「田原町駅 (福井県)」の版間の差分
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|画像説明 = 田原町駅 駅舎 |
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|よみがな = たわらまち |
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|ローマ字 = Tawaramachi |
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2020年2月15日 (土) 08:07時点における版
田原町駅 | |
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田原町駅 駅舎 | |
たわらまち Tawaramachi | |
所在地 | 福井県福井市田原一丁目20-7 |
所属事業者 |
■えちぜん鉄道 ■福井鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1937年(昭和12年)4月1日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■えちぜん鉄道三国芦原線 |
駅番号 | ○E26 |
キロ程 |
2.1km(福井口起点) 福井から3.6 km |
◄E25 西別院 (0.5 km) (0.7 km) 福大前西福井 E27► | |
所属路線 | ■福井鉄道福武線 |
駅番号 | ○F24 |
キロ程 | 20.9 km(越前武生起点) |
◄F23 仁愛女子高校 (0.7 km) (- km) (福大前西福井)*► | |
備考 |
共同使用駅 * 一部列車が三国芦原線との間で相互乗り入れ。 |
田原町駅(たわらまちえき)は、福井県福井市田原一丁目にある、福井鉄道・えちぜん鉄道の駅。駅番号は、それぞれE26(えちぜん鉄道)とF24(福井鉄道)。
歴史
- 1937年(昭和12年)4月1日 - 三国芦原電鉄の田原町駅開業。現在の駅より福大前西福井寄りにあった。
- 1942年(昭和17年)9月1日 - 三国芦原電鉄が京福電気鉄道に合併。
- 1944年(昭和19年)4月20日 - 田原町駅営業休止[1]。
- 1950年(昭和25年)11月27日 - 京福電気鉄道の田原町駅が移転のうえ営業再開。福井鉄道の田原町駅開業。
- 1972年(昭和47年)10月12日 - 福井鉄道の田原町駅が無人化。
- 2001年(平成13年)6月25日 - 京福電気鉄道の田原町駅が営業休止。
- 2003年(平成15年)7月20日 - 三国芦原線の田原町駅がえちぜん鉄道の駅として営業再開。
- 2006年(平成18年)3月、4月 - 福井鉄道側駅舎のホーム切り下げ工事、および変電所増設。
- 2015年(平成27年)3月31日 - 新駅の供用開始[2]。
- 2016年(平成28年)3月27日 - 福井鉄道とえちぜん鉄道の相互乗り入れ運行を開始[3]。福井鉄道の田原町駅が有人化。
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駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。
えちぜん鉄道の駅は有人駅(終日)である。福井鉄道の駅はかつて無人駅であったが、えちぜん鉄道との相互直通運転開始を機に有人駅となった。
旧駅舎は1950年に建てられた木造平屋建てで、一つの駅舎を福井鉄道とえちぜん鉄道で共有していた。ホームは島式ホーム1面2線であり、両社が1線ずつ使用していた。2014年2月に駅舎のおよそ3分の2を解体。残る部分も同年12月に解体された[4]。なお新駅舎は、2015年3月に完成している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■福武線 | - | 越前武生方面 | 当駅折返し |
2 | 三国芦原線からの直通 | |||
■三国芦原線 | 下り | 鷲塚針原行き | 福武線からの直通 | |
3 | 鷲塚針原・三国港方面 | えちぜん鉄道福井駅方面からの列車 | ||
上り | 福井・勝山方面 |
- 1番のりばは福井鉄道の専用ホームであり、軌道線の終点となっている。西側の車止めまでは1編成分収まる距離があり、夜間滞泊の運用がある。低床車両導入後は日中にも留置運用が設定されている。当駅のホームを離れてすぐにフェニックス通りと呼ばれる幹線道路との併用軌道に入る。
- 2番のりばは福武線と三国芦原線のそれぞれの線路が繋がっており、相互直通列車専用のりばとなっている。
- 3番のりばはえちぜん鉄道の専用ホームである。
相互乗り入れ
1950年11月27日の福井鉄道福武線・市内線の田原町までの延伸開業に際して同年6月1日からの福武線田原町駅建設に伴う資材輸送を京福電気鉄道福井支社が担当し、田原町駅(新駅)付近の西別院方から分岐する特殊専用側線が三国芦原線沿いに敷設され、同年7月14日には西福井方(現在の福大前西福井駅)より分岐する特殊専用線が福武線田原町駅付近に敷設され架線が張られ資材輸送の貨物列車の乗り入れが行われていたが、駅完成以降は西福井方の連絡線は撤去され、その特殊専用線は福武線田原町駅の発着線に転用された。福井鉄道福武線・京福電鉄三国芦原線は福武線田原町駅の建設の経緯から電化方式等も共通しているが旅客列車による相互乗り入れを行うことはなかった。
えちぜん鉄道以降は福井県を中心に田原町駅での福井鉄道福武線・えちぜん鉄道三国芦原線の相互乗り入れについて検討がなされ、事業検討会議[5]を重ね、2013年度から設計などの開始、2015年度から運行開始を目指すことに合意、2016年3月27日より開始することを発表、同日に運用を開始した[3]。
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駅周辺
周辺は福井大学や北陸中学校・高等学校、藤島高等学校などの学校施設が多いため、朝夕は学生・生徒たちで賑わう。 このほか、南側には会議施設のフェニックス・プラザ(市営)や市営体育館、北側には福井市立図書館や福井県立美術館がある。また、駅東には福井鉄道バスの停留所(兼 簡易バスターミナル)が置かれている。
田原町駅開業当初は現在の田原町駅の位置より福大前西福井駅方の15m西側に存在したが利用者減少を理由に1944年に一度営業休止されている。
主な施設等
- 福井田原町郵便局
- フェニックス・プラザ
- 福井県道30号福井丸岡線(フェニックス通り)
- 福井市体育館
- 福井市立図書館
- 福井県立美術館
- 福井大学文京キャンパス(東門)
- 福井県護国神社
アクセス
-
改築前の福井鉄道 田原町駅ホーム
-
福井鉄道 田原町駅ホームに停車中の770形電車
-
旧駅舎を踏切から東望。左手を直進するのがえちぜん鉄道、右手で行き止まっているのが福井鉄道の線路
隣の駅
- えちぜん鉄道
- ■三国芦原線
※福大前西福井駅方面から一部列車が福井鉄道に乗り入れている。なお当該運用の使用車両は、最新型車両のL形に限定。
- 福井鉄道
- ■福武線
- ■急行・■普通
- 仁愛女子高校停留場 (F23) - 田原町駅 (F24) - 福大前西福井駅(三国芦原線)
- ■急行・■普通
※一部列車がえちぜん鉄道三国芦原線福大前西福井駅方面に乗り入れている。なお当該運用の使用車両は、最新型車両のF1000形に限定。
脚注
- ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳』6号 北信越、2008年、新潮社
- ^ 公園口駅および田原町駅の新ホームについて
- ^ a b “えちぜん鉄道と相互乗り入れ開始 福井鉄道、路面電車は西口に延伸”. 福井新聞. (2016年3月28日) 2016年4月14日閲覧。
- ^ 「貴重三角形駅舎「田原町」取り壊し 福井鉄道とえちぜん鉄道結節点」(福井新聞 2014年12月17日午前7時10分)
- ^ “福井鉄道福武線とえちぜん鉄道三国芦原線の相互乗り入れについて”. 福井県 (2013年2月7日). 2013年12月25日閲覧。
参考文献
- 『京福電気鉄道 88年回顧録 越前線写真帖』京福電気鉄道 2003年
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 福井市中央卸売市場
- フェニックス・プラザ
- 俵万智 - 高校時代に利用していた駅。自分の名前と同じ読みであることが当時、同級生の間で話題になっていたと語っている。