「八村塁」の版間の差分
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Fushiminomiya555 (会話 | 投稿記録) |
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ゴンザガ大学に進学を決めて渡米し、[[2016年]]11月5日に初出場を果たし、11分出場で、9得点、3リバウンドを記録した<ref>{{Cite web|url=http://www.gozags.com/sports/m-baskbl/stats/2016-2017/gonmbbex.html|title=West Georgia vs Gonzaga|last=|first=|date=|website=gozags.com|publisher=Gonzaga Athletics|access-date=2016-11-12}}</ref>。チームはWCCカンファレンスで優勝して[[NCAA男子バスケットボールトーナメント|NCAAトーナメント]]に進出。八村は1回戦で1分出場し、NCAAトーナメントに日本人として初めて出場した。さらに準々決勝・ゼイビア大戦の残り1分を切ったところで出場機会を与えられると[[スリーポイントフィールドゴール|3ポイントシュート]]で日本人初得点を決めた。ゴンザガ大はトーナメントで準優勝した。八村は28試合に出場、1試合平均4.6分で2.6得点1.4[[リバウンド (バスケットボール)|リバウンド]]<ref>{{Cite web|url=http://www.gozags.com/sports/m-baskbl/stats/2016-2017/teamcume.html#TEAM.IND|title=Season Box Score|last=|first=|date=|website=gozags.com|archive-url=|archive-date=|dead-url=|access-date=2017-04-18}}</ref>。2017-18シーズンは2試合のスターターを含む37試合に出場し、11.6得点、4.7リバウンドの記録を残した<ref>{{Cite web|url=http://www.gozags.com/sports/m-baskbl/stats/2017-2018/teamcume.html#TEAM.IND|title=2017-18 Gonzaga Men's Basketball Season Box Score|last=|first=|date=|website=gozags.com|archive-url=|archive-date=|dead-url=|access-date=2018-03-27}}</ref>。2018年3月22日、2年連続で進出したNCAAトーナメントでは、[[フロリダ州立大学]]に敗れ、スウィート16に終わった。2年連続のファイナル4進出とはならずゴンザガ大2年目のシーズンを終えた<ref>{{Cite web |author= |date=|url=http://www.espn.com/mens-college-basketball/tournament/bracket|title=NCAA Tournament Bracket - 2018|website=ESPN.com|publisher=[[ESPN]]|accessdate=2018-04-12|language=英語}}</ref><ref>{{Cite web |author= |date=2018-03-23|url=http://www.espn.com/mens-college-basketball/recap?gameId=401025874|title=Noles roll: Florida St beats Gonzaga 75-60 in 3rd NCAA upset|website=ESPN.com|publisher=[[ESPN]]|accessdate=2018-04-12|language=英語}}</ref>。 |
ゴンザガ大学に進学を決めて渡米し、[[2016年]]11月5日に初出場を果たし、11分出場で、9得点、3リバウンドを記録した<ref>{{Cite web|url=http://www.gozags.com/sports/m-baskbl/stats/2016-2017/gonmbbex.html|title=West Georgia vs Gonzaga|last=|first=|date=|website=gozags.com|publisher=Gonzaga Athletics|access-date=2016-11-12}}</ref>。チームはWCCカンファレンスで優勝して[[NCAA男子バスケットボールトーナメント|NCAAトーナメント]]に進出。八村は1回戦で1分出場し、NCAAトーナメントに日本人として初めて出場した。さらに準々決勝・ゼイビア大戦の残り1分を切ったところで出場機会を与えられると[[スリーポイントフィールドゴール|3ポイントシュート]]で日本人初得点を決めた。ゴンザガ大はトーナメントで準優勝した。八村は28試合に出場、1試合平均4.6分で2.6得点1.4[[リバウンド (バスケットボール)|リバウンド]]<ref>{{Cite web|url=http://www.gozags.com/sports/m-baskbl/stats/2016-2017/teamcume.html#TEAM.IND|title=Season Box Score|last=|first=|date=|website=gozags.com|archive-url=|archive-date=|dead-url=|access-date=2017-04-18}}</ref>。2017-18シーズンは2試合のスターターを含む37試合に出場し、11.6得点、4.7リバウンドの記録を残した<ref>{{Cite web|url=http://www.gozags.com/sports/m-baskbl/stats/2017-2018/teamcume.html#TEAM.IND|title=2017-18 Gonzaga Men's Basketball Season Box Score|last=|first=|date=|website=gozags.com|archive-url=|archive-date=|dead-url=|access-date=2018-03-27}}</ref>。2018年3月22日、2年連続で進出したNCAAトーナメントでは、[[フロリダ州立大学]]に敗れ、スウィート16に終わった。2年連続のファイナル4進出とはならずゴンザガ大2年目のシーズンを終えた<ref>{{Cite web |author= |date=|url=http://www.espn.com/mens-college-basketball/tournament/bracket|title=NCAA Tournament Bracket - 2018|website=ESPN.com|publisher=[[ESPN]]|accessdate=2018-04-12|language=英語}}</ref><ref>{{Cite web |author= |date=2018-03-23|url=http://www.espn.com/mens-college-basketball/recap?gameId=401025874|title=Noles roll: Florida St beats Gonzaga 75-60 in 3rd NCAA upset|website=ESPN.com|publisher=[[ESPN]]|accessdate=2018-04-12|language=英語}}</ref>。 |
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ゴンザガ大学卒業。 |
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==NBA== |
==NBA== |
2019年7月13日 (土) 23:47時点における版
日本代表戦での八村(2018年) | |
ワシントン・ウィザーズ No.8 | |
---|---|
ポジション | SF/PF |
基本情報 | |
愛称 | るい、はっち |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1998年2月8日(26歳) |
出身地 | 富山県 |
身長 | 203cm (6 ft 8 in) |
体重 | 106kg (234 lb) |
ウィングスパン | 218cm (7 ft 2 in)[1] |
キャリア情報 | |
出身 |
富山市立奥田中学校(2010-2013) 明成高等学校(2013-2016) ゴンザガ大学(2016-2019) |
ドラフト | 2019 9位 WAS |
NBADraft.net / DraftExpress | |
選手経歴 | |
2019- | WAS ワシントン・ウィザーズ |
受賞歴 | |
| |
Stats Basketball-Reference.com | |
代表歴 | |
キャップ |
日本 U-17 2013 日本 U-18 2014 日本 U-19 2017 日本 2015- |
八村 塁(はちむら るい, 1998年(平成10年)2月8日 - )は、日本の男子バスケットボール選手。富山県出身。身長203cm、体重106kg[2][3]、父親がベナン人、母親が日本人[4][5]。ポジションはパワーフォワード/スモールフォワード。2019年NBAドラフト一巡目でワシントン・ウィザーズより指名を受けた(全体9位)。
経歴
若齢期・高校
富山県で日本人の母・麻紀子とベナン人の父・ザカリの長男として生まれ、幼少時は陸上の短距離と野球をやっていた。投手と捕手を兼任しており、イチローに憧れていた。
同級生から、バスケットボールを勧められ、入部した。[6][7]。
富山市立奥田中学校で第42回全国中学校バスケットボール大会準優勝[8]、大会ベスト5に選出される。
宮城県の私立明成高等学校に入学し、1年生で出場した第44回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会では、決勝戦でゴール下を支配し、32得点を挙げ、明成高等学校の優勝に貢献した。
2年生の第45回大会に於いても2年連続優勝に貢献し、第44回から2大会連続でベスト5に選ばれている。また2015年夏に開催された第68回インターハイでは、決勝で愛知県の桜丘高等学校を92-69で破り初優勝した[9]。ウインターカップ2015の男子決勝では34得点、19リバウンドを記録し、明成が78-73で土浦日大に逆転勝利で大会三連覇を達成した[10]。
カレッジリクルート時の評価データーは、以下の通りである。
氏名 | 出身 | 高校 / 大学 | 身長 | 体重 | コミット日 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Rui Hachimura SF/PF |
Sendai, Japan | Meisei | 6 ft 8 in (2.03 m) | 210 lb (95 kg) | 2015年11月20日 | |
リクルート スターレーティング: Scout: Rivals: 247Sports: ESPN: N/A ESPNグレード: NR | ||||||
全リクルート順位: Scout: NR Rivals: NR 247Sports: #136 ESPN: NR | ||||||
出典:
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カレッジ
ゴンザガ大学に進学を決めて渡米し、2016年11月5日に初出場を果たし、11分出場で、9得点、3リバウンドを記録した[11]。チームはWCCカンファレンスで優勝してNCAAトーナメントに進出。八村は1回戦で1分出場し、NCAAトーナメントに日本人として初めて出場した。さらに準々決勝・ゼイビア大戦の残り1分を切ったところで出場機会を与えられると3ポイントシュートで日本人初得点を決めた。ゴンザガ大はトーナメントで準優勝した。八村は28試合に出場、1試合平均4.6分で2.6得点1.4リバウンド[12]。2017-18シーズンは2試合のスターターを含む37試合に出場し、11.6得点、4.7リバウンドの記録を残した[13]。2018年3月22日、2年連続で進出したNCAAトーナメントでは、フロリダ州立大学に敗れ、スウィート16に終わった。2年連続のファイナル4進出とはならずゴンザガ大2年目のシーズンを終えた[14][15]。 ゴンザガ大学卒業。
NBA
2019年のNBAドラフトにてワシントン・ウィザーズから一巡目9位指名を受ける。「皆さんやりました。NBAです」と述べた[16]。 2019年6月22日、日本人初となるエア・ジョーダンと契約したことが発表された。 7月6日、サマーリーグにてNBAデビュー。34分の出場で14得点5リバウンド1アシスト2ブロックを記録した。
代表経歴
- 2013年9月イランで行われたバスケットボールアジアU-16選手権に、日本代表として出場、チームの大黒柱として活躍し3位に入り[17]、1998年の田臥勇太世代以来、日本のジュニア代表を15年振りに世界選手権出場に導いた。
- 2014年8月ドバイで行われたU-17世界選手権で日本代表としてアメリカの代表と対戦した。日本代表は高校生のベストメンバーを揃えて臨んだが、122対38の大敗を喫した中で、八村はチームの38点のうち25得点を奪う孤軍奮闘を見せ、試合後のインタビューで八村は「すごく楽しかったです。苦しくないです。楽しくて苦しいんです。」と語っている[18]。八村はこの世界選手権で大会得点王(平均22.6点)を獲得した[4]。
- 2015年にバスケットボール男子日本代表候補に高校生選手としては唯一選ばれている[3][19]。代表の長谷川健志監督は「高校生離れしている」と語り、4年ぶりに代表候補に復帰した田臥勇太も「能力がある。うらやましい」と語っている[20]。
- 2018年6月、韓国との強化試合で代表デビュー。
個人成績
略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
大学
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016–17 | ゴンザガ大学 | 28 | 0 | 4.6 | .528 | .286 | .542 | 1.4 | .1 | .2 | .1 | 2.6 |
2017–18 | ゴンザガ大学 | 37 | 2 | 20.7 | .568 | .192 | .795 | 4.7 | .6 | .5 | .5 | 11.6 |
2018–19 | ゴンザガ大学 | 37 | 37 | 30.2 | .591 | .417 | .739 | 6.5 | 1.5 | .9 | .7 | 19.7 |
Career | 102 | 39 | 19.7 | .579 | .316 | .746 | 4.4 | .8 | .6 | .5 | 12.1 |
人物
米国メディアの取材記事によれば、幼少期は野球少年で、イチローに憧れていた[21]。中学に入りどの部にも所属していなかった事から、友人からバスケットボールを勧められる。八村は、当時バスケットボールのルールも知らなかったために興味を持たず、断っていたが、あまりの熱心さに根負けして、バスケットボール部のテストを受ける。そこでコーチに絶賛され、バスケットボール部に転部した。
Sports Graphic Numberの取材で、好きな選手はミルウォーキー・バックスのジャバリ・パーカーとヤニス・アデトクンボ、ヒューストン・ロケッツのカーメロ・アンソニー、そしてデンバー・ナゲッツのエマニュエル・ムディエイと答えている[22]。
脚注
- ^ “Rui Hachimura”. NBADraft.net (2018年). 2019年7月11日閲覧。
- ^ “Rui Hachimura”. NBADraft.net (2018年). 2019年7月11日閲覧。
- ^ a b “2018年 ナイキ バスケットボールアカデミー 身体計測結果” (2018年8月10日). 2018年8月10日閲覧。
- ^ a b “夢はNBA!日本バスケ界注目の八村塁!”. person-news.com (2015年8月30日). 2015年8月30日閲覧。
- ^ “八村塁のNCAA進学で期待される未来 最後のウインターカップに懸ける思いとは”. http://sports.yahoo.co.jp/+(2015年12月22日).+2016年1月閲覧。
- ^ “八村塁、イチローに憧れた野球少年が「ルールも知らなかった」バスケを始めた理由”. THE ANSWER. (2019年5月1日) 2019年5月4日閲覧。
- ^ “【男子バスケ】全米も注目!規格外の17歳、八村塁とは何者だ?|バスケットボール|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva” (日本語). 集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva 2018年11月22日閲覧。
- ^ “東日本大震災復興支援 平成24年度全国中学校体育大会 第42回全国中学校バスケットボール大会 公式サイト in 埼玉大会”. saitama.japanbasketball.jp (2012年). 2015年8月30日閲覧。
- ^ “第68回全国高等学校バスケットボール選手権大会(インターハイ)”. JBA (2015年). 2015年8月30日閲覧。
- ^ “JX-ENEOSウインターカップ2015 最終日 明成が3連覇を達成し閉幕” (2015年12月29日). 2016年1月閲覧。
- ^ “West Georgia vs Gonzaga”. gozags.com. Gonzaga Athletics. 2016年11月12日閲覧。
- ^ “Season Box Score”. gozags.com. 2017年4月18日閲覧。
- ^ “2017-18 Gonzaga Men's Basketball Season Box Score”. gozags.com. 2018年3月27日閲覧。
- ^ “NCAA Tournament Bracket - 2018” (英語). ESPN.com. ESPN. 2018年4月12日閲覧。
- ^ “Noles roll: Florida St beats Gonzaga 75-60 in 3rd NCAA upset” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年3月23日). 2018年4月12日閲覧。
- ^ “八村、日本人初の1巡目指名 「やりました。NBAです」”. 日本経済新聞. (2019年6月21日) 2019年6月26日閲覧。
- ^ “第3回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会”. JBA.com (2013年9月). 2015年8月30日閲覧。
- ^ “【WCインタビュー】明成(宮城)八村塁:「すごく楽しかったです。苦しくないです。楽しくて苦しいんです(笑)」”. Jスポーツ (2014年12月30日). 2015年8月30日閲覧。
- ^ “高校生の八村塁が初選出 男子バスケ日本代表候補”. 日刊スポーツ (2015年6月15日). 2015年8月30日閲覧。
- ^ “バスケ八村に田臥が「うらやましい」”. 日刊スポーツ (2015年7月1日). 2015年8月30日閲覧。
- ^ “Gonzaga's Rui Hachimura 'excited' for chance to be first Japanese player taken in first round”. CBSSports.com (2019年4月30日). 2019年5月1日閲覧。
- ^ “目標は「NBAでプレーすること」八村塁、17歳の明るい宣言”. number.bunshun.jp (2015年9月28日). 2019年5月1日閲覧。