「ほしみ駅」の版間の差分
m →概要 |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl= 300px |
|pxl= 300px |
||
|画像説明= 北口駅舎(2017年5月) |
|画像説明= 北口駅舎(2017年5月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな= ほしみ |
|よみがな= ほしみ |
||
|ローマ字= Hoshimi |
|ローマ字= Hoshimi |
2020年2月15日 (土) 03:41時点における版
ほしみ駅 | |
---|---|
ファイル:JR-Hoshimi-Station.North-Entrance.JPG 北口駅舎(2017年5月) | |
ほしみ Hoshimi | |
◄S11 銭函 (2.9 km) (1.6 km) 星置 S09► | |
所在地 | 札幌市手稲区星置1条9丁目 |
駅番号 | ○S10 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 271.0 km(函館起点) |
電報略号 | ホミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,073人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1995年(平成7年)3月16日 |
備考 |
札幌市内駅 *無人駅 |
ほしみ駅(ほしみえき)は、北海道札幌市手稲区星置1条9丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS10。電報略号はホミ。
概要
札幌市最西端に位置し、住宅地の広域化に伴い新設された請願駅である[1]。駅の開業にあわせて、北海道ジェイ・アール土地開発および岩倉土地開発によって宅地分譲が行われた。開業当時の改札口は北口1カ所のみだったが、2000年3月に南口が新設された。
主に昼間帯に当駅から札幌方面へ折り返し運転を行う列車が設定されているが、これは折り返しを実施する隣の銭函駅の中線にホームがないための措置であり、当駅 - 銭函駅間を回送運転している。詳しくは銭函駅の記事を参照のこと。
Kitacaの利用が可能であるが、カードの販売は行わない。
駅名の由来
駅近くの星置川に架かる「星観(ほしみ)橋」から[2]。JR北海道の駅では唯一ひらがなのみで表記された駅名である[2]。
歴史
- 1995年(平成7年)3月16日:北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅として、銭函駅 - 星置駅間に開業(旅客のみ取扱い)。北口を開設[3]。
- 1999年(平成11年)3月11日:自動券売機・簡易自動改札機設置。
- 2000年(平成12年)3月31日:南口を開設[3]。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[4]。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカード「Kitaca」使用開始[5]。
-
駅番号付与前の駅名標(2005年5月)
駅構造
手稲駅管理の無人駅。ホームは相対式2面2線(ホーム長:135m・140m[6])。改札口は南北2か所にある。簡易自動券売機、簡易自動改札機(Kitaca・磁気券ともに対応)設置。不正乗車防止のため、不定期に「特別改札」が実施される(北海道ジェイ・アール・サービスネットが業務委託)。
駅名が平仮名のため、通常の駅名標で見られる平仮名・漢字の併記でなく、平仮名一行の表示になっている駅名標が存在する。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■函館本線 | 上り | 小樽・倶知安方面 |
2 | 下り | 手稲・札幌・岩見沢・新千歳空港方面 |
-
駅舎全景(2004年11月)
-
南口駅舎(2017年5月)
-
南口駅舎(2017年5月)
-
北口改札(2017年12月)
-
南口改札(2017年12月)
-
ホーム(星置方面を望む)
(2017年5月) -
ホーム(銭函方面を望む)
(2006年6月) -
跨線橋(2017年5月)
-
駅番号付与後の駅名標①
平仮名一行の表示になっている。(2017年5月) -
駅番号付与後の駅名標②
通常の駅名標で見られる漢字の併記部分にも平仮名で表示されている。(2017年5月) -
ホーロー製第3種駅名標(2005年5月)
利用状況
2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は1,073人である[7]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均人数 | 出典 |
1995年(平成 | 7年)268 | [7] |
1998年(平成10年) | 596 | |
1999年(平成11年) | 662 | |
2000年(平成12年) | 660 | [7] |
2001年(平成13年) | 657 | |
2002年(平成14年) | 650 | |
2003年(平成15年) | 688 | |
2004年(平成16年) | 716 | |
2005年(平成17年) | 775 | |
2006年(平成18年) | 837 | |
2007年(平成19年) | 938 | |
2008年(平成20年) | 946 | |
2009年(平成21年) | 959 | |
2010年(平成22年) | 1,017 | |
2011年(平成23年) | 1,051 | |
2012年(平成24年) | 1,080 | |
2013年(平成25年) | 1,114 | |
2014年(平成26年) | 1,103 | |
2015年(平成27年) | 1,086 | |
2016年(平成28年) | 1,080 | |
2017年(平成29年) | 1,073 |
駅周辺の開発、宅地造成や2009年の北海道銀行ほしみ研修センター完成などにより、利用者は微増傾向にある。
2010年(平成22年)度の1日平均乗車人員のうち99.5%が定期券客であり、駅の利用はほぼ通勤通学者である[8]。
駅周辺
札幌市と小樽市の境界付近にある。南西は手稲山に連なる山地で、北に平地が広がる。その山の麓を国道5号や札樽自動車道が函館本線の線路とほぼ平行に走る。駅の東では星置川が北に向かって流れる。
国道5号の反対側の山麓や、星置川の対岸の平地には新興住宅地が広がっているが、2011年現在では駅前の開発は進んでおらず、未利用の更地ばかりである。西から北西の小樽市内には銭函工業団地があり工場が多く立地する。
北口・南口ともにロータリーが整備されており、北口はかつては路線バスが乗り入れた(札樽線 (ジェイ・アール北海道バス)・北海道中央バス色内営業所も参照)。タクシープールらしきスペースもあるものの柵で閉鎖されている。
北口
- 国道337号(道央新道・道央圏連絡道路)
- 下手稲通
- 星観緑地
- 星置西公園
- 手稲星置簡易郵便局
- コムシス北海道エンジニアリング本社
- ジェイ・アール北海道バス「星置2条7丁目」停留所(星置通沿い)
南口
隣の駅
脚注
- ^ “総工費 市の想定大幅超過 北広島 球場新駅設置決定 民間投資の呼び込み鍵”. 北海道新聞(2019年12月12日 朝刊・全道版). どうしん電子版 (北海道新聞社). (2019年12月12日). オリジナルの2019年12月15日時点におけるアーカイブ。 2019年12月15日閲覧。
- ^ a b 浅井建爾 (2016-08-30). 駅名・地名 不一致の辞典 (1 ed.). 東京堂出版. p. 13. ISBN 978-4-490-10880-4
- ^ a b 本久 (2008) (P52)
- ^ “駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2007年9月12日). 2014年9月6日閲覧。
- ^ “Kitacaサービス開始日決定について” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2008年9月10日). 2015年6月12日閲覧。
- ^ “札幌の都市交通データ 3.JR (3)JR駅の概要(札幌市内)” (PDF). 北海道旅客鉄道. 2015年1月8日閲覧。
- ^ a b c "3.JR" (PDF). 札幌の都市交通データ (Press release). 札幌市. 2017. p. 42・43. 2019年4月21日閲覧。
- ^ 札幌エリアの駅をめぐる-新旧さまざま 歴史を映す 9駅プラスアルファ-(文:土屋武之) (P57)
参考文献
- 本久公洋(著)『北海道鉄道駅大図鑑』北海道新聞社、2008年。ISBN 978-4-89453-464-3。
- 『鉄道ジャーナル』 No.550 2012年8月号、鉄道ジャーナル社、2012年。JANコード 4910164990825。