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「木津川駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 23:32時点における版

木津川駅
木津川駅駅舎
きづがわ
KIZUGAWA
NK06-4 芦原町 (0.7 km)
(1.0 km) 津守 NK06-2
地図
所在地 大阪市西成区北津守一丁目8番67号
北緯34度39分17.83秒 東経135度28分59.14秒 / 北緯34.6549528度 東経135.4830944度 / 34.6549528; 135.4830944
駅番号 NK 06-3
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 高野線(汐見橋線)
キロ程 1.6 km(汐見橋起点)
電報略号 キヅ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
123人/日
-2017年-
開業年月日 1900年明治33年)9月3日
備考 無人駅
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駅構外から見た全景(左が旅客ホーム、右に広がるのが貨物側線跡)

木津川駅(きづがわえき)は、大阪府大阪市西成区北津守一丁目にある、南海電気鉄道高野線(汐見橋線)の駅。駅番号NK06-3

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎は線路から見て西側にあり、駅舎とホームは汐見橋寄りの構内踏切で連絡している。構内に貨物用側線が2本あるが、現在は駅に隣接した踏切と本線合流部の2箇所で線路が切られている。遠隔管理を受けた無人駅となっている。トイレは改札内にあり、男女共用の水洗式。なお、のりば番号は設定されていない。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 高野線(汐見橋線) 上り 汐見橋方面
反対側 高野線(汐見橋線) 下り 岸里玉出方面

利用状況

  • 2017年(平成29年)度の1日平均乗降人員123人である。
  • 汐見橋線(岸里玉出駅含む)の駅としては最少である。なお、94位以下は孝子駅を除いて全て和歌山県に位置する高野線の山間部の駅であり、他鉄道を含む大阪府(大阪市)の駅全体で最も利用者の少ない駅の一つと言われている。利用者が極端に少ない上に駅舎の場所が分かりにくいため、「大都会の中の秘境駅」と呼ばれる事もあり[2]YouTube等の動画共有サイトでも当駅を取り上げた動画が数多く存在している。
年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
順位 出典
2000年 168 83 [3]
2001年 161 80 [4]
2002年 144 70 [5]
2003年 133 66 [6]
2004年 129 64 [7]
2005年 119 58 [8]
2006年 101 49 [9]
2007年 88 43 95位 [10]
2008年 89 43 [11]
2009年 90 43 [12]
2010年 87 40 [13]
2011年 85 39 [14]
2012年 86 39 97位 [15]
2013年 89 42 96位 [16]
2014年 98 47 95位 [17]
2015年 113 55 93位 [18]
2016年 114 57 94位 [19]
2017年 123 61 93位 [20]

駅周辺

駅周辺は工場が多く、駅前はあまり整備されていない。線路の東側には住宅や公園がある。

特記事項

難波島渡船址(旧貨物ヤードそばにあり、ここから大正方面に貨物輸送されていた)
  • 高野鉄道の大阪側ターミナルである汐見橋駅は、現在千日前通となっている桜川や大阪市街地の幸町に阻まれて、湊町駅(現・JR難波駅)のように道頓堀川から入堀を設けることができない立地だった。そのため、高野鉄道は当駅の西側に木津川から入堀を設けて水運を必要とする貨物輸送に対応していた。木津川航路で最も賑わっていた難波島・三軒家に近接し、入堀と貨物ヤードを有する貨物兼用駅だった当駅は、今では想像もつかないほど活気があった。例えば、紀伊山地で伐採された材木(吉野杉など)は橋本駅で貨物車両に積込み当駅まで運び、さらに近くにある渡船を経由して、大正区方面などに貨物輸送されていた。大正区には1960年代まで貯木場が多数あったため(現在は住之江区平林に移転)、材木の積みおろし駅として当駅は重要な役割を担っていたのである。ちなみに貨物取扱時代の名残で貨物側線が残っており、規模のわりに広い駅構内となっている。
  • 今は既に存在しないが、当駅のすぐ隣にレンガ工場があり、そこで生産されたレンガが、友ヶ島の砲台などに使用された。


隣の駅

南海電気鉄道
高野線(汐見橋線)
芦原町駅 (NK06-4) - 木津川駅 (NK06-3) - 津守駅 (NK06-2)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

関連項目

外部リンク