「岡部駅」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m JR東日本が公表している駅構内図のサイトを見つけた為、のりばの方面表記を再修正 |
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|画像説明= 駅舎(2013年2月) |
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|よみがな= おかべ |
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|ローマ字= Okabe |
|ローマ字= Okabe |
2020年2月15日 (土) 02:53時点における版
岡部駅 | |
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駅舎(2013年2月) | |
おかべ Okabe | |
◄深谷 (4.3 km) (5.6 km) 本庄► | |
所在地 | 埼玉県深谷市岡2661-3 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | ■高崎線 |
キロ程 |
50.1km(大宮起点) 東京から尾久経由で80.6 km |
電報略号 | カヘ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,151人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月16日 |
備考 | 業務委託駅 |
岡部駅(おかべえき)は、埼玉県深谷市(2006年1月1日以前は大里郡岡部町)岡にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)高崎線の駅である。
歴史
- 1909年(明治42年)12月16日:鉄道院の駅として開業。
- 1972年(昭和47年)7月1日:専用線発着を除く貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)と日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2006年(平成18年)2月24日:「もしもし券売機Kaeruくん」が稼働開始[1]。
- 2012年(平成24年)2月8日:「もしもし券売機Kaeruくん」営業終了。
- 2013年(平成25年)12月10日:指定席券売機の運用開始。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅である。1・3番線が本線、2・4番線が待避線であるが、現在は4番線に入線する定期旅客列車はなく、主に貨物列車の着発線として使用されている。2番線は平日の18時台に1本のみ特急「あかぎ」の待避をする列車が使用し、それ以外は主に貨物列車が使用する。かつては下り特急列車の退避も2番線で行っていた。
本庄駅が管理するJR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅。深谷駅委託化前は同駅の被管理駅であった。駅舎内部には、指定席券売機や自動券売機(Suica対応)、自動改札機が設置されている。かつて駅舎出入口横にはキヨスクが営業を行っていた(2017年7月末をもって閉店)。2010年5月までに10両編成対応のホーム屋根、およびエレベータが設置された。
かつてはみどりの窓口も設置されていたが、2006年2月24日に「もしもし券売機Kaeruくん」へ置き換えられる形で廃止された。さらに、「もしもし券売機Kaeruくん」も2012年2月3日に多機能券売機に置き換えられる形で営業を終了した。そのため一時当駅で指定券等の購入ができない時期があったが、2013年12月、券売機更新により指定席券売機が導入され、指定券購入が再度可能となった。2016年3月10日からは初電 - 6:30の間はインターホンを使用しての対応[2]となり、さらに2018年8月1日からは1:00 - 6:30の間がインターホン利用の対応に拡大された。
なお、駅改札・駅舎は北口のみで、駅南側(スクールバス等発着のロータリーあり)へは一旦改札を出て陸橋を渡らなくてはならない。
2018年度からは、15両編成の入線に対応している。これは、高崎方面での輸送障害時に籠原駅での増解結作業を省略することで、15両編成のままで当駅を経由して本庄駅での大宮方面への折り返し運転をスムーズに実施する為である[3]が、定期列車で当駅に15両編成で入線する列車の設定はない。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■高崎線 | 上り | 大宮・東京・新宿・横浜方面[4] (湘南新宿ライン)(上野東京ライン) |
2番線は土休日の16時台の1本のみが使用 |
3・4 | 下り | 高崎・前橋方面[4] | 4番線は事実上予備ホーム |
-
プラットホームの上野寄りから高崎方面を望む。
(2010年1月9日) -
3番線ホームから上野方面を望む。
(2010年9月10日) -
駅舎前に設けられた送迎車用の駐車場。
(2007年1月1日) -
駅南側ロータリー
(2012年10月26日) -
改札係員時刻変更掲示
(2018年10月9日)
貨物取扱・専用線
JR貨物の駅は、専用線発着の車扱貨物の取扱駅となっている。2014年3月改正時点で定期貨物列車の発着はないが[5]、駅北側の関東分岐器岡部工場へ続く専用線があり、レール輸送が行われることがある。
また、かつて当駅の東側にあったJX日鉱日石エネルギー岡部油槽所へも専用線が続いていた。ここへJX日鉱日石エネルギー根岸製油所のある根岸駅から1日2本の石油輸送列車が運行されていた。専用線内では日本通運が所有するL字型のスイッチャーが入換を担当していたが、このスイッチャーの側面には、新日本石油のブランドマーク「ENEOS」のステッカーが貼られていた。
到着する列車はタキ1000形貨車で統一された高速貨物列車であるが、返送列車は専用貨物列車となっていた。なお、このうち1本が2008年(平成20年)3月15日のダイヤ改正より高速貨物列車に格上げされていた。しかし、2012年3月の岡部油槽所の閉鎖に伴い、これらの貨物列車は廃止された。
-
到着したタキ車を油槽所へ運搬するENEOSのスイッチャー。
(2008年12月4日) -
ホームより貨物側線を望む。手前は関東分岐器岡部工場、奥は新日本石油岡部油槽所。
(2010年9月10日)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は3,151人である。
近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)2,931 | |
1991年(平成 | 3年)3,117 | |
1992年(平成 | 4年)3,262 | |
1993年(平成 | 5年)3,298 | |
1994年(平成 | 6年)3,290 | |
1995年(平成 | 7年)3,133 | |
1996年(平成 | 8年)3,107 | |
1997年(平成 | 9年)2,993 | |
1998年(平成10年) | 3,094 | |
1999年(平成11年) | 3,136 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 1]3,145 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 2]3,079 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 3]3,070 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 4]3,167 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 5]3,232 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 6]3,211 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 7]3,201 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 8]3,150 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 9]3,195 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 10]3,085 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 11]3,129 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 12]3,154 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 13]3,184 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]3,344 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]3,197 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]3,263 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]3,247 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]3,227 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]3,151 |
駅周辺
- 深谷市役所岡部総合支所(旧・岡部町役場)
- 岡部郵便局
- 埼玉工業大学
- 新日本石油(現・JXTGエネルギー)岡部油槽所(2012年3月閉鎖)
- 関東分岐器岡部工場
- リケンテクノス埼玉工場
- リケンテクノス研究開発センター
- 日立化成埼玉事業所
- 道の駅おかべ
- ボートピア岡部(開催日は駅前より無料バス運行)
バス路線
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
岡部駅 | 5. 岡部シャトル便(17号経由) | 岡部公会堂入口・深谷駅 | 市役所 | くるリン | |
6. 岡部シャトル便(南岡経由) | 南岡・深谷駅 |
深谷市コミュニティバス再編[6]により、岡部シャトル便は2015年(平成27年)度から予約制の岡部デマンドに変更となった。
その他
岡部駅は深谷市を舞台にした映画SR サイタマノラッパーにも登場している。
駅の南側は「希望が岡公園」として整備され、駅舎のある北口と陸橋で繋がっている。南口にはロータリーがあり、主にスクールバス(埼玉工業大学や本庄東高校など)が発着している。
隣の駅
脚注
記事本文
出典
- ^ “JR高崎支社 14駅に新型券売機”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2006年3月17日)
- ^ “【お知らせ】高崎線内の一部の駅におけるインターホン対応等の実施について” (2016年2月1日). 2016年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月20日閲覧。
- ^ 会社発足30周年を迎えるにあたって別紙2(東日本旅客鉄道プレスリリース2017年3月7日、同日閲覧)
- ^ a b “駅構内図(岡部駅)”. 東日本旅客鉄道. 2019年11月21日閲覧。
- ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、135-136頁。
- ^ “コミュニティバス「くるリン」/深谷市ホームページ”. www.city.fukaya.saitama.jp. 2018年10月12日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 群馬県道・埼玉県道259号新野岡部停車場線 - 駅前通り