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「島尾駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:03時点における版

島尾駅
駅舎(2018年9月8日)
しまお
Shimao
雨晴 (2.6 km)
(3.0 km) 氷見
地図
所在地 富山県氷見市島尾2015
北緯36度49分42.24秒 東経137度0分45.69秒 / 北緯36.8284000度 東経137.0126917度 / 36.8284000; 137.0126917座標: 北緯36度49分42.24秒 東経137度0分45.69秒 / 北緯36.8284000度 東経137.0126917度 / 36.8284000; 137.0126917
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 氷見線
キロ程 13.5 km(高岡起点)
電報略号 シオ←シヲ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
193人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1912年明治45年)4月5日
備考 無人駅(自動券売機 有)
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島尾駅の位置(富山県内)
島尾駅
島尾駅
島尾駅位置図(富山県)

島尾駅(しまおえき)は、富山県氷見市島尾にある西日本旅客鉄道(JR西日本)氷見線である。

歴史

駅構造

ホーム(2018年9月8日)

氷見方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅停留所)である[14][15]。かつては、相対式ホーム2面2線を有したが、片面が撤去されている[16][15]

北陸広域鉄道部の管理する無人駅である[14][17]1990年平成2年)2月26日に落成した駅舎は木造平屋建てで、面積は50平米あり、島尾海水浴場に至近ということでヨットのセールを意匠とした屋根を有する[12]。駅舎内の事務室は閉鎖されているが、待合室がある[14]

利用状況

「富山県統計年鑑」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[18]

年度 1日平均
乗車人員
1995年 347
1996年 357
1997年 338
1998年 333
1999年 317
2000年 305
2001年 298
2002年 274
2003年 246
2004年 230
2005年 219
2006年 194
2007年 196
2008年 192
2009年 188
2010年 195
2011年 191
2012年 202
2013年 198
2014年 195
2015年 197
2016年 216
2017年 193

駅周辺

1938年(昭和13年)当時の島尾遊園地

当駅と島岡海水浴場とは歴史的に密接なる関係を有しており、中越鉄道は附帯事業として1912年(大正元年)度上半期に島尾遊園を開設し、四阿、浴場、料理場等の各種設備を施した[19]。1913年(大正2年)発行の『富山県写真帖』は、「海水浴場として有名なる島尾の地は氷見郡宮田村に属し氷見町を距る東一里の海浜に在り中越線島尾停車場は此勝地を卜し白砂青松の間に設置せらる汀沙青瑩湖勢度に適し海水浴場として恰好の地なり近来中越鉄道は此処に諸般の設備を施し浴客の招引に努めたる為め来遊するもの著しく増加せり」と述べている[20]。中越鉄道線が国有鉄道に移管された後も鉄道省経営の遊園地として旅客を集めた[21]。この島尾遊園地は1952年(昭和27年)に氷見郡宮田村が買収し、1953年(昭和28年)に同村が氷見市へ合併された後は氷見市営の島尾海浜公園となっている[22]

隣の駅

西日本旅客鉄道
氷見線
雨晴駅 - 島尾駅 - 氷見駅

脚註

  1. ^ 『官報』(307頁)、1912年(明治45年)4月11日、内閣印刷局
  2. ^ 中越鉄道編、『開業二十年誌』(27頁)、1916年(大正5年)5月、中越鉄道
  3. ^ a b 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』(160頁)、1998年(平成10年)10月、JTB
  4. ^ 『開業二十年誌』(中越鉄道編、同書27頁、1916年(大正5年)5月、中越鉄道)には、「島尾氷見間ニ哩二十七鎖の内一哩五十七鎖は竣工したるも停車場位置決定せざる為め吐川以西十六鎖間の線路及停車場を仮設し大正元年九月七日竣工し同月十九日開業したり」とあるが、『官報』(同書(53頁)、1912年(大正元年)10月2日、内閣印刷局)には、「去月十七日中越鉄道株式会社島尾氷見間運輸開始ヲ許可セシニ本月十七日ヨリ運輸営業開始ノ旨届出テタリ」とある。本項においては、『停車場変遷大事典』の記述に従い、当駅の開業を1912年(大正元年)9月19日とした。
  5. ^ a b 大正9年鉄道省告示第58号(『官報』、1920年(大正9年)8月17日、内閣印刷局)
  6. ^ 大正11年鉄道省告示第109号(『官報』、1922年(大正11年)9月2日、内閣印刷局)
  7. ^ 昭和34年日本国有鉄道公示第402号(『官報』、1959年(昭和34年)10月30日、大蔵省印刷局)
  8. ^ 昭和35年日本国有鉄道公示第384号(『官報』、1960年(昭和35年)7月30日、大蔵省印刷局)
  9. ^ 昭和49年日本国有鉄道公示第208号(『官報』、1974年(昭和49年)9月12日、大蔵省印刷局)
  10. ^ 昭和57年日本国有鉄道公示第156号(『官報』、1982年(昭和57年)3月18日、大蔵省印刷局)
  11. ^ 氷見市史編さん委員会編、『氷見市史2 通史編ニ 近・現代』(908頁)、2006年(平成18年)3月、氷見市
  12. ^ a b 「ナウい駅に変身 JR氷見線島尾」、『北日本新聞』(19面)、1990年(平成2年)2月23日、北日本新聞社
  13. ^ きれいになったよ島尾駅 氷見線100周年でペイント - 2012年(平成24年)8月28日、北日本新聞社
  14. ^ a b c 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号(24頁)、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
  15. ^ a b 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』(22及び61頁)、2010年(平成22年)9月、講談社
  16. ^ 相賀徹夫、『国鉄全線各駅停車7 北陸・山陰510駅』(171頁)、1984年(昭和59年)1月、小学館
  17. ^ データで見るJR西日本2016 - 西日本旅客鉄道
  18. ^ 統計年鑑 - 富山県
  19. ^ 中越鉄道編、『開業二十年誌』(33頁)、1916年(大正5年)5月、中越鉄道
  20. ^ 富山県主催一府八県聯合共進会富山県協賛会編、『富山県写真帖』(13頁)、1913年(大正2年)9月、富山県主催一府八県聯合共進会富山県協賛会
  21. ^ 日本旅行協会編、『北陸・高山線地方』、1938年(昭和13年)1月、日本旅行協会
  22. ^ 島尾海浜公園(氷見市島尾) - 2017年(平成29年)8月14日、北日本新聞社

関連項目

外部リンク