「手樽駅」の版間の差分
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2020年2月15日 (土) 01:58時点における版
手樽駅 | |
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ホーム | |
てたる Tetaru | |
◄高城町 (1.8 km) (1.3 km) 陸前富山► | |
所在地 | 宮城県宮城郡松島町手樽字茨崎 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■仙石線 |
キロ程 |
27.3km(あおば通起点) 仙台から塩釜・高城町経由で25.5 km |
電報略号 | テタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
14人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)4月10日 |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
手樽駅(てたるえき)は、宮城県宮城郡松島町手樽字茨崎(ばらざき)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の駅である。
概要
日本三景・松島(特別名勝松島、県立自然公園松島)の一角に位置する[1][2]。
松島湾の一部を構成する入江「手樽浦」(北緯38度23分18.5秒 東経141度5分4.6秒)に突き出した岬(北緯38度23分13.3秒 東経141度5分33.7秒)の上に当駅は造られ、1928年(昭和3年)に宮城電気鉄道の駅として開業した。高城町駅との間の線路は手樽浦上を横切るように設置された。1944年(昭和19年)に国有化され、仙石線の駅となった。
1956年(昭和31年)より、駅周囲の手樽浦を干拓する工事が着工し、舘崎と錢神とを繋ぐ潮受堤防(現・手樽公園、北緯38度22分44.2秒 東経141度5分39.5秒)が築かれた[3]。干拓事業は1968年(昭和43年)に完了し、当駅は海に囲まれた状態から一面の田圃に囲まれるようになった[3]。
歴史
- 1902年(明治35年)9月9日:日本三景・松島が県立自然公園に指定され、当地も含まれた[1][2]。
- 1923年(大正12年)3月7日:日本三景・松島が、史蹟名勝天然紀念物保存法(大正8年法律第44号)に基づき名勝に指定され(大正12年3月7日付 内務省告示第57号)、当地もその範囲に含まれた[1]。
- 1928年(昭和3年)
- 1944年(昭和19年)5月1日:宮城電気鉄道国有化により、運輸通信省の駅となる。路線名は仙石線に改称。
- 1952年(昭和27年)11月22日:名勝に指定されていた当地を含む日本三景・松島が、特別名勝に指定された(昭和28年文化財保護委員会告示第44号)[1]。
- 1956年(昭和31年):駅周囲の手樽浦を干拓する「手樽代行干拓事業」が宮城県により着工[3]。
- 1958年(昭和33年)10月1日:無人駅化[4]。
- 1968年(昭和43年):「手樽代行干拓事業」が完了[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本に継承
- 2003年(平成15年)10月26日:ICカード「Suica」サービスが開始。
- 2011年(平成23年)3月11日:東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波の影響により全線で不通となる。
- 2015年(平成27年)5月30日:仙石線全線復旧により営業再開。ただし、仙石東北ラインの列車は停車しない[5]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅である。仙台方に構内踏切があり、線路を挟んだ反対側の道路からの出入りとなる。かつては相対式ホーム2面2線の構成で、駅舎も存在していた。
松島海岸駅管理の無人駅。ホーム上に簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機が設置されている。また2015年5月29日まで運行されていた代行バスの乗り場は駅南側の県道沿いに設置されていた。
利用状況
2004年度の乗車人員は1日平均14人であった。 以下の表に示す乗車人員数は推計値である[6]。また、翌年(2005)度以降については、正確な数値が掴めない事により公表されていない[7]。
年度 | 一日平均乗車人員 |
---|---|
1999 | 20 |
2000 | 19 |
2001 | 12 |
2002 | 9 |
2003 | 12 |
2004 | 14 |
駅周辺
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 特別名勝松島保存管理計画 (PDF) (宮城県 教育委員会 2010年3月)
- ^ a b 宮城県の自然公園・県自然環境保全地域(宮城県)
- ^ a b c d みやぎの土地改良年表 (PDF) (宮城県)
- ^ 日本国有鉄道公示S33.9.27公345
- ^ 2015年5月 ダイヤ改正について (PDF) 東日本旅客鉄道 仙台支社(2015年2月26日)
- ^ 松島町平成17年度統計資料
- ^ 松島町平成18年度統計資料