/編曲:水島康貴/歌:西脇唯)