「守谷駅」の版間の差分
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2020年2月14日 (金) 22:43時点における版
守谷駅 | |
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もりや Moriya | |
所在地 | 茨城県守谷市中央 |
所属事業者 |
関東鉄道(駅詳細) 首都圏新都市鉄道(駅詳細) |
守谷駅(もりやえき)は、茨城県守谷市中央にある、関東鉄道・首都圏新都市鉄道の駅である。
関東鉄道の常総線と、首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレスが乗り入れ、接続駅となっている。つくばエクスプレスの駅には「15」の駅番号が付与されている。
概要
当駅は守谷市の代表駅であり、同市中心市街地の最寄り駅である。
当駅は関東鉄道常総線と首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの乗り換え駅であり、東西南北へ路線が伸びる結節点となっている。
歴史
- 1913年(大正2年)11月1日:常総鉄道開業と同時に北相馬郡守谷町大字守谷字新町甲2215番地2に設置[1]。
- 1945年(昭和20年)3月30日:筑波鉄道(初代)との合併により、常総筑波鉄道の駅となる[1]。
- 1965年(昭和40年)6月1日:常総筑波鉄道と鹿島参宮鉄道との合併により、関東鉄道常総線の駅となる[2]。
- 1983年(昭和58年)5月31日:南守谷駅 - 当駅 - 新守谷駅間が複線化される[3]。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2007年(平成19年)3月18日:つくばエクスプレスでICカード「PASMO」の利用が可能となる。
- 2009年(平成21年)3月14日:常総線でICカード「PASMO」の利用が可能となる[3]。
- 2010年(平成22年)2月27日:町名変更及び地番整理事業により、関東鉄道の駅が守谷市中央二丁目18番地3、つくばエクスプレスの駅が守谷市中央四丁目9番地とそれぞれ住所の表記が変更となる。
- 2018年(平成30年)3月17日:つくばエクスプレスの守谷駅において追越設備の供用を開始[7][8]。
駅構造
- 1階:関東鉄道常総線ホーム
- 2階:関東鉄道常総線・つくばエクスプレス改札口
- 3階:つくばエクスプレスホーム
両社間には連絡改札はないものの、双方とも同じ階に改札口がある。また、連絡コンコースには屋根があるが、中央に大きな空洞を設けたデザインとなっている。
関東鉄道
関東鉄道 守谷駅 | |
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駅舎(2008年9月2日) | |
もりや Moriya | |
◄南守谷 (2.2 km) (1.8 km) 新守谷► | |
所在地 | 茨城県守谷市中央2-18-3 |
所属事業者 | 関東鉄道 |
所属路線 | 常総線 |
キロ程 | 9.6 km(取手起点) |
駅構造 | 2面4線 |
ホーム | 地上駅(橋上駅) |
乗降人員 -統計年度- |
14,021人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)11月1日[1] |
開業時は単式・島式ホーム2面3線を有する地上駅であったが、つくばエクスプレス建設工事に伴い一時的に3番線を撤去していた。その後、島式ホーム2面4線の構造になり、新たに橋上駅舎となり、自動改札機も導入された。定期券発売駅。
ユニバーサルデザインの観点では、エスカレーター4基、エレベーター2基のほか、茨城県内では初となるオープンカウンター式の有人改札通路が設置されている。 2007年(平成19年)11月には、冷暖房完備の待合室が上下線ホームに設置された。
のりば
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | ■常総線 | 戸頭・取手方面 |
3・4 | 水海道・下妻・下館方面 |
- 2・3番線が本線、1・4番線が副本線(待避線)である。
- 単線区間からのワンマン列車の折り返し駅である。
- 快速列車が設定された当初は、普通列車の接続を行っていた。
- 関東・東北豪雨被害のため、一時的に取手駅 - 当駅間のみで運行されていた。また、車両の避難も行われた。
-
連絡コンコースから見た常総線守谷駅
-
プラットホーム
首都圏新都市鉄道
首都圏新都市鉄道 守谷駅 | |
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駅舎(2008年9月2日) | |
もりや Moriya | |
◄14 柏たなか (5.7 km) (6.6 km) みらい平 16► | |
所在地 | 茨城県守谷市中央四丁目9 |
駅番号 | 15 |
所属事業者 | 首都圏新都市鉄道 |
所属路線 | つくばエクスプレス |
キロ程 | 37.7 km(秋葉原起点) |
電報略号 | モリ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
25,461人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 2005年(平成17年)8月24日[6] |
備考 | 駅務管理所所在駅 |
島式ホーム2面4線を有する高架駅。定期券発売駅。内側2線(2・3番線)よりつくば方面へはつくばエクスプレス総合基地への入出庫線を兼ねた折り返し線が延びている(朝の一部の上り当駅始発列車は4番線からも発車)。開業当初は当駅での速達列車の待避は構造上不可能であったが、待避設備を設置する工事が2014年より行われ[9]、2018年3月17日に待避設備の供用を開始した[7][8]。下りホーム上には冷暖房完備と自動販売機がある待合室が設置されている。
駅務管理所所在駅であり、守谷駅務管理所として流山セントラルパーク駅 - 当駅間を管理している。つくばエクスプレス最大の拠点駅であるため、駅舎2階に駅務管理所と乗務管理所、乗務員宿泊施設などが設置されており、1階には入社式などを催すことができる唯一の社内施設(ホール)が設置されている。同じく1階には自家発電装置が備えつけられ、緊急時には本社に代わり指令室を補助する。
直流電化区間の終点であり、つくばエクスプレス総合基地の隣接駅であることから、普通列車の過半数と区間快速の一部は当駅が始発・終点となっている。以前は快速の一部に当駅始発・終点のものが存在した。当駅始発の普通列車は主に3番線発(一部4番線発)、区間快速は4番線発(一部3番線発)となっている。
当駅を出発し、本線上を北進すると、次のみらい平駅との間に、デッドセクション(直流1500V・交流20000V(50Hz)の、直流・交流接続)がある。
のりば
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | つくばエクスプレス | つくば方面 |
3・4 | 流山おおたかの森・北千住・秋葉原方面 |
2番ホームは2018年3月17日に追越設備が供用されるまでは降車専用であった[8]。
-
改札口
-
プラットホーム
当駅における輸送上の特徴
当駅は前述のように、関東鉄道常総線と首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの2路線が乗り入れ、両路線共、運行上の拠点駅である。
関東鉄道常総線
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス
- 上り(流山おおたかの森・北千住・浅草・秋葉原方面)
- 日中は概ね1時間に、つくば発の快速電車、区間快速電車、普通電車各2本と、当駅始発の普通電車2本、計8本の電車が停車する[11]。
- 下り(みらい平・みどりの・つくば方面)
- 日中は概ね1時間につくば行の快速電車、区間快速電車、普通電車の各2本と、当駅止の普通電車、計8本の電車が停車する[11]。
利用状況
- 首都圏新都市鉄道 - 2018年度の1日平均乗車人員は25,461人である[12]。
- 全線において秋葉原駅・北千住駅・南流山駅・流山おおたかの森駅に次いで第5位である。東京都心方面への通勤客が多い。
- 関東鉄道 - 2017年度の1日平均乗降人員は14,021人である[13]。
開業以来の1日平均乗車・乗降人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 首都圏 新都市鉄道 |
関東鉄道 | |
---|---|---|---|
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 | ||
2003年(平成15年) | 未開業 | 2,622 | |
2004年(平成16年) | 2,590 | ||
2005年(平成17年) | 12,191 | 6,389 | |
2006年(平成18年) | 15,715 | 10,035 | |
2007年(平成19年) | 18,668 | 11,327 | |
2008年(平成20年) | 20,199 | 11,603 | |
2009年(平成21年) | 21,374 | 11,863 | |
2010年(平成22年) | 22,182 | 11,692 | |
2011年(平成23年) | 22,644 | 11,552 | |
2012年(平成24年) | 23,709 | 12,275 | |
2013年(平成25年) | 24,326 | 12,889 | |
2014年(平成26年) | 23,575 | 13,922 | |
2015年(平成27年) | 24,066 | 13,973 | |
2016年(平成28年) | 24,516 | 15,151 | |
2017年(平成29年) | 24,959 | 14,021 | |
2018年(平成30年) | 25,461 |
駅周辺
かつての市街地の西端(常総線東側が旧通称栄町・西側が旧通称海老原町)にあたり、住宅や商店が建ち並んでいたが、つくばエクスプレス建設に伴う再開発により区画整理が行われ、旧来の建物は撤去された。つくばエクスプレス開業後は、ひがし野地区から国道294号にかけてマンションや戸建て住宅、商業ビルの建設が進んでいる。旧市街地の中心部は南東の本町地区であり、つくばエクスプレス開業後も銚子街道沿いに古い街並を残している。
東西に2つずつ出入口があり、北西が「中央西口」、南西が「土塔口」、北東が「中央東口」、南東が「八坂口」となっている。土塔は南西出口近辺の旧小字(2010年2月26日まで使用)であり、高架下の交差点名。八坂は南東にある八坂神社に因む。守谷市役所や常総ニュータウン各地区、パークシティ守谷、ヒルズ美園は駅からやや離れた場所にある。
駅構内
- 首都圏新都市鉄道守谷事務所
- TX AVENUE守谷 - テナントの詳細は当該記事を参照。
- ファミリーマートTX守谷駅店
- 関鉄ミニショップ
- マツモトキヨシ守谷駅店
- 筑波銀行ATM
西側
東側
- 中央東口(中央二丁目・松並・ひがし野一丁目方面)
- 駅前ロータリー・バス停留所
- 東横インつくばエクスプレス守谷駅前
- Ours MORIYA
- 八坂口(本町・ひがし野二・三丁目・みずき野方面)
- 守谷駅東自転車駐車場
- 守谷市立守谷小学校
- 北園森林公園
- 守谷城址公園
- 守谷市保健センター・仲町行政サービスセンター
- 守谷郵便局
- 守谷八坂神社
バス路線
関東鉄道がほぼ全ての路線を運行する。バスは中央西口(守谷駅西口)と中央東口(守谷駅東口)のロータリーに乗り入れる。西口に守谷市西部と常総市・坂東市方面、東口に守谷市東部とつくばみらい市方面の路線バスが発着する。その他、守谷市とつくばみらい市のコミュニティバス、特定日に運行される深夜バス、近隣企業の送迎バスが発着する。
守谷駅西口
- 西口1番のりば
- 西口2番のりば
- 新守谷駅
- 小絹中学校(深夜バス)
- 西口3番のりば
- 美園循環
守谷駅東口
その他
- 第51回鉄道建築協会賞作品部門の国土交通省鉄道局長賞(グランプリ)を受賞した。
ロケ地
ドラマ
映画
CM
- ネイチャーメイド(大塚製薬) - 常総線ホームで撮影が行われている。
隣の駅
- 首都圏新都市鉄道
- つくばエクスプレス
脚注
記事本文
注釈
- ^ 水海道駅で同一ホーム対面乗り換えとなる。列車の行先案内には、水海道乗り換え下館行と案内されている。
出典
- ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 9頁
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 10頁
- ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 11頁
- ^ 自由通路を見学した守谷市内の中学生22名により、一般公募に寄せられた名称の中から制定した。(広報もりや 2005年5月号(No.491))
- ^ 広報もりや 2005年5月号(No.491)
- ^ a b 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 23頁
- ^ a b "3月17日(土)「ダイヤ改正」を実施いたします。〜「守谷追越設備」を使用開始し、TXの利便性向上を推進します〜" (Press release). 首都圏新都市鉄道. 16 January 2018. 2018年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月29日閲覧。
- ^ a b c “TXかわら版 2018年春号 vol. 42” (PDF). 首都圏新都市鉄道. p. 4 (2018年3月). 2018年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月29日閲覧。
- ^ "「入出庫線の複線化」および「守谷駅追越設備の新設」工事を開始しました" (Press release). 首都圏新都市鉄道. 13 February 2014. 2018年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月29日閲覧。
- ^ a b 守谷駅時刻表(PDF)-関東鉄道公式ホームページ
- ^ a b 守谷駅時刻表首都圏新都市鉄道公式ホームページ
- ^ つくばエクスプレス乗車人員
- ^ 関東鉄道 駅別乗降人員
- ^ a b “ロケーション風景 守谷駅”. 関東鉄道. 2015年7月20日閲覧。
参考文献
- 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日。
関連項目
外部リンク
- つくばエクスプレス 守谷駅
- 守谷駅 | 駅案内 - 関東鉄道
- 市内バス路線図・路線バス時刻表 - 守谷市