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|画像説明 = 中角駅 全景 |
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|よみがな = なかつの |
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|ローマ字 = Nakatsuno |
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2020年2月15日 (土) 06:36時点における版
中角駅 | |
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中角駅 全景 | |
なかつの Nakatsuno | |
◄E30 新田塚 (1.0 km) (2.2 km) 鷲塚針原 E32► | |
所在地 | 福井県福井市中角町52-138 |
駅番号 | ○E31 |
所属事業者 | えちぜん鉄道 |
所属路線 | ■三国芦原線 |
キロ程 |
5.9km(福井口起点) 福井から7.4 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)12月30日 |
備考 | 無人駅 |
中角駅(なかつのえき)は、福井県福井市中角町にあるえちぜん鉄道三国芦原線の駅(無人駅)。駅番号はE31。
歴史
- 1928年(昭和3年)12月30日 三国芦原電鉄の駅として開業。
- 1942年(昭和17年)9月1日 合併により、京福電気鉄道の駅となる。
- 1990年(平成2年)12月12日 三国芦原線九頭竜川橋梁(新)完成。新橋梁新線に切り替えと同時に中角駅を西側へ移転。
- 2001年(平成13年)6月25日 越前本線(当時)での事故のため、全線運行休止になり、この駅も使用が停止される。
- 2003年(平成15年)2月1日 えちぜん鉄道へ譲渡。
- 7月20日 運行再開に伴い、駅の使用を再開(前日特別運転)。
駅構造
本線の向かって東側に単式1面1線のホームを有し、双方向の電車が同一のホームから発車する。待合室があるほかは、ホームに上屋はない。
福井方から、えちぜん鉄道の中でも最長となる九頭竜川を跨ぐ九頭竜川橋梁と堤防の踏切を渡って20mほど先のところにある。ホームは盛土上(地平部からは10mほどの高さ)にあるため、堤防下の中角集落側からの利用者は高架駅並みに長い階段を昇降する必要がある。
朝の福井行きの快速列車は通過する。福井鉄道への直通列車は全列車が通過する。これは田原町駅-鷲塚針原駅間で臨時駅の仁愛グランド前同様に、低床ホームの設置が行われていないからである。
駅周辺
東に向かって集落が広がっているが、ほかは見渡す限り九頭竜川の堤防や田園地帯が続く。堤防沿い東へ400メートルほどの先に芦原街道(旧・県道5号福井加賀線)があり、北はあわら市まで通じているが、対岸の福井市新田塚方は旧・中角橋が老朽化で撤去され中角歩道橋に架け替えられたため、車で対岸へ向かうにはさらに堤防沿い東へ100メートルほど先の嶺北縦貫道(現在の県道5号福井加賀線)の天池橋を渡る必要がある。
東に1kmほどの場所に仁愛女子短期大学、同付属幼稚園、ならびに天池河川公園があるが、これらはJR北陸本線の森田駅が最寄りとなる。
かつて移転以前の中角駅は島式ホームを有する駅で、駅舎側に貨物用の引込み線があった。主に近くの九頭竜川より採取した砂利を鉄道路線で使用するための砂利輸送の専用貨物列車が乗入れていた。砂利需要の減少から1964年9月15日に引込み線が撤去され、廃線跡は現在の駅の敷地の一部となっている。
隣の駅
参考文献
- 『京福電気鉄道 88年回顧録 越前線写真帖』京福電気鉄道 2003年