「仙崎駅」の版間の差分
乗車人員を更新 |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl =300 |
|pxl =300 |
||
|画像説明 = 駅舎 |
|画像説明 = 駅舎 |
||
{{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=300|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=300|type=point}} |
||
|よみがな = せんざき |
|よみがな = せんざき |
||
|ローマ字 = Senzaki |
|ローマ字 = Senzaki |
2020年2月14日 (金) 22:54時点における版
仙崎駅 | |
---|---|
駅舎 | |
せんざき Senzaki | |
◄長門市 (2.2km) | |
所在地 | 山口県長門市仙崎新屋敷町1115 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■山陰本線(仙崎支線) (■美祢線直通含む) |
キロ程 | 2.2 km(長門市*起点) |
電報略号 | セン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
51人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)5月15日** |
備考 |
無人駅 *美祢線厚狭駅から48.2km **旅客営業開始は1933年(昭和8年)7月26日 |
仙崎駅(せんざきえき)は、山口県長門市仙崎にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線支線(通称:仙崎線)の駅である。
この項目では仙崎支線の運行形態等についても記す。
歴史
- 1930年(昭和5年)5月15日 - 鉄道省美禰線の貨物支線として正明市駅(現在の長門市駅) - 当駅間が開通、貨物駅として開業。
- 1933年(昭和8年)
- 1963年(昭和38年)6月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 仙崎支線でワンマン運転開始。JR線では最初期の事例。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅で、現在は長門鉄道部管理の無人駅である。自動券売機等の設備はない。ホーム反対側に機回し線の跡が残る。
駅舎は鉄筋コンクリート造であるが、周囲を焼杉風の化粧壁と瓦葺きの飾り屋根で覆い、木造風の外観を持つ。かつて駅事務室と手荷物取扱所であったスペースには長門市仙崎出身の童謡詩人である金子みすゞに関する資料を集めた展示施設(みすゞ館)が設けられていたが、金子みすゞ記念館の開館時に観光ボランティアガイドの案内所となり、その観光案内所も2017年に道の駅センザキッチンがオープンした際に同所に移転、2019年には長門市仙崎出身の作詞家である大津あきらに関するギャラリーにリニューアル。大津の命日である4月10日にオープニングセレモニーが行われ、鈴木キサブローらが出席した[1]。ギャラリーの設置に合わせ、列車到着メロディーに大津が作詞を手がけた『輝きながら…』(徳永英明)が採用されている。
かつては駅舎内にキヨスクがあったが、撤去されている。
駅舎に隣接して別棟のトイレが設けられている。かつては鉄筋コンクリート造で、外壁には長門市在住のイラストレーター尾崎眞吾による鯨の絵が描かれていたが、2007年(平成19年)の「みすゞ潮彩」運転開始にあわせて和風の建物に建て替えられた。
運行系統
キハ120形気動車により1日6往復が運転されている。当駅 - 長門市駅間の1駅間運転の系統と、美祢線厚狭駅、山陰本線経由下関駅まで直通運転する系統がある。山陰本線支線の駅であるが、基本的な運行系統は仙崎支線内折り返しまたは美祢線直通で、下関直通は2017年まで観光列車「みすゞ潮彩」が直通運転していた名残で1往復のみが設定されている。
毎年7月下旬(7月23日を中心とした週末)に仙崎港一帯で開催される「ながと仙崎花火大会」の際には臨時列車の運行が設定される。仙崎支線内折り返しが基本だが、花火終了後に美祢線厚狭駅および山陰本線阿川駅までの直通列車(または長門市駅乗り換えの接続列車)が運行される[2]。
かつては仙崎漁港で水揚げされた海産物を売りさばく行商の利用が多く見られ、仙崎駅の始発列車が午前4時台であったこともあるが、2001年3月3日の改正で始発列車が午前6時台に繰り下がり、最終も18時と早くなっている。1978.11.20現在のダイヤでは仙崎始発が4:17、不定期列車を含め1日約20往復の列車が運行されていた。
観光列車としては、臨時客車列車「萩・長門ブルーライナー」が下関駅→長門市駅→当駅→長門市駅→東萩駅の直通運転を行っていた(復路は当駅に寄らない設定であった)。2007年(平成19年)7月1日から定期列車の車両変更扱いで下関直通の観光列車「みすゞ潮彩」が1日1往復運転されていた。2017年(平成29年)8月5日からは復路のみであるが、「○○のはなし」が東萩駅方面から直通運転を行っている。
駅周辺
駅周辺は仙崎地区の中心部にあたる。
- 仙崎港(駅から東へ500m)
- 山口県漁業協同組合仙崎地方卸売市場
- 道の駅センザキッチン - 東へ約350m。
- 青海島観光船乗り場 - 道の駅センザキッチン内にある。
- 金子みすゞ記念館 - 駅前正面の通り(みすゞ通り)を北へ約400m進んだところにある。
- 仙崎郵便局 - 金子みすゞ記念館の向かいにあり、旧局舎は金子の詩にも詠われている。
- 長門市立仙崎小学校
- 長門市立仙崎中学校
- 山口県立大津緑洋高等学校水産校舎
青海島へは駅前のバスのりばからサンデン交通バス(大泊・青海・通行き)に乗り換えとなる。
バス
駅前ロータリー内に「仙崎駅前」バス停がある。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 131 |
2000 | 137 |
2001 | 110 |
2002 | 86 |
2003 | 87 |
2004 | 76 |
2005 | 75 |
2006 | 63 |
2007 | 90 |
2008 | 87 |
2009 | 68 |
2010 | 66 |
2011 | 68 |
2012 | 60 |
2013 | 61 |
2014 | 70 |
2015 | 76 |
2016 | 68 |
2017 | 61 |
2018 | 51 |
ギャラリー
-
駅入口
-
仙崎線の終点
-
停車中の列車
-
駅名標
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- ■山陰本線(仙崎支線)
- 長門市駅 - 仙崎駅
脚注
- ^ “作詞家・大津あきら氏の資料などを駅舎内ギャラリーで展示=山口県長門市”. 時事通信. (2019年4月11日) 2019年4月20日閲覧。
- ^ "花火大会などに伴う臨時列車の運転について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 14 July 2017. 2017年8月15日閲覧。