「外川駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎([[2018年]][[5月6日]]) |
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|よみがな = とかわ |
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|ローマ字 = TOKAWA |
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2020年2月15日 (土) 04:12時点における版
外川駅 | |
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とかわ TOKAWA (ありがとう) | |
◄CD09 犬吠 (0.9 km) | |
所在地 | 千葉県銚子市外川町二丁目10636 |
駅番号 | CD10 |
所属事業者 | 銚子電気鉄道 |
所属路線 | ■銚子電気鉄道線 |
キロ程 | 6.4 km(銚子起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
152人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)7月5日 |
備考 | 駅員配置駅 |
外川駅配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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外川駅(とかわえき)は、千葉県銚子市外川町二丁目にある、銚子電気鉄道銚子電気鉄道線の駅で、同線の終着駅である。駅番号はCD10。
歴史
- 1923年(大正12年)7月5日 - 銚子鉄道により開業。
- 1945年(昭和20年)
- 1948年(昭和23年)8月20日 - 社名変更により、銚子電気鉄道の駅となる。
- 2009年(平成21年)12月 - デハ2000形・クハ2500形運行対応のため、銚子方ホームを延長。
- 2015年(平成27年) - 銚電ネーミングライツ(命名権)により、ありがとうを冠した愛称となる[1]。スポンサーは早稲田ハウス株式会社[2]。日本でこの副駅名がついているのは当駅と土佐くろしお鉄道後免町駅のみである。
-
駅舎と澪つくしの看板(2007年1月14日)
-
旧駅ホーム(2008年3月23日)
駅構造
単式ホーム1面1線と機回し線(留置線)1線を有する地上駅。清涼飲料・アイスクリームの自販機とトイレ棟、駅前に銚子電気鉄道直営の有料駐車場がそれぞれ設置されている。
- 駅舎は修復を繰り返しながらも開業時より建つ木造平屋建てで、待合室には木製のベンチが並び、夜は白熱電球が点灯する。また、外川集落の案内などが掲示され、ベンチには地元住民手作りの座布団が置かれている。駅員配置駅(早朝、夜間は無人)でもあり、硬券入場券・乗車券、各種鉄道グッズの展示および発売をしている。
- ホームはかさ上げがなされていないため、乗客が乗降しやすいように終端寄りのドア位置に木製の踏み台が置かれている。
- ホーム銚子寄りにはかつて男女共用で水洗式の仮設トイレが設置されていたが、多目的トイレを併設した男女別のものに建て替えられている。
- かつて走っていたトロッコ客車「澪つくし号」は、この駅の機回し線で電車の付け替え作業を行なっていた。「澪つくし号」の運行廃止後、機回し線は本来の用途としての使用がなくなり、廃車体の解体前の留置場所として使用されている。以前は夜間滞泊が設定されていたが、2013年11月21日の改正で廃止された。
- 駅舎前には2016年6月、モニュメントとして間弓莉絵デザインの「笑顔の塔」が建てられた。高さ3.2メートル(m)。
- 構内の留置線でデハ801形が腐食が進行した状態で放置されていたが、千葉市内の企業の協力で修復が行われ、2017年12月23日から内部の無料公開が始まった(平日09:00 - 15:00、土日祝日09:00 - 16:30)。この修復は銚子商業高等学校による「銚商夢市場プロジェクト」の一環である[3]。
利用状況
1日平均乗車人員 152人(2017年度)
近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2007年 | 150 [4] |
2008年 | 242 [5] |
2009年 | 232 [6] |
2010年 | 209 [7] |
2011年 | 151 [8] |
2012年 | 144 [9] |
2013年 | 140 [10] |
2014年 | 115 [11] |
2015年 | 115 [12] |
2016年 | 105 [13] |
2017年 | 152 [14] |
駅周辺
駅は漁村である外川の北部に位置している。外川は江戸時代初期に崎山次郎右衛門によって外川漁港とともに同時に開かれたもので、緩い斜面に碁盤の目状に整った区割りがされている。外川の町並みは、百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的町並み群の一つとして日本遺産(北総四都市江戸紀行)に認定されている。
- 千葉県道244号外川港線
- 千葉県道254号銚子公園線
- 千葉科学大学(本部キャンパス・マリーナキャンパス)
- 外川ミニ郷土資料館(休館中)
- 外川郵便局
- 駅より徒歩約1分。風景印有。
- 大杉神社
- 駅より徒歩約7分。境内には外川の開祖、崎山治郎右衛門の顕彰碑と、源俊頼の歌碑が立っている。
- 長崎鼻・長崎海水浴場
- 外川漁港
- 渡海神社
- 屏風ヶ浦
- 銚子マリーナ
- 銚子海洋研究所・世界一ちっちゃな水族館
- 銚子マリーナ駐車場
- 志村&所の戦うお正月2013 (2013年1月1日放送)「ペーパードライバー対決」第2チェックポイント愛車脱出パズルゲームのロケ地。
- 犬岩・千騎ヶ岩
- 源義経伝説の残る奇岩の景勝地。
バス路線
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
外川車庫 | 外川線 | 犬吠・愛宕町4丁目・陣屋町 | 銚子駅 | 千葉交タクシー |
当駅が登場する主な作品
古い駅舎を持つ当駅は、多くの作品のロケ地やモチーフとなっている。
- NHKの朝の連続テレビ小説『澪つくし』のロケ地となり、そのことを伝える看板が駅前に立っている。
- テレビドラマ『帰ってきた時効警察』『演歌の女王』、『ラスト・フレンズ』、『駅弁刑事・神保徳之助』や、DVDドラマ『鉄道物語3』、堀江由衣の7thシングルCD『Days』のプロモーションビデオなどに使用された。
- 押見修造の漫画『惡の華』で、春日高男が仲村佐和を訪ねる場面に登場する。
- コンセプトCDアルバム『Precious Road -わたしだけの地図-』の5曲目『郷愁』のイメージイラストに使用されており、このイラストを基にした駅スタンプが設置されている。
- トミーテック「建物コレクション」第8弾の「駅A」は、銚子電気鉄道の協力を得て当駅をモチーフとしている[15][16]。
隣の駅
- 銚子電気鉄道
- ■銚子電気鉄道線
- 犬吠駅(CD09) - 外川駅(CD10)
脚注
- ^ “銚子電気鉄道株式会社”. www.choshi-dentetsu.jp. 2019年11月27日閲覧。
- ^ 銚電ネーミングライツ
- ^ “外川駅の「デハ801」無料開放再開のお知らせ”. 銚子電気鉄道. 2018年7月2日閲覧。
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 同梱の取扱説明書より
- ^ 付属のシールには『外川駅』のほかに『犬吠駅』と『海鹿島駅』がある。