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== 経歴 ==
== 経歴 ==

=== 学歴 ===
=== 学歴 ===
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=== 政治家 ===
=== 政治家 ===
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== 脚注 ==
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=== 註釈 ===
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=== 出典 ===
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
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2019年8月3日 (土) 00:41時点における版

韓国瑜
ファイル:Han Kuo-yu(cropped).jpg
生年月日 (1957-06-17) 1957年6月17日（67歳）
出生地 中華民国の旗 中華民国 台湾省台北県中和市
（現・新北市中和区）
出身校 東呉大学
国立政治大学
陸軍軍官学校 (中華民国)
所属政党 中国国民党
配偶者 李佳芬（中国語版）
当選回数 1回
在任期間 2018年12月25日 - 2022年12月25日
中華民国の旗 第2-4期立法委員
在任期間 1993年2月1日 - 2002年1月31日
中華民国の旗 第12期台北県議会議員
在任期間 1990年3月1日 - 1993年1月31日
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韓国瑜
出身地： 中華民国の旗 中華民国（台湾）台北県中和市（現・新北市中和区）
籍貫地： 河南省商丘（中国語版）
各種表記
各種表記（本名）
繁体字： 韓國瑜
簡体字： 韩国瑜
拼音： Hán Guó yú
ラテン字： Han Kuo-yu
台湾語： Hân Kok-jû
和名表記： かん こくゆ
発音転記： ハン グォユィ
テンプレートを表示

韓 国瑜（ハン・グォユィ、かん こくゆ、繁体字中国語: 韓 國瑜、1957年6月17日[1] - ）は中華民国（台湾）の政治家。外省人。現職の高雄市長で、2020年に実施される第15回中華民国総統選挙の中国国民党の正式公認候補。

経歴

学歴

陸軍歩兵学校（中国語版）、東呉大学英文学部を経て、国立政治大学東亜研究科修士課程終了[2]。

政治家

大学卒業後は省立花蓮師範学院や中国文化大学などで教鞭を執っていたが[3][2]、1990年代に台北県議（現在の新北市議会議員）を経て[3]、立法委員を3期務めた[4]。その後は短期間の中和市副市長（現・新北市中和区副区長）を経て[5]、在野で台北農産運銷公司（中国語版）（台北市青果市場）の総経理を務めたり[6]、雲林県でヴィクトリア・アカデミー財団法人（中国語版）を設立する程度で[7]、政治への関りは薄かった。

2018年中華民国統一地方選挙では高雄市長の国民党公認候補となった。当初は泡沫候補とみられていたが[8]、南部出身ながらも就業機会に乏しい地元を去り、台北などの北部に流れた『北漂』と呼ばれる青年たちの不満の受け皿となった[注釈 1]。馬英九ら旧来の国民党主流派と一線を画する反エリート主義的なポピュリストと評され[10]、「庶民総統」を掲げ[11]、国政での蔡政権への失望感も取り込んで瞬く間に支持を伸ばし[12]、民主進歩党の地盤ともいえる高雄市で20年ぶりに国民党系市長となった。その勢いは姓をもじって『韓流』と呼ばれ[13]、2018年の台湾におけるGoogle検索ランキングでも8位となった[14]。

2019年7月15日、翌年の中華民国総統選挙の党内統一公認候補を争う予備選挙にて前新北市長の朱立倫や、鴻海精密工業創業者の郭台銘を大差で破って勝利した。翌年の総統選挙本番では現職総統の蔡英文と対決することが決定された[注釈 2]。

2019年7月28日、国民党の全国代表大会で総統選候補に正式に選出され、「無能な蔡政権を引きずり下ろす」「礼儀正しい紳士的な争いではなく、中華民国と台湾の次世代の生死がかかった戦いとなる」「中華民国を守るのか、滅ぼすのか、台湾海峡危機か、両岸の平和かを選ぶことになる」と演説した[16][17]。

高雄市長

当選後の数か月でシンガポール、マレーシア、香港、マカオ、中華人民共和国を訪問し、市の農産物などを売り込んでいる[18]。

こうしたことから市内各校の模範学生を表彰する行事では市長を批判する中高生が相次いだ[25][26][27][28]。

人物

高雄市長当選直後の駁二動漫祭（高雄市のACG同人イベント）期間中にポケットモンスターの登場人物サトシのコスプレを披露している[29]。

中国語で瑜と魚は同音のため『韓国魚(Korean Fish)』とインターネットでは呼ばれることがあり[30]、数々の風刺漫画で知られる漫画家の韋宗成も取り上げている[31]。

両岸関係

当選直後に香港・マカオを含む訪中では香港行政長官林鄭月娥（キャリー・ラム）と面談するなど、蔡英文政権への警戒を強める中国側でも異例の歓待をみせた[32]。

2019年逃亡犯条例改正案が発生した直後に『よく知らない』とコメントしたことで一層の批判を浴びた[33]。

その他

中天電視のインタビューで『22歳だった1979年に選挙で民進党に投票した。』と答えたが、民進党の結党は1986年であり、民進党支持層および白色テロ犠牲者の歓心を買うものと批判を受けた[34]。

2018年高雄市長選挙

高雄市長選挙得票分布。
2018年高雄市長選挙結果[35][36]
候補者番号 候補者名 政党 得票数 得票率 当落
1 韓国瑜 中国国民党 892,545 53.87%
2 陳其邁 民主進歩党 742,239 44.80%
3 璩美鳳 無所属 7,998 0.48%
4 蘇盈貴 無所属 14,125 0.85%
有権者数 　2,281,338
投票数 　1,677,650
有効票 　1,656,907
無効票 　20,743
投票率 　73.54%

脚注

註釈

  1. ^ 台湾の選挙制度では有権者は現住所ではなく出身地の選挙区で投票する[9]
  2. ^ 総統選で敗れた場合でも市長職は継続するとしている[15]

出典

  1. ^ （繁体字中国語）“市長簡介”. 高雄市政府全球資迅網. 2019年7月15日閲覧。
  2. ^ a b “【ニューリーダー】高雄市”. NNA ASIA (2018年12月24日). 2019年7月14日閲覧。
  3. ^ a b （繁体字中国語）“歷史沿革 > 歷屆議員 > 議員介紹 > 韓國瑜”. 新北市議會. 2019年7月14日閲覧。
  4. ^ （繁体字中国語）“歷屆立委 第4屆 韓國瑜委員”. 中華民国立法院. 2019年7月14日閲覧。
  5. ^ （繁体字中国語）“曾任「中和副市長」 韓國瑜表現老長官大讚”. TVBS (2018年11月15日). 2019年7月14日閲覧。
  6. ^ （繁体字中国語）“北農董事會通過請辭案 韓國瑜：紛擾到此為止”. 自由時報 (2017年3月29日). 2019年7月14日閲覧。
  7. ^ （繁体字中国語）“韓財產逾4千萬 未申報維多利亞學校惹議”. 壹電視/Yahoo奇摩 (2019年6月14日). 2019年7月14日閲覧。
  8. ^ 小笠原 欣幸. “「韓國瑜現象」－ 高雄市長選挙の異変”. 東京外国語大学. 2019年7月15日閲覧。
  9. ^ （繁体字中国語）“《韓國瑜 幫我回家》逼哭北漂族”. 中国時報 (2018年10月10日). 2019年7月14日閲覧。
  10. ^ “台湾野党候補、人気の秘訣は庶民の不満と「愛国心」”. 産経ニュース (2019年7月29日). 2019年7月30日閲覧。
  11. ^ “台湾野党、総統選予備選で世論調査へ　上位２人接戦”. 産経ニュース (2019年7月8日). 2019年7月28日閲覧。
  12. ^ 野嶋剛 (2019年1月15日). “台湾「蔡英文」が最も恐れる男「国民党の反日的言動は支持しない！」 国民党「韓国瑜」高雄市長「日本初」単独インタビュー - 野嶋剛”. BLOGOS. 2019年7月14日閲覧。
  13. ^ “【台湾地方選】「韓流ブーム」起こした国民党、高雄市長に当選、韓国瑜氏（６１）”. 産経新聞社 (2018年11月25日). 2019年7月15日閲覧。
  14. ^ 栖来ひかり (2018年12月15日). “「グーグル流行語」にみる台湾の2018年”. Wedge. 2019年7月14日閲覧。
  15. ^ “国民党予備選勝利の韓高雄市長、市政運営との両立を強調／台湾”. フォーカス台湾 (2019年7月15日). 2019年7月15日閲覧。
  16. ^ “台湾総統選候補、韓国瑜・高雄市長を最終決定　国民党”. 日本経済新聞 (2019年7月28日). 2019年7月28日閲覧。
  17. ^ “親中派の韓国瑜候補、台湾総統選は「スリリングな闘いになる」”. AFPBB (2019年7月28日). 2019年7月28日閲覧。
  18. ^ （繁体字中国語）“半年4度出國？ 傳韓國瑜6月將訪日本 網酸：一直玩一直玩”. 自由時報 (2019年4月3日). 2019年7月15日閲覧。
  19. ^ （繁体字中国語）“高雄引進賽馬場沒望？議員辦賽馬公聽會點出問題”. 民視. 2019年7月14日閲覧。
  20. ^ （繁体字中国語）“韓國瑜的「迪士尼」來高雄了？！網譏：祖國出手實現政見了”. 三立新聞網 (2019年3月21日). 2019年7月14日閲覧。
  21. ^ （繁体字中国語）“打臉韓導！早稻田大學正式回應 無計畫來台設分校”. 自由時報 (2019年4月22日). 2019年7月14日閲覧。
  22. ^ （繁体字中国語）“F1不來了！韓國瑜揭真相「沒像樣的機場」　遭網友打臉”. TVBS (2019年1月26日). 2019年7月14日閲覧。
  23. ^ “高雄市、ポケモンイベ開催へ 早ければ来年2月のランタンフェス期間／台湾”. フォーカス台湾 (2018年12月31日). 2019年7月14日閲覧。
  24. ^ （繁体字中国語）“高雄輕軌二階 韓國瑜堅不埋單”. 中国時報 (2019年1月15日). 2019年7月14日閲覧。
  25. ^ “韓市長ｖｓ学生が激化”. NNA ASIA. 2019年6月26日閲覧。
  26. ^ （繁体字中国語）“高中生寫歌送韓國瑜 批「你說的話就像放屁一樣」”. 民視/Yahoo奇摩 (2019年6月28日). 2019年7月14日閲覧。
  27. ^ （繁体字中国語）“模範生嗆韓！ 韓粉「肉搜他媽」搞錯人辱罵”. 壹電視/Yahoo奇摩 (2019年6月27日). 2019年7月14日閲覧。
  28. ^ （繁体字中国語）“韓國瑜上台頒獎屢遭酸 阿扁讚學生獨立思考”. 民視/Yahoo奇摩 (2019年6月28日). 2019年7月14日閲覧。
  29. ^ （繁体字中国語）“韓國瑜Cos小智因為「他」　聽製作人一句話點頭”. 三立新聞網 (2018年12月16日). 2019年7月14日閲覧。
  30. ^ （繁体字中国語）“影》宋楚魚變「韓國魚」 旗津攤商業績長近10倍”. 中国時報 (2018年12月7日). 2019年7月15日閲覧。
  31. ^ （繁体字中国語）“2018六都爭覇 1124 結果一覽”. 韋宗成公式Facebook (2018年11月25日). 2019年7月14日閲覧。
  32. ^ “高雄市長を異例歓待　中国、台湾総統選にらみ統一布石”. 東京新聞 (2019年3月7日). 2019年7月15日閲覧。
  33. ^ “台湾野党、総統選で討論会　香港デモ影響で精彩欠く”. 産経新聞社 (2019年6月26日). 2019年7月14日閲覧。
  34. ^ （繁体字中国語）“韓國瑜22歲票投民進黨？陳其邁：別消費白色恐怖受害者”. 民報 Peoplenews (2019年7月9日). 2019年7月15日閲覧。
  35. ^ “逐鹿百里侯 2018九合一選戰特別報導”. 華視. https://event.cts.com.tw/2018vote/#ALL 2019年7月15日閲覧。 
  36. ^ （繁体字中国語）“2018高雄市長即時開票”. ETToday. 2019年7月15日閲覧。

関連項目

外部リンク

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公式
中華民国の旗中華民国
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2019年 -
次代
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