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「カガリ・ユラ・アスハ」の版間の差分

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'''カガリ・ユラ・アスハ'''(Cagalli Yula Athha)は、[[アニメ]]『[[機動戦士ガンダムSEED]]』及び『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する架空の人物で、もう1人のヒロイン。旧名:'''カガリ・ヒビキ'''。[[声優|声の出演]]は[[進藤尚美]]。
'''カガリ・ユラ・アスハ'''(Cagalli Yula Athha)は、[[アニメ]]『[[機動戦士ガンダムSEED]]』及び『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する[[キャラクター]]。[[コズミック・イラ]][[ヒロイン]]。[[声優]]は[[進藤尚美]]。


== プロフィール ==
<!--{{内容過剰}}-->
* 旧名:[[カガリ・ヒビキ]]
== 個人データ ==
* 人種:[[コーディネイターとナチュラル|ナチュラル]]
* 人種:[[コーディネイターとナチュラル|ナチュラル]]
* 性別:[[女性]]
* 生年月日:[[コズミック・イラ|C.E.]]55年5月18日
* 誕生日:CE 55年[[5月18日]]
* 星座:牡牛座
* 星座:[[牡牛座]]
* 血液型:A型
* 年齢:16歳→18歳
* 年齢:16歳→18歳
* 身長:162cm→164cm
* 身長:162cm→164cm
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* 髪:金色
* 髪:金色
* 瞳:金色<ref name="novel">[[機動戦士ガンダムSEEDシリーズ (書籍)#機動戦士ガンダムSEED|小説版]]より</ref>
* 瞳:金色<ref name="novel">[[機動戦士ガンダムSEEDシリーズ (書籍)#機動戦士ガンダムSEED|小説版]]より</ref>
* 国籍:[[オーブ連合首長国]]
* 趣味:体力づくり
* 階級:オーブ連合首長国の王女→オーブ連合首長国の代表首長
* 出身地:[[コズミック・イラの勢力#G.A.R.M. R&D|GARM RD社]]L4[[スペースコロニー]][[メンデル]]内研究所(育った場所は月面都市[[コペルニクス]])
* 血液型:A型
* 兄弟姉妹:[[キラ・ヤマト]](弟、カガリ称)
* 実父母:[[ユーレン・ヒビキ]](実父)、[[ヴィア・ヒビキ]](実母)
* 叔父母:[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#カリダ・ヤマト|ハルマ・ヤマト(叔父、実母の妹の夫)、カリダ・ヤマト(叔母、実母の妹)]]
* 養父母:[[ウズミ・ナラ・アスハ]](養父)
* 恋人:[[アスラン・ザラ]]
* 恋人:[[アスラン・ザラ]]
* 護衛:[[レドニル・キサカ]]→アレックス・ディノ(アスラン・ザラ)
* 侍女:[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#マーナ|マーナ]]
* 性格:[[お転婆]]
* SEED:[[SEED (ガンダムシリーズ)|あり]]

== 概要 ==
出生時の名前はカガリ・ヒビキ<ref name="dc-67">『データコレクション17 機動戦士ガンダムSEED 上巻』メディアワークス、2004年10月15日初版発行、67頁。(ISBN 4-8402-2817-5)</ref>。[[コズミック・イラ#S2インフルエンザ流行|S2インフルエンザ]]が流行したCE 54年にメンデルコロニーのGARM RD社に在籍するユーレン・ヒビキ博士によってコーディネイター処置がなされ、CE 55年5月18日に同地にてキラ・ヒビキとともに誕生した<ref name="dc-67"/>。しかし、S2型インフルエンザが猛威を振るい、人々の反コーディネイター感情が高まっていた同時代にGARM RD社が[[ブルーコスモス]]のテロに遭い、情報を事前察知していたユーレン・ヒビキの手によりカガリとともにヴィア・ヒビキの妹カリダのヤマト夫妻に引き取られる。


父親は、遺伝子研究者の[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ユーレン・ヒビキ|ユーレン・ヒビキ]]。幼い時に養母は死去<ref name="novel"/>、養父である[[オーブ連合首長国]]の代表首長[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ウズミ・ナラ・アスハ|ウズミ・ナラ・アスハ]]によって育てられた。
幼い時に養母は死去<ref name="novel"/>、養父であるオーブ連合首長国の代表首長ウズミ・ナラ・アスハによって育てられた。[[ユウナ・ロマ・セイラン]]とは[[許嫁]]関係にあった。
[[機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物#ユウナ・ロマ・セイラン|ユウナ・ロマ・セイラン]]とは[[許嫁|親同士が決めた婚約者]]関係にあった。


相手が誰であろうと常に媚びず自然体で接し、律義で、曲がった事を嫌っている。男っぽい口調で喋るが、一人称は「私もしくはあたし」。直情径行の傾向にあり、しばしば冷静さに欠ける。それゆえの軽率な失敗も多い<ref>『SEED DESTINY』では「アレックス」の偽名で過ごしていたアスランを本名で呼んでしまい、ルナマリアにアスランの正体を悟られている。</ref>。
相手が誰であろうと常に媚びず自然体で接し、律義で、曲がった事を嫌っている。男っぽい口調で喋るが、一人称は「私(もしくはあたし)」。直情径行の傾向にあり、しばしば冷静さに欠ける。それゆえの軽率な失敗も多い<ref>『SEED DESTINY』では「アレックス」の偽名で過ごしていたアスランを本名で呼んでしまい、ルナマリアにアスランの正体を悟られている。</ref>。


[[キラ・ヤマト]]とは[[双子]]の姉弟関係である。姉か妹かははっきりしないものの、オーブ内では<!--本人の意向もあり-->キラの姉である。
キラ・ヤマトとは[[双子]]の姉弟関係である。姉か妹かははっきりしないものの、オーブ内ではキラの姉である。
体力や容姿などはナチュラルの平均を凌駕していて最高水準を誇っており、コーディネーターの平均以上であるが、さすがにコーディネーターの中でも男性で高水準を誇るシン・アスカなどには及ばない。
体力や容姿などはナチュラルの平均を凌駕していて最高水準を誇っており、コーディネーターの平均以上であるが、さすがにコーディネーターの中でも男性で高水準を誇るなどには及ばない。


== 経歴 ==
== 経歴 ==
=== 機動戦士ガンダムSEED ===
=== 機動戦士ガンダムSEED ===
中立コロニー[[オーブ連合首長国#ヘリオポリス|ヘリオポリス]]の[[コズミック・イラの勢力#モルゲンレーテ社|モルゲンレーテ社]]工場内で[[地球連合 (ガンダムシリーズ)|地球連合軍]]が新型機動兵器を開発しているとの噂の真実を確かめるため、変装してヘリオポリスを訪れていた最中に、[[キラ・ヤマト|キラ]]と出会う。[[プラント (ガンダムシリーズ)#ザフト|ザフト]]軍[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]隊襲撃時に、モルゲンレーテ社工場内で新型[[モビルスーツ#『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ|MS]][[地球連合軍の機動兵器#G兵器開発計画(大西洋連邦)|G兵器]]を目撃し、中立の旗を掲げながら地球連合軍のMS開発を黙認する父の行為を裏切りと捉える。戦闘でコロニーの崩壊が避けられない状況になり、キラに無理矢理シェルター内に避難させられる
CE 71年、拡大する戦火の中、中立国オーブ連合首長国の[[スペースコロニー]][[オーブ連合首長国#ヘリオポリス|ヘリオポリス]]の[[モルゲンレーテ社]]工場内で[[地球連合 (ガンダムシリーズ)|地球連合軍]]が新型機動兵器を開発しているとの噂の真実を確かめるため、変装してヘリオポリスを訪れていた最中に、[[キラ・ヤマト]]と出会う。


直後に、[[プラント国]]の[[ザフト軍]]の[[ラウ・ル・クルーゼ]]の[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#クルーゼ隊|クルーゼ隊]]襲撃時に、[[モルゲンレーテ社]]工場内で新型[[地球連合軍の機動兵器#G兵器開発計画(大西洋連邦)|G兵器]]の[[モビルスーツ]]([[ストライクガンダム]])を目撃し、中立の旗を掲げながら地球連合軍のMS開発を黙認するカガリの父の行為を裏切りと捉える。戦闘でコロニーの崩壊が避けられない状況になり、キラはカガリ独りをなんとかシェルターの空きに避難させた。
無事、[[オーブ連合首長国|オーブ]]に帰国を果たすも、あくまで中立の立場を貫く父親に反発し、世界をその眼で見るため国を飛び出す。その後、護衛のオーブ陸軍第21特殊空挺部隊[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#レドニル・キサカ|キサカ]]と共に、彼の故郷である北アフリカに行き、そこでレジスタンス「明けの砂漠」に加わり、対ザフト軍抵抗活動を続ける中、[[ストライクガンダム|ストライク]]とその母艦[[アークエンジェル (ガンダムシリーズ)#アークエンジェル|アークエンジェル]]が地球に降下し、キラと再会する。


無事、オーブ連合首長国に帰国を果たすも、あくまで中立の立場を貫く父親に反発し、世界をその眼で見るため国を飛び出す。その後、護衛のオーブ陸軍第21特殊空挺部隊[[レドニル・キサカ]]と共に、彼の故郷である北アフリカに行き、そこでレジスタンス「明けの砂漠」に加わり、対ザフト軍抵抗活動を続ける中、[[ストライクガンダム]]とその母艦[[LCAM-01XA アークエンジェル]]が地球に降下し、キラと再会する。
アークエンジェルと共に[[アンドリュー・バルトフェルド|バルトフェルド]]の北アフリカ駐留部隊を退けた後は、押しかけ同然でキサカと共にアークエンジェルに同乗する。数度、[[スカイグラスパー]]で戦闘に参加しキラと共に戦った。


出撃時に一度、被弾して無人島に漂着しており、そこで[[アスラン・ザラ|アスラン]]と遭遇している。悪天候を逃れるため一夜を共に島で過ごすことになり、年頃の少女として、アスラン共々互いに異性を意識した。
アークエンジェルと共に[[アンドリュー・バルトフェルド]]の北アフリカ駐留部隊を退けた後は、押しかけ同然でキサカと共にアークエンジェルに同乗する。数度、[[スカイグラスパー]]で戦闘に参加しキラと共に戦った。出撃時に一度、被弾して無人島に漂着しており、そこで[[アスラン・ザラ]]と遭遇している。悪天候を逃れるため一夜を共に島で過ごすことになり、年頃の少女として、アスラン共々互いに異性を意識した。


その後、オーブ近海での戦闘中にアークエンジェルの危機を救うため自らの素性を告白し、満身創痍のアークエンジェルをオーブに秘密裏に入国させた。その後アークエンジェルが出向を迎えた際には、再び同行して尚も戦い続けようと[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ウズミ・ナラ・アスハ|ウズミ]]に反発するが、銃を手にする事だけが守る事では無いと教えられ、艦を降りる決意をする。
その後、オーブ近海での戦闘中にアークエンジェルの危機を救うため自らの素性を告白し、満身創痍のアークエンジェルをオーブに秘密裏に入国させた。その後アークエンジェルが出向を迎えた際には、再び同行して尚も戦い続けようと[[ウズミ・ナラ・アスハ]]に反発するが、銃を手にする事だけが守る事では無いと教えられ、艦を降りる決意をする。


オーブ近海戦におけるキラとアスランの死闘の後、キラの安否を確認するため現地に飛ぶと、焼け爛れたストライクの残骸と意識不明のアスランを発見する。目覚めたアスランから、憎しみの連鎖を目の当たりにする。一度はキラの仇として憎んだはずのアスランに、自分の身に着けていたハウメア女神のお守りである首飾りを贈り、「もう誰にも死んでほしくない」と告げた。その後、[[コズミック・イラ#オペレーション・スピットブレイク|アラスカ基地攻防戦]]を生き抜き、地球連合軍を離脱したアークエンジェルがオーブに再度秘密裏に入国した際、キラと再会し、その無事をその眼で確認し、涙した。
オーブ近海戦におけるキラとアスランの死闘の後、キラの安否を確認するため現地に飛ぶと、焼け爛れたストライクの残骸と意識不明のアスランを発見する。目覚めたアスランから、憎しみの連鎖を目の当たりにする。一度はキラの仇として憎んだはずのアスランに、自分の身に着けていたハウメア女神のお守りである首飾りを贈り、「もう誰にも死んでほしくない」と告げた。その後、[[コズミック・イラ#オペレーション・スピットブレイク|アラスカ基地攻防戦]]を生き抜き、地球連合軍を離脱したアークエンジェルがオーブに再度秘密裏に入国した際、キラと再会し、その無事をその眼で確認し、涙した。


ザフト軍対地球連合軍の戦闘状況が膠着化する中、地球連合軍はオーブに同盟締結を強要する。ウズミは自国の一時の安全より世界平和への理念を選び、要求を拒否する。一度はキラ[[フリーダムガンダム|フリーダム]]アスラン[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]の加勢もあって地球連合軍を退けるも、再度の連合軍の侵攻の際、ウズミはカガリ達をマスドライバー「カグヤ」で宇宙へと脱出させた後に施設を破壊し、オーブと最期を共にした。父との最後の別れの際、手渡された一枚の写真とウズミの言葉により自分とキラが双子の姉弟兄妹であっことを悟る。オーブの遺志を受け継ぐと、亡き父への想いを胸に戦艦[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#イズモ級|クサナギ]]の指揮に携わり、アスランとも心を通わせ恋仲となる。
ザフト軍対地球連合軍の戦闘状況が膠着化する中、地球連合軍はオーブに同盟締結を強要する。ウズミは自国の一時の安全より世界平和への理念を選び、要求を拒否する。一度はキラ[[フリーダムガンダム]]アスラン[[ジャスティスガンダム]]の加勢もあって地球連合軍を退けるも、再度の連合軍の侵攻の際、ウズミはカガリ達をマスドライバー「カグヤ」で宇宙へと脱出させた後に施設を破壊し、オーブと最期を共にした。父との最後の別れの際、手渡された一枚の写真からキラとカガリが双子のきょうだい(カガリの意向でカガリがでキラがの姉弟とされているが、キラがでカガリがとする説もある、ガンダムSEED公式サイトではキラは第1クールのキャラ紹介から16歳であるのに対しカガリは第1クールでは15歳で第2クールから16歳になている)であることを悟る。オーブの遺志を受け継ぐと、亡き父への想いを胸に戦艦[[イズモ級 クサナギ]]の指揮に携わり、アスランとも心を通わせ恋仲となる。


[[暁の車|ウズミのオーブ国の理念を託されて宇宙に上がり、]]アークエンジェル、クサナギ、「[[ラクス・クラインの支持者]]」の[[FFMH-Y101 エターナル]]、いわゆる[[三隻同盟]]の中心を担う。また、コロニー・メンデルにおいては、キラが多くの犠牲の上に唯一の成功体として生み出された最高のコーディネイター、スーパーコーディネイターだったという出生の秘密を知る。
最終決戦である[[コズミック・イラ#第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦|第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]では自ら[[ストライクガンダム#ストライクルージュ|ストライクルージュ]]に搭乗し、キラやアスランと共に戦う。戦闘中、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#アサギ・コードウェル|アサギ・コードウェル]]、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ジュリ・ウー・ニェン|ジュリ・ウー・ニェン]]、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#マユラ・ラバッツ|マユラ・ラバッツ]]達の死を目の当たりにし、[[SEED (ガンダムシリーズ)|SEED]]に覚醒した。そして、[[ザフトの艦船及びその他の兵器#ジェネシス|ジェネシス]]中枢部でジャスティスの自爆装置を作動させ、自らも[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#パトリック・ザラ|パトリック・ザラ]]の息子である責任を負って死のうとしたアスランを説得してストライクルージュで救出し、共に脱出を果たしている。その後、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#トリィ|トリィ]]に導かれ、宇宙空間を漂っていたキラを救出した。


最終決戦となった[[ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]では、カガリは[[MBF-02 ストライクルージュガンダム]]に搭乗し、キラと[[フリーダムガンダム]]、アスランと[[ジャスティスガンダム]]と[[coordinate|共に伝説的に語られる圧倒的な実力で戦場を駆け、プラントへの核攻撃を防ぎ、]]またプラントからの「[[ザフトの艦船及びその他の兵器#ジェネシス|ジェネシス]]」の照射を防ぐために奮闘する。
戦後、[[三隻同盟]]のクルーらと共にオーブ連合首長国に帰還をする。キラ、ラクス、アスランと共に夕食を共にし、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#マルキオ導師|マルキオ]]邸の子供達と遊ぶ姿が見られた。

戦闘中、[[アサギ・コードウェル]]、[[ジュリ・ウー・ニェン]]、[[マユラ・ラバッツ]]達の死を目の当たりにし、[[SEED (ガンダムシリーズ)|SEED]]に覚醒した。そして、[[ザフトの艦船及びその他の兵器#ジェネシス|ジェネシス]]中枢部でジャスティスの自爆装置を作動させ、カガリも[[パトリック・ザラ]]の息子である責任を負って死のうとしたアスランを説得してストライクルージュで救出し、共に脱出を果たしている。

その後、宇宙空間を漂っていたところのキラて、[[トリィ]]に導かれに、アスランとカガリに発見され、生還したところのキラを救出した。

戦後、三隻同盟のクルーらと共にオーブ連合首長国に帰還をする。キラ、ラクス、アスランと共に夕食を共にし、[[マルキオ導師]]と孤児たちと共に日々を過ごし、マリューやバルトフェルド、叔母カリダと一緒に暮らしていた。

=== 機動戦士ガンダムSEED MSV ===
CE 72年、戦争が終わった後、故国の復興のためオーブ連合首長国に、養父の後継者として代表首長及びアスハ首長家の当主となった。


=== 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ===
=== 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ===
CE 73年、[[地球連合 (ガンダムシリーズ)|地球連合]]と[[プラント国]]、両陣営で不穏な空気の漂い始める中、オーブ連合首長国の代表首長カガリ・ユラ・アスハは護衛としてアレックス・ディノを伴い、プラント最高評議会議長[[ギルバート・デュランダル]]との極秘会談の場に臨むため、L4に新設されたプラント「[[アーモリーワン]]」を訪れる。カガリとアレックスがそこにいる間、彼らは地球連合軍の[[第81独立機動軍ファントムペイン]]の[[コズミック・イラ#セカンドステージシリーズMS強奪事件(仮称)|プラント国(ザフト軍)の3機のセカンドステージシリーズのモビルスーツ]]、[[カオスガンダム]]、[[ガイアガンダム]]、[[アビスガンダム]]との強奪に巻き込まれる。そのまま緊急避難として[[ザフト軍]]の新造艦[[LHM-BB01 ミネルバ]]に乗艦する事になった。この事件は非公式に「アーモリーワン事変」と呼ばれている<ref>『[[月刊ホビージャパン]]』2005年7月号。</ref>。
戦後は故国の復興のため[[オーブ連合首長国|オーブ]]に戻り、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ウズミ・ナラ・アスハ|ウズミ]]の後継者としてオーブ連合首長国代表首長及びアスハ首長家当主となった。


その後、[[コズミック・イラの勢力#ザフト脱走兵|ザラ派の残党]]による「[[ブレイク・ザ・ワールド]]」の[[テロリズム]]事件が発生し、再び開戦の気運が高まる中、オーブ連合首長国と地球連合の[[外交関係]]は不穏な動きが始まる。
[[コズミック・イラ|C.E.]]73年に、再び[[地球連合 (ガンダムシリーズ)|地球]]・[[プラント (ガンダムシリーズ)|プラント]]両陣営で不穏な空気の漂い始める中、カガリは護衛としてアレックス・ディノ([[アスラン・ザラ|アスラン]])を伴い、プラント最高評議会議長[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]との極秘会談の場に臨むため、L4に新設されたプラント「[[プラント (ガンダムシリーズ)#各プラント|アーモリーワン]]」を訪れる。そこで地球連合軍[[ファントムペイン (ガンダムシリーズ)|ファントムペイン]]の襲撃に巻き込まれてしまい、そのまま緊急避難として[[プラント (ガンダムシリーズ)#ザフト|ザフト]]軍の新造艦[[ミネルバ (ガンダムシリーズ)|ミネルバ]]に乗艦する事になった。


国際ニュース、地球連合(軍)はプラント国(ザフト軍)を[[宣戦布告]]や、双方は[[核兵器]]を使用。カガリとアスランはミネルバによってオーブ連合首長国に送り届けられる。アスランはプラントに行く。混迷深まる世界情勢の中、宰相ウナト・エマ・セイランなど首脳陣からオーブ連合首長国の取る姿勢の決断を迫られ、国土を守るために[[大西洋連邦]](地球連合)との同盟をする。その同盟の締結はプラント国(ザフト軍)を敵になる。ザフト軍のミネルバがオーブ連合首長国を去る。
ミネルバにおいて、2年前の地球連合軍による[[コズミック・イラ#オーブ解放作戦|オーブ解放作戦]]時に家族を失った[[シン・アスカ|シン]]と出会い、オーブの理念を貫くことによって被災者が出ることを考慮したのかと叱責を受けるが、意見を主張する事が出来なかった。戦いの裏では多くの悲劇が起こっていた現実を知ってしまい、自室にて「お父様も悩んで決断されたのに」と涙しアスランに縋るなど、国家元首として幼い面を見せる。その後、ミネルバにてシンと顔を合わせる際には、伏し目がちな対応になっていた。その後、[[コズミック・イラ#ブレイク・ザ・ワールド(ユニウスセブン落下テロ事件)|ユニウスセブン落下テロ事件]]をきっかけに再び開戦の気運が高まる中、カガリとアスランはミネルバによってオーブに送り届けられる。プラント本国に向かうアスランとの別れの際に彼から指輪を贈られ、以来、婚約者であるユウナの前でも常にそれを身に着けていた。


[[コズミック・イラ#「世界安全保障条約」締結|国家の安全のために]]、カガリは宰相[[ウナト・エマ・セイラン]]の息子[[ユウナ・ロマ・セイラン]]と[[政略結婚]]で結婚します。[[コズミック・イラ#カガリ・ユラ・アスハ拉致(仮称)|それから、キラとフリーダムガンダムは結婚式を止め、カガリを手に入れ、そしてアークエンジェルたちと一緒に水面中を隠密に高速で航行できる。]]オーブ連合首長国を離れた後、彼らは[[スカンジナビア王国]]の保護下にあります。アークエンジェルたちはカガリの結婚式からカガリを手に入れ、彼らはカガリを説得し、カガリの理解を得ました。
[[ファントムペイン (ガンダムシリーズ)|ファントムペイン]]の襲撃、ユニウスセブン落下テロ事件での戦闘で多大な損害を被ったミネルバに、自身をオーブに送り届けてくれた事への厚意、また中立であるオーブの代表として補修及び補給を行うなど代表首長として務めた。しかし混迷深まる世界情勢の中、宰相[[機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物#ウナト・エマ・セイラン|ウナト]]など首脳陣からオーブの取る姿勢の決断を迫られ、国土を守るために[[大西洋連邦]]との同盟を提案される。その同盟の締結はザフト艦であるミネルバを敵と見なすと同然であったために、それに反発するも、まだ若輩の上政治家として経験にも乏しく、感情や理想論が先走りがちなその性格のために、カガリは代表首長に相応しい政治判断を出来ず、実質的に政治を執り仕切っているウナトの言う通りに大西洋連邦との同盟を締結した。その不甲斐なさを[[タリア・グラディス|タリア]]に詫びるが、シンからは国を守るために自分達の考えを押し付けるオーブ首脳陣と、自分の意見を押し通せないカガリ自身に対する辛辣な言葉を浴びせられている。


世界ニュース、プラントの最高評議会議長[[ギルバート・デュランダル]]のラクスの偽者[[ミーア・キャンベル]]は[[マスメディア]]を使って[[虚偽報道]]や[[プロパガンダ]]を広めています。それから、アークエンジェルたちはそれらの所属不明のコーディネイター暗殺部隊が最新のザフト軍兵器「アッシュ」を使っていたことを知りました。これからは、アークエンジェルたちはプラント(ザフト軍)を信頼していません。
親同士が定めたウナトの息子[[機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物#ユウナ・ロマ・セイラン|ユウナ]]との結婚もそれが国のためになるならばとアスランへの想いを押し殺し認め式が催される<!--式場に向かう際に車の中でアスランとの思い出をふりかえり、たえられず涙をみせている-->。式の最中に突如出現した[[キラ・ヤマト|キラ]]の搭乗する[[フリーダムガンダム|フリーダム]]によって[[アークエンジェル (ガンダムシリーズ)#アークエンジェル|アークエンジェル]]に連れ去られ、アークエンジェル内で説得を受け、以降はそのままアークエンジェルに乗艦する。ミネルバと地球連合・オーブ同盟軍の戦闘に、ストライクルージュに乗りキラ・AAと共に介入してオーブ軍に「オーブの理念」をもとに停戦を呼びかけるが、正式に承認されている同盟を前線で国家元首の一声で無効に出来るはずもなく、ユウナの機転により、偽物扱いされオーブ軍より攻撃される。その介入により、両陣営には多数の死傷者を出す結果となり、アスランとも一時的に決別する事になる。2度目の介入ではシンの怒りを爆発させる事になり、今度は連合・オーブ軍が[[インパルスガンダム|インパルス]]単機に圧倒される形となり、遂にはオーブの理念を理解する[[機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物#トダカ|トダカ]]も空母[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#タケミカズチ級|タケミカズチ]]と共に戦場で散る事になった。しかし、トダカの遺志を継いだ[[機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物#アマギ|アマギ]]達はアークエンジェルに合流した。


オーブ軍と地球連合軍の同盟軍対ザフト軍の[[交戦]]、第1回。キラとフリーダムガンダム、カガリとストライクルージュガンダム、アンドリューと[[MVF-M11C ムラサメ]]、アークエンジェルは「オーブ国の理念」に基づいてオーブ軍に対する停戦を要求する。しかし彼らはユウナ・ロマ・セイランによって偽物として宣言され、オーブ軍に攻撃を命じた。[[coordinate|そして、アークエンジェルたちは武力による介入を行い、両陣営と戦ってこの戦闘を止めて飛び去る。]]プラント議長からザフト軍に再び加わるように招待されたアスランはこのアークエンジェルたち介入に失望しました。その後、アークエンジェルたちは[[ミリアリア・ハウ]]と再会。
その後、地球連合軍によるベルリン侵攻の際には[[ストライクガンダム#ストライクルージュ|ストライクルージュ]]で出撃し、市民を攻撃から守る。フリーダムがインパルスに撃墜された後にはパイロットであるキラを救出し、デュランダルの本性を目の当たりにしてザフト軍から脱走したアスランと再会し和解する。暫くして、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物#ロード・ジブリール|ジブリール]]がオーブに匿われている事を知る。ザフト軍からの引き渡し要求に対して、オーブ政府は「そのような人物は存在しない」と回答する。結果、ザフト軍によるオーブ侵攻という事態を招き、再び戦火に焼かれんとするオーブを見て、アークエンジェルに配備されている[[スカイグラスパー]]で強引に出撃しようとするが、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#レドニル・キサカ|キサカ]]と[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#エリカ・シモンズ|エリカ・シモンズ]]の二人に制止され、ウズミの遺言を聞くと共に、MS[[アカツキ (ガンダムシリーズ)|アカツキ]]を提供される。その後、カガリはアカツキで[[ムラサメ (ガンダムシリーズ)|ムラサメ]]隊と共に出撃する。回線で司令部に呼びかけ、ユウナを国家反逆罪で拘束。ジブリールを取り押さえることには失敗するも、オーブ全軍を指揮下に置き、劣勢を極めたオーブ国防軍を立て直す事に成功した。


ラクスはプラント国で起こっていることすべてについての真実を知りたがっているので、ラクスは「[[ラクス・クラインの支持者]]」に会うために宇宙に飛んでいます。キラとフリーダムガンダムは、ラクスとアンドリューの出発を見送るつもりらしい。彼女がラクスの不在の間にキラなどについて心配していたので、マリューはアークエンジェルと一緒に地球に残ります。
戦闘終結後は、オーブ連合首長国内閣府内で全世界に向けてTV中継で演説を行い、事実上ロゴスと決別する。デュランダルとの戦いはアークエンジェルを擁するオーブ宇宙軍と[[プラント (ガンダムシリーズ)#クライン派|旧クライン派]]の同盟軍に任せ、自らは情勢が不安定であるオーブ本国に残り、国家元首として国を纏める事を選ぶ。再びアスランとの別離を選択し、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物#メイリン・ホーク|メイリン]]に「自分は一緒には行けないからアスランの事を頼む」と伝え残す。そしてアスランからもらった指輪を外し、人知れず涙を流した。それ以降の二人の関係性を明確に示す描写は最終話に至ってもなされていない<ref>ただし福田監督はリマスター第39話のコメンタリーで、「破局してるわけじゃない」と発言している。</ref>。


オーブ軍と地球連合軍の同盟軍対ザフト軍の交戦、第2回。[[クレタ島]]海域での戦いにて行われ、アスランは再度戦闘に介入したのアークエンジェルたちを襲い、キラはカガリの気持ちに少しも理解を示そうとしないのアスランの[[セイバーガンダム]]を破壊する。オーブ軍がザフト軍に圧倒される形となり、遂にはオーブの理念を理解する[[トダカ]][[一佐]]も[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#タケミカズチ級|空母タケミカズチ]]と共に戦場で散る事になった。それから、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物#アマギ|アマギ]][[一尉]]とオーブ軍たちはトダカ一佐の遺志を継いだ、ユウナ・ロマ・セイランを追い出す、アークエンジェルと一緒に、世界の紛争を根絶のためにあらゆる紛争に対して武力による介入を行い。
戦闘中に行政府のシェルターが崩壊した事で多数の政府要人が生死不明となり、それによって行政機能が麻痺するという事態が起きたが、生き残った者達をまとめ、オーブ復興に尽力した。新しいオーブの中心人物として、他人の意見に従うばかりではなく、時には自分の意見を押し通していき、オーブの内情を大きく変化させた。デュランダルが「[[デスティニープラン]]」を提唱した際には、明確な反対をいち早く表明し、同じく反対の立場を取った[[コズミック・イラの勢力#スカンジナビア王国|スカンジナビア王国]]の国王と会談を行った。これらの行動とアークエンジェルの攻撃により、デュランダルはレクイエムの照準をオーブに合わせ、カガリ個人どころか国の全てを滅ぼそうとする強硬手段をとるが、発射寸前でレクイエムは破壊され、オーブの危機は回避された。


その後、地球連合軍の[[コズミック・イラ#西ユーラシア政変(仮称)|西ユーラシア政変]]の反応は[[ステラ・ルーシェ]]と[[デストロイガンダム]]のベルリンの[[市民]]を[[虐殺]]する。この[[戦争犯罪]]行為を止めるのために、キラとフリーダムガンダム、カガリとストライクルージュガンダム、オーブ軍たちは武力による介入を行い。結果は、市民を守る、地球連合軍は駆除した:[[第81独立機動軍ファントムペイン]]は壊滅、ネオ・ロアノーク(本当に[[ムウ・ラ・フラガ]])は撃破、[[カオスガンダム]]は撃墜、デストロイガンダムは破壊。
デュランダルの死亡後、ザフト軍との停戦協議合意時に行われたプラント臨時評議会代表[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ルイーズ・ライトナー|ルイーズ・ライトナー]]との会見では、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ウズミ・ナラ・アスハ|ウズミ]]を彷彿とさせる強い意志と落ちつきが垣間見えるようになっている<ref name="novel"/>。

[[コズミック・イラ#エンジェルダウン作戦|デュランダルのLogosを打倒宣言直後にザフト軍で極秘に実行された作戦はアークエンジェルとオーブ軍たちを撃破する]]。カガリおよびアークエンジェルとオーブ軍たちを無事オーブ連合首長国へ届けることを最優先としたキラは、みんなを守るために、キラとフリーダムガンダムは一人一機でザフト軍と戦おうとする。しかし、ザフト軍は事前に対フリーダムガンダム戦の研究とシミュレーションで、<ref>機動戦士ガンダムSEED DESTINY DVD 第9巻 DESTINY INSIDERS 9</ref>、フリーダムガンダムを撃墜されてしまう。

良いことは、フリーダムガンダムの原子炉を封鎖したためコックピットは助かり、キラは海中で辛うじてカガリとストライクルージュガンダムに救助される。みんなが無事に逃げ出したことです。デュランダルの本性を目の当たりにしてザフト軍から脱走したアスランと再会し和解する、付き随うは[[レドニル・キサカ]]と[[メイリン・ホーク]]。

宇宙、ザフト軍がラクスと「ラクス・クラインの支持者」を攻撃しました。キラはカガリからストライクルージュガンダムを借りて、彼のストライクガンダムからの設定を使用して、その上にロケットを追加し、それと宇宙に飛ぶ、そしてみんなを救う。[[vestige -ヴェスティージ-|キラとラクスたちを会合、ラクスからキラの新の搭乗機てあり。]]

その後、ザフト軍はオーブ連合首長国が[[ロゴス (ガンダムシリーズ)|Logos]]の[[ブルーコスモス]]の盟主[[ロード・ジブリール]]をプラント国から隠しているというの理由を使用、オーブ連合首長国を宣戦布告する。アークエンジェルに[[ムウ・ラ・フラガ]]配備されている[[スカイグラスパー]]で強引に出撃しようとするが、レドニル・キサカと[[エリカ・シモンズ]]の二人に、カガリの養父の遺言を聞くと共に、[[ORB-01 アカツキガンダム]]を提供される。カガリはそれからユウナを[[国家反逆罪]]で逮捕し拘束するために司令部に連絡を取った。

[[コズミック・イラ#オペレーション・フューリー|そして、ザフト軍はオーブ連合首長国に侵攻する。]][[焔の扉|カガリは敵の侵入から国家を守るために彼女の全軍の支配権を取り戻し。]]カガリと[[アカツキガンダム]]、レドニルと[[MVF-M11C ムラサメ]]、オーブ軍と共に出撃する。宇宙から戦場に降り立ち、ラクスと[[インフィニットジャスティスガンダム]]、キラと[[ストライクフリーダムガンダム]]、「ラクス・クラインの支持者」の[[ドムトルーパー]]は、オーブ連合首長国を守る。ザフト軍は、[[デスティニーガンダム]]、[[インパルスガンダム]]、[[レジェンドガンダム]]を出撃した。しかし、レジェンドガンダムの機体形状とパイロットの雰囲気ですぐに[[ラウ・ル・クルーゼ]]と[[プロヴィデンスガンダム]]の再来であることを感じ取った。

オーブ連合首長国での戦闘が終結すると、アークエンジェルはオーブ軍に正式に編入され、彼はアークエンジェルクルーの中では最も高い階級となる[[准将]]として任官を受ける。カガリはオーブ連合首長国の本国に残り、国家元首として国を纏める事を選ぶ。<ref>ただし福田監督はリマスター第39話のコメンタリーで、「破局してるわけじゃない」と発言している。</ref>。オーブ軍のアークエンジェル、「ラクス・クラインの支持者」との同盟軍に任せに、デュランダルの「[[デスティニープラン]]」を止めに宇宙に飛んでいます。

[[コズミック・イラ#アルザッヘル壊滅|戦闘中に行政府のシェルターが崩壊した事で多数の政府要人が生死不明となり、それによって行政機能が麻痺するという事態が起きたが、生き残った者達をまとめ、オーブ連合首長国復興に尽力した。]]新しいオーブ連合首長国の中心人物として、他人の意見に従うばかりではなく、時には自分の意見を押し通していき、オーブの内情を大きく変化させた。デュランダルが「デスティニープラン」を提唱した際には、明確な反対をいち早く表明し、同じく反対の立場を取ったスカンジナビア王国の国王と会談を行った。

[[コズミック・イラ#メサイア攻防戦|最終決戦、メサイア攻防戦]]、オーブ軍と「ラクス・クラインの支持者」、そしてザフト軍の[[イザーク・ジュール]]と[[ディアッカ・エルスマン]]と共に、ザフト軍の[[宇宙要塞]]「[[コズミック・イラの施設#メサイア|メサイア]]」を破壊する。

戦後、オーブ連合首長国とスカンジナビア王国の[[経済]]、[[文化]]、[[外交]]なつながりは緊密なものと成長した。

[[コズミック・イラ#ユニウス戦役後|CE 74年、]]オーブ連合首長国とプラント国(ザフト軍)の[[平和条約]]時。オーブ連合首長国の代表首長カガリ・ユラ・アスハは護衛としてアレックス・ディノを伴い、プラント国臨時評議会代表[[機動戦士ガンダムSEEDの登場人物#ルイーズ・ライトナー|ルイーズ・ライトナー]]を会見では、[[ウズミ・ナラ・アスハ]]を彷彿とさせる強い意志と落ちつきが垣間見えるようになっている<ref name="novel"/>。

== その他のメディア ==
*[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ]]
*[[機動戦士ガンダムSEED MSV]]

=== ゲーム ===
*[[機動戦士ガンダムSEED (ワンダースワン)]]
*[[機動戦士ガンダムSEED (プレイステーション2)]]
*[[機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。]]
*[[機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ]]
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.]]
*[[機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.]]
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II]]
*[[機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY]]
*[[ガンダム無双|真・ガンダム無双]]
*[[機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト]]


== 搭乗機 ==
== 搭乗機 ==
* FX-550 [[スカイグラスパー]]
* [[FX-550 スカイグラスパー]]
* [[イズモ級 クサナギ]]
* MBF-02 [[ストライクガンダム#ストライクルージュ|ストライクルージュ]]
* ORB-01 [[アカツキ (ガンダムシリーズ)|アカツキ]]
* [[MBF-02 ストライクルージュガンダム]]
* [[ORB-01 アカツキガンダム]]


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[ガンダムシリーズの登場人物一覧#機動戦士ガンダムSEED|ガンダムシリーズ登場人物一覧]]
* [[ガンダムシリーズの登場人物一覧]]

== 外部リンク ==
* [http://www.gundam-seed.net/top/03cool/character/main3.html gundam-seed.net]


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{{コズミック・イラ|人物}}
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[[fr:Cagalli Yula Athha]]
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2019年4月26日 (金) 12:21時点における版

カガリ・ユラ・アスハ(Cagalli Yula Athha)は、アニメ機動戦士ガンダムSEED』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するキャラクターコズミック・イラヒロイン声優進藤尚美

プロフィール

概要

出生時の名前はカガリ・ヒビキ[2]S2インフルエンザが流行したCE 54年にメンデルコロニーのGARM RD社に在籍するユーレン・ヒビキ博士によってコーディネイター処置がなされ、CE 55年5月18日に同地にてキラ・ヒビキとともに誕生した[2]。しかし、S2型インフルエンザが猛威を振るい、人々の反コーディネイター感情が高まっていた同時代にGARM RD社がブルーコスモスのテロに遭い、情報を事前察知していたユーレン・ヒビキの手によりカガリとともにヴィア・ヒビキの妹カリダのヤマト夫妻に引き取られる。

幼い時に養母は死去[1]、養父であるオーブ連合首長国の代表首長ウズミ・ナラ・アスハによって育てられた。ユウナ・ロマ・セイランとは許嫁関係にあった。

相手が誰であろうと常に媚びず自然体で接し、律義で、曲がった事を嫌っている。男っぽい口調で喋るが、一人称は「私(もしくはあたし)」。直情径行の傾向にあり、しばしば冷静さに欠ける。それゆえの軽率な失敗も多い[3]

キラ・ヤマトとは双子の姉弟関係である。姉か妹かははっきりしないものの、オーブ国内ではキラの姉である。 体力や容姿などはナチュラルの平均を凌駕していて最高水準を誇っており、コーディネーターの平均以上であるが、さすがにコーディネーターの中でも男性で高水準を誇るなどには及ばない。

経歴

機動戦士ガンダムSEED

CE 71年、拡大する戦火の中、中立国オーブ連合首長国のスペースコロニー「ヘリオポリス」モルゲンレーテ社工場内で地球連合軍が新型機動兵器を開発しているとの噂の真実を確かめるため、変装してヘリオポリスを訪れていた最中に、キラ・ヤマトと出会う。

直後に、プラント国ザフト軍ラウ・ル・クルーゼクルーゼ隊襲撃時に、モルゲンレーテ社工場内で新型G兵器モビルスーツ(ストライクガンダム)を目撃し、中立の旗を掲げながら地球連合軍のMS開発を黙認するカガリの父の行為を裏切りと捉える。戦闘でコロニーの崩壊が避けられない状況になり、キラはカガリ独りをなんとかシェルターの空きに避難させた。

無事、オーブ連合首長国に帰国を果たすも、あくまで中立の立場を貫く父親に反発し、世界をその眼で見るため国を飛び出す。その後、護衛のオーブ陸軍第21特殊空挺部隊レドニル・キサカと共に、彼の故郷である北アフリカに行き、そこでレジスタンス「明けの砂漠」に加わり、対ザフト軍抵抗活動を続ける中、ストライクガンダムとその母艦LCAM-01XA アークエンジェルが地球に降下し、キラと再会する。

アークエンジェルと共にアンドリュー・バルトフェルドの北アフリカ駐留部隊を退けた後は、押しかけ同然でキサカと共にアークエンジェルに同乗する。数度、スカイグラスパーで戦闘に参加しキラと共に戦った。出撃時に一度、被弾して無人島に漂着しており、そこでアスラン・ザラと遭遇している。悪天候を逃れるため一夜を共に島で過ごすことになり、年頃の少女として、アスラン共々互いに異性を意識した。

その後、オーブ国近海での戦闘中にアークエンジェルの危機を救うため自らの素性を告白し、満身創痍のアークエンジェルをオーブ国に秘密裏に入国させた。その後アークエンジェルが出向を迎えた際には、再び同行して尚も戦い続けようとウズミ・ナラ・アスハに反発するが、銃を手にする事だけが守る事では無いと教えられ、艦を降りる決意をする。

オーブ国近海戦におけるキラとアスランの死闘の後、キラの安否を確認するため現地に飛ぶと、焼け爛れたストライクの残骸と意識不明のアスランを発見する。目覚めたアスランから、憎しみの連鎖を目の当たりにする。一度はキラの仇として憎んだはずのアスランに、自分の身に着けていたハウメア女神のお守りである首飾りを贈り、「もう誰にも死んでほしくない」と告げた。その後、アラスカ基地攻防戦を生き抜き、地球連合軍を離脱したアークエンジェルがオーブ国に再度秘密裏に入国した際、キラと再会し、その無事をその眼で確認し、涙した。

ザフト軍対地球連合軍の戦闘状況が膠着化する中、地球連合軍はオーブ国に同盟締結を強要する。ウズミは自国の一時の安全より世界平和への理念を選び、要求を拒否する。一度はキラとフリーダムガンダム、アスランとジャスティスガンダムの加勢もあって地球連合軍を退けるも、再度の連合軍の侵攻の際、ウズミはカガリ達をマスドライバー「カグヤ」で宇宙へと脱出させた後に施設を破壊し、オーブ国と最期を共にした。父との最後の別れの際、手渡された一枚の写真からキラとカガリが双子のきょうだい(カガリの意向でカガリが姉でキラが弟の姉弟とされているが、キラが兄でカガリが妹とする説もある、ガンダムSEED公式サイトではキラは第1クールのキャラ紹介から16歳であるのに対しカガリは第1クールでは15歳で第2クールから16歳になっている)であることを悟る。オーブの遺志を受け継ぐと、亡き父への想いを胸に戦艦イズモ級 クサナギの指揮に携わり、アスランとも心を通わせ恋仲となる。

ウズミのオーブ国の理念を託されて宇宙に上がり、アークエンジェル、クサナギ、「ラクス・クラインの支持者」のFFMH-Y101 エターナル、いわゆる三隻同盟の中心を担う。また、コロニー・メンデルにおいては、キラが多くの犠牲の上に唯一の成功体として生み出された最高のコーディネイター、スーパーコーディネイターだったという出生の秘密を知る。

最終決戦となったヤキン・ドゥーエ攻防戦では、カガリはMBF-02 ストライクルージュガンダムに搭乗し、キラとフリーダムガンダム、アスランとジャスティスガンダム共に伝説的に語られる圧倒的な実力で戦場を駆け、プラントへの核攻撃を防ぎ、またプラントからの「ジェネシス」の照射を防ぐために奮闘する。

戦闘中、アサギ・コードウェルジュリ・ウー・ニェンマユラ・ラバッツ達の死を目の当たりにし、SEEDに覚醒した。そして、ジェネシス中枢部でジャスティスの自爆装置を作動させ、カガリもパトリック・ザラの息子である責任を負って死のうとしたアスランを説得してストライクルージュで救出し、共に脱出を果たしている。

その後、宇宙空間を漂っていたところのキラて、トリィに導かれに、アスランとカガリに発見され、生還したところのキラを救出した。

戦後、三隻同盟のクルーらと共にオーブ連合首長国に帰還をする。キラ、ラクス、アスランと共に夕食を共にし、マルキオ導師と孤児たちと共に日々を過ごし、マリューやバルトフェルド、叔母カリダと一緒に暮らしていた。

機動戦士ガンダムSEED MSV

CE 72年、戦争が終わった後、故国の復興のためオーブ連合首長国に、養父の後継者として代表首長及びアスハ首長家の当主となった。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

CE 73年、地球連合プラント国、両陣営で不穏な空気の漂い始める中、オーブ連合首長国の代表首長カガリ・ユラ・アスハは護衛としてアレックス・ディノを伴い、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルとの極秘会談の場に臨むため、L4に新設されたプラント「アーモリーワン」を訪れる。カガリとアレックスがそこにいる間、彼らは地球連合軍の第81独立機動軍ファントムペインプラント国(ザフト軍)の3機のセカンドステージシリーズのモビルスーツカオスガンダムガイアガンダムアビスガンダムとの強奪に巻き込まれる。そのまま緊急避難としてザフト軍の新造艦LHM-BB01 ミネルバに乗艦する事になった。この事件は非公式に「アーモリーワン事変」と呼ばれている[4]

その後、ザラ派の残党による「ブレイク・ザ・ワールド」のテロリズム事件が発生し、再び開戦の気運が高まる中、オーブ連合首長国と地球連合の外交関係は不穏な動きが始まる。

国際ニュース、地球連合(軍)はプラント国(ザフト軍)を宣戦布告や、双方は核兵器を使用。カガリとアスランはミネルバによってオーブ連合首長国に送り届けられる。アスランはプラントに行く。混迷深まる世界情勢の中、宰相ウナト・エマ・セイランなど首脳陣からオーブ連合首長国の取る姿勢の決断を迫られ、国土を守るために大西洋連邦(地球連合)との同盟をする。その同盟の締結はプラント国(ザフト軍)を敵になる。ザフト軍のミネルバがオーブ連合首長国を去る。

国家の安全のために、カガリは宰相ウナト・エマ・セイランの息子ユウナ・ロマ・セイラン政略結婚で結婚します。それから、キラとフリーダムガンダムは結婚式を止め、カガリを手に入れ、そしてアークエンジェルたちと一緒に水面中を隠密に高速で航行できる。オーブ連合首長国を離れた後、彼らはスカンジナビア王国の保護下にあります。アークエンジェルたちはカガリの結婚式からカガリを手に入れ、彼らはカガリを説得し、カガリの理解を得ました。

世界ニュース、プラントの最高評議会議長ギルバート・デュランダルのラクスの偽者ミーア・キャンベルマスメディアを使って虚偽報道プロパガンダを広めています。それから、アークエンジェルたちはそれらの所属不明のコーディネイター暗殺部隊が最新のザフト軍兵器「アッシュ」を使っていたことを知りました。これからは、アークエンジェルたちはプラント(ザフト軍)を信頼していません。

オーブ軍と地球連合軍の同盟軍対ザフト軍の交戦、第1回。キラとフリーダムガンダム、カガリとストライクルージュガンダム、アンドリューとMVF-M11C ムラサメ、アークエンジェルは「オーブ国の理念」に基づいてオーブ軍に対する停戦を要求する。しかし彼らはユウナ・ロマ・セイランによって偽物として宣言され、オーブ軍に攻撃を命じた。そして、アークエンジェルたちは武力による介入を行い、両陣営と戦ってこの戦闘を止めて飛び去る。プラント議長からザフト軍に再び加わるように招待されたアスランはこのアークエンジェルたち介入に失望しました。その後、アークエンジェルたちはミリアリア・ハウと再会。

ラクスはプラント国で起こっていることすべてについての真実を知りたがっているので、ラクスは「ラクス・クラインの支持者」に会うために宇宙に飛んでいます。キラとフリーダムガンダムは、ラクスとアンドリューの出発を見送るつもりらしい。彼女がラクスの不在の間にキラなどについて心配していたので、マリューはアークエンジェルと一緒に地球に残ります。

オーブ軍と地球連合軍の同盟軍対ザフト軍の交戦、第2回。クレタ島海域での戦いにて行われ、アスランは再度戦闘に介入したのアークエンジェルたちを襲い、キラはカガリの気持ちに少しも理解を示そうとしないのアスランのセイバーガンダムを破壊する。オーブ軍がザフト軍に圧倒される形となり、遂にはオーブの理念を理解するトダカ一佐空母タケミカズチと共に戦場で散る事になった。それから、アマギ一尉とオーブ軍たちはトダカ一佐の遺志を継いだ、ユウナ・ロマ・セイランを追い出す、アークエンジェルと一緒に、世界の紛争を根絶のためにあらゆる紛争に対して武力による介入を行い。

その後、地球連合軍の西ユーラシア政変の反応はステラ・ルーシェデストロイガンダムのベルリンの市民虐殺する。この戦争犯罪行為を止めるのために、キラとフリーダムガンダム、カガリとストライクルージュガンダム、オーブ軍たちは武力による介入を行い。結果は、市民を守る、地球連合軍は駆除した:第81独立機動軍ファントムペインは壊滅、ネオ・ロアノーク(本当にムウ・ラ・フラガ)は撃破、カオスガンダムは撃墜、デストロイガンダムは破壊。

デュランダルのLogosを打倒宣言直後にザフト軍で極秘に実行された作戦はアークエンジェルとオーブ軍たちを撃破する。カガリおよびアークエンジェルとオーブ軍たちを無事オーブ連合首長国へ届けることを最優先としたキラは、みんなを守るために、キラとフリーダムガンダムは一人一機でザフト軍と戦おうとする。しかし、ザフト軍は事前に対フリーダムガンダム戦の研究とシミュレーションで、[5]、フリーダムガンダムを撃墜されてしまう。

良いことは、フリーダムガンダムの原子炉を封鎖したためコックピットは助かり、キラは海中で辛うじてカガリとストライクルージュガンダムに救助される。みんなが無事に逃げ出したことです。デュランダルの本性を目の当たりにしてザフト軍から脱走したアスランと再会し和解する、付き随うはレドニル・キサカメイリン・ホーク

宇宙、ザフト軍がラクスと「ラクス・クラインの支持者」を攻撃しました。キラはカガリからストライクルージュガンダムを借りて、彼のストライクガンダムからの設定を使用して、その上にロケットを追加し、それと宇宙に飛ぶ、そしてみんなを救う。キラとラクスたちを会合、ラクスからキラの新の搭乗機てあり。

その後、ザフト軍はオーブ連合首長国がLogosブルーコスモスの盟主ロード・ジブリールをプラント国から隠しているというの理由を使用、オーブ連合首長国を宣戦布告する。アークエンジェルにムウ・ラ・フラガ配備されているスカイグラスパーで強引に出撃しようとするが、レドニル・キサカとエリカ・シモンズの二人に、カガリの養父の遺言を聞くと共に、ORB-01 アカツキガンダムを提供される。カガリはそれからユウナを国家反逆罪で逮捕し拘束するために司令部に連絡を取った。

そして、ザフト軍はオーブ連合首長国に侵攻する。カガリは敵の侵入から国家を守るために彼女の全軍の支配権を取り戻し。カガリとアカツキガンダム、レドニルとMVF-M11C ムラサメ、オーブ軍と共に出撃する。宇宙から戦場に降り立ち、ラクスとインフィニットジャスティスガンダム、キラとストライクフリーダムガンダム、「ラクス・クラインの支持者」のドムトルーパーは、オーブ連合首長国を守る。ザフト軍は、デスティニーガンダムインパルスガンダムレジェンドガンダムを出撃した。しかし、レジェンドガンダムの機体形状とパイロットの雰囲気ですぐにラウ・ル・クルーゼプロヴィデンスガンダムの再来であることを感じ取った。

オーブ連合首長国での戦闘が終結すると、アークエンジェルはオーブ軍に正式に編入され、彼はアークエンジェルクルーの中では最も高い階級となる准将として任官を受ける。カガリはオーブ連合首長国の本国に残り、国家元首として国を纏める事を選ぶ。[6]。オーブ軍のアークエンジェル、「ラクス・クラインの支持者」との同盟軍に任せに、デュランダルの「デスティニープラン」を止めに宇宙に飛んでいます。

戦闘中に行政府のシェルターが崩壊した事で多数の政府要人が生死不明となり、それによって行政機能が麻痺するという事態が起きたが、生き残った者達をまとめ、オーブ連合首長国復興に尽力した。新しいオーブ連合首長国の中心人物として、他人の意見に従うばかりではなく、時には自分の意見を押し通していき、オーブの内情を大きく変化させた。デュランダルが「デスティニープラン」を提唱した際には、明確な反対をいち早く表明し、同じく反対の立場を取ったスカンジナビア王国の国王と会談を行った。

最終決戦、メサイア攻防戦、オーブ軍と「ラクス・クラインの支持者」、そしてザフト軍のイザーク・ジュールディアッカ・エルスマンと共に、ザフト軍の宇宙要塞メサイア」を破壊する。

戦後、オーブ連合首長国とスカンジナビア王国の経済文化外交なつながりは緊密なものと成長した。

CE 74年、オーブ連合首長国とプラント国(ザフト軍)の平和条約時。オーブ連合首長国の代表首長カガリ・ユラ・アスハは護衛としてアレックス・ディノを伴い、プラント国臨時評議会代表ルイーズ・ライトナーを会見では、ウズミ・ナラ・アスハを彷彿とさせる強い意志と落ちつきが垣間見えるようになっている[1]

その他のメディア

ゲーム

搭乗機

脚注

  1. ^ a b c 小説版より
  2. ^ a b 『データコレクション17 機動戦士ガンダムSEED 上巻』メディアワークス、2004年10月15日初版発行、67頁。(ISBN 4-8402-2817-5)
  3. ^ 『SEED DESTINY』では「アレックス」の偽名で過ごしていたアスランを本名で呼んでしまい、ルナマリアにアスランの正体を悟られている。
  4. ^ 月刊ホビージャパン』2005年7月号。
  5. ^ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY DVD 第9巻 DESTINY INSIDERS 9
  6. ^ ただし福田監督はリマスター第39話のコメンタリーで、「破局してるわけじゃない」と発言している。

関連項目

外部リンク