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== 概要 ==
== 概要 ==
3歳の頃、親からピアノを与えられ、ヤマハ音楽教室に連れて行かれたことが音楽に触れたきっかけ。小学生で音楽教室を辞め、高校生までは[[岩下哲也]]に師事し、多重録音やシンセサイザーの使い方を学ぶ。<ref name=":0">{{Cite journal|author=|date=2013年10月1日|title=匠の履歴書vol.39|journal=Keyboard Magazine 2013年10月号 AUTUMN NO.382|volume=|page=178-183頁|ISSN=1344-6371|出版社=株式会社リットーミュージック}}</ref> 高校生の頃に作曲家を志す。[[1985年]]、[[神奈川県|神奈川]]芸術祭合唱曲作曲コンクールにて入賞。[[東京芸術大学|東京藝術大学]]作曲科へ入学後、[[佐藤眞]]・[[青島広志]]に師事し現代音楽を学ぶ。<ref>{{Cite journal|author=|year=|date=2015年9月1日|title=behind the scene~映像を音で彩る作曲家たち|journal=Sound & Recording Magazine 2015年9月号|volume=第34巻|issue=第9号 通巻412号|page=98-103|publisher=株式会社リットーミュージック|ISSN=1344-6398}}</ref> 在学中の[[1989年]]に、日本現代音楽協会新人賞を受賞。大学卒業後に[[編曲家|アレンジャー]]としての活動を開始。[[1999年]]に、[[小泉洋]]('''Hiroshi'''。[[ギター]]、作曲担当)、[[岡本早由]]('''Sayori'''、後に'''Hiyoko'''に改名。[[ボーカル]]、作詞担当)との音楽ユニット「Smart Drug」に参加し、'''Taque'''の名義で[[キーボード (楽器)|キーボード]]と編曲を担当。[[2002年]]までに、3枚のCDをリリースする。現在は[[アニメーション]]の[[劇伴]]を中心に[[作曲家|コンポーザー]]・アレンジャーとして活動している。
3歳の頃、親からピアノを与えられ、ヤマハ音楽教室に連れて行かれたことが音楽に触れたきっかけ。小学生で音楽教室を辞め、高校生までは[[岩下哲也]]に師事し、多重録音やシンセサイザーの使い方を学ぶ。<ref name=":0">{{Cite journal|author=|date=2013年10月1日|title=匠の履歴書vol.39|journal=Keyboard Magazine 2013年10月号 AUTUMN NO.382|volume=|page=178-183頁|issn=1344-6371|出版社=株式会社リットーミュージック}}</ref> 高校生の頃に作曲家を志す。[[1985年]]、[[神奈川県|神奈川]]芸術祭合唱曲作曲コンクールにて入賞。[[東京芸術大学|東京藝術大学]]作曲科へ入学後、[[佐藤眞]]・[[青島広志]]に師事し現代音楽を学ぶ。<ref>{{Cite journal|author=|year=|date=2015年9月1日|title=behind the scene~映像を音で彩る作曲家たち|journal=Sound & Recording Magazine 2015年9月号|volume=第34巻|issue=第9号 通巻412号|page=98-103|publisher=株式会社リットーミュージック|issn=1344-6398}}</ref> 在学中の[[1989年]]に、日本現代音楽協会新人賞を受賞。大学卒業後に[[編曲家|アレンジャー]]としての活動を開始。[[1999年]]に、[[小泉洋]]('''Hiroshi'''。[[ギター]]、作曲担当)、[[岡本早由]]('''Sayori'''、後に'''Hiyoko'''に改名。[[ボーカル]]、作詞担当)との音楽ユニット「Smart Drug」に参加し、'''Taque'''の名義で[[キーボード (楽器)|キーボード]]と編曲を担当。[[2002年]]までに、3枚のCDをリリースする。現在は[[アニメーション]]の[[劇伴]]を中心に[[作曲家|コンポーザー]]・アレンジャーとして活動している。


『[[R.O.D]]』のDVD8巻目に収録されたオーディオコメンタリーに出演した際に監督の[[舛成孝二]]、脚本家の[[倉田英之]]から「イケメン作曲家」と称された。また、フジテレビ系列テレビドラマ『[[古畑任三郎]]』第3シーズン第33回「[[古畑任三郎のエピソード一覧|絶対音感殺人事件]]」(初回放送日1999年5月18日)に指揮者役としてゲスト出演したことがある。
『[[R.O.D]]』のDVD8巻目に収録されたオーディオコメンタリーに出演した際に監督の[[舛成孝二]]、脚本家の[[倉田英之]]から「イケメン作曲家」と称された。また、フジテレビ系列テレビドラマ『[[古畑任三郎]]』第3シーズン第33回「[[古畑任三郎のエピソード一覧|絶対音感殺人事件]]」(初回放送日1999年5月18日)に指揮者役としてゲスト出演したことがある。
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== 人物・作風 ==
== 人物・作風 ==
画とセリフと自らの音楽が、時に主従を違え互いを引き立たせ合うような映像作品を作りたい旨を頻繁に発言しており<ref>{{twitter status|taque68|375917428460371968}}</ref><ref>{{twitter status|taque68|375917478573899778}}</ref> 、(作曲担当の岩崎が)「勝手にやりますよ」と言って曲を作るにしても、監督や音響監督が何を考えているかわかったうえでやりたい<ref>TVアニメ『ベン・トー』オリジナルサウンドトラック ライナーノーツ「特別対談 岩崎琢×板垣伸」より。</ref>、音楽で5%でも10%でも付加価値をつけられるのであれば、作曲以外のことも関わりたい、監督や音響監督・脚本家ともコミュニケーションを取り共同作業を行いたいと語っている<ref>{{Cite journal|author=|year=|date=2013年3月28日|title=|journal=リスアニ!|volume=Vol.12.1|issue=M-ON! ANNEX 通巻566号|page=38-44頁|publisher=株式会社エムオン・エンタテインメント|ISBN=978-4-7897-7189-4}}</ref>。実際、アニメ『刀語』の頃から[[映像編集|MA]]の現場に顔を出すようになったという<ref name=":0" />。
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== 音楽作品 ==
== 音楽作品 ==

2020年1月25日 (土) 05:49時点における版

岩崎 琢
生誕 (1968-01-21) 1968年1月21日(56歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
学歴 東京藝術大学作曲科
ジャンル 劇伴
映画音楽
ゲームミュージック
職業 作曲家
編曲家
担当楽器 ピアノ
キーボード
事務所 有限会社 オフィス・ウィズアウト

岩崎 琢 (いわさき たく、1968年1月21日 - )は、東京都出身の日本作曲家編曲家血液型はB型[1]

概要

3歳の頃、親からピアノを与えられ、ヤマハ音楽教室に連れて行かれたことが音楽に触れたきっかけ。小学生で音楽教室を辞め、高校生までは岩下哲也に師事し、多重録音やシンセサイザーの使い方を学ぶ。[2] 高校生の頃に作曲家を志す。1985年神奈川芸術祭合唱曲作曲コンクールにて入賞。東京藝術大学作曲科へ入学後、佐藤眞青島広志に師事し現代音楽を学ぶ。[3] 在学中の1989年に、日本現代音楽協会新人賞を受賞。大学卒業後にアレンジャーとしての活動を開始。1999年に、小泉洋Hiroshiギター、作曲担当)、岡本早由Sayori、後にHiyokoに改名。ボーカル、作詞担当)との音楽ユニット「Smart Drug」に参加し、Taqueの名義でキーボードと編曲を担当。2002年までに、3枚のCDをリリースする。現在はアニメーション劇伴を中心にコンポーザー・アレンジャーとして活動している。

R.O.D』のDVD8巻目に収録されたオーディオコメンタリーに出演した際に監督の舛成孝二、脚本家の倉田英之から「イケメン作曲家」と称された。また、フジテレビ系列テレビドラマ『古畑任三郎』第3シーズン第33回「絶対音感殺人事件」(初回放送日1999年5月18日)に指揮者役としてゲスト出演したことがある。

2013年1月29日、自身のソロライブイベントとして"Taque Iwasaki Live 2013 First solo live event Soundtrack to the streets vol.1"が東京都内のクラブにて開催された。『ヨルムンガンド』を筆頭に、手がけてきた作品のサウンドトラックをDJ形式や演奏で披露した[4]

人物・作風

画とセリフと自らの音楽が、時に主従を違え互いを引き立たせ合うような映像作品を作りたい旨を頻繁に発言しており[5][6] 、(作曲担当の岩崎が)「勝手にやりますよ」と言って曲を作るにしても、監督や音響監督が何を考えているかわかったうえでやりたい[7]、音楽で5%でも10%でも付加価値をつけられるのであれば、作曲以外のことも関わりたい、監督や音響監督・脚本家ともコミュニケーションを取り共同作業を行いたいと語っている[8]。実際、アニメ『刀語』の頃からMAの現場に顔を出すようになったという[2]

音楽作品

アニメ

ドラマ

映画

ゲーム

舞台

プロデュース

その他

ライブイベント・出演

  • 2013年1月29日 - "Taque Iwasaki Live 2013 First solo live event Soundtrack to the streets vol.1"(東京都渋谷区 Under dear Lounge)
  • 2013年4月5日 - "Taque Iwasaki Soundtrack to the streets vol.2"(渋谷区 Under dear Lounge)
  • 2015年4月11日 - Taque Iwasaki "Soundtrack to the streets vol.3"(渋谷区 LIVE-BAR-The DOORS)[12]
  • 2015年10月20日- "Taque Iwasaki LE GRAND PIANO Vol.1"(東京オペラシティ リサイタルホール)[13]
  • 2017年9月23日 - Taque Iwasaki "Soundtrack to the streets vol.4"(渋谷区 原宿クエストホール)[14]

他、トークイベント、伴奏等多数。

出典

  1. ^ taque68のツイート(96601472971718656)
  2. ^ a b “匠の履歴書vol.39”. Keyboard Magazine 2013年10月号 AUTUMN NO.382: 178-183頁. (2013年10月1日). ISSN 1344-6371. 
  3. ^ “behind the scene~映像を音で彩る作曲家たち”. Sound & Recording Magazine 2015年9月号 (株式会社リットーミュージック) 第34巻 (第9号 通巻412号): 98-103. (2015年9月1日). ISSN 1344-6398. 
  4. ^ 数々の傑作アニメサントラを手掛ける岩崎琢がライブイベントを開催!”. リッスンジャパン (2013年1月13日). 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月16日閲覧。
  5. ^ taque68のツイート(375917428460371968)
  6. ^ taque68のツイート(375917478573899778)
  7. ^ TVアニメ『ベン・トー』オリジナルサウンドトラック ライナーノーツ「特別対談 岩崎琢×板垣伸」より。
  8. ^ リスアニ! (株式会社エムオン・エンタテインメント) Vol.12.1 (M-ON! ANNEX 通巻566号): 38-44頁. (2013年3月28日). ISBN 978-4-7897-7189-4. 
  9. ^ STAFF/CAST”. 魔法科高校の劣等生 来訪者編. 2019年10月6日閲覧。
  10. ^ CiNii 図書 - 神奈川芸術祭合唱曲作曲コンクール入選曲集”. CiNii. 2016年7月6日閲覧。
  11. ^ takuiwasaki of Office Without”. www.officewithout.com. 2018年4月20日閲覧。
  12. ^ 2015.4.11 岩崎琢|キャピタルヴィレッジ”. 2016年7月6日閲覧。
  13. ^ 2015.10.20 ■岩崎琢 Taque Iwasaki LE GRAND PIANO Vol.1|キャピタルヴィレッジ”. 2017年11月26日閲覧。
  14. ^ 2017.9.23 岩崎琢 Soundtrack to the streets vol.04”. 2017年9月26日閲覧。

外部リンク