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2019年9月13日 (金) 01:30時点における版
りんくうタウン駅 | |
---|---|
![]() りんくうタウン駅(2019年3月2日) | |
りんくうたうん (南海) RINKŪ-TOWN (JR) Rinkū-town | |
所在地 | 大阪府泉佐野市りんくう往来北1 |
所属事業者 |
南海電気鉄道(南海) 西日本旅客鉄道(JR西日本)[* 1] |
電報略号 |
リンクウ(南海) リク(JR西日本) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
(南海)5,866人/日 (JR西日本)3,271人/日(降車客含まず) -2017年- |
乗降人員 -統計年度- |
(南海)11,521人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1994年(平成6年)6月15日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■ 南海空港線 |
駅番号 | NK 31 |
キロ程 |
1.9km(泉佐野起点) 難波から35.9 km |
◄NK30 泉佐野 (1.9 km) (6.9 km) 関西空港 NK32► | |
所属路線 |
![]() |
駅番号 | JR-S46 |
キロ程 |
4.2km(日根野起点) 天王寺から39.1 km |
◄JR-S45 日根野 (4.2 km) (6.9 km) 関西空港 JR-S47► | |
備考 | 共同使用駅(南海の管轄駅) |
配線図 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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|
りんくうタウン駅(りんくうタウンえき)は、大阪府泉佐野市りんくう往来北にある、南海電気鉄道(南海)・西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。JR西日本の駅番号はJR-S46、南海電気鉄道の駅番号はNK31。
概要
関西国際空港の対岸にあり、同港の開港に合わせて開発された副都心、りんくうタウンの中心部に位置している。南海電気鉄道の空港線と、JR西日本の関西空港線が乗り入れている。駅番号として南海の駅にはNK31、JR西日本の駅にはJR-S46が付与されている。
両社の共同使用駅である。JR西日本は関西空港駅が、南海は泉佐野駅が、それぞれ当駅を管理しているが、駅業務全般は南海が行っている。JR西日本のみどりの窓口も設置されているが、業務はJR西日本交通サービスに委託されている。
当駅 - 関西空港駅間は特定運賃が適用されており、JR西日本、南海[2]ともに大人370円・小児180円である。また、券売機はJR西日本と南海電鉄とで別々に設けられているが、改札口は共用しているため、当駅 → 関西空港駅間の利用に限り、相互の普通乗車券で関西空港駅ではどちらの改札口でも係員に申告することなくそのまま出場できる制度がある[3]。ただし、定期券・回数券・特別企画乗車券・株主優待割引券(JR西日本)などの場合はこの制度は適用されない。また、南海電鉄の株主優待乗車証では当駅 - 関西空港駅間は利用できないことになっている。
歴史
- 1994年(平成6年)6月15日:JR関西空港線および南海空港線の開通と同時に、両線の共同使用駅として開業[1]。
- 1995年(平成7年)4月20日:JR関西空港線で関空特快「ウィング」の運転を開始。同列車の停車駅となる(1999年5月10日廃止)。
- 2003年(平成15年)
- 2006年(平成18年)7月1日:南海でICカード「PiTaPa」の利用が可能となる。
- 2012年(平成24年)4月1日:南海で駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。
- 2018年(平成30年)
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅。2階にある改札およびコンコースおよびトイレは、JR西日本と南海とで共用している。自動改札機は、後述のSuica・TOICA・SUGOCA専用改札機(外観が青と黒で、磁気乗車券を通せない構造となっている ※2013年3月22日で終了)以外は南海のものであるが、JR線利用者のために、1999年2月26日から2009年3月1日まではJスルーカードの処理も可能となっていた。
ホームは3階にあり、外側の2線(1・4番線)を南海が、内側の2線(2・3番線)をJR西日本が、それぞれ使用している。
当駅は南海の管轄駅であるため、構内のサイン類は南海の様式で統一されている。JR西日本のりばの駅名標は、JR西日本の標準フォーマットを踏襲しながらも、寸法が異なる(裏面に南海の駅名標があるため)などの違いがある。なお、開業当初、JRの駅名標は隣駅の表記が平仮名ではなく漢字であったが、他のJR西日本の駅と同様の平仮名表記のものに更新されている。自動放送もJR西日本も含めて南海の様式となっている。現在、当駅の唯一の通過列車はJR西日本の関空特急「はるか」のみであるが、「はるか」通過時も他の南海の駅で列車通過時に鳴るサイレン風のサウンドが鳴る。なお、発車標は南海、JR西日本それぞれのものが設置されている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ![]() |
下り | ![]() |
2 | ![]() | ||
3 | 上り | 大阪・和歌山(日根野のりかえ)方面 | |
4 | ![]() |
なんば・和歌山市(泉佐野のりかえ)方面 |
-
プラットホーム(2007年3月17日)
-
JRの駅名標(2018年9月)
ICカード乗車券の取り扱い
南海がPiTaPaを導入する前は、JR線をICカード乗車券(ICOCA、JR東日本のSuica、およびスルッとKANSAIのPiTaPa)で乗車する場合、JR西日本が設置する専用の自動改札機を利用する必要があった。
2006年7月1日の南海のPiTaPa導入と同時にICOCAが利用可能になったことにより、南海の改札機にICカードリーダーが設置され、PiTaPaおよびICOCAの使用が可能となった。しかし、従来のICカード乗車券用改札機は同日よりICOCA・PiTaPaの使用が不可となり、Suica専用となった。この改札機は、後にTOICA(JR東海)とSUGOCA(JR九州)の使用も可能となった。これらのカードで入場した場合、南海線に乗車できなかった(2013年3月22日まで)。
南海・JRの他の駅からICOCAまたはPiTaPa(2013年3月23日からは「全国相互利用サービス」対応の各カードも)を利用して乗車し、当駅で南海とJRの乗り換えを行う場合は、駅改札内コンコースに設置されたIC乗り換えカードリーダーを用いる必要がある。なお、SuicaまたはTOICA、SUGOCAを利用して乗り換える場合は、いったん改札口から出場して再入場しなければならなかった(2013年3月22日まで)。
ICカードへのチャージは、改札内ではJRの自動精算機でできる。改札外では、2006年6月30日まではJR窓口のみで、同年7月1日以降はPiTaPa・ICOCAに限りJR・南海両社の窓口で(SuicaはJR窓口のみで)対応していたが、2007年4月1日以降は南海のピンク色の自動券売機でもPiTaPa・ICOCAへのチャージができるようになっており、さらに同年4月にはJRのICカード対応自動券売機も設置され、改札外でPiTaPa・ICOCA・Suica・TOICA・SUGOCAの5種類のICカード(2013年3月23日からは「全国相互利用サービス」対応の各カードも)へのチャージが機械操作だけでできるようになった。
2013年3月23日の相互利用拡大後は、JR・南海の双方でSuica・TOICA・SUGOCAに加え、Kitaca(JR北海道)・PASMO(関東圏私鉄・公営交通等)・manaca(名古屋鉄道・名古屋市交通局等)・はやかけん(福岡市交通局)・nimoca(西日本鉄道等)も利用可能となった。これにより、Suica・TOICA・SUGOCA専用改札は使用を停止した。
2017年7月15日に和歌山市駅の南海とJRの改札口が分離されたことにより、乗車経路が特定できるようになったため、紀勢本線の紀和駅に簡易ICカード読み取り機が、和歌山市駅のJR側の改札口にICカード対応の自動改札機が設置、JRでの当駅から紀和駅および和歌山市駅までのICカード乗車が可能になった。
-
Suica・TOICA・SUGOCA専用改札機(2011年3月17日)2013年3月22日で利用終了。
-
PiTaPa・ICOCA用改札機(2011年3月17日)2013年3月23日からは「全国相互利用サービス」対応の各カードも利用可能。
-
自動改札ICカード案内(2011年3月17日)2013年3月22日までのもの。
-
乗換改札機案内(2011年3月17日)2013年3月22日までのもの。
-
乗換改札機外観(2011年3月17日)2013年3月22日までのもの。
-
IC乗り換え改札機
(2013年11月) -
自動改札全体
(2013年11月)
利用状況
- 南海電気鉄道 - 2017年(平成29年)度の1日平均乗降人員は11,521人である。
- JR西日本 - 2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は3,271人である。
駅開業後の1日平均乗降・乗車人員推移は以下の通り。
年度 | 南海電気鉄道 | JR西日本 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
順位 | 1日平均 乗車人員 | ||
1994年 | 4,118 | 2,039 | - | 919 | [9] |
1995年 | 4,271 | 2,085 | - | 1,280 | [10] |
1996年 | 5,112 | 2,517 | - | 1,685 | [11] |
1997年 | 5,756 | 2,919 | - | 1,969 | [12] |
1998年 | 5,905 | 3,040 | - | 2,136 | [13] |
1999年 | 5,881 | 3,051 | - | 2,034 | [14] |
2000年 | 6,704 | 3,480 | - | 2,439 | [15] |
2001年 | 6,896 | 3,579 | - | 2,569 | [16] |
2002年 | 6,764 | 3,507 | - | 2,580 | [17] |
2003年 | 6,432 | 3,354 | - | 2,334 | [18] |
2004年 | 6,505 | 3,383 | - | 2,410 | [19] |
2005年 | 6,625 | 3,449 | - | 2,364 | [20] |
2006年 | 7,203 | 3,737 | - | 2,417 | [21] |
2007年 | 7,931 | 4,108 | - | 2,552 | [22] |
2008年 | 8,335 | 4,333 | - | 2,633 | [23] |
2009年 | 7,928 | 4,103 | - | 2,522 | [24] |
2010年 | 8,062 | 4,166 | - | 2,460 | [25] |
2011年 | 7,821 | 4,018 | 37位 | 2,392 | [26] |
2012年 | 8,286 | 4,277 | 35位 | 2,623 | [27] |
2013年 | 8,601 | 4,430 | 34位 | 2,663 | [28] |
2014年 | 8,850 | 4,541 | 31位 | 2,753 | [29] |
2015年 | 9,688 | 4,952 | 27位 | 2,988 | [30] |
2016年 | 10,468 | 5,316 | 27位 | 3,112 | [30] |
2017年 | 11,521 | 5,866 | 25位 | 3,271 | [31] |
駅周辺
公共施設
医療施設
- りんくう綜合医療センター
- 大阪府泉州救命救急センター
- 市立泉佐野病院感染症センター
商業施設
- りんくうパピリオ:りんくうタウン駅ビルの商業施設
- りんくうプレジャータウンSEACLE
- りんくうプレミアム・アウトレット
- イオンモールりんくう泉南
- ヤマダ電機テックランド 大阪りんくう店
- ニトリ りんくう店
宿泊施設
学校
その他
バス路線
駅前のバスターミナルから発着する。
- 1番のりば
- 2番のりば
- 南海ウイングバス南部
- A1 ワシントンホテル方面
- A2 イオンモールりんくう泉南方面方面
- 和歌山バス那賀
- 特急 岩出駅方面
- 南海ウイングバス南部
- 高速バスのりば
- 西日本ジェイアールバス
- あじさい観光バス
- 池袋サンシャインシティ文化会館・船橋駅・船橋バスターミナル[32])
- あじさい観光バス・Traffic Comfort(田辺観光バス)
- おんせんバス 田辺下万呂・海鮮せんべい南紀・白浜温泉ホテル群
隣の駅
注釈・脚注
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、27頁。
- ^ 南海電鉄の小児運賃は大人の半額かつ10円未満切り上げが原則だが、当駅 - 関西空港駅間についてはJR西日本に合わせて例外で切り捨てとしている。
- ^ 当駅 → 関西空港駅間の利用に限り、JR西日本(南海)の普通乗車券で南海(JR西日本)の列車に乗車できる「特別乗車」が認められている。なお、逆に関西空港駅 → りんくうタウン駅間ではこの制度はない。
- ^ 全長89mのタンカー、関空連絡橋に衝突 強風で流され 朝日新聞 2018年9月4日
- ^ 関空、冠水で孤立…「帰れない」3000人困惑 読売新聞 2018年9月4日
- ^ “関西空港線の運転について:JR西日本”. 西日本旅客鉄道. 2018年9月7日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “りんくうタウン駅まで鉄道再開へ|NHK 関西のニュース”. NHK NEWS WEB 2018年9月7日閲覧。
- ^ “関空鉄道、2週間ぶり再開 旅客便運航回復前にアクセス大幅改善”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年9月18日) 2018年9月18日閲覧。
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 高速バスの運行を開始します!!(あじさい観光バス・Facebook)
関連項目
外部リンク
- りんくうタウン駅 - 南海電鉄
- りんくうタウン駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道