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「仁川駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 00:51時点における版

仁川駅
東口
にがわ
Nigawa
HK-26 小林 (1.7 km)
(0.9 km) 甲東園 HK-24
地図
兵庫県宝塚市仁川北三丁目3番5号[1]
北緯34度46分30.86秒 東経135度21分25.13秒 / 北緯34.7752389度 東経135.3569806度 / 34.7752389; 135.3569806 (仁川駅)
駅番号 HK-25
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 今津線
キロ程 4.5km(宝塚起点)
大阪梅田西宮北口経由)から18.8 km
駅構造 地上駅[2]
ホーム 2面2線
宝塚側に降車用ホーム1面1線
乗降人員
-統計年次-
(特定日)24,237人/日
(通年平均)24,847人/日
-2016年-
開業年月日 1923年大正12年)12月28日[2]
テンプレートを表示

仁川駅
配線図

小林駅

STRg STRf
STRc2 STR3 STR
STR+1
STR
STR STR eSTR+BSl
降車用ホーム
STR STR eSTR+BSl
(臨時)
STRl ABZgl+r ABZg+r
STR+BSr STR+BSl
STR+BSr STR+BSl
STRg STRf

甲東園駅

仁川駅(にがわえき)は、兵庫県宝塚市仁川北三丁目にある、阪急電鉄今津線阪神競馬場の最寄り駅でもあり、競馬開催日(特に終了時)は混雑する。駅番号はHK-25

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線と、上り線(西宮北口方面)の宝塚寄りに降車用の単式1面の臨時ホームを有する地上駅[2]。宝塚側に引き上げ線がある[2]ため、停留所ではない[6]。各ホーム間は南北2か所の地下道により連絡している[2]

競馬開催時に混雑するため前記の降車用臨時ホームのほか、臨時改札口などが設置されている[2]。かつては配布用ポケット時刻表にも臨時ホームを使用する可能性のある列車を記載していたこともある。

改札口は東西2か所設置されている[2]。メインとなるのは東改札口で[2]、窓口、自動券売機、売店、トイレが設置されている。競馬場方面の出口でもあるので、多数の自動改札機が設置されているが、競馬場が開場していない日は、窓口寄りの5基のみ使用している。東改札口付近には券売機が3台しか設置されていないが、競馬場へ向かう地下通路に券売機コーナーが設置されており、競馬客は主に地下通路で乗車券類を求めるようになっている。

西改札口は駅員無配置で、自動券売機が2台設置されている。

2002年にバリアフリー対応工事が完成し、南側地下道とホームを連絡するエレベーターが2機設置された。両改札口から、いずれのホームへも階段なしでアクセス可能となっている。

元々は現在の東改札口が臨時改札口で[2]、南側の連絡地下道にあった地下改札口がメインであった。また、北側の連絡地下道は競馬開催日のみ使用されていた。その後、東改札口前が再開発され駅前ロータリーが整備され路線バスが直接乗り入れるようになるなどしたため、東改札口がメインとなった。

のりば

号線 路線 方向 行先
1 今津線 下り 宝塚川西能勢口中山観音清荒神箕面方面
2 上り 西宮北口大阪神戸今津方面

実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、宝塚方面が1号線、西宮北口方面が2号線と表示されている。この他、競馬開催時の際に使用される降車用の臨時ホーム(上り線のみ)が宝塚寄りにある。

利用状況

2016年の通年平均乗降人員24,847人(乗車人員:12,138人、降車人員:12,709人)である[7]

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。

年次別1日平均乗降・乗車人員推移
年次 乗降人員 乗車人員
平日限定 通年平均 11月特定日 平日限定 通年平均 11月特定日
1996年(平成08年) 23,074 11,666
1997年(平成09年) 23,370 11,826
1998年(平成10年) 21,247 10,521
1999年(平成11年) - -
2000年(平成12年) 21,703 11,007
2001年(平成13年) 19,939 9,362
2002年(平成14年) 21,998 10,315
2003年(平成15年) 22,261 10,587
2004年(平成16年) 24,918 11,481
2005年(平成17年) 25,045 11,543
2006年(平成18年) 24,962 11,632
2007年(平成19年) 22,676 25,218 11,021 11,646
2008年(平成20年) 23,138 24,429 11,204 11,449
2009年(平成21年) 22,805 24,273 11,048 11,138
2010年(平成22年) 23,128 24,226 11,168 11,176
2011年(平成23年) 23,137 25,252 11,157 11,636
2012年(平成24年) 23,487 26,184 11,348 12,085
2013年(平成25年) 23,614 24,328 11,403 11,689
2014年(平成26年) 23,667 23,266 11,412 11,071
2015年(平成27年) 23,843 23,843 11,495 11,495
2016年(平成28年) 24,847 24,237 12,138 11,680

駅周辺

宝塚市と西宮市の市境をなす仁川が流れている。また仁川渓谷(仁川ピクニックセンター[8])は市街地からすぐにハイキングに行ける行楽地としても名高い。

バス路線

「仁川駅前」バス停があり、阪急バスの路線が乗り入れる。

  • 1番のりば(仁川循環線
    • 仁川高丸循環
    • 仁川台循環
  • 2番のりば(武庫川線宝塚市内線
    • 35・36番 甲東園 行
    • 35番 阪急逆瀬川(競馬場・東蔵人・宝塚市役所前経由) 行
    • 35番 東蔵人 止
    • 36番 JR甲子園口(仁川駅前・段上町6丁目・甲武橋経由) 行
    • 91番 JR中山寺(西野団地・宝塚安倉団地・宝塚営業所前経由) 行
    • 91番 宝塚営業所(西野団地・宝塚安倉団地経由) 行

90番・91番については2008年(平成20年)3月31日まで試行運転扱いであったが、4月1日以降は平日・土曜・休日ともに1日2往復へ減便となる。

隣の駅

阪急電鉄
今津線
準急(大阪梅田行きのみ運転)・普通
小林駅 (HK-26) - 仁川駅 (HK-25) - 甲東園駅 (HK-24)
  • この他、競馬開催時には当駅始発大阪梅田行きの臨時急行が設定される。当駅を出ると神戸本線塚口駅までノンストップとなり西宮北口駅にも停車しない。停車駅等の詳細は阪急今津線を参照のこと。
  • 戦中1943年(昭和18年)12月15日から1945年(昭和20年)9月21日にかけ、現在の阪神競馬場の位置にあった川西航空機の工場への通勤便宜を図るため、鹿塩駅が小林駅 - 当駅間に設けられていた[1]

脚注

  1. ^ a b c d 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、78頁。ISBN 4-89485-051-6 
  2. ^ a b c d e f g h i j k 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、69頁。ISBN 9784343006745 
  3. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 11号 阪急電鉄 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、14-17頁。ISBN 978-4-02-340141-9 
  4. ^ "「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します" (PDF) (Press release). 阪急電鉄株式会社. 2013.4.30. 2013年12月15日時点のオリジナル (PDFlink)よりアーカイブ。2016.4.8閲覧 {{cite press release2}}: |accessdate=|date=の日付が不正です。 (説明)
  5. ^ “阪急電鉄:21日から駅名変更 宝塚線、中山駅→中山観音駅 神戸線、三宮駅→神戸三宮駅 京都線新駅開業に合わせ”. 毎日新聞(朝刊) (毎日新聞社): p. (地方版/兵庫)p.24. (2013年12月19日) 
  6. ^ 今津線の中間駅では南北両線の接続駅である西宮北口駅を除くと唯一停留所構造ではない。
  7. ^ 阪急電鉄 鉄道情報ホームページ 駅別乗降人員(上位50位)
  8. ^ 2005年に閉園となった[2]

関連項目

外部リンク