「さぎの宮駅」の版間の差分
7行目: | 7行目: | ||
|pxl = |
|pxl = |
||
|画像説明 = 駅外観(2016年2月) |
|画像説明 = 駅外観(2016年2月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな = さぎのみや |
|よみがな = さぎのみや |
||
|ローマ字 = SAGINOMIYA |
|ローマ字 = SAGINOMIYA |
2020年2月15日 (土) 07:33時点における版
*さぎの宮駅 | |
---|---|
駅外観(2016年2月) | |
さぎのみや SAGINOMIYA | |
◄08 自動車学校前 (1.3 km) (1.2 km) 積志 10► | |
所在地 | 浜松市東区大瀬町417-2 |
駅番号 | 09 |
所属事業者 | 遠州鉄道 |
所属路線 | 鉄道線 |
キロ程 | 6.6 km(新浜松駅起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,138人/日(降車客含まず) -2017年- |
乗降人員 -統計年度- |
2,261人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月6日 |
備考 |
* 1909年共同駅→1923年遠州共同駅→1966年さぎの宮駅 ** 1日当たりの乗車人員は、年間の乗車人員を日数で除することにより算出した。 |
さぎの宮駅(さぎのみやえき)は、静岡県浜松市東区大瀬町にある遠州鉄道鉄道線の駅。駅番号は09。
概要
駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅。直営駅であり、駅舎がある。道路からは地下道経由で駅舎と連絡している。駅そのものは道路より若干高い位置にある。
6時台と21時台の新浜松方面の一部電車 を除き通常は西側線路を使用する。
駐輪場(収容台数650台)は駅の東西どちらも線路沿いにありわかりやすい。東側に送迎用の駐車場と反転地兼用のスペースがある。西側には送迎用の場所も反転地も無い。どちらも車一台分がようやく通れる道幅である。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
西側 | ■遠州鉄道鉄道線 | 上り | 曳馬・新浜松方面 | 上下線とも西側ホームを使用 |
下り | 浜北・西鹿島方面 | |||
東側 | 上り | 曳馬・新浜松方面 | 6時38分および21時55分は東側ホームを使用 |
歴史
駅名の由来
旧駅名の「共同」の由来は定かではないが、当駅は浜名郡積志村大字下大瀬と大字有玉の境界上に駅が設置され、両地区が共同で使う駅として付けられたという説がある。そのほか、当時の下大瀬地区と有玉地区が共同で駅の設置を請願したことや、両地区の住民が積志講社で積み立てた積立金(共同金)で駅の設置費用を工面した事が駅名の由来とも言われる。現駅名の「さぎの宮」は駅周辺の八坂神社にちなむ。八坂神社の森にはたくさんの鷺が舞い降りたことから、いつしか八坂神社は「鷺宮」や「鷺宮神社」と呼ばれるようになったのが現在の駅名の由来である。
表記は普通、鷺宮または鷺ノ宮であるが、遠州鉄道ではバス・電車とも難読漢字などはひらがなで表記しており、当駅もその範疇である。
なお、廃止となった遠州新村駅は、有玉地区の新村集落内に駅を設置したのが由来である。
年表
- 1909年(明治42年)12月6日 大日本軌道浜松支社の「共同駅」として開業。
- 1919年(大正8年)10月12日 会社譲渡により、遠州軌道(のちに遠州鉄道)の駅となる。
- 1923年(大正12年)4月1日 遠州共同駅に改称。
- 1966年(昭和41年)4月1日 さぎの宮駅に改称。
- 1972年(昭和47年)10月1日 北に100m移転。積志駅との間にあった遠州新村駅廃止。
利用状況
2017年度(平成29年度)の乗車人員は415,418人(全18駅中9位)、降車人員は409,858人(同9位)である[1]。主として通学・通勤用に利用される。
1980年度(昭和55年度)以降の乗車人員および降車人員は次の表のとおりである。
年間の乗車人員・降車人員の推移 | |||
---|---|---|---|
年度 | 遠州鉄道 | 出典・備考 | |
乗車人員 | 降車人員 | ||
1980年度(昭和55年度) | 340,816 人 | 348,381 人 | [2] |
1981年度(昭和56年度) | 332,130 人 | 350,078 人 | [3] |
1982年度(昭和57年度) | 314,508 人 | 332,933 人 | [4] |
1983年度(昭和58年度) | 301,442 人 | 302,256 人 | [5] |
1984年度(昭和59年度) | 299,054 人 | 297,826 人 | [6] |
1985年度(昭和60年度) | 308,221 人 | 310,530 人 | [7] |
1986年度(昭和61年度) | 325,217 人 | 325,127 人 | [8] |
1987年度(昭和62年度) | 339,133 人 | 337,276 人 | [9] |
1988年度(昭和63年度) | 349,828 人 | 351,676 人 | [10] |
1989年度(平成元年度) | 348,167 人 | 347,055 人 | [11] |
1990年度(平成2年度) | 348,206 人 | 345,497 人 | [12] |
1991年度(平成3年度) | 364,627 人 | 357,489 人 | [13] |
1992年度(平成4年度) | 368,893 人 | 363,449 人 | [14] |
1993年度(平成5年度) | 364,462 人 | 358,012 人 | [15] |
1994年度(平成6年度) | 366,553 人 | 360,948 人 | [16] |
1995年度(平成7年度) | 369,223 人 | 363,139 人 | [17] |
1996年度(平成8年度) | 377,426 人 | 369,709 人 | [18] |
1997年度(平成9年度) | 353,664 人 | 344,170 人 | [19] |
1998年度(平成10年度) | 362,254 人 | 349,812 人 | [20] |
1999年度(平成11年度) | 347,245 人 | 338,356 人 | [21] |
2000年度(平成12年度) | 344,595 人 | 334,451 人 | [22] |
2001年度(平成13年度) | 345,943 人 | 333,758 人 | [23] |
2002年度(平成14年度) | 344,515 人 | 337,079 人 | [24] |
2003年度(平成15年度) | 353,928 人 | 347,608 人 | [25] |
2004年度(平成16年度) | 386,521 人 | 346,691 人 | [26] |
2005年度(平成17年度) | 351,198 人 | 342,863 人 | [27] |
2006年度(平成18年度) | 357,990 人 | 348,602 人 | [28] |
2007年度(平成19年度) | 372,273 人 | 359,509 人 | [29] |
2008年度(平成20年度) | 369,560 人 | 357,957 人 | [30] |
2009年度(平成21年度) | 355,708 人 | 348,587 人 | [31] |
2010年度(平成22年度) | 362,399 人 | 352,839 人 | [32] |
2011年度(平成23年度) | 360,954 人 | 356,161 人 | [33] |
2012年度(平成24年度) | 385,700 人 | 376,608 人 | [34] |
2013年度(平成25年度) | 383,301 人 | 374,007 人 | [35] |
2014年度(平成26年度) | 385,273 人 | 374,916 人 | [36] |
2015年度(平成27年度) | 399,878 人 | 390,700 人 | [37] |
2016年度(平成28年度) | 406,624 人 | 397,230 人 | [38] |
2017年度(平成29年度) | 415,418 人 | 409,858 人 | [1] |
駅周辺
駅周辺部西側は有玉北町(ありたまきたまち)、駅を含む東側は大瀬町(おおせちょう)である。駅東側を電車と併走する二俣街道沿いにはいくつかの商店がある。
駅西側は、有玉北町の中でも新村(しんむら)と呼ばれる集落である。さらにその先には有玉台や半田山などの新興住宅地があり、自転車で通う人たちや車で送迎してもらう人も多い。
駅東側は、大瀬町の中では大瀬西と呼ばれる古くからの集落がある。そこからのどかな田園をはさんで鷺宮(さぎのみや)神社(八坂神社)がある。この神社から先に鷺宮団地が広がる。鷺宮神社では毎年8月14日・15日に大祭が催される。
下大瀬中・下大瀬西・栩ノ木の3つの集落に分かれ自らの手で行う打ち上げ花火、仕掛花火、手筒花火が見物である。神社のすぐ裏手に広がる水田を利用した花火の打ち上げ場所は花火会場としては絶好と言える。
このように周辺にいくつかの住宅地を抱えるため、駅周辺のひなびた様子の割に駅利用者そのものは比較的多い。駅東側をしばらく西方向に進むと国道152号(飛龍街道)がある。近年開発が進んだこの通りには飲食店が立ち並ぶ。
隣の駅
脚注
- ^ a b 『静岡県統計年鑑 平成29年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和55年』 全国書誌番号:82024736 pp. 287-289
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和56年』 全国書誌番号:83020918 pp. 287-289
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和57年』 全国書誌番号:84021214 pp. 279-281
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和58年』 全国書誌番号:85042552 pp. 279-281
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和59年』 書誌情報 pp. 279-281
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和60年』 運輸・通信 私鉄運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和61年』 運輸・通信 私鉄運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和62年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 昭和63年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成元年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成2年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成3年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成4年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成5年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成6年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成7年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成8年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成9年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成10年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成11年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成12年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成13年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成14年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成15年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成16年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成17年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成18年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成19年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成20年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成21年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成22年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成23年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成24年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成25年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成26年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成27年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ^ 『静岡県統計年鑑 平成28年』 運輸・通信 鉄道運輸状況