「大野台駅」の版間の差分
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2020年2月14日 (金) 23:57時点における版
大野台駅 | |
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大野台駅 | |
おおのだい Ōnodai | |
◄小ヶ田 (2.4 km) (3.6 km) 合川► | |
所在地 | 秋田県北秋田市上杉字金沢 |
所属事業者 | 秋田内陸縦貫鉄道 |
所属路線 | ■秋田内陸線 |
キロ程 | 6.1 km(鷹巣起点) |
電報略号 | オタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
7人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1965年(昭和40年)4月20日 |
備考 | 無人駅 |
大野台駅(おおのだいえき)は秋田県北秋田市上杉字金沢にある、秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の駅。
歴史
同駅周辺にはもともと10戸ほどの集落(金沢集落)が存在するのみの駅であった。同集落の小学生は合川東小学校まで農道を経由し徒歩で通学していたが、冬季は冠雪により通行が不能となり、線路上を歩くほかなかった[1]。駅開業の2年前の1963年に同校の小学生が走行中の蒸気機関車に石を投げる事件が発生し、このことが社会問題として青少年問題協議会で取り上げられた[2]。このことを受け合川町長の畠山義郎は秋田鉄道管理局に駅設置の陳情を行ったが、秋田鉄路管理局の総務課長直々に断られる[3]。しかしながら、将来的な乗客増加が見込めるなら考えるという線までこぎ着けた[4]。そこで、大野台の別地区(川井集落)に建てようとしていた障害者施設「愛生園」を、鉄道駅建設を条件に当初予定地より北側の金沢集落近辺に計画変更することによって[5]、大野台駅は建設されることとなった。駅開業の約半年後の1965年10月に完成した愛生園はその後拡大を重ね、現在では「大野台の里」全体で1000人規模となっている[6]。
沿革
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。無人駅で駅舎はないが、ホーム上に待合所が設置されている。
利用状況
年度 | 1日平均乗車人員 | |
---|---|---|
2016年(平成28年) | 7 |
駅周辺
- 大野台工業団地
- 北秋田市民病院
- 秋田県立北欧の杜公園
- 秋田県道24号鷹巣川井堂川線
バス路線
- 鷹巣 - 沖田面線
隣の駅
脚注
- ^ 畠山 2013, p. 78.
- ^ 簾内 1995, p. 114.
- ^ 簾内 1995, p. 117.
- ^ 簾内 1995, p. 119.
- ^ 簾内 1995, p. 120.
- ^ 畠山 2013, p. 83.
参考文献
- 簾内敬司『日本北緯40度―戦後精神のかたち』日本経済評論社、1995年10月1日。
- 畠山義郎『美しい詩ではないけれど』秋田魁新報社〈シリーズ時代を語る〉、2013年4月12日、78-83頁。ISBN 978-4-87020-338-9。
関連項目
外部リンク
- 路線図(各駅情報) - 秋田内陸縦貫鉄道